23 : ◆R38CE/IWYU :2007/01/10(水) 02:39:23.69 ID:l3M8cVCm0
( ゚д゚ )(落ち着け……こういう時は素数を数えるんだ、ABCDEFG・・・・・・」

ξ ^ω^)ξ「長岡の信念……ここで無駄にはしないお!!」


888
888
888                     に|
888|\_/ ̄ ̄\_/|          __|_
888\_|  ▼ ▼|_/ .    に|   ┌’‘┐  に|
=||    \  皿 /   ___|__| :。。  |___|____
  ||.   /    \  | E EEEEEEE! ’    EEEEEEEEE.|
_||._ | |     | |__|   EEEEEEE! ===    … .  …  |___
| |関西学院大学| | NEC |.| E EEEEEEE! EEE!   。。。。。。。 |KONAMI|
三三三三三三三三三|―――――――――――――― |三三三
三三三三三三三三三| 三塁への送球に御注意ください |三三三
三三三三三三三三三|_______________|三三三
三三三三三三三三三 /l  |                   |  |i三三三三
三三三三三三三三三/_|_|__________|_|,l三三三三

      ( ^ω^)ブーンが甲子園の魔物を狩りに行くようです

            第七歩『神様もう少しだぜ』

25 : ◆R38CE/IWYU :2007/01/10(水) 02:40:11.95 ID:l3M8cVCm0
川 ゚ -゚)「四番、ピッチャー 内藤」

さぁ主人公、
ついに見せ所である。

ここで長岡をホームへ帰還させれば格好いいぞ。

ξ;^ω^)ξ(それには長打……間違っても当たり損ねるなんて事は許されんお)

それに繋ぐ事が重要なのだ。
次はちんぽっぽの打席、彼女は必ず打つであろう。(パターン的に)


26 : ◆R38CE/IWYU :2007/01/10(水) 02:41:07.03 ID:l3M8cVCm0
( ゚д゚ )


ξ;^ω^)ξ(民名……………………)

( ゚д゚ )

ξ;^ω^)ξ(こっちみんな)


第一球――――――――投げた。


パンパンスパンスパァン!

ド真ん中ストレート、ある意味一番厄介かも知れない。
一番気持ちの入るコースだからだ。


27 : ◆R38CE/IWYU :2007/01/10(水) 02:41:49.35 ID:l3M8cVCm0
審判「ストライーク」

( ゚д゚ )「どうだ……これがマモノのエースなんだよ……」

ξ;^ω^)ξ(手が出なかったお……)

純粋に速い。

(´<_` )(全く球威が落ちてない、それどころか……)

ξ;^ω^)ξ「くっ!!」


28 : ◆R38CE/IWYU :2007/01/10(水) 02:43:00.91 ID:l3M8cVCm0
第二球、空振り。
ブーンはそのまま倒れこんだ。

(´<_` )(速くなってきている……こんな事今まで……)

( ゚д゚ )「俺はマモノの半ケツ王子だァ――――!!」

ξ;^ω^)ξ「確かにすげぇ気迫だお……でも」













でもっ……

30 : ◆R38CE/IWYU :2007/01/10(水) 02:44:28.21 ID:l3M8cVCm0
     .| :illl!
       l::lllll            / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       .|:lllll            | 僕は絶対に諦めn……
        l:llll|            \   
      |:ill|              ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      .l:lll!
       l:lll                   ,,---:::,,,,_
 .       |il!                   l$    ゙゙゙゙'':
       .lil!                 -=====;___....:::::i
        lil                   /   ii 6):::l
  .       lil               .    ,''' ,,,,,/_./"
       . lil               ,、,、,、__,,゙゙゙゙7::::::::::〉‐--...,,,_
       _ _lil,            ._,,.:-\:::::゙':、 ゙l;::,:‐'" .,.:';"-,,,゙'::、
     ニ= ゙;:; .゙'::‐-‐::‐‐-、..,,, ,;-;''"    ゙>、,-"'::、"  ,:'"`-,,,__) ゙、
     '=-‐ニ‐゙'-、;;:___::::::::::::::`:::::\    /.  ゙'::、:::::゙':::-'゙:''::、,    /.〉
             ゙゙゙゙'‐‐-::;;_;;:-゙'、_,,.-/    ゙'::、::::::::::::::::,>、 /ij
                         ) V I P :゙'':‐--‐'゙'‐゙   l
                        l     | l   '"   /
                        ゙'、     | l       |
                        (,,,.___  __l l      ノ       
    ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡○ジェーヌ
                        |    ゙゙゙゙゙̄‐‐‐‐---゙i


審判「ストライーク、バッターアウッ!ゲ――――ムセット!!」


31 : ◆R38CE/IWYU :2007/01/10(水) 02:46:35.25 ID:l3M8cVCm0
o-o、
(;'A`)

(;-_-)
  _
( ゚∀゚)「はひ?」

川 ゚ -゚)「……」

【 ´_ゝ`】

ξ;^ω^)ξ「………………」

ブーンはめのまえがまっくらになった。

32 : ◆R38CE/IWYU :2007/01/10(水) 02:47:56.12 ID:l3M8cVCm0
スポーツとは時に残酷である。
根性論も経験の前では、全くの無になってしまう。

ドラマなんてそう演出されないものだ。

現実という壁が常に立ちはだかるのだから。

ξ;^ω^)ξ「みんな…………ごめんお…………」

(*'ω' *)    n
⌒`γ´⌒`ヽ( E) 「GJ」
( .人 .人 γ ノ
ミ(こノこノ `ー´
)にノこ(

ξ;^ω^)ξ「ちんぽっぽ、親指なんか立てんなお……僕のせいで負けたのに……」

川 ゚ -゚)「いや」

パチ……パチ……

パチパチパチパチパチパチパチパチ……

敵、味方から惜しみない拍手が送られた。


33 : ◆R38CE/IWYU :2007/01/10(水) 02:49:43.73 ID:l3M8cVCm0
o-o、
('A`)「そんなに自分を卑下すんなよ」
  _
( ゚∀゚)「胸張れよ!俺もロボ研辞めて野球部入るから!」

(-_-)「明日からまた練習ですよ!」


( ゚д゚ )「……VIP校か、覚えておくぞ」

初代ポケモンのライバルが現れる&去るBGMで、マモノ高校は帰っていった。


ξ ^ω^)ξ「負けたはずなのに……何か清々しいお」

何時の間にか雨は上がり、今更太陽が顔を出した。


34 : ◆R38CE/IWYU :2007/01/10(水) 02:50:33.31 ID:l3M8cVCm0
川 ゚ -゚)「感動した。この部なら顧問になってもいい」

(-_-)「ホントですか!?ありがとうございます素尚先生!!」

(*'ω' *)「私もマネージャーくらいならなってもいいっぽ!」
  _
( ゚∀゚)「いや、お前は選手の方が……」

【 ´_ゝ`】

o-o、
('A`)「一試合で変わるもんだな……無得点なのに何か俺自信ついたよ」

ξ ^ω^)ξ「うん、僕達の野球ライフはまだまだこれからだお!!」

ガンバレVIP野球部。
例え校長との約束の期限が今日いっぱいだったとしても。

【 ´_ゝ`】「……」
36 : ◆R38CE/IWYU :2007/01/10(水) 02:53:03.80 ID:l3M8cVCm0
その夜


カランカラン……

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 凸凸凸凸凸  : : ::: :::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
 ┳┳┳┳┳   : : : :: ::: ::     . . . .: : : ::: : ::
 ┻┻┻┻┻   ::::::::: :: :/:彡ミ゛ヽ;)ー、 . <やぁようこそバーボンハウスへ……
 |凸凸凸   ::::::::::::::::/ :::/。 ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::
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 ̄ ̄ ̄l;;;;;;:::  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


37 : ◆R38CE/IWYU :2007/01/10(水) 02:55:28.61 ID:l3M8cVCm0
【 ´_ゝ`】「マスター……オイル」

(´・ω・`)「無いよ……にしても君、暫く見ない間にサイボーグっぽくなったんじゃない?」

【 ´_ゝ`】「わかるか?」

(´・ω・`)「いや、全然ワケわからん……」

【 ´_ゝ`】「あっ……」

ここで唐突に兄者が話を変えた。

【 ´_ゝ`】「マスターさ……甲子園行った事あるんだっけ?」

第七歩『神様もう少しだぜ』完

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