- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07 /04(日) 23:02:19.98 ID:rUXQ5N1BO
むかしむかしのお話です
- 3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07 /04(日) 23:06:11.31 ID:rUXQ5N1BO
あるところに野望に満ちた男がいました。
( ^ω^)「どいつもコイツもブーン様の肥やしにしてやるお」
やがて野望は暴走し、
( ^ω^)「とりあえず黒魔術だお!」
( ^ω^)「ククク…世界を僕の物にしてやるお!」
禁忌にまで手は及びました。
- 5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07 /04(日) 23:09:50.45 ID:rUXQ5N1BO
壷に幾つかの材料を入れていきます。
ヤモリのしっぽ、
蜘蛛の足、
満月の涙、
夜を溶かしたスープ、
置き去りにした悲しみの香辛料、
最後に男の生き血を少し、たらします
( ^ω^)「さあ!邪悪な魔女さん!僕に力を貸すお!」
- 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07 /04(日) 23:13:52.24 ID:rUXQ5N1BO
もくもく、もくもく
壷から煙が立ち込めます。
そして立つのは一人の女性。
ξつ-)ξ「なによもう……」
男が呼び出した、魔女。
どんな願いも叶え、代償に、
来世を貰う。
そんな伝説の、魔女。
- 11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07 /04(日) 23:18:44.34 ID:rUXQ5N1BO
( ^ω^)「へいへい!魔女さん!願いを叶えてくれお!」
ξ゚听)ξ「……いいけど、わかっているの?」
願いを叶えるということ。
それは呪縛、死して逃れられない地獄への道。
( ^ω^)「わかっているお!」
ξ゚听)ξ「……」
( ^ω^)「それでも僕はどんな奴よりも偉くなりたいんだお!」
そうして、
- 12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07 /04(日) 23:19:48.68 ID:rUXQ5N1BO
「わかったわ」
願いは始まりました。
- 14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07 /04(日) 23:22:05.49 ID:rUXQ5N1BO
( ^ω^)は最低な王様なようです
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