- 78
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 21:35:57.90 ID:xKuJH0DO0
-
んで、日曜日
ボクは盛大に寝坊した
(;^ω^)「お、おまたー」
ξ ゚听)ξ「あー、遅いわねぇ、ホライゾンくん」
ξ ゚听)ξ「もう来ないみたいだし、帰ろうかしら」
(;^ω^)「す、すいません、寝坊しちゃって」
ξ ゚听)ξ「あー、小鳥のさえずりかしら、マジうぜぇ」
ξ ゚听)ξ「ホライゾンくんは1人で・ちゃんと・プレンゼントを買えるから心配はないわよねぇ」
(;^ω^)「すいません、ごめんなさいですお!!」
(;^ω^)「言うこと何でも聞きますから!!
帰らないでくださいですお!!!」
ξ ゚听)ξ「…」
ξ ゚听)ξ「ほぉ」 ゴォォ
(;^ω^)「ひ、ひぃ!?」
- 79
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 21:38:26.02 ID:xKuJH0DO0
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ξ ゚听)ξ「条件によっちゃ、矮小な小鳥の願いを聞いてあげてもいいわ」
(;^ω^)「な、なんですかお?」
ξ ゚听)ξ「そうねー、待ちすぎて、おなかペコペコだわ」
(;^ω^)「ど、どこに行きましょう!?
あぁ、あそこなんてどうですか!?
おごりますよ!!」
ξ ゚听)ξ「おごりますよ…?」
(;^ω^)「ご、ご馳走させてください!!
是非!!」
ξ ゚听)ξ「映画も見たいのよねぇ、『ボクの彼女は大きいようです』」
(;^ω^)「勿論ですお! わたくしめも前々から見たいと思っておりましたですお!!」
ξ ゚听)ξ「あ、そうだ、ヴィヴィアンの新作が出るんだったわ」
(;^ω^)「ビビアン……? スー……?」
ξ ゚听)ξ「ヴィヴィアンでググりなさい」
( ^ω^)「…」
( ゚ω゚)「…」
( ;ω;)「すいません、勘弁してください」
- 115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 22:38:11.83 ID:xKuJH0DO0
-
ξ --)ξ「ふー…」
ξ ゚听)ξ「ま、いいわ」
ξ ゚听)ξ「プレゼント買うお金なくなったら、元も子もないし」
( ;ω;)「ツンデレ様〜」
ξ ゚听)ξ「ただし」
ξ ゚听)ξ「今度、遅れてきたらぶっ殺すからね」
(;^ω^)「お…」
ツンはヤンに改名したほうがいいんじゃないか
そう思いました
- 119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 22:41:19.05 ID:xKuJH0DO0
-
'A`)
・ω・`)
('A`)「さて」
(´・ω・`)「どうしますかね」
('A`)「ま、つけるっきゃないだろ」
(´・ω・`)「悪趣味ですねぇ、ドクオさん」
(#'A`)「お前が言い出したんだろうが!」
(´・ω・`)「しっ、騒ぐと見つかるよ」
(#'A`)「…こ、こいつ」
- 120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 22:43:11.32 ID:xKuJH0DO0
-
ミッション1:食事
ξ ゚听)ξ「えぇ〜、ここをぉ?」
(;^ω^)「ボクの経済状況をご考慮ください、ツンデレさん」
ξ ゚听)ξ「しょうがないわねぇ」
ξ ゚听)ξ「あ、すいません」
ξ ゚听)ξ「タラバの海鮮パスタと、牛肉とフォアグラのポアレ、デザートにびっくり苺パフェを…」
(;^ω^)「ちょっ、ちょっ、ちょっー!!!」
ξ ゚听)ξ「なによ」
(;^ω^)「そ、そんなに食べると身体に良くないお?」
( ^ω^)、「せめて、ほらこっちのヘルシーな…」
ξ ゚听)ξ「以上で」
(;^ω^)「おまーっ!!!」
- 122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 22:44:27.61 ID:xKuJH0DO0
-
('A`)「ミラノ風ドリアうめぇwww」
(´・ω・`)「299円とは思えないよね」
- 124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 22:45:58.28 ID:xKuJH0DO0
-
ミッション2:映画
ξ ゚听)ξ「…」
( ^ω^)「…」
<なぁ、みんな聞いてくれ
ξ ゚听)ξ「…」
( ^ω^)「…」
<実は、部活を作りたいと思う!!
ξ ゚听)ξ「…」
( ^ω^)「…」
<その名も!!
- 126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 22:48:09.94 ID:xKuJH0DO0
-
ξ ゚听)ξ「…」
( ^ω^)「…」
<BB団(Because I love Because の団)!!
ξ ゚听)ξ「…」
( ^ω^)「…」
<無理やりすぎだろ…
- 127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 22:49:29.00 ID:xKuJH0DO0
-
ξ ゚听)ξ「まぁ、そこそこって感じ」
( ^ω^)「なんだか、次回予告みたいな映画だったお…」
(;A;)「うわぁぁぁん」
(´・ω・`;)「泣く要素なんてあったけ!?」
- 128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 22:51:28.21 ID:xKuJH0DO0
-
ミッション3:買い物
ξ ゚听)ξ「えっと、ヴィヴィアンは…」
(;^ω^)「ひ、ひぃ!!」
ξ ゚听)ξ「別に買うわけじゃないわよ」
(;^ω^)「そ、そうかお…」
ξ ゚听)ξ「やーん、この指輪可愛いー」
lw´‐ _‐ノv「ども店員っす」
lw´‐ _‐ノv「よく、お似合いですよ」
ξ ゚听)ξ「どーも♪」
lw´‐ _‐ノv「どうですか、旦那様とペアでご購入というのは」
(;^ω^)「だ、旦那!?」
ξ ゚听)ξ「あ、違います、これウチのペットなんです」
lw´‐ _‐ノv「なるほど」
- 130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 22:52:50.16 ID:xKuJH0DO0
-
lw´‐ _‐ノv「では、どうですかペットとペアでご購入というのは」
(;^ω^)「冷静に対処してんじゃねーお!!」
lw´‐ _‐ノv「ほぅ、やる気か小僧。わたしは強いぞ…?」
(;^ω^)「ぐっ、だが、しかし!!
ここで退いては主人公の名が廃 る
べらぼっ!?」
ξ ゚听)ξ「おほほ、すいません、躾(しつけ)がまだ甘くて」
( メ)ω) チーン
lw´‐ _‐ノv「ご婦人、中々良い右をお持ちで」
ξ ゚听)ξ「どうも」
lw´‐ _‐ノv「どうですか、ウチのナックルをつければ、その破壊力は更に!
倍!!」
ξ ゚听)ξ「まぁ、確かにヴィヴィアンのリングは凶器みたいですけど…」
- 131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 22:54:43.25 ID:xKuJH0DO0
-
('A`)「おい、なんでTシャツがこんなに高いんだよ」
(´・ω・`)「説明してもユニクラーのドクオには分からない分野さ」
(#'A`)「おい、お前!! ユニクロを馬鹿にしたな!!
全国1億5000万人のユニクロファンを敵に回す気か!?」
(´・ω・`)「うん、それだと総人口を凌駕してるよね」
(#'A`)「のべ人数だ!!」
(´・ω・`)「何のだよ」
- 135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 22:56:57.50 ID:xKuJH0DO0
-
ラストミッション:プレゼント
(;^ω^)「…つ、疲れたお」
ξ ゚ー゚)ξ「あー、楽しかった。じゃ、夕飯食べて帰ろうか」
(;^ω^)「ちょっと!」
ξ ゚听)ξ「何よ」
( ^ω^)「今日は、プレゼントを一緒に選んでもらう約束だお…」
ξ ゚听)ξ「あぁ、ヘリちゃんのね」
(;^ω^)「むぐっ…!」
(;^ω^)「…」
ξ ゚听)ξ「じゃあ、行きましょうか」
ξ ゚听)ξ「おもちゃ売ってるとこでいいわよね」
(;^ω^)「……素直さんの」
ξ ゚听)ξ「え、何?」
- 136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 22:58:29.21 ID:xKuJH0DO0
-
(;^ω^)「ごめんなさい、嘘つきました!
素直さんへのプレゼント、一緒に選んでください!!」
(;^ω^)「…だぉ」
ξ ゚听)ξ「…」
ξ - -)ξ、「…」
ξ --)ξ「……いいわ」
ξ ゚ -゚)ξ人(^ω^ *)「おっおっ、ありがとうだお!!
さすがツンだお!!」
ξ;゚ -゚)ξ「…っ」
ξ --)ξ、「し、正直に言えばいいのよ、最初から」
(* ^ω^)「ふひひっ、サーセン」
- 138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:00:02.00 ID:xKuJH0DO0
-
('A`)「まだ、どっか行くみたいだな」
(´・ω・`)「ラブラブですなぁ」
('A`)「…」
('A`)「ショボン、どうしてお前、2人が会うって知ってたんだ?」
(´・ω・`)「…ん?」
(´・ω・`)「内藤の行動なんて大体予想がつくからね」
(´・ω・`)「ツンを誘ってプレゼントを買いに行くと思ったのさ」
(´・ω・`)「どうかした?」
('A`)「……だってお前」
('A`)「…」
('A`)「いや、なんでもねー」
(´・ω・`)「そう」
(´・ω・`)「しかし、日曜に男2人で尾行だなんて情けないね」
('A`)「言うな、むなしくなるから」
- 142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:01:35.29 ID:xKuJH0DO0
-
( ^ω^)「ツン、何がいいと思うお?」
ξ ゚听)ξ「そうね」
ξ ゚听)ξ「正直、あまり高価なものである必要はないと思うわ」
ξ ゚听)ξ「物より気持ちっていうわけじゃないけれど」
ξ ゚听)ξ「装飾品なんかは、それだけで相手を縛っちゃうことになるからね」
( ^ω^)「お、ヘビーな意味合いに取られやすいということかお?」
ξ ゚听)ξ「そゆこと」
ξ ゚听)ξ「軽い気持ちで付き合えってわけじゃないけどね」
ξ ゚听)ξ「あくまで私はだけど、花や食事なんかもNG」
ξ ゚听)ξ「キザったらしい感じが抜けないわ」
ξ ゚听)ξ「まぁ、あんたは心配ないでしょうけど」
(;^ω^)「言うね」
- 146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:03:57.95 ID:xKuJH0DO0
-
ξ ゚听)ξ「服なんてもっての他ね」
ξ ゚听)ξ「サイズ合わないで泣きを見るのがオチよ」
ξ ゚听)ξ「…素直さんのサイズ知ってるとか言わないでしょうね?」
(;^ω^)「も、勿論だお」
( ^ω^)(せっかくショボンから情報を買ったのに…)
ξ ゚听)ξ「安全なのは小物かな」
ξ ゚听)ξ「特に彼女が好きな範囲を抑えてるといいわね」
ξ ゚听)ξ「知ってる?」
( ^ω^)「知ってるお!」
( ^ω^)「あぁ、見えて彼女『ビコ−ズ』に目がないんだお」
ξ ゚听)ξ「へぇ、あの人形に?」
( ^ω^)「そうだお」
- 147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:05:51.20 ID:xKuJH0DO0
-
( ^ω^)「なんでも家には凄い数の人形があるらしお」
ξ ゚听)ξ「ふぅん…、詳しいわね」
(;^ω^)「か、風の噂で聞いたんだお」
ξ ゚听)ξ「あっそ、別にいいけど」
(;^ω^)(何か怒ってないかお…?)
そんなわけで、人気キャラクター『ビコーズ』を取り扱ってる店へ
ちなみにこの人形、先ほどの映画にも出演してたりする
巷では大人気のキャラクターなのだ
- 149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:07:14.10 ID:xKuJH0DO0
-
ワイワイガヤガヤ
ξ;゚听)ξ「うぇい…」
(;^ω^)「めちゃ混んでるお…」
ξ ゚听)ξ「…ま、腹くくるしかないわね」
ξ ゚听)ξ「突入よ!!」
( ^ω^)「おk!!」
- 152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:10:12.37 ID:xKuJH0DO0
-
ワイワイガヤガヤ
「ツン!」
「何!?」
ワイワイガヤガヤ
「ど、どこだお!?」
「ここよ!」
ワイワイガヤガヤ
「ここって言ったって分かんないお!!」
「ここよ! ここ!!」
- 153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:11:32.97 ID:xKuJH0DO0
-
ワイワイガヤガヤ
^ω^)、「ぷはっ」
(;^ω^)つ 「ツン!」
( ^ω^)つ川 ゚ -゚)「ん?」
川 ゚ -゚)「人違いですが?」
( ゚ω゚)
心臓が止まるかと思った
- 157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:14:03.64 ID:xKuJH0DO0
-
川 ゚ -゚)「あぁ、キミは確か…」
(;^ω^)「あがっ…」
川 ゚ -゚)「えっと…」
(;^ω^)「あななななななないとうほらららららいぞんです」
川 ゚ -゚)「穴七々伊藤洞尊?」
川 ゚ -゚)「仏像か何かかな」
(;^ω^)「いいいいいええ」
(;^ω^)(落ち着けー、落ち着くんだー!!
明鏡止水だおー!!!)←考えてる時点で明鏡止水ではない
(;^ω^)「ま、前に助けてもらった、内藤ホライゾンです」
( ^ω^)、「その節は、どうもお世話になりました」
川 ゚ -゚)「あぁ、そうだ」
川 ゚ -゚)「あの時の」
( ^ω^)「思い出してもらえましたかお?」
- 159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:15:34.42 ID:xKuJH0DO0
-
川 ゚ -゚)「うん、よく覚えてる」
川 ゚ -゚)「面白い顔だったからな」
( ^ω^)
川;゚ -゚)「あぁ、すまん、つい」
( ;ω;)「いいんです、それに“つい”ってことは、本音ってことですお?」
川 ゚ -゚)「まぁ、それはそうなんだが」
( ;ω;)
川;゚ -゚)「あ、すまん」
川 ゚ -゚)、「…キミはビコーズ好きなのか?」
- 161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:16:46.72 ID:xKuJH0DO0
-
( ;ω;)「いえ、ただ素直さんが好きだと聞いて…」
川 ゚ -゚)「へ?」
( ;ω;)
( ^ω^)「あ」
墓穴を掘りました
- 162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:18:13.16 ID:xKuJH0DO0
-
川 ゚ー゚)「ははっ、そうか私にプレゼントを」
川 ゚ー゚)「ありがとう、嬉しいよ」
( ^ω^)、「そ、そうですかお」
川 ゚ -゚)「しかし、よく私がビコーズ好きだと知っていたな」
( ^ω^)「あ、友人が情報通なもので」
川 ゚ -゚)「ほぉ、それは興味深い」
川 ゚ -゚)「今度話を聞きたいものだ」
- 165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:19:30.76 ID:xKuJH0DO0
-
ワイワイガヤガヤ
゚听)ξ、「ぷはっ」
ξ ゚听)ξ「あー、もうサイアク」
ξ ゚听)ξ「ブーン、ブーンどこ!?」
ξ ゚听)ξ「…あ」
(^ω^ )
ξ ゚听)ξ、「ブー…」
川 ゚ -゚)(^ω^ )
ξ ゚听)ξ「…ン」
ξ ゚听)ξ「…」
- 167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:23:28.70 ID:xKuJH0DO0
-
川 ゚ -゚)「で、なんで私にプレゼントを?」
(;^ω^)「へぅ!?」
( ^ω^)「あ、それは、誕生日! …誕生日だからですお!」
川 ゚ -゚)「ん、あぁ、誕生日か」
川 ゚ -゚)「そういえば、もうすぐだったな」
川 ゚ -゚)「すっかり忘れてた」
(;^ω^)「忘れたんですかお…?」
川 ゚ -゚)「あぁ、あまりそういうイベント事には関心がなくてね」
( ^ω^)「…そうですかお」
川*゚ -゚)「ビコーズの生誕記念なんかはそらで言えるけどな」
( ^ω^)「…」
(* ^ω^)「変わった人ですお」
川 ゚ -゚)、「そ、そうか?」
(* ^ω^)「えぇ、面白い人ですお」
川 ゚ -゚)「…」
- 169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:24:57.96 ID:xKuJH0DO0
-
川 ゚ー゚)「……そんなことを言われたのは初めてだな」
川 ゚ー゚)「名前は?」
(;^ω^)「え?」
川 ゚ -゚)「ん?」
(;^ω^)「最初に言いませんでしたっけ?」
川 ゚ -゚)「…」
川 ゚ -゚)「そうだったか?」
(;^ω^)「…」
( ^ω^)、「な、内藤ホライゾンです」
川 ゚ -゚)「七伊藤洞伊蔵?」
川 ゚ -゚)「また古めかしい名前だな」
(;^ω^)「内藤・ホライゾンですお!」
川 ゚ -゚)「あー、内藤ね」
川 ゚ -゚)「なーる」
- 171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:26:44.78 ID:xKuJH0DO0
-
川 ゚ -゚)「私は素直クール」
川 ゚ -゚)「VIP高1年素直クールだ」
川 ゚ -゚)「よろしく」
(* ^ω^)「よ、よろしくですお」
川 ゚ -゚)「で、キミ、学校は?」
( ;ω;)「VIP高校です!!」
こうして、ボクと素直さんは友達になることができた
彼氏彼女の前に友達から、中々順調な滑り出しだ
何か忘れてる気がするけど
- 172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:28:07.08 ID:xKuJH0DO0
-
ξ ゚听)ξ「…」
ξ --)ξ「帰るか…」
'A`)(ツン…)
・ω・`)(……)
ξ --)ξ「…」
ξ ゚-)ξ「ドクオ、ショボン、出てらっしゃい」
;'A`)
!?
;・ω・`)
;'A`)(バカな!? バレているだとっ!?)
;・ω・`)(連邦のツンデレは化け物か!!)
ξ ゚听)ξ「早く出て来いっての」
- 175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:29:44.76 ID:xKuJH0DO0
-
(;'A`)「は、はい」
(´・ω・`)「ごめんね、ドクオがどうしてもって言うから」
(#'A`)「てめぇ、ショボン!!」
ξ ゚听)ξ「うっさい、黙れバカども」
(;'A`)「はい、すいません」
(;´・ω・`)「本当にごめんなさい」
ξ --)ξ「別に、怒っちゃいないわよ」
ξ ゚听)ξ「お腹減ったからさ、何か食べてかない?」
(;'A`)「え、あれだけ食べてまだ食べるの…」
ξ#゚听)ξ「あ?」
- 178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:32:58.84 ID:xKuJH0DO0
-
('A`)「すいません独り言です聞き流してください」
ξ ゚听)ξ「いーから、ほら行くよ」
ξ ゚听)ξ「ショボンも」
(´・ω・`)「…」
(´・ω・`)「ん」
- 180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:35:35.06 ID:xKuJH0DO0
-
その後は、クーさんと買い物をして、途中まで一緒に帰った
ボクは終始舞い上がっていて、何の話をしていたかも覚えていない
そして、ルンルン気分で日記を書いているときに思い出したのであった
(; ゚ω゚)「ツンのことすっかり忘れてたお!!!」
やばい
これはやばい
デッド オア アライブではなく、デッド
オア デッド
確実に死ぬ
(;^ω^)「どどどどうしよう…」
(;^ω^)「携帯…携帯…携帯…」 ガタガタガタッ
( ^ω^)(あ、でも、携帯に連絡がなかったってことは、ツン的にも
あそこでお別れ
はいさよならってことだったのかお?)
(;^ω^)「そんなわけないよね〜…」
- 185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:40:02.44 ID:xKuJH0DO0
-
(;^ω^)「どうしよう…」
(;^ω^)「絶対怒ってるお……」
(;^ω^)「でも、電話しないと」
(;^ω^)「昔の格言にあるお『人生楽ありゃ苦もあるさ』、良いことの裏には悪いことだお!」←ひどい
( ^ω^)「…電話するお」
( ^ω^)】 トルルルルルルル
( ^ω^)】 トルルルルルルル
( ^ω^)】 トルルルルルルル
( ^ω^)】 トルルルルルルル
(;^ω^)】(出ねぇ…)
(;^ω^)】 トルルル、ガチャ
『もしもし』
(;^ω^)】「あ、ツン!? ボクだお!!
あの、その、今日は…」
『この電話は現在使われておりません、ご用件のある方はピーという音の後に死んでください ピー』
- 188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:42:06.79 ID:xKuJH0DO0
-
(;^ω^)】「ちょっ!!!?」
『…うっさいわね』
『耳元で怒鳴らないでくれる?』
(;^ω^)】「ツン!!」
『だから、うっさいっての』
(;^ω^)】「…ツン、その、ごめんだお」
『なにが?』
『てか、早く死ね』
(;^ω^)】「…あぅあぅ」
『……』
『…ふー…』
『いいわよ、別に』
『素直さんと会ってたんでしょ?』
(;^ω^)】「し、知ってたのかお?」
- 190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:44:15.62 ID:xKuJH0DO0
-
『たまたま見てただけよ』
『あんたの脳のキャパじゃ一杯一杯だったんでしょ、どーせ』
(;^ω^)】「お…、さすがですお…」
『私のことは別にいいのよ』
『あんた、話はちゃんとできたの?』
(;^ω^)】「は、はい、なんとか…、おかげ様で」
『…そう』
『良かったじゃない』
( ^ω^)】「お、良かったお。ツンと今日一緒に出かけて本当に良かったお」
『……』
『そうね』
『それじゃ、お風呂入りたいから切るわよ』
- 195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:46:31.91 ID:xKuJH0DO0
-
( ^ω^)】「あ、ツン」
『なによ』
( ^ω^)】「ありがとうだお」
『……』
『……明日、パフェな』
(;^ω^)】「ちょっ!!」
『おやすみ』
(;^ω^)】 プッツ、ツーツー
( ^ω^)「パフェか」
( ^ω^)「ま、安いもんだお!」
ツンを討ち取ったボクに敵うものなど何もなし
一騎当千、呂布気分
調子に乗ったボクは、疲れているのに夜更かしをしてしまう
それがあんなことになるとは想像もできなかった
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