(; ^ω^)ブーンが3年峠でコケてしまったようです その3
6 名前: ◆Xx8z4cpQHI :2006/03/17(金) 20:43:26.91 ID:M622QKaa0
( ^ω^)「1対2?」
('A`)「そうだ 僅かだが君らにも勝機はあるのだよ」
/,' 3「おっと ポゾイ様
   こやつらには最高級の絶望を与えてやりたいのです
   我々の願望の実現に少し、だが確実に水をさしたのですから
   茶話等せずに。この私が、さっさとこやつらめを片付けてしまいませう」
ξ ゚听)ξ「あんたね...もう手遅れだとは思うけど言っておくわ
     ...人の命というものは自分だけのもの、
     そして命を他人から分けてもらったりすることは決してできないのよ
     それをわかってるのは...本当はあなたたち先生、だった人達がわかっているべきだったのよ」

17 名前: ◆Xx8z4cpQHI :2006/03/17(金) 21:34:32.58 ID:M622QKaa0
('A`)「そんなものは古い常識だ!これからは、私が全てを変えていく」
( ^ω^)「そんなことできないお!
    いや...できてもしちゃいけないことなんだお!」
('A`)「なぜ?人はそれぞれ生きる価値も変わってくる
   生きていく価値がより大きいものは、そうでないものから分け与えられる権利がある
   これが、レストライフの法則の応用を研究した私があみだした結論だ」
( ^ω^)「あんたが...?
    僕が流石兄弟から聞いた話では、あの理論は国がダミーのためにつくりだしたニセのものだと...」

('A`)「...フフフ...
  そうか...私の説いた理論は、そんな扱いにまでなっていたのか
  もう私はすべてを察することができた、君のおかげでね
  礼をいわせてもらおう」
/,' 3「くぁwせdrftgyふじこlp;@:
   もう...もう我慢ならん!
   まずはお前からだ、ツンデレ女!!!」
ξ ゚听)ξ「キャアアアッ!」
( ^ω^)「あいつとんでもないせっかち.........だお!!!」
   ガッ
/,' 3「歯がゆい!!!
   これ発音するのも歯がゆいわ!」
( ^ω^)「おまえは僕が相手になるお!」

18 名前: ◆Xx8z4cpQHI :2006/03/17(金) 22:29:21.89 ID:M622QKaa0
三三三三三三三 /⌒ヽ
三三三⊂二二二( ^ω^)二⊃
三三三三三三三|   /ブゥン!
三三三三三三 ( ヽノ
三三三三三三 ノ>ノ
三三三三三三レレ
   _,,..,,,,_
   / ,' 3  `ヽーっ
   l   ⊃ ⌒_つ
    `'ー---‐'''''" スススススス
(;^ω^)「さすがに速いお!」
/,' 3「ふふふ、アビリティがお前の身体にすごい上達をもたらしているようだ
   だが、私にはふたつのアジュメティがある
   勝負はまだまだわからんな!」
(;^ω^)「むむむむむ...」

('A`)「さて、こちら側はこちら側の仕事をしよう」
ξ ゚听)ξ「なにする気?!」
('A`)「大丈夫だよ、君には何もしない
  私はこれから、この局以外の大気中に三年峠の地中にある特殊な原始...Rl2というんだがね、
  それをばらまく
  つまりだ...」
ξ ゚听)ξ「わかったわ
     つまり、私があんたを止めなきゃいけないってことね」

20 名前: ◆Xx8z4cpQHI :2006/03/17(金) 22:55:36.67 ID:M622QKaa0
('A`)「やめときなよ、どうせ君は僕に力で勝つことができない
   今ブーン君と荒巻先生のやっていることが世界規模になるだけ
   だが...これから面白くなるぞ...」
ξ ゚听)ξ「やめなさい!あんた自分が何やってんのかわかってんの!
     世界中で」
('A`)「みなまで言うな、
   誰がなんと言おうと所詮この世は弱肉強食
   この自然の摂理を崩すことはできない」
ξ ゚听)ξ「...矛盾ね」
('A`)「なんだと?」
ξ ゚听)ξ「あんたはさっき、人の命の価値には優先順位をつけられるといったわ
     ...つけられる者の権利をふみにじってまでね
     しかし、そんなことは誰にもできないのよ
     だって誰でも人間という同じ立場にいるんですもの」
('A`)「...」
ξ ゚听)ξ「しかしそれをあんたはできるといったわ
     あんたは自分で勝手に、自分の偏見に基づいた理論をつくりあげてそれに従っている...」
('A`)「そんなこと言ったってもう誰にも私をとめることはできない
  私はこの世に革命をもたらすのだ!!!」
ξ ゚听)ξ「混乱の間違いじゃないの?」
('A`)「うるさい、うるさいうるさいいいい!!!!!!!!!」

ガガガッ
/,' 3「うふふふ...体力がきれてきたな」
(;^ω^)「おまえの...アブソイレンスのおかげで、おまえの精神、身体の状態は僕には全然わかんないお」
/,' 3「そのとおりだ!さあとどめをさしてやろう!」
('A`)「ふふふ、私たちの勝ちだ!」
ξ ゚听)ξ「ああ...ブーン!!!」

21 名前: ◆Xx8z4cpQHI :2006/03/17(金) 23:20:29.88 ID:M622QKaa0
ξ ゚听)ξ「...」
ー〜ーー
   ーー〜ー〜

('A`)「なんだ...これは...」
(;^ω^)「!ツン...「メンタヘルヘルツ」かお?」
/,' 3「うぅ!ブーンの力がなにやら強まっている...」
ξ ゚听)ξ「ブーン!今よ!」
( ^ω^)「うおおおおおお!!!
    兄者、弟者、ツン、僕に力を貸してくれお!」

( ´_ゝ`)(ブーン!)(´<_`  )

ξ ゚听)ξ「今よ!」

/,' 3「うぐぐぐががががが!!!!!!!!!」

三三三三三三三 /⌒ヽ
三三三⊂二二二( ^ω^)二⊃
三三三三三三三|   /
三三三三三三 ( ヽノ
三三三三三三 ノ>ノ
三三三バシュレレ

( ^ω^)「うぅっ!はぁ、はぁ、はぁ...」
('A`)「ま、まずい、はやくレバーを!」
ξ ゚听)ξ「そうはいかないわ!」
ー〜ーー
   ーー〜ー〜
('A`)「あうっ!力がぬけていく...なぜだ...!!!」

24 名前: ◆Xx8z4cpQHI :2006/03/17(金) 23:55:09.84 ID:M622QKaa0
('A`)「...アビリティとやらかね
  ああ、今すべてがわかったような気がするよ...」
ξ ゚听)ξ「...」
('A`)「どうも私は...私はいったい何をしようとしていたのだ...
   私は...政府への仕返しにとこんな恐ろしいことを...!」
( ^ω^)「ドクオ先生!!!」
('A`)「そうだ...私は...舞台こそかわったものの
   国家公務員という職には変わりない...
   国家公務員...いったい、誰のために働くんだろうな...
   もちろん論の中でのそれの意味くらい、説明されなくてもわかるさ、
   でも...私は.........」

 だれかに、目を向けてほしかったのかもしれない。

26 名前: ◆Xx8z4cpQHI :2006/03/18(土) 00:08:54.35 ID:IWWwKUIg0
...そして時はながれ...
ブーンは3年毎に、三年峠に転びにいかねばならないというなんとも奇妙なものを背負ってしまったが、彼とツン、
そして現在刑務所の中にいるドクオは、互いに自分自身の新しい道を見つけそして、それぞれに新しい一歩を確実に歩んでいた...

( ^ω^)「アビリティが...もう使えなくなったのかもしれないお...」
ξ ゚听)ξ「ブーン...もういらないのよそんなもの、少なくとも今の私たちには」
( ^ω^)「必要ない...から...でも僕のはともかく、ツンのメンタヘルヘルツは役にたちそうだったお
    いろいろなことに...そう、いろいろな、いろりろり...そしてせくろs」
ξ#゚听)ξ「...最低」
(;^ω^)「あ、つい本音が
    ツン許すお!ごめんお!うはwwwおkwww」
ξ ゚听)ξ「そういえば、ドクオ先生はどうしてるかしらね」
( ^ω^)「さあ、あの人のことだからきっと...」

そして刑務所では...

('A`)「人に注目されるというのは...実に快感をもたらし、そしてむなしいことだ...
  けっきょく私たちが目指すものは...オナヌーと同じことなのかもしれない...
  オナヌー...最近禁欲を強いられていたしな...久しぶりに」
見回り「ドクオさん!」
(#'A`)「アビャッ!...は、はいなんですかwせdrftgyふじこlp;@:」
見回り「面会ですよ...内藤さんと...ツンデレさんだそうです」
('A`)「あ、ああそう...わかりまひた」

彼らの自慰は、まだ始まったばかりだ
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