78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 21:35:57.90 ID:xKuJH0DO0
 
んで、日曜日
ボクは盛大に寝坊した


(;^ω^)「お、おまたー」

ξ ゚听)ξ「あー、遅いわねぇ、ホライゾンくん」

ξ ゚听)ξ「もう来ないみたいだし、帰ろうかしら」

(;^ω^)「す、すいません、寝坊しちゃって」

ξ ゚听)ξ「あー、小鳥のさえずりかしら、マジうぜぇ」

ξ ゚听)ξ「ホライゾンくんは1人で・ちゃんと・プレンゼントを買えるから心配はないわよねぇ」

(;^ω^)「すいません、ごめんなさいですお!!」

(;^ω^)「言うこと何でも聞きますから!! 帰らないでくださいですお!!!」

ξ ゚听)ξ「…」

ξ ゚听)ξ「ほぉ」 ゴォォ

(;^ω^)「ひ、ひぃ!?」


79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 21:38:26.02 ID:xKuJH0DO0
 
ξ ゚听)ξ「条件によっちゃ、矮小な小鳥の願いを聞いてあげてもいいわ」

(;^ω^)「な、なんですかお?」

ξ ゚听)ξ「そうねー、待ちすぎて、おなかペコペコだわ」

(;^ω^)「ど、どこに行きましょう!? あぁ、あそこなんてどうですか!? おごりますよ!!」

ξ ゚听)ξ「おごりますよ…?」

(;^ω^)「ご、ご馳走させてください!! 是非!!」

ξ ゚听)ξ「映画も見たいのよねぇ、『ボクの彼女は大きいようです』」

(;^ω^)「勿論ですお! わたくしめも前々から見たいと思っておりましたですお!!」

ξ ゚听)ξ「あ、そうだ、ヴィヴィアンの新作が出るんだったわ」

(;^ω^)「ビビアン……? スー……?」

ξ ゚听)ξ「ヴィヴィアンでググりなさい」

( ^ω^)「…」

(  ゚ω゚)「…」


( ;ω;)「すいません、勘弁してください」

115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 22:38:11.83 ID:xKuJH0DO0
 
ξ --)ξ「ふー…」

ξ ゚听)ξ「ま、いいわ」

ξ ゚听)ξ「プレゼント買うお金なくなったら、元も子もないし」

( ;ω;)「ツンデレ様〜」

ξ ゚听)ξ「ただし」

ξ ゚听)ξ「今度、遅れてきたらぶっ殺すからね」

(;^ω^)「お…」


ツンはヤンに改名したほうがいいんじゃないか
そう思いました
119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 22:41:19.05 ID:xKuJH0DO0
 
'A`)

・ω・`)


('A`)「さて」

(´・ω・`)「どうしますかね」

('A`)「ま、つけるっきゃないだろ」

(´・ω・`)「悪趣味ですねぇ、ドクオさん」

(#'A`)「お前が言い出したんだろうが!」

(´・ω・`)「しっ、騒ぐと見つかるよ」

(#'A`)「…こ、こいつ」


120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 22:43:11.32 ID:xKuJH0DO0
 
ミッション1:食事


ξ ゚听)ξ「えぇ〜、ここをぉ?」

(;^ω^)「ボクの経済状況をご考慮ください、ツンデレさん」

ξ ゚听)ξ「しょうがないわねぇ」

ξ ゚听)ξ「あ、すいません」

ξ ゚听)ξ「タラバの海鮮パスタと、牛肉とフォアグラのポアレ、デザートにびっくり苺パフェを…」

(;^ω^)「ちょっ、ちょっ、ちょっー!!!」

ξ ゚听)ξ「なによ」

(;^ω^)「そ、そんなに食べると身体に良くないお?」

( ^ω^)、「せめて、ほらこっちのヘルシーな…」

ξ ゚听)ξ「以上で」

(;^ω^)「おまーっ!!!」

122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 22:44:27.61 ID:xKuJH0DO0
 




('A`)「ミラノ風ドリアうめぇwww」

(´・ω・`)「299円とは思えないよね」
124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 22:45:58.28 ID:xKuJH0DO0
 
ミッション2:映画


ξ ゚听)ξ「…」

( ^ω^)「…」


<なぁ、みんな聞いてくれ


ξ ゚听)ξ「…」

( ^ω^)「…」


<実は、部活を作りたいと思う!!


ξ ゚听)ξ「…」

( ^ω^)「…」


<その名も!!

126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 22:48:09.94 ID:xKuJH0DO0
 
ξ ゚听)ξ「…」

( ^ω^)「…」


<BB団(Because I love Because の団)!!



ξ ゚听)ξ「…」

( ^ω^)「…」


<無理やりすぎだろ…



127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 22:49:29.00 ID:xKuJH0DO0
 
ξ ゚听)ξ「まぁ、そこそこって感じ」

( ^ω^)「なんだか、次回予告みたいな映画だったお…」




(;A;)「うわぁぁぁん」

(´・ω・`;)「泣く要素なんてあったけ!?」


128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 22:51:28.21 ID:xKuJH0DO0
 
ミッション3:買い物


ξ ゚听)ξ「えっと、ヴィヴィアンは…」

(;^ω^)「ひ、ひぃ!!」

ξ ゚听)ξ「別に買うわけじゃないわよ」

(;^ω^)「そ、そうかお…」

ξ ゚听)ξ「やーん、この指輪可愛いー」

lw´‐ _‐ノv「ども店員っす」

lw´‐ _‐ノv「よく、お似合いですよ」

ξ ゚听)ξ「どーも♪」

lw´‐ _‐ノv「どうですか、旦那様とペアでご購入というのは」

(;^ω^)「だ、旦那!?」

ξ ゚听)ξ「あ、違います、これウチのペットなんです」

lw´‐ _‐ノv「なるほど」

130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 22:52:50.16 ID:xKuJH0DO0
 
lw´‐ _‐ノv「では、どうですかペットとペアでご購入というのは」

(;^ω^)「冷静に対処してんじゃねーお!!」

lw´‐ _‐ノv「ほぅ、やる気か小僧。わたしは強いぞ…?」

(;^ω^)「ぐっ、だが、しかし!! ここで退いては主人公の名が廃 る べらぼっ!?」


ξ ゚听)ξ「おほほ、すいません、躾(しつけ)がまだ甘くて」

(  メ)ω) チーン

lw´‐ _‐ノv「ご婦人、中々良い右をお持ちで」

ξ ゚听)ξ「どうも」

lw´‐ _‐ノv「どうですか、ウチのナックルをつければ、その破壊力は更に! 倍!!」

ξ ゚听)ξ「まぁ、確かにヴィヴィアンのリングは凶器みたいですけど…」


131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 22:54:43.25 ID:xKuJH0DO0
 




('A`)「おい、なんでTシャツがこんなに高いんだよ」

(´・ω・`)「説明してもユニクラーのドクオには分からない分野さ」

(#'A`)「おい、お前!! ユニクロを馬鹿にしたな!! 全国1億5000万人のユニクロファンを敵に回す気か!?」

(´・ω・`)「うん、それだと総人口を凌駕してるよね」

(#'A`)「のべ人数だ!!」

(´・ω・`)「何のだよ」
135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 22:56:57.50 ID:xKuJH0DO0
 
ラストミッション:プレゼント


(;^ω^)「…つ、疲れたお」

ξ ゚ー゚)ξ「あー、楽しかった。じゃ、夕飯食べて帰ろうか」

(;^ω^)「ちょっと!」

ξ ゚听)ξ「何よ」

( ^ω^)「今日は、プレゼントを一緒に選んでもらう約束だお…」

ξ ゚听)ξ「あぁ、ヘリちゃんのね」

(;^ω^)「むぐっ…!」

(;^ω^)「…」

ξ ゚听)ξ「じゃあ、行きましょうか」

ξ ゚听)ξ「おもちゃ売ってるとこでいいわよね」

(;^ω^)「……素直さんの」

ξ ゚听)ξ「え、何?」


136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 22:58:29.21 ID:xKuJH0DO0
 
(;^ω^)「ごめんなさい、嘘つきました! 素直さんへのプレゼント、一緒に選んでください!!」

(;^ω^)「…だぉ」

ξ ゚听)ξ「…」

ξ - -)ξ、「…」

ξ --)ξ「……いいわ」


ξ ゚ -゚)ξ人(^ω^ *)「おっおっ、ありがとうだお!! さすがツンだお!!」


ξ;゚ -゚)ξ「…っ」

ξ --)ξ、「し、正直に言えばいいのよ、最初から」

(* ^ω^)「ふひひっ、サーセン」

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:00:02.00 ID:xKuJH0DO0
 
('A`)「まだ、どっか行くみたいだな」

(´・ω・`)「ラブラブですなぁ」

('A`)「…」

('A`)「ショボン、どうしてお前、2人が会うって知ってたんだ?」

(´・ω・`)「…ん?」

(´・ω・`)「内藤の行動なんて大体予想がつくからね」

(´・ω・`)「ツンを誘ってプレゼントを買いに行くと思ったのさ」

(´・ω・`)「どうかした?」

('A`)「……だってお前」

('A`)「…」

('A`)「いや、なんでもねー」

(´・ω・`)「そう」


(´・ω・`)「しかし、日曜に男2人で尾行だなんて情けないね」

('A`)「言うな、むなしくなるから」

142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:01:35.29 ID:xKuJH0DO0
 
( ^ω^)「ツン、何がいいと思うお?」

ξ ゚听)ξ「そうね」

ξ ゚听)ξ「正直、あまり高価なものである必要はないと思うわ」

ξ ゚听)ξ「物より気持ちっていうわけじゃないけれど」

ξ ゚听)ξ「装飾品なんかは、それだけで相手を縛っちゃうことになるからね」

( ^ω^)「お、ヘビーな意味合いに取られやすいということかお?」


ξ ゚听)ξ「そゆこと」

ξ ゚听)ξ「軽い気持ちで付き合えってわけじゃないけどね」

ξ ゚听)ξ「あくまで私はだけど、花や食事なんかもNG」

ξ ゚听)ξ「キザったらしい感じが抜けないわ」

ξ ゚听)ξ「まぁ、あんたは心配ないでしょうけど」

(;^ω^)「言うね」
146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:03:57.95 ID:xKuJH0DO0
 
ξ ゚听)ξ「服なんてもっての他ね」

ξ ゚听)ξ「サイズ合わないで泣きを見るのがオチよ」

ξ ゚听)ξ「…素直さんのサイズ知ってるとか言わないでしょうね?」

(;^ω^)「も、勿論だお」

( ^ω^)(せっかくショボンから情報を買ったのに…)


ξ ゚听)ξ「安全なのは小物かな」

ξ ゚听)ξ「特に彼女が好きな範囲を抑えてるといいわね」

ξ ゚听)ξ「知ってる?」

( ^ω^)「知ってるお!」

( ^ω^)「あぁ、見えて彼女『ビコ−ズ』に目がないんだお」

ξ ゚听)ξ「へぇ、あの人形に?」

( ^ω^)「そうだお」


147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:05:51.20 ID:xKuJH0DO0
 
( ^ω^)「なんでも家には凄い数の人形があるらしお」

ξ ゚听)ξ「ふぅん…、詳しいわね」

(;^ω^)「か、風の噂で聞いたんだお」

ξ ゚听)ξ「あっそ、別にいいけど」

(;^ω^)(何か怒ってないかお…?)


そんなわけで、人気キャラクター『ビコーズ』を取り扱ってる店へ

ちなみにこの人形、先ほどの映画にも出演してたりする
巷では大人気のキャラクターなのだ

149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:07:14.10 ID:xKuJH0DO0
 


ワイワイガヤガヤ



ξ;゚听)ξ「うぇい…」

(;^ω^)「めちゃ混んでるお…」

ξ ゚听)ξ「…ま、腹くくるしかないわね」

ξ ゚听)ξ「突入よ!!」

( ^ω^)「おk!!」

152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:10:12.37 ID:xKuJH0DO0
 

ワイワイガヤガヤ


 「ツン!」

「何!?」


ワイワイガヤガヤ


「ど、どこだお!?」

 「ここよ!」



ワイワイガヤガヤ


    「ここって言ったって分かんないお!!」

 「ここよ! ここ!!」


153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:11:32.97 ID:xKuJH0DO0
 
ワイワイガヤガヤ


^ω^)、「ぷはっ」

(;^ω^)つ 「ツン!」




( ^ω^)つ川 ゚ -゚)「ん?」



       川 ゚ -゚)「人違いですが?」




(  ゚ω゚)




心臓が止まるかと思った


157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:14:03.64 ID:xKuJH0DO0
 
川 ゚ -゚)「あぁ、キミは確か…」

(;^ω^)「あがっ…」

川 ゚ -゚)「えっと…」

(;^ω^)「あななななななないとうほらららららいぞんです」

川 ゚ -゚)「穴七々伊藤洞尊?」

川 ゚ -゚)「仏像か何かかな」

(;^ω^)「いいいいいええ」

(;^ω^)(落ち着けー、落ち着くんだー!! 明鏡止水だおー!!!)←考えてる時点で明鏡止水ではない

(;^ω^)「ま、前に助けてもらった、内藤ホライゾンです」

( ^ω^)、「その節は、どうもお世話になりました」

川 ゚ -゚)「あぁ、そうだ」

川 ゚ -゚)「あの時の」

( ^ω^)「思い出してもらえましたかお?」

159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:15:34.42 ID:xKuJH0DO0
 
川 ゚ -゚)「うん、よく覚えてる」

川 ゚ -゚)「面白い顔だったからな」

( ^ω^)


川;゚ -゚)「あぁ、すまん、つい」

( ;ω;)「いいんです、それに“つい”ってことは、本音ってことですお?」

川 ゚ -゚)「まぁ、それはそうなんだが」

( ;ω;)

川;゚ -゚)「あ、すまん」


川 ゚ -゚)、「…キミはビコーズ好きなのか?」
161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:16:46.72 ID:xKuJH0DO0
 
( ;ω;)「いえ、ただ素直さんが好きだと聞いて…」

川 ゚ -゚)「へ?」

( ;ω;)


( ^ω^)「あ」



墓穴を掘りました




162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:18:13.16 ID:xKuJH0DO0
 


川 ゚ー゚)「ははっ、そうか私にプレゼントを」

川 ゚ー゚)「ありがとう、嬉しいよ」

( ^ω^)、「そ、そうですかお」

川 ゚ -゚)「しかし、よく私がビコーズ好きだと知っていたな」

( ^ω^)「あ、友人が情報通なもので」

川 ゚ -゚)「ほぉ、それは興味深い」

川 ゚ -゚)「今度話を聞きたいものだ」

165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:19:30.76 ID:xKuJH0DO0
 
ワイワイガヤガヤ


゚听)ξ、「ぷはっ」


ξ ゚听)ξ「あー、もうサイアク」

ξ ゚听)ξ「ブーン、ブーンどこ!?」

ξ ゚听)ξ「…あ」



(^ω^ )



ξ ゚听)ξ、「ブー…」



川 ゚ -゚)(^ω^ )



ξ ゚听)ξ「…ン」

ξ ゚听)ξ「…」
167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:23:28.70 ID:xKuJH0DO0
 
川 ゚ -゚)「で、なんで私にプレゼントを?」

(;^ω^)「へぅ!?」

( ^ω^)「あ、それは、誕生日! …誕生日だからですお!」

川 ゚ -゚)「ん、あぁ、誕生日か」

川 ゚ -゚)「そういえば、もうすぐだったな」

川 ゚ -゚)「すっかり忘れてた」

(;^ω^)「忘れたんですかお…?」

川 ゚ -゚)「あぁ、あまりそういうイベント事には関心がなくてね」

( ^ω^)「…そうですかお」

川*゚ -゚)「ビコーズの生誕記念なんかはそらで言えるけどな」

( ^ω^)「…」

(* ^ω^)「変わった人ですお」

川 ゚ -゚)、「そ、そうか?」

(* ^ω^)「えぇ、面白い人ですお」

川 ゚ -゚)「…」
169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:24:57.96 ID:xKuJH0DO0
 
川 ゚ー゚)「……そんなことを言われたのは初めてだな」

川 ゚ー゚)「名前は?」

(;^ω^)「え?」

川 ゚ -゚)「ん?」

(;^ω^)「最初に言いませんでしたっけ?」

川 ゚ -゚)「…」

川 ゚ -゚)「そうだったか?」

(;^ω^)「…」

( ^ω^)、「な、内藤ホライゾンです」

川 ゚ -゚)「七伊藤洞伊蔵?」

川 ゚ -゚)「また古めかしい名前だな」

(;^ω^)「内藤・ホライゾンですお!」

川 ゚ -゚)「あー、内藤ね」

川 ゚ -゚)「なーる」

171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:26:44.78 ID:xKuJH0DO0
 
川 ゚ -゚)「私は素直クール」

川 ゚ -゚)「VIP高1年素直クールだ」

川 ゚ -゚)「よろしく」

(* ^ω^)「よ、よろしくですお」


川 ゚ -゚)「で、キミ、学校は?」

( ;ω;)「VIP高校です!!」


こうして、ボクと素直さんは友達になることができた
彼氏彼女の前に友達から、中々順調な滑り出しだ

何か忘れてる気がするけど


172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:28:07.08 ID:xKuJH0DO0
 
ξ ゚听)ξ「…」

ξ --)ξ「帰るか…」


'A`)(ツン…)

・ω・`)(……)


ξ --)ξ「…」

ξ ゚-)ξ「ドクオ、ショボン、出てらっしゃい」


;'A`)
       !?
;・ω・`)


;'A`)(バカな!? バレているだとっ!?)

;・ω・`)(連邦のツンデレは化け物か!!)


ξ ゚听)ξ「早く出て来いっての」
175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:29:44.76 ID:xKuJH0DO0
 
(;'A`)「は、はい」

(´・ω・`)「ごめんね、ドクオがどうしてもって言うから」

(#'A`)「てめぇ、ショボン!!」


ξ ゚听)ξ「うっさい、黙れバカども」


(;'A`)「はい、すいません」

(;´・ω・`)「本当にごめんなさい」


ξ --)ξ「別に、怒っちゃいないわよ」

ξ ゚听)ξ「お腹減ったからさ、何か食べてかない?」


(;'A`)「え、あれだけ食べてまだ食べるの…」


ξ#゚听)ξ「あ?」

178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:32:58.84 ID:xKuJH0DO0
 
('A`)「すいません独り言です聞き流してください」


ξ ゚听)ξ「いーから、ほら行くよ」

ξ ゚听)ξ「ショボンも」


(´・ω・`)「…」

(´・ω・`)「ん」

180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:35:35.06 ID:xKuJH0DO0
 
その後は、クーさんと買い物をして、途中まで一緒に帰った
ボクは終始舞い上がっていて、何の話をしていたかも覚えていない

そして、ルンルン気分で日記を書いているときに思い出したのであった



(; ゚ω゚)「ツンのことすっかり忘れてたお!!!」



やばい
これはやばい

デッド オア アライブではなく、デッド オア デッド
確実に死ぬ


(;^ω^)「どどどどうしよう…」

(;^ω^)「携帯…携帯…携帯…」 ガタガタガタッ

( ^ω^)(あ、でも、携帯に連絡がなかったってことは、ツン的にも
       あそこでお別れ はいさよならってことだったのかお?)



(;^ω^)「そんなわけないよね〜…」
185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:40:02.44 ID:xKuJH0DO0
 
(;^ω^)「どうしよう…」

(;^ω^)「絶対怒ってるお……」


(;^ω^)「でも、電話しないと」

(;^ω^)「昔の格言にあるお『人生楽ありゃ苦もあるさ』、良いことの裏には悪いことだお!」←ひどい

( ^ω^)「…電話するお」

( ^ω^)】 トルルルルルルル

( ^ω^)】 トルルルルルルル

( ^ω^)】 トルルルルルルル

( ^ω^)】 トルルルルルルル

(;^ω^)】(出ねぇ…)


(;^ω^)】 トルルル、ガチャ

『もしもし』

(;^ω^)】「あ、ツン!? ボクだお!! あの、その、今日は…」

『この電話は現在使われておりません、ご用件のある方はピーという音の後に死んでください ピー』
188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:42:06.79 ID:xKuJH0DO0
 
(;^ω^)】「ちょっ!!!?」

『…うっさいわね』

『耳元で怒鳴らないでくれる?』

(;^ω^)】「ツン!!」

『だから、うっさいっての』

(;^ω^)】「…ツン、その、ごめんだお」

『なにが?』

『てか、早く死ね』

(;^ω^)】「…あぅあぅ」

『……』

『…ふー…』

『いいわよ、別に』

『素直さんと会ってたんでしょ?』

(;^ω^)】「し、知ってたのかお?」

190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:44:15.62 ID:xKuJH0DO0
 
『たまたま見てただけよ』

『あんたの脳のキャパじゃ一杯一杯だったんでしょ、どーせ』

(;^ω^)】「お…、さすがですお…」

『私のことは別にいいのよ』

『あんた、話はちゃんとできたの?』

(;^ω^)】「は、はい、なんとか…、おかげ様で」

『…そう』

『良かったじゃない』

( ^ω^)】「お、良かったお。ツンと今日一緒に出かけて本当に良かったお」

『……』

『そうね』

『それじゃ、お風呂入りたいから切るわよ』

195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/11(水) 23:46:31.91 ID:xKuJH0DO0
 
( ^ω^)】「あ、ツン」

『なによ』

( ^ω^)】「ありがとうだお」

『……』

『……明日、パフェな』

(;^ω^)】「ちょっ!!」

『おやすみ』


(;^ω^)】 プッツ、ツーツー


( ^ω^)「パフェか」

( ^ω^)「ま、安いもんだお!」


ツンを討ち取ったボクに敵うものなど何もなし
一騎当千、呂布気分

調子に乗ったボクは、疲れているのに夜更かしをしてしまう
それがあんなことになるとは想像もできなかった

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