ある日の帰省事実

( ^ω^) 「今年も里帰りの季節が来たお」
( ^ω^) (例の中からお題を選ぶとは・・・なんて安直な作者・・・ッ!)

ξ゚听)ξ 「あら、もうそんな時期だったかしら」
( ^ω^) 「おーおーまだボケてるのかおw」
ξ#゚听)ξ 「あん?」
('A`) 「いや、俺も忘れてたよ」
川 ゚ -゚) 「確かに・・・この時期ダラけがちになるのは否めないな。」
('A`) 「日が長い上に暑いからね。時間感覚ってやつはどうにも・・・」

   ワー
コロス ξ#゚听)ξ(^ω^;) ヤメルオ
            キャー

('A`) 「そんな中、随分とお元気ですね」
川 ゚ -゚) 「結構なことだ。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(メ ^ω^) 「おっ、早速誰かのお迎えが見えるお」
('A`) 「おーありゃ、クーじゃないか?」
川 ゚ -゚) 「なに? 身支度の『み』の字も出来てないぞ。」
('A`) 「そりゃあ、今始めたばっかだしねぇ・・・」

ξ゚听)ξ 「しっかし・・・流石名家ね。毎年出迎えの早いこと早いこと」
川 ゚ -゚) 「律儀なことだな。 私の物臭さを鑑みると親族であるのが嘘の様だ。」
ξ゚听)ξ 「もっと感謝しなさいよ。私たちなんて毎年帰省ラッシュにぶち当たって、そりゃあもう酷いんだから」
( ´ω`) 「お・・・去年はUターンラッシュにもかち合って惨憺たるものだったお・・・思い出すだけでも腰が痛い」
川 ゚ -゚) 「隣の芝は何とやらさ。 傍から見て良い面がある分、面倒なことも多いんだ。」
ξ゚听)ξ 「そういうモンかしらねぇ・・・あの煌びやかなアルバムを見る限りじゃあ、とてもそうは思えないけど」
川 ゚ -゚) 「くどいな。 それだって日の当たる部分を切り取ったものだろう。」
ξ゚听)ξ 「少なくとも容姿と不易さに関しては360度全方位から満遍なく日が当たってるわよ」
('A`) 「あー、なんかそれ想像できるわ」
川 ゚ -゚) 「ツンはいつもそこに話のケツを持ってくよな。」
ξ゚ー゚)ξ 「ふっ、僻みよ」
川 ゚ -゚) 「僻みか。 それなら私もお前たちに僻みがあるぞ。」
( ^ω^) 「おーそりゃ初耳だお。THE・眉目秀麗のクーに限って」
川 ゚ ー゚) 「ふふ、そう言ってくれるのは有難いがな。 相愛の夫婦共に言われても、私には嫌味にしか聞こえんよ。」
ξ///)ξ 「はぁ!? な、何言ってんのよ! べつn
川 ゚ ー゚) 「今際の際まで愛を語る夫婦と専らの噂だが?」
ξ///)ξ 「ッ!?」
( ^ω^) 「おっおっw クーもそこそこにしてやってくれお」
川 ゚ -゚) 「ふ・・・羨ましいことだ。」
('A`) ハゼロ

川 ゚ -゚) 「さて、私は行くよ。 また1週間程後にな。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

('A`) 「あ・・・あれは俺んちのかな」
( ^ω^) 「おー。ドクオのお迎えはすぐわかるおね」
('A`) 「カーチャンあんま器用じゃないからね」
( ^ω^) 「ユニークでいいと思うお」
('A`) 「気ィ使わなくてもいいって」
( ^ω^) 「そんなことないお」

('A`)y- カチッ
ε=('A` ) y-・~ フー

( 'A`)y-・~~ 「ツンの話じゃないけど、俺もカーチャンに感謝しなきゃならないんだろうな」
( ^ω^) 「お・・・確か、母子家庭だったかお?」
( 'A`)y-・~~ 「ああ」
('A`) y-・~~ 「・・・まぁしかし、感謝と口にはしたものの」
('A` ) 「今となっちゃあ出来ることなんてのはほぼ皆無・・・忸怩底知れず、って感じだよ」
( ^ω^) 「人生経験短いのにそう思えるってことは立派な事だと思うお」
(A` ) 「何を言っても後の祭りさ」
( ^ω^) ・・・
('A` ) 「・・・すまねぇ。 いや、わかっちゃいるんだ、愚痴ってても何も変わらないってことは」
('A`) q__ キュッ

( 'A`) 「とりあえず、今はしっかり実家に帰るさ・・・ってかそれくらいしか出来ることないしな」
( ^ω^) 「どうせなら前向きに考えるお」
('A`) 「やるならポジティブに、か?」
( ^ω^) 「ドクオはここに来た時と比べて随分前向きになったお。出来るはずだお」
('A`) 「そうかね」

('A`) 「・・・じゃあ背中押された勢いついでに、俺もそろそろ家路に着こうかしら」
( ^ω^) 「お、しっかりやってこいお」
('A`) 「りょーかい」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

( ^ω^) 「さて・・・」
( ^ω^) 「ツン、いつまで固まってるお」

ξ///)ξ
ξ゚听)ξ ハッ!


( ^ω^) 「僕らにも迎えが来たお」
ξ゚听)ξ 「あら、今年は早かったわね」
( ^ω^) 「あいつらも忙しいのによくやってくれてるお」
ξ゚ー゚)ξ 「そうね・・・」
( ^ω^) 「ツンは特に世話になったんだから、もっと感謝しなくちゃダメだお?」
ξ;゚〜゚)ξ 「もう、わかってるってば」
( ^ω^) おっおっ
( ^ω^) 「じゃあ今年も帰るとしますか!」


( ^ω^)胡瓜の馬に跨って、のようです

 

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