- 606 名前:後日談
◆wPvTfIHSQ6:2011/11/23(水) 18:56:00
ID:isks7Q2AO
-
(´・_ゝ・`)『……』
(*´・_ゝ・`)『くぅ〜! 一度言ってみたかったんだ、ドラマみたいに!』
>盛岡デミタス(フリーター)
(´・_ゝ・`)「え? あの事件ですか?」
(´・_ゝ・`)「あれは、僕の今までの人生の中で、一番のスリルとサスペンスが盛られた事件でしたね……」
(´・_ゝ・`)「あ! そうだ、次の作品案が決まった!」
(´・_ゝ・`)「電車内でテロリスト出現!
戸惑う主人公のヒロイン!
テロリストに殺されそうになるけど、主人公のスタイルが良すぎて、テロリストは欲情してしまうんだ」
(*´・_ゝ・`)「そして……そうだな、ピストルの筒部分を……いや、ここは柄で……」
.
- 607 名前:後日談
◆wPvTfIHSQ6:2011/11/23(水) 18:58:23
ID:isks7Q2AO
-
\(;^o^)/『おれがなにしたってんだ!
さっきからヒドいぞ!』
>人生オワタ(学生)
\(;^o^)/「だから、パンツはカーチャンが勝手に書い……」
\( ^o^)/「……え? 殺し屋がおれの真似を?」
\( ^o^)/
\(;^o^)/「うっそ!? おれまじオワタ!」
\(;^o^)/「ちょ、おまえにおれのなにがわかるんでい!」
.
- 608 名前:後日談
◆wPvTfIHSQ6:2011/11/23(水) 19:00:17
ID:isks7Q2AO
-
川 ゚ 々゚)『きゃっきゃ!
ピストルチョコ!』
( <●><●>)『静かに!
あとピストルチョコではありません!』
>素直くるう(?)
川 ゚ 々゚)「ピストルチョコの中には、弾を象ったピーナッツがあるんだ!」
川 ゚ 々゚)「で、引き金を引くと、ピーナッツポップガン!」
川 ゚ 々゚)「一口食べると魅惑の犯罪の味、二口食べると絶望のム所の味!」
川 ゚ 々゚)「ピストルを食べ終えると、その苦労の全てが飛んでいくほどあま〜い!
くるうコーポレーションにて絶賛発売中だよ!」
川 ゚ 々゚)
川 ゚ 々゚)「絶賛発売中だよ!」
.
- 609 名前:後日談
◆wPvTfIHSQ6:2011/11/23(水) 19:02:13
ID:isks7Q2AO
-
从*゚ーノリ『早速警察官になっちゃいました』
(゚ー゚;トソン『!?』
(;´・ω・`)『いやいや、『なっちゃいました』って!
一朝一夕でなれるモノじゃないよ警察!
国家公務員嘗めるな!』
>橘ルカ(警察官)
从*゚ -ノリ「はぁ〜 刑事になったら、毎日のように血を見るんだなぁ」
从*゚ーノリ「でも、弱音吐いてちゃ刑事は務まらないね」
从*゚ーノリ「今回の事件、気絶なんかしてないで、一部始終を見ておくべきでした」
从*゚ーノリ「なんたって、私が刑事を目指すキッカケになった事件なんだから、鮮明に覚えてたいですよ」
从*゚ -ノリ「警部さんに聞こうとしても、ぜんぜん話してくれないし。刑事への道のりは遠いなぁ」
.
- 610 名前:後日談
◆wPvTfIHSQ6:2011/11/23(水) 19:03:29
ID:isks7Q2AO
-
( <●><●>)『“拳銃”ですね』
(`・ω・´)『な……』
(`゚ω゚´;;)『 な ん だ と ォ ォ ォ ォ
ォ ォ ! ? 』
>本田シャキーン(美容師)
(`・ω・´)「俺を弁護した姉ちゃんが、また腕がよくてな。罪が軽くなったんだ」
(`・ω・´)「無論、逃げようなどとは思わない。長い時間をかけ、罪を償うつもりだ」
(`・ω・´)「あ? でぃとの関係?」
(`・ω・´)「………俺も、アイツも、ウララーが営んでいた食堂の常連だっただけだ」
(`-ω-´)「……」
(#`・ω・´)「というか、チーズおにぎりはそもそも俺が提案したんだぞ!
アイツめェェェェ!」
.
- 611 名前:後日談
◆wPvTfIHSQ6:2011/11/23(水) 19:05:48
ID:isks7Q2AO
-
( ><)『我々私服警察官の耳は、銃声を聞き分けるためにあるようなものですから』
(゚、゚トソン『本当は?』
( ><)『テンさんの後をつけてきただけです』
>稚内ワカンナインデス(警察官)
( ><)「……実は、あの時撮った写真はもう1枚あったんです」
(*><)「え、見たい? 仕方ないなぁ。ほら、これです!」
(*><)「………」
( ><)「………」
( ><)「あ、はい、僕の顔写真ですけど……」
( ;><)「ああっ! 破らないで!
きれいに写ったのにィィ!」
.
- 612 名前:後日談
◆wPvTfIHSQ6:2011/11/23(水) 19:07:10
ID:isks7Q2AO
-
(´・ω・`)『お前……』
( <●><●>)『ちょっと待って下さい』
>若手ワカッテマス(警察官)
( <●><●>)「残念ながら、武怨は逃してしまいました」
( <●><●>)「しかし、今にはじまった話じゃない。まだ諦めたわけではありませんよ」
( <●><●>)「……はい? なんで9なんかと組んでるのかって?」
( <●><●>)「………」
( <●><●>)「どこか、自分に似ている、そんな気がするのですよ。
ほっとけないというか、なんというか――」
( <●><●>)「え? 9が私の悪口を?」
( <●><●>)
><●> ) 「スミマセン、ちょっと用を思い出したので失礼」
.
- 613 名前:後日談
◆wPvTfIHSQ6:2011/11/23(水) 19:08:00
ID:isks7Q2AO
-
( メA`)『どうもぉ、しがない殺し屋ですよっとぉ』
>武怨(殺し屋)
( メA`)「またんきを、俺の手で殺せなかったのはプライドが許さないけど、サ」
( メA`)「依頼人曰く目的は果たしたからいい、とか言って、報酬を倍額もくれたんだぜ」
( メA`)「だから、今更あのオンナ殺そうとは思わないね」
( メA`)「……あぁん?」
( メA`)「この傷について聞かせてくれ、って?」
( メA`)「テンさんにでも聞いとけ。じゃあな」
( メA`)「フンッ」
.
- 614 名前:後日談
◆wPvTfIHSQ6:2011/11/23(水) 19:09:28
ID:isks7Q2AO
-
◆
(゚、゚トソン「B−7の拳銃……?」
(´・ω・`)「そうだ」
私の、自信なさげな解答に、すかさず警部は大声で肯いた。
私が理由を説明する間もなく、警部は言った。
(´・ω・`)「結論から言おう。シャキーンさんは、たったひとつだけ、嘘を吐いていたんだ」
(゚、゚トソン「え?」
.
- 615 名前:後日談
◆wPvTfIHSQ6:2011/11/23(水) 19:11:54
ID:isks7Q2AO
-
シャキーンさん、彼の証言は、結局全てがただしかった、そう思っていた。
実際、警部も私のこの意見に反論をいれる様子は見られなかった。
というのに、彼が嘘を吐いた、と、今更になって言うので、私も当然当惑した。
まして、シャキーンが一番驚きを見せたのも、この拳銃の時だったはずではないか。
警部も、この驚愕の様を見て、推理に踏み込んだのに。
(´・ω・`)「もともと、乗務員室前には拳銃がある筈なのに、でぃさんはそれを運ばなかった」
(゚、゚トソン「運んでたらB−7にある筈ないですもんね」
(´・ω・`)「じゃあ誰がB−7に持って行ったか……」
(´・ω・`)「シャキーンさんしかいない」
.
- 616 名前:後日談
◆wPvTfIHSQ6:2011/11/23(水) 19:14:21
ID:isks7Q2AO
-
(゚、゚トソン「でも、なんでわざわざ?」
(´・ω・`)「『またんきがA−5に座ったのは予想外の出来事である』事を付け加えてみな」
(゚、゚トソン「………」
(゚ー゚トソン「あ」
(´・ω・`)「彼は、なにも自分の席に隠す訳がない。
しかし、自分の席はとられていたんだ」
(´・ω・`)「シャキーンさんが、またんきの席に隠そうとしていたのに、先手をうたれた。
だから、シャキーンさんは隠す事ができなかったんだ、この銃を」
B−7から発見された銃を、白い手袋で掴んで、ぶるんぶるん振り回す。
ミルナ刑事が止めに入り、警部は、銃をミルナ刑事に再び返した。
(´・ω・`)「オーバーなリアクションをしたが、あれはわざと振る舞った、と見たほうがいいだろう。
実際、あの二時間で、彼があんなに驚きを見せたのは、あの一度きりなんだからね」
.
- 617 名前:後日談
◆wPvTfIHSQ6:2011/11/23(水) 19:16:33
ID:isks7Q2AO
-
(´・ω・`)「まあ、そういう事だから、ペニーもシャキーンさんを取り調べる際はホンキでしなよ」
('、`*川「いっそ警部がすればいいのに……」
(´・ω・`)「そう言うなよ」
姐さんのぼやきに、警部は明るい顔でそう言った。
そう言いますよ、と言った姐さんを余所に、警部は裾を正した。
ミルナさんと姐さんを前に、警部は今までにない明るい顔をして、
また、やはり今までにない華やかさを伴い、おおきく、強く言った。
(´・ω・`)「僕は、偽りを見抜くのが仕事の、人呼んでイツワリ警部だからさ!」
.
- 619 名前:
◆wPvTfIHSQ6:2011/11/23(水) 19:22:21
ID:isks7Q2AO
- これで、(´・ω・`)は偽りの香りを見抜くようです はおしまいです。
支援してくださった皆様、スレ立て代理してくださった皆様、トソンのキャラに指摘してくださった皆様、
書式含むおかしい点を指摘してくださった皆様、絵を描いてくださった皆様、まとめていただいたブーン芸さんと文丸さん、
そして、いままで読んでくださった皆様に、全身全霊をささげ、お礼申し上げます。ありがとうございました!
後半は急ぎ足だったので、日本語が変だったり、誤字脱字が見られたりするかもしれません。
また、後日談で萎えてしまった皆様、申し訳ありません。
もし質問があれば答えたいですが、私のミスや不覚が原因で起こった質問には、ごめんなさいと言います。
戻る