3 :愛のVIP戦士:2007/02/03(土) 20:22:45.66 ID:TqiHHlaJ0
前回までのあらすじ
キャプテンを決めるため、顧問のクーちゃんが一肌脱いだ。
部長という肩書きを手に入れるために戦う男達。
壮絶な死闘の中、作者の都合で長岡とヒッキーが脱落する。

果たして次の犠牲者は――――――?

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888                     に|
888|\_/ ̄ ̄\_/|          __|_
888\_|  ▼ ▼|_/ .    に|   ┌’‘┐  に|
=||    \  皿 /   ___|__| :。。  |___|____
  ||.   /    \  | E EEEEEEE! ’    EEEEEEEEE.|
_||._ | |     | |__|   EEEEEEE! ===    … .  …  |___
| |関西学院大学| | NEC |.| E EEEEEEE! EEE!   。。。。。。。 |KONAMI|
三三三三三三三三三|―――――――――――――― |三三三
三三三三三三三三三| 三塁への送球に御注意ください |三三三
三三三三三三三三三|_______________|三三三
三三三三三三三三三 /l  |                   |  |i三三三三
三三三三三三三三三/_|_|__________|_|,l三三三三

      ( ^ω^)ブーンが甲子園の魔物を狩りに行くようです

            第九歩『ママハハ武器』
6 :愛のVIP戦士:2007/02/03(土) 20:23:49.78 ID:TqiHHlaJ0
川 ゚ -゚)「第二関門、強く厳しいだけがキャプテンじゃない。
     時に優しい心も持たなくては良いチームは生まれん……そこで」

(*'ω' *) 「三人のお母さんを用意しますたっぽ」

o-o、
('A`)【 ´_ゝ`】川 ^ω^)『な、なんだって――――!!』

川 ゚ -゚)「名付けて『親孝行対決!!』
     上手く親孝行した二名が次の最終決戦にコマを進められるのだ!!」

(*'ω' *) 「ではまず、毒尾君のお母さん出てきて下さいっぽ」

チャラチャラチャラーン

J( 'ー`)し「タケシ……」

謎の黄色いボックスの扉が開き、中から母親が登場した。

(-_-)(あそこから登場する仕組みになってるんだ……)

o-o、
('A`)「くっ……何しに来たんだよ、お袋!!」

7 :愛のVIP戦士:2007/02/03(土) 20:25:02.71 ID:TqiHHlaJ0
何故かファイティングポーズを取るドクオ。
どうやら母親との間には亀裂があるようだ。

J( 'ー`)し「野球部に入ったんだって?頑張ってね」

o-o、
('A`)「テ、テメーにゃ関係ねーだろ!!」

再確認しますが、ここは公園です。
公共の場で一体何をしているんでしょうか。

J( 'ー`)し「試合のときは呼んでね、お弁当作って応援に行くから」

o-o、
('A`)「う、うるせぇ!!
    んな事すんなや、恥ずかしい!!
    でもって二度とそのツラ俺に見せんじゃねー!
    くたばって死ねババア!!しまいにゃ
    レイガンで頭吹っ飛ばすぞ!!
    ティウンティウンティウンになったって知らねーからな!!
    蟻以下の命をせいぜい大切にしろよババア!!大体いつもいつも
    がんばってがんばってって……うっとおしいんだよ!!そんなんだから
    父ちゃんも女連れてどっかいったんじゃねーのか!!?」

8 :愛のVIP戦士:2007/02/03(土) 20:30:33.92 ID:TqiHHlaJ0
    ||
 ノ⌒||^ヽ
彡/‖ ̄ ヽ
 | |`====′
 | |__|
 凵 ##ヽ
 ∪###ゝ
  ^T TT´
   | ||
   「 「 |
   し'し'

o-o、
(;'A`)「母ちゃんタテ読みタテ読み――――――!!」
  _
( ゚∀゚)「もうダメだ、助からない……」

川 ゚ -゚)「ドクオ脱落な、続いて兄者の母親に登場して貰おうか」

11 :愛のVIP戦士:2007/02/03(土) 20:33:06.38 ID:TqiHHlaJ0
          @@@
         @# _、_@
         ,r'' (#  ノ`)⌒ヽ キリキリキリキリ
        | .|   ^ i⌒i ゝ 〉
 .        〈___⌒ ̄ミ ミ__ノ
    .     | ̄` |  |、__
       ,,-‐(   |  |   `ヽ
     __ /____〉  |  |⌒f  ノ
  n/´__ .「 _  ノ ノヽ〈 / 
  'ー-'´ / |_ノ【   】i く_ ヽ,
     j  ,ノ     |  |. ̄
   / /   ’';・.  | . |
  <  く           〈_____)
       |┃三             _________
       |┃              /
       |┃ ≡   ∧_∧  < 話は全部聞かせて貰ったぞ!!兄者よ!!!
   ____.|ミ\___(´<_`  )  \
       |┃=___    \    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       |┃ ≡   )   人 \ ガラッ
    / jjjj     ___    
  / タ       {!!! _ ヽ、    
 ,/  ノ     @@ ~ `、  \   
 `、  `ヽ.  @_、_@ , ‐'`  ノ   
   \  ` @ ,_ノ` @" .ノ/     
    `、ヽ. │``Y" │ r '  野球ばっかしてないで配達手伝いな!!     
      i. 、▲ ¥ ▲ノ        
      `、.` -‐´;`ー イ      
        i 彡 i ミ/
  _
( ゚∀゚)「八百屋だったのか……」

12 :愛のVIP戦士:2007/02/03(土) 20:34:06.10 ID:TqiHHlaJ0
                 「\        .「\
                 〉 .>       〉 〉
                 / /       / /
                /  |         /  |
                /  / @@@ /  /
               (  〈.@# _、_@/  /.   |
                \ `ヽ  ノ` )  /    ‖
                 \ \^∩/  /ヽ
               | / ヽ   `´  ノ  ヽ
               ‖( 、|     /ノ  ノ  |
             |   ヽミ´    彡 ) イ   ‖
         |   ‖  ノノ      | ⌒ヽ
         ‖    / /      .|‐i.  l     |
         _     / ノ , _  、 ヽ`ヽ_ /    ‖
        (`ヘ -‐ ' ´⌒´ (;、 > ,) 、 / .)"´`ヽ、_
        丶_,, ニテ-‐T´ ̄∨ ̄∨  ̄/ /ー -t 、_n,)
          .く _,, -ー┘          し´
             ビタァァァァァァァァァァァン


  @@@     
 @# _、_@
(  ノ` )「ストレス発散になったよ!」 
/ ^  \ 

川 ゚ -゚)「ふむ、一応身体を張った親孝行としてアリかな……」

【 ´_ゝ`】「や、やった!俺が一番だ!!キャプテン翼だ!!」

13 :愛のVIP戦士:2007/02/03(土) 20:34:48.86 ID:TqiHHlaJ0
(*'ω' *) 「まだブーンのお母さんがいるっぽ。登場して下さいっぽ」

チャラララララーン

,(・)(・), 「ブーン!!」

川 ^ω^)「母さん!!」

二人は熱い抱擁を交わした。
何せ半年振りの再開だ。無理も無い。

感動の余り、親子は顔をグチャグチャにして泣いている。

川 ゚ -゚)「きめぇwwwwwwwww勝者兄者wwwwwwwww」

【 ´_ゝ`】「わーいwwwwwwwwwwwwww」

惜しみない拍手が兄者に送られる。
しかし、笑顔はここまで。

野球部を地獄へ導く案内人が現れた。

(´・ω・`)「ハイハイ、そこまでだよ皆さん」

パンパンと手を叩き、自分へと注目を集めた。

14 :愛のVIP戦士:2007/02/03(土) 20:35:25.23 ID:TqiHHlaJ0
川 ^ω^)「アンタ誰だお?」

(´・ω・`)「誰だっていいだろう?
      それより君達、今の野球レベルで甲子園に行けるなんて
      本気で思ってるワケじゃないよね??」

o-o、
('A`)「何言ってんだオッサン、俺達は本気だぜ?本気と書いてマヅだぜ?」

(#´・ω・`)「…………野球を嘗めるのもいい加減にしろ!!!」

【#】_ゝ`】「ぐあああああああああああ」

ドクオのちゃらけた台詞に怒りを覚えた男は、兄者を殴り出した。

(#´・ω・`)「俺がお前らに本当の野球を教えてやる……地獄の特訓でな!!!」

川 ゚ -゚)「何ッ!!」

15 :愛のVIP戦士:2007/02/03(土) 20:35:48.95 ID:TqiHHlaJ0
(#´・ω・`)「港に俺の船を泊めてある……本当に強くなりたい者は、
       明日の朝五時、ニート港にグローブとバットだけを持って来い!!」

(-_-)「グローブとバットだけ……ですか」

(#´・ω・`)「他に何が要るってんだ!?ああん??」

【 ´_ゝ`】「マスター……俺と相談したのと違うじゃないか!!
       俺は明るく楽しくほのぼの野球特訓を……」

(#´・ω・`)「知らん!!」

【#】_ゝ`】「ぐあああああああああああ」

16 :愛のVIP戦士:2007/02/03(土) 20:36:20.26 ID:TqiHHlaJ0
今度はミドルキックが炸裂した。
ハイとローだけをガードしていた兄者は、そのミドルを狙ってくる足を
膝と肘で挟む作戦に出たが、所詮そんな事が出来るのはマイト君だけだった。

(#´・ω・`)「度胸のある奴だけが来い!
       生半可な覚悟だとマジで死ぬ事になるからな!!」

川 ^ω^)「面白ぇお……その特訓とやら、全部クリアしてみせるお!!」


集結は明日朝五時――――――


第九歩『ママハハ武器』 完

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