90 :書初め(蛙の子は蛙):2006/12/29(金) 23:42:33.24 ID:TM3V8eYe0

(゚(A゚(゚A(゚)A「がbしrgrj」

(;^ω^)「ドクオ……早く深刻なエラーから回復してくれお」

ドクオの肩を抱き廊下を歩くブーン。
喧騒に包まれていた空間も、今では静まり返っている。

(;^ω^)「童貞の誓いはドクオから一方的に言ってきたものだったけど、ちゃんと覚えてるお」

(;^ω^)「ドクオ言ってたおね……」


(;^ω^)「『男には守らなくちゃいけないモノが二つある……なんだかわかるか?』」

(;^ω^)「『プライドと……』」


(゚(A゚(゚A(゚)A「……童貞、さ」

(;^ω^)「ド、ドクオ!!」


91 :書初め(蛙の子は蛙):2006/12/29(金) 23:43:22.50 ID:TM3V8eYe0

AAAA(゚((AAAA゚゚゚(((゚A(゚)((A((「覚えててててててててくれくれくれたたたたたたたたたたた

(;^ω^)「無茶すんなおwwwwwwwwwwwww」


保健室の扉を開けると、独特の空間の匂いが鼻についた。

(;^ω^)「すいませーん……お?」

中を見回したが、保健医の姿はない。
仕方なくブーンはドクオをベッドに寝かせ、同じベッドに腰を下ろした


92 :書初め(蛙の子は蛙):2006/12/29(金) 23:43:49.45 ID:TM3V8eYe0

(;^ω^)「っていうかドクオの誤解といてないお……」

「誤解って……何?」

(;^ω^)「フェラの誤解だお。ドクオはブーンがツンにフェラしてもらったと思ってるお」

「……!! ツ、ツンと付き合ってるの?」

(;^ω^)「だから誤解だお!! ……ってか誰だお!?」

「へ〜……付き合ってないんだ……」
94 :書初め(蛙の子は蛙):2006/12/29(金) 23:46:40.88 ID:TM3V8eYe0

(;^ω^)「誰だお!? どこにいるんだお!?」


「後ろよ後ろ」


(;^ω^)「!? 君は……」

無人だと思った隣のベッド。
わずかにかかったそのカーテンの向こうから、女子生徒が顔を出した。

(*゚ー゚)「はじめまして。あたしのコトは……知ってるわよね?」


95 :書初め(蛙の子は蛙):2006/12/29(金) 23:47:15.34 ID:TM3V8eYe0

(;^ω^)「し、しぃ!! ……さん」

(*゚ー゚)「よびすてでいいよ」

(;^ω^)「あうあう」

(*゚ー゚)「どうしたの、彼」

動揺するブーンを他所に、しぃはベッドのドクオを覗き込む。

(;^ω^)「いや、あのショックで気絶、しちゃって……」

(*゚ー゚)「気絶? 何で?」

(;^ω^)「きっと、ど、童貞協定を破ったって勘違いしたからだお」

97 :書初め(蛙の子は蛙):2006/12/29(金) 23:49:04.26 ID:TM3V8eYe0

(*゚ー゚)「……ブーン君、童貞なの?」

(;^ω^)「どどどど童貞ちゃうわ!!」

気付けばしぃはベッドに腰かけ、二人の距離は縮まっていた。、


(;^ω^)「じゃなくて……童貞、いや、気持ち的にはヤリたいんだけど、違う」

(*゚ー゚)「ふ〜ん……」

あからさまに胸を強調している事に気付いたブーンは、自然と後ずさりを始める。


98 :書初め(蛙の子は蛙):2006/12/29(金) 23:50:35.96 ID:TM3V8eYe0

(*゚ー゚)「あたしの噂、聞いてるでしょ?」

(;^ω^)「なんの……ことだお……」

しぃの手が伸びる。


当然のようにいきり立ったブーンのモノを、

(*゚ー゚)「しぃは、ヤリマンって噂」

(;^ω^)「あ……」

ズボンの上から優しく撫でた。


99 :書初め(蛙の子は蛙):2006/12/29(金) 23:50:53.41 ID:TM3V8eYe0

(;^ω^)「ちょ……待……」

(*゚ー゚)「……」

すでに座っているしぃの目は、ブーンの意思など解さない。
徐々に乱暴になってきたしぃの愛撫に、ブーンの口から喘ぎ声が漏れ始めた。

(*゚ー゚)「すご……おっきぃ……」

(*´ω`)「……ぅ!!」

(*゚ー゚)「何? 我慢してるの?」


隣には親友。
目の前には自分を愛撫する女子。
クラスの皆は授業中で、今の自分は保健室……。

状況が、ブーンの昂ぶりを加速させていく。
101 :書初め(蛙の子は蛙):2006/12/29(金) 23:52:01.78 ID:TM3V8eYe0

止めなくては。
意思とは裏腹にしぃの手を遮ることができない。

歯を食いしばり、天井を仰ぐ。
しかし、冷やりとした開放感を股間に感じたブーンは、すぐに目を下ろした。

(*゚ー゚)「あは、やらしい……」

見慣れた自分の息子に絡む、女の手。
空気よりも冷たいしぃの手が竿に絡む。

(*´ω`)「ああああぁぁぁああ……」
104 :書初め(蛙の子は蛙):2006/12/29(金) 23:54:27.66 ID:TM3V8eYe0

(*´ω`)「だめだおぉぉぉ……ココ保健、室……」

なんとか搾り出した抵抗の声にも、しぃは手を止めない。
逆に紅潮した顔を見せて、彼女は言った。

(*゚ー゚)「あたしもさ。やばいとは思ってるんだけどさ……」

(*´ω`)「……?」


(*゚ー゚)「……どうしよ、止まんないよぅ……」

(*´ω`)「……!!」

消え入りそうな声でブーンに告げるその顔は、今にも泣きそうなほど熱っぽかった。
108 :かき初め(二回目):2006/12/30(土) 00:03:16.21 ID:OUffVlpB0

(*´ω`)「(もう……もう……)」

(*゚ー゚)「え、あっ」

(*´ω`)「ッッッ!!」

しぃの華奢な肩に手をかける。
二人の熱を帯びた瞳が合わさったその時。


「あ〜っ、疲れた〜!!」

(;^ω^)「!!」

(*゚ー゚)「!!」

扉を開ける音と共に、乾いた声が保健室に響き渡った。


109 :かき初め(二回目):2006/12/30(土) 00:03:30.29 ID:OUffVlpB0

「クソ〜なんでココでタバコ吸えないかな〜」

(;^ω^)「(やばっ!! ほ、保健の先生だお!!)」

慌てたブーンが息子に手を伸ばす。
勢いよく引き上げられたチャックは、彼の余り気味な包皮を巻き込んだ。

(;゚ω゚)「ほぅッッ!!!!!!!!」

保健医「ン? 誰かいんのか?」

(*゚ー゚)「……!!」


110 :かき初め(二回目):2006/12/30(土) 00:04:20.06 ID:OUffVlpB0

簡易的な仕切り版で区分けされたベッドの向こうから、保健医が近づいてくる。
対するブーンは、痛みと焦りで身動きが取れなかった。

(*゚ー゚)「こ、こっち……!!」

(;゚ω゚)「……!?」


保健医「誰だ〜?」


AAAA(゚((AAAA゚゚゚(((゚A(゚)((A((


保健医「なんだドクオか…………ドクオか?」

112 :かき初め(二回目):2006/12/30(土) 00:08:29.25 ID:OUffVlpB0

保健医「え? ホントにドクオ? なんかバグってない?」


AAAA(゚((AAAA゚゚゚(((゚A(゚)((A((


保健医「……ドクオ……なのかなぁ……」

納得のいかない顔で戻っていく保健医。
隣のベッドでは、布団を被った男女が一組。


113 :かき初め(二回目):2006/12/30(土) 00:08:43.92 ID:OUffVlpB0

(;^ω^)「行った……みたいだお」

(*゚ー゚)「……よかった」

とりあえずの危機を脱したブーンは、安堵からか、また痛みがぶり返してきた。

(;^ω^)「うう……」

(*゚ー゚)「あ……大丈夫??」

苦悶の表情を浮かべるブーンを見て状況を察したのか、しぃは優しい声をかけた。

(;^ω^)「あ、大丈夫……って、ちょ!?」
115 :かき初め(二回目):2006/12/30(土) 00:09:47.35 ID:OUffVlpB0

(*゚ー゚)「うわぁ……痛そ、血ぃ出てるよ」

もぞもぞと下方に移動し、息子の診断をするしぃ。

(*゚ー゚)「可哀想……」

さっきまでとは別人と思える程の優しい声。
そのギャップと状況は、ブーンが一気に昇り詰めるには充分なものだった。


116 :かき初め(二回目):2006/12/30(土) 00:12:05.47 ID:OUffVlpB0

(*゚ー゚)「は……あン……」


(;゚ω゚)!!



(*´ω`)…



あの夜の再現。

自分一人では体感することのない快楽に、ブーンは一時の我慢も出来なかった。
118 :VIP皇帝:2006/12/30(土) 00:15:15.43 ID:OUffVlpB0

(;゚ー゚)「!!!!!!!」

咄嗟にしぃが跳ね上がる。
息子から放出される精液は、彼女の顔を横切り、布団に不時着した。

(*゚ー゚)「う、わぁ……」

二度三度。
ブーンの痙攣は収まらなかった。

痛みすら覚える放出量。
射精の余韻に浸る間もなく、再開されるしぃのフェラチオ。

(*´ω`)「ちょ、くすぐったい、お……」
120 :かき初め(二回目):2006/12/30(土) 00:17:38.44 ID:OUffVlpB0

(*゚ー゚)「ン……ンン……えへへ、変な味……」

(*´ω`)「……?」

ブーンはその時、かすかな違和感を覚えた。
ヤリマンと称される者の言葉としての、違和感。

(*´ω`)「しぃ……? きみ、ひょっとして……」

(*゚ー゚)「あ、先生また出て行くみたいだよ」


121 :かき初め(二回目):2006/12/30(土) 00:17:55.06 ID:OUffVlpB0

その疑問は氷解することなく、また新たな問題が浮上してきた。

(*゚ー゚)「今が抜け出すチャンスだよね……でもこの布団どうしようか」

(;^ω^)「……」


(*゚ー゚)「ブーン君、出しすぎ」

(;^ω^)「あう……」


122 :かき初め(二回目):2006/12/30(土) 00:19:35.58 ID:OUffVlpB0

コップの水をぶちまけたように白く広がる精液。
とても数分で乾くようには思えなかった。

(;^ω^)「……いいこと思いついたお」

(*゚ー゚)「え?」

(;^ω^)「しぃ、ちょっと手伝ってお」

(*゚ー゚)「え? え?」

(;^ω^)「心苦しいけど……どうやらこの手しかなさそうだお」

ブーンが見つめるその先には、バグってしまった親友が気持ち良さそうに寝息をたてていた。
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