659 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 01:18:30.50 ID:GPr1/6/I0
 



ξ --)ξ「…ほんっとに」

ξ ゚听)ξ「バカね」

(´・ω・`)「バカだね」

('A`)「バカだな」

(´・ω・`)「いくらなんでも、ドクオに言われたくはないよね」

(#'A`)「うるせぇよ!!」



(;^ω^)「全く、面目ないですお…」



VIP総合病院の一角
ボクは足を骨折して、そこに入院することになった

まぁ、骨折だけですんだのが、不幸中の幸いである

664 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 01:19:59.25 ID:GPr1/6/I0
 
ξ ゚听)ξ「しかし、まぁ…」

ξ ゚听)ξ「断られたとはいえ、自殺を図ろうだなんて…」

ξ ゚听)ξ「どんだけ、メンタル弱いのよ、あんた」

(´・ω・`)「ツンは、人のこと言えないよね」

ξ ゚听)ξ「あらぁ、ショボンくん、最近随分絡んでくるじゃなぁい」

ξ ^凵O)ξ「死にたいのかな?」

(´・ω・`)「死にたくはないね、とりあえず」

('A`)「…お前変わったな」

(´・ω・`)「吹っ切れましたから」


(;^ω^)「ボクを無視して話を進めないでくれお!」


668 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 01:21:19.01 ID:GPr1/6/I0
 
(´・ω・`)「ん、あぁ、そうそう」

(´・ω・`)「今日は特別ゲストが来てるんだ」


( ^ω^)「へ? …ゲスト?」


(´・ω・`)「どーぞー」


川 ゚ -゚)「どうもー」



(;^ω^)「ぶ―――――っ!!!」


川 ゚ -゚)「人の顔を見て吹き出すとは、失礼だな」

(;^ω^)「い、いや、そういうわけじゃないんですお!」

(;^ω^)「てか、なんで素直さんがここに!?」

川 ゚ -゚)「見舞いに来ちゃいけなかったか?」

(;^ω^)「あ、いえ!! そんなことないですお!!」

671 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 01:22:38.73 ID:GPr1/6/I0
 
ξ ゚听)ξ「なに、テンパってんのよ」

(;^ω^)「だ、だって…」


('A`)「あ、椅子っす」

川 ゚ -゚)「どうも」

川 ゚ -゚)「あ、そうだ、ドドリアくん、今度はビコーズのフォルムチェンジが発表されたんだ」

(;'A`)「いや、もう勘弁してください
     てかドドリアって誰ですか、ドしか合ってないっすよ?」


(;^ω^)「…」

(´・ω・`)「どうだい、ボクの粋な計らい」

(;^ω^)「これって粋なのかお」


ξ ゚听)ξ「ま、ウジウジするのをなくすのには、ちょうどいいんじゃない」

(;^ω^)「随分と荒療治だお…」


672 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 01:23:57.50 ID:GPr1/6/I0
 

          「ほら、このストリップフォームっていうのが凄いんだ」

                            「いや、だから勘弁してください」



 「ブーン、早くパフェおごりなさいよ」

      「太るよ?」

          「殺すわよ」


                 「てか、ボク歩けないお」



    「そういえば、ドクオ、ヒート先生にふられたんだって?」

                        「ちょっ!!? なんで知ってんだよ、お前!?」


    「ボクの情報力は、学校一だよ?」


                      「パワーアップしてるお…」

675 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 01:25:11.87 ID:GPr1/6/I0
 


 「そうか、それなら、チョモランマくんを慰める会を開かないといけないな」



                      「なんだよ、それ!? てか、誰だよそれ!!?」



  「じゃ、みんなでファミレス行きましょ」



        「いや、だからボク歩けないって行ったお!!?」




          「賛成−」



      
             「そこ!! 賛成するなお!!!」




680 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 01:27:00.54 ID:GPr1/6/I0
 
こうして

ボクの一世一代の告白は幕を閉じた


最終的には、皆との関係はほとんど変わっていないんだけど
それでも、告白して良かったと思う


後悔は……少しだけしてるけど

良かったんだと言い聞かせることにする




                ○月x日



681 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 01:28:21.37 ID:GPr1/6/I0
 
………
……



( ^ω^)「…お」

( ^ω^)「昔の日記なんて読むもんじゃないお…」

(;^ω^)「恥ずかしくて、顔から火が出そうだったお」

( ^ω^)「一世一代かの告白、かお」

( ^ω^)「まぁ、確かにあれは一生物だったかしれんね」


(*‘ω‘ *)「パパ? なによんでるっぽ?」


( ^ω^)「お? 日記だお、にっき」


(*‘ω‘ *)「にっき?」


( ^ω^)「そうだお」

( ^ω^)「昔のパパが書いたものだお」

685 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 01:29:42.06 ID:GPr1/6/I0
 
(*‘ω‘ *)「むかしのパパ?」


( ^ω^)「だお」


(*‘ω‘ *)「んー…」

(*‘ω‘ *)「むかしのパパはかっこよかったの?」


(;^ω^)「今がカッコ悪いみたいに言わないで、欲しいお」

( ^ω^)「…」

( ^ω^)「カッコ良かったお、今もだけど」


(*‘ω‘ *)「へー…」


(;^ω^)「なんという醒めた反応」

( ^ω^)「これでも、パパはモテモテだったんだお?」

688 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 01:31:07.71 ID:GPr1/6/I0
 
(*‘ω‘ *)「ビロードくんや、ワカッテマスくんよりも?」


( ^ω^)「うん、誰かなその野郎どもは?」

( ^ω^)「あとで、パパにそいつらの住所教えてくれお」


(*‘ω‘ *)「やー」


(;^ω^)「愛娘に手を出す不当な輩め…!! この手でギッタンギッタンにしてやるお」


(*‘ω‘ *)「それで、ほんとうにかっこよかったの?」


(;^ω^)「華麗にスルーされたお」

( ^ω^)「本当だお」


(*‘ω‘ *)「ほんとうのほんとう?」


( ^ω^)「本当の本当だお」

693 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 01:34:13.82 ID:GPr1/6/I0
 
(*‘ω‘ *)「ふぅ…ん」

(*‘ω‘ *)「ママにきいてこようーっと」



(;^ω^)「タンマ、それだけはやめて!!!」



バタバタと愛娘を追いかけるボク
こういった日常もまた、日記の1ページとなる

この日記は、もう何冊目になるだろう


糊付けされたボロボロのノートは、今でもボクの一番の宝物だ





   ( ^ω^)ブーンが告白するようです おしまい

 

 

 

 

714 名前: ◆SEOMSVVqUg :2009/02/13(金) 01:40:52.73 ID:GPr1/6/I0
終わったぞー
はいもうバレバレですね

ミスター誤字です
こんばんは

>>641
>>しかし、どこには

『 しかし、そこには 』 の間違いです

毎度ごめんなさい


リアル体験ではありません
ハチクロを読んでたら、なんだか無性に片思いの恋愛物を書きたくなったので
勢いだけで書きあげました

無駄に長いのはご愛嬌


誰とくっついたかは、オレの一番好きなAAとくっつきました
作品の中の扱いで判断してください

質問等なければ、ここで失礼します
支援等ありがとうございました

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