108 : ◆rHi47N9WYc :2007/02/28(水) 20:21:02.65 ID:EE8yGu6XO
第八話

('A`)

あれから、俺とブーンは二人でギコさんと話し合いをした。
もちろんあの事故のことで、

ギコさんは最初からずっと申し訳なさそうな顔をしていたので、俺らもついつい戸惑った。

とりあえず事故後の入院検査費用は任意保険がおりていたので特に問題は無し、

本題はスープラだ。

109 : ◆rHi47N9WYc :2007/02/28(水) 20:21:51.19 ID:EE8yGu6XO
('A`)

ブーンも驚いてたが俺はスープラを廃車にする旨を話し、結局対物の保険金を受け取ることになった。

それでもあのスープラは年式が年式だったため、結局50出るかどうかだった。

あとは慰謝料というか見舞い金として現金20万円ほどを受け取った。

ギコさんのポケットマネーだった


あとは事故現場からのレッカー代やら廃車費用くらいで、特に問題はなかった。

終始低姿勢で申し訳なさそうにしているギコさんがいたたまれなくて俺はつい生意気にもこんなことを言ったりもした

110 : ◆rHi47N9WYc :2007/02/28(水) 20:22:46.14 ID:EE8yGu6XO
('A`)「いいんですよ…俺だって湾岸を飛ばすの好きですし…

一歩間違えてれば俺があんな事故を起こすことだって有り得るんです。

お互い様、って言ったら軽すぎるかもしれないですけど…」

ギコさんはひたすら俺とブーンに謝った後、帰っていった。


家に帰ったら、以前注文しておいたスープラのコンピューターが届いていた


('A`)「いまさら…もう遅い」

…即座に返品した
117 : ◆rHi47N9WYc :2007/02/28(水) 21:11:08.30 ID:EE8yGu6XO
(*゚∀゚)



やあ!みんな元気かい?
あたし?あたしはめっさ元気さあ!


…なになに?そんなことは聞いてないって?まあまあそんなに慌てなさるなって


あたしはつー、24歳独身、中古車販売店勤務、

うん、クルマ関係の仕事してるんだわさ。もうかれこれ四年目になるのかな。


うん、営業は楽しいときは楽しいけど、大変なときは大変なんだ
119 : ◆rHi47N9WYc :2007/02/28(水) 21:13:21.87 ID:EE8yGu6XO
(*゚∀゚)

今日はちょこっと役所に印鑑証明取りにいって警察に車庫証明出して陸自でお客のインプレッサの名義変更終わらせて…

今やっと店に戻って来て少し休憩してるわけなのさ

…おやおや〜?いま外でクルマを見てるのはどうやらお客さんかなぁ


( ^ω^)


(^ω^  )



( ^ω^ )

120 : ◆rHi47N9WYc :2007/02/28(水) 21:14:33.75 ID:EE8yGu6XO
( ^ω^)


さて、事故の問題もあらかた片付いたようだし、そろそろ自分のクルマ購入を検討しようかお、


なにしろ僕もついにアルバイトから正社員に格上げされたわけだからローンだって楽に組めるはずだお


…しかし、肝心の自分が欲しいクルマがまだ決まらないお
123 : ◆rHi47N9WYc :2007/02/28(水) 21:16:19.76 ID:EE8yGu6XO
( ^ω^)

そう思ったから適当に中古車雑誌を買ってきてみたお


さっそく「クーペタイプ」のページを開いてみるお…

パラパラパラ…


( ^ω^)「………」



( ゚ω゚)「!!」


僕は一目散に支度を整え、ドアを蹴飛ばして外にでたお
125 : ◆rHi47N9WYc :2007/02/28(水) 21:23:28.84 ID:EE8yGu6XO
(*゚∀゚)「いらっしゃいませ!なにかお探しなのかなっ?」


( ^ω^)「おっ?店員さんですかお」


(*゚∀゚)「そーですよー、おやおやお客さん、手に中古車雑誌なんか持っちゃって…気合い入ってるね〜!」


( ^ω^)「おっおっ、そうそうこの本のこのページの…

このクルマありますかお?ちょっと見せてもらいたいんだお」


(*゚∀゚)「え〜と、どれどれ…



ああ、この初期型のNAでオートマの白いGTOですねっ?」

( ^ω^)「ありますかお?」
129 : ◆rHi47N9WYc :2007/02/28(水) 21:31:27.55 ID:EE8yGu6XO
(*゚∀゚)「残念!三日前に売れちゃいました〜。また来てね〜」





( ヽ´ω`)「………」
134 : ◆rHi47N9WYc :2007/02/28(水) 21:47:46.11 ID:EE8yGu6XO
( ^ω^)


もうGTOは即あきらめたお。というかあのわけのわからん女店員がなんか信用できないお
てかよくよく考えてみたらオートマじゃ困るお

しかたがないからドクオに相談でもしにいくことにするお


そう思って僕はドクオを『バーボンハウス』に呼び出したお

135 : ◆rHi47N9WYc :2007/02/28(水) 21:48:40.38 ID:EE8yGu6XO
〜午後、バーボンハウス〜

カランカラン…

(´・ω・`)「やあ、また君か、残念だが君には一生(ry」

( ^ω^)「はいはいわろすわろす」


('A`)「おいすー。」

ドクオはすでにカウンターに座ってコーヒーを飲んでいた


('A`)「…で?いよいよクルマを買いたいってか?」
137 :愛のVIP戦士:2007/02/28(水) 22:00:20.92 ID:EE8yGu6XO
( ^ω^)「そうなんだお、ドクオも二台目のクルマ買う予定なんだお?」


('A`)「ああ…そうだな、オレは次は何にするかだいたい決めてるが…ブーンは決まったのか?」

( ^ω^)「それがさっきNAの白いGTO(ry」


(;'A`)「せめてマニュアルだろ…」


(´・ω・`)(ネ申…いや、なんでもない)

138 : ◆rHi47N9WYc :2007/02/28(水) 22:01:23.44 ID:EE8yGu6XO
( ;^ω^)「いや、すっかり見落としてたんだお、正直反省してるお」


('A`)「…で?GTOは諦めて…まだ何を買うかはわからないんだな?」

( ^ω^)「そういうことになるお」


(´・ω・`)「ブーン、とりあえず注文を聞こうか?」

( ^ω^)「おっ、忘れてたお。それじゃコーヒーを頼むお」


139 : ◆rHi47N9WYc :2007/02/28(水) 22:05:25.57 ID:EE8yGu6XO
〜新制首都高速、湾岸線〜


川 ゚ -゚)


真夏だ。完全に真夏。

昼間は汗ばんでどうしようもないが、夜中だけは気温も低くてしのぎやすい。外に出れば緑が匂う。

夏独特の、どこか幼いころの思い出が蘇るような…この空気

この空気に誘われたから…という理由ではないけれど、私は相変わらずここに来ている。

140 : ◆rHi47N9WYc :2007/02/28(水) 22:20:56.84 ID:EE8yGu6XO
川 ゚ -゚)「水温…油温…油圧、よし」


ちょうどアクセルを踏み込もうとしたとき、後ろから二台ぶんのハイビームが迫ってきた。


川 ゚ -゚)「む…


先に前に行かせてみるか…」


ブォアアア…
バララララ…

S15シルビアと100系のチェイサーツアラーVだった。

速度は…140キロ程度か、

 

143 : ◆rHi47N9WYc :2007/02/28(水) 22:30:23.55 ID:EE8yGu6XO
川 ゚ -゚)


二台は私のZ32を追い抜くと、一気に加速体制に入った。

おそらく勝負を挑んできているのだろう

川 ゚ -゚)「………いいだろう」


3速4000rpmから一気にアクセルを踏み込んだ。


ガガガガガガ…
シュ――――…
ビィィィィィ…
ブォオオオオ…

さまざまな音が一斉にエンジンルームから聞こえてくる。

それらは複雑に混じり合い、VG30改3.1独特の音色を造り出す

やはりこれだ。この感覚…

144 : ◆rHi47N9WYc :2007/02/28(水) 22:31:10.55 ID:EE8yGu6XO
川 ゚ -゚)4速にシフト、

S15とツアラーVのテールが迫る。

Zはありったけの馬鹿力でシルビアを追い抜き、後ろにおいやる


4速7000、5速に入れるころには、もう一台のチェイサーももうついてこなくなる、もう終わりだ

川 ゚ -゚)「…………」




もう、二台のヘッドライトも見えない…今夜はもう帰って寝ることにしよう、

145 : ◆rHi47N9WYc :2007/02/28(水) 22:31:49.62 ID:EE8yGu6XO
川 ゚ -゚)


カタタタ…

…ん?



さきほどまでは出ていなかった音がZのエンジンルームから聞こえる…

なにか抜けたかな…


川 ;゚ -゚)「…やれやれ、相変わらず手間のかかるクルマだ」


おかげで、このあとは眠らずに点検しなくてはならない

『高速、西VIP出口』の看板の方へ車線を変えた

146 : ◆rHi47N9WYc :2007/02/28(水) 22:42:33.18 ID:EE8yGu6XO
川 ゚ -゚)


ここは自宅のガレージ、今しがたZで湾岸から帰ってきたところだ

ブォオオオロロロロ……


アイドリングでも相変わらず野太いサウンドを響かせる私のZ32だが…


カタタタタタ…


やはり異温が聞こえる…、こういうのをほったらかしにしておくとあとあとブローしたり、

エンストしたり、ロクなことがない…

147 : ◆rHi47N9WYc :2007/02/28(水) 22:43:33.05 ID:EE8yGu6XO
川 ゚ -゚)「………もうそろそろオーバーホール時期かな」


エンジンをクルマから降ろして完全に分解して、洗浄して、消耗品を交換…

普通の車なら廃車まで一度もオーバーホールしなくても大丈夫だが…

毎晩のように300キロ出すようなZはそうはいかない。

一年ほど前にもやったことがある。ハッキリ言って大作業だ

川 ゚ -゚)「…とりあえず、明日からだな」


ブォロロロロ…、プスン


エンジンを切り、ガレージの電気を消した
151 : ◆rHi47N9WYc :2007/02/28(水) 23:09:35.80 ID:EE8yGu6XO
ξ゚听)ξ




…こないだついに父親に呼び出された。


理由は…だいたい想像がついてたんだけど…結果的にはまさにその通りだった…



( ´∀`)「ツン、お前…最近なにか隠してることがあるんじゃないか?」



ξ゚听)ξ「…え?」
153 : ◆rHi47N9WYc :2007/02/28(水) 23:22:00.24 ID:EE8yGu6XO
ξ゚听)ξ

私は、シラを切り通すつもりだった


でも
( ´∀`)「…まあいい、ちょっと今から父さんとドライブに付き合ってもらおうか」


父はそういうと、NSXのキーを引き出しから取りだし、椅子から立った


つん「ドライブ…?!」


父とガレージに向かい、私は何も言わずにNSXの助手席に座った

154 : ◆rHi47N9WYc :2007/02/28(水) 23:23:28.91 ID:EE8yGu6XO
ξ゚听)ξ


父も…黙ったままNSXのハンドルを握り、夜の街を流しはじめる


( ´∀`)「このクルマがガレージにあること…知ってたか?」



ξ゚听)ξ「べ、べつに知らなかったわよ」

あくまでシラを通すつもり

それにしたって父は何を考えているんだろう

ξ゚听)ξ「だいたいウチはクルマの数が多すぎるじゃない…そんないちいち把握してられないわ」


( ´∀`)「ふふ…それもそうだな」

155 : ◆rHi47N9WYc :2007/02/28(水) 23:24:22.52 ID:EE8yGu6XO
新制首都高に入ると、父はNSXのアクセルを深く踏んだ

クォワアアアアアー…ン

自然吸気ならではの混じり気のない澄んだ音を排出し、黄色いマシンが加速する


( ´∀`)「どうだい?いい加速するだろう」


ξ゚听)ξ「…まあね」

既にその加速感を知っている私はそっけなく答えた

たぶんもうバレてるかもわからない


( ´∀`)「…ふふん」
157 : ◆rHi47N9WYc :2007/02/28(水) 23:32:32.43 ID:EE8yGu6XO
ξ゚听)ξ


それっきり、父も私も、ガレージに戻るまで、ずっと無言だった


路肩の水銀灯が、ひとつずつゆっくり後ろに流れては、消えていった

158 : ◆rHi47N9WYc :2007/02/28(水) 23:34:21.06 ID:EE8yGu6XO
ξ゚听)ξ



父はガレージにNSXを停め、黙って降りた


私も降りたはいいけど、このあとどうすればいいのかわからず…

ただ父の次の言葉をまった


父はタバコをとりだし、私に背中を見せたまま一服している



( ´∀`)y ̄~「……」


ξ゚听)ξ「……」
175 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 01:33:52.10 ID:frTdFFkPO
( ´∀`)y ̄~「このNSXは…マフラーはキダスペシャル、あとはCPUとエアクリだけ社外品に交換してある。」


突然父が訳のわからないことを言い始めた




( ´∀`)「話はそれだけだ。それじゃあおやすみ」


父はタバコの火を消しながら、そのまま屋敷の方へと戻っていった



私には、父の言葉が何かの始まり、もしくは終わりのように感じた

次の日から、いつも父の部屋の引き出しにあったNSXのキーは、

なぜかリビングの壁にかけられていた

176 : ◆rHi47N9WYc :2007/03/01(木) 01:35:48.33 ID:frTdFFkPO
〜VIP市、某ファミレス〜


駐車場には白い100系チェイサーと青いS15シルビアが停まっている




( ;^Д^)「まったく…全然かなわなかったよな、あのZ32」

男がトンカツを頬張りながら愚痴らしきものをこぼす



( ・∀・)「…まあ、あっちは3リッターツインターボだ。仕方ないだろ」


もう一人の男は茶碗蒸しをかきこみながら冷静に言葉を返す
178 : ◆rHi47N9WYc :2007/03/01(木) 01:36:46.70 ID:frTdFFkPO
( ^Д^)「とりあえず負けっぱなしってのは悔しいよな。どうするよ?」


( ・∀・)「……金はあるのか」


( ^Д^)「金の工面なんかどうにでもなるぜ」


( ・∀・)「…相変わらずだな。捕まっても知らんぞ」


( ^Д^)「なんとかなるさ…」


食事を終えた二人は、同時にタバコに火をつけた

179 : ◆rHi47N9WYc :2007/03/01(木) 01:37:45.22 ID:frTdFFkPO
( ・∀・)y ̄~「今のクルマをチューンするか、より速いクルマに乗り換えるか、どっちにする?」


( ^Д^)y ̄~「…おいおい、オレのチェイサーじゃこれ以上チューンしても空気抵抗や重量がどうにもなんねーぜ、4ドアだし、」

( ・∀・)y ̄~「……乗り換えだな?」


( ^Д^)y ̄~「…そーだな、…まったく、同じクルマが二ヶ月続かないってどんだけ飽きっぽいんだかw」
181 : ◆rHi47N9WYc :2007/03/01(木) 01:41:00.86 ID:frTdFFkPO
( ・∀・)y ̄~「……お前、最初のクルマなんだっけ?」


( ^Д^)y ̄~「え〜と、なんだっけ…そうだAE86だ、その次が180SXで…次ももっかい180SXで…ケンメリと来て
次はなぜか血迷ってオデッセイ買ってすぐ飽きて…そんで90のマークUときて、今のチェイサーだ」


( ・∀・)「いや…すごいねどうも」


( ^Д^)「飽きっぽい性格でな、次はなににしようかと思うんだが」


( ・∀・)「…次は、最高速向きのクルマしかないんじゃないか」


( ^Д^)「…そうだよな、なにか考えとかなきゃな。」


( ・∀・)「…さて、出るか、今日はオゴリにしといてやるよ」


( ^Д^)「……わりぃな」


二人は、会計を済ませ、そのまま自分のクルマに乗って、バラバラに帰っていった
234 : ◆rHi47N9WYc :2007/03/01(木) 21:04:23.85 ID:frTdFFkPO
( ・∀・)


俺はモララー、S15シルビアオーナーだ。


VIP市に首都機能が移転され、新制首都高が開通してからというもの、

俺はちょくちょく走りに来ていたんだ。職場も近かったからね


もちろん、当初は素人に毛が生えた程度以下の走りしか出来なかった。


それでも週に何回かは新制首都高に上がって少しでも上手くなれるように納得するまで走ったさ

235 : ◆rHi47N9WYc :2007/03/01(木) 21:05:55.45 ID:frTdFFkPO
( ・∀・)


しかし、所詮あそこは公道だ。

一般者があっちこっちにいやがるし、ヘマこいてオマーリに捕まっちまったこともある。


だから腕を磨くのはなかなか難しかった


それが悔しくてちょっと前からサーキットに通うようになり、クルマもS15に乗り換えた。


そんな時、当時90系マークUでブイブイいわしてたプギャーと夜のパーキングで出会い、
意気投合したというわけさ

236 : ◆rHi47N9WYc :2007/03/01(木) 21:08:05.85 ID:frTdFFkPO
( ・∀・)

アイツとは、はじめて会ったときから不思議に意見が合った。


クルマに関する考え方、新制首都高の攻めかた、女の好み、まぁそれはいいとしても、今まで一人で走っていた俺にとっては、アイツがいるだけでだいぶ気分が違った


もっと上手くなりたい、速くなりたい…


一緒にサーキットも攻めるようになり、俺も、アイツも、ツクバで1分5秒台を出せるようになった。


口に出して言うことはなかったし…これからも絶対に言わないが

アイツは俺にとって良きライバルだ


237 : ◆rHi47N9WYc :2007/03/01(木) 21:10:50.96 ID:frTdFFkPO
( ・∀・)


実際今までクルマのチューンはそんなにしていなかった。


吸排気、ブーストアップ、コンピューターといったお手軽系ばかり、

そんなのそのへんの走り系のクルマならデフォだ

だが俺はそれで良かった。いくらチューンしてもウデがついてこなけりゃそれまでだ。宝の持ち腐れになるか…壁にぶつかって天に召されるか…だ


異論は認めない


そう思っていたが、ついこないだその考えは変わってしまった。

変えざるをえなかった

いつものようにプギャーのチェイサーと俺のS15で湾岸で遊んでたら黒いZ32にブチ抜かれたからだ。

238 : ◆rHi47N9WYc :2007/03/01(木) 21:12:45.74 ID:frTdFFkPO
( ・∀・)


なぜか、離れていくZ32の後ろ姿が異様に俺に語りかけてくるのを感じた


何を語りかけてきたかなんてのはわからない。


『まだまだ甘いな』かもしれないし、『お疲れさん』かもしれない


五分くらいしてからやっとその言葉に気付いて俺はカーッときたね

今度はこっちがどうにかしてあのZに『ざまあみろ』とテールで語りかけてやりたくなったのさ


第八話  完

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