39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/26(土) 20:56:08.78 ID:S7R1gvyq0
('、`*川 「おっはよー!ジョルジュ君」

僕がフサギコの方を睨んでいると、ペニサスがやってきた。
あいかわらず、タイミングの悪い奴だと思った。

( ゚∀゚)「おはよう」

('、`*川 「なーにフサギコ睨んでんのよw」

( ゚∀゚)「なんでもねーよ」

('、`*川 「いーや、何かある!」

( ゚∀゚)「ねー」

('、`*川 「……私に隠し事は駄目だって、言ったでしょ?」

( ゚∀゚)(しらねーよ)

彼女は顔を近づけ、ボソリと小声で呟く。

('、`*川 「……今日、すごぃのしてあげるから……」
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/26(土) 20:58:52.04 ID:S7R1gvyq0
辞めてくれ。
お前みたいなビッチなんか、コッチからお断りしたい。

だが、いい事を思いついた。

( ゚∀゚)「……なぁ、お前溜まってんの?」

('、`*川 「ジョルジュ君となら……いつでも大歓迎」

( ゚∀゚)「いいよ。今日、すっげー楽しませてやるから」

そういうと、ペニサスの顔が真っ赤になった。
これがペニサスではなく、ツンだったらどれだけ良かっただろうか。

( ゚∀゚)「ほら、センセー着たし席もどれよ」

('、`*川 「うん……」

44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/26(土) 21:03:16.75 ID:S7R1gvyq0
ショボン先生が、教室に入ってきた。
僕のいじめに気付きながら、一切関与しなかった先生。
僕にとって、それは加害者と何の変わりもない。

( ゚∀゚)(入るかお……?)

いや、今入るのはまずい。
自分がショボンになってしまえば、ジョルジュが抜けてしまう。
本来の彼に戻るまで、何分かかるか分からない以上下手なことは出来ない。

( ゚∀゚)(後でいっか)

とりあえず今は、ペニサスの番だ。
45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/26(土) 21:04:52.25 ID:S7R1gvyq0
授業が始まった。
誰も、僕がいないことに反応しない。
彼らにとって、ブーンというのはたったそれだけの存在なのだ。

( ゚∀゚)(さーて、もうそろそろかな)

みんなが授業に集中し始めた頃。
僕は、ペニサスの方に集中し始める。
彼女に意識を向け──


──"入った"



46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/26(土) 21:06:55.73 ID:S7R1gvyq0
( ^ω^)「おっおっ。女の子の部屋はいいおー」

ビッチといえど、流石は女の子だ。
まずは匂いから違う。
この匂いを常にかげるのなら、たとえビッチでも構わないかもしれない。

(;^ω^)「おっとっと……僕にはツンがいるんだお」

この姿。
本来の姿の僕の時だけ、何故か気持ちがリラックスする。
ジョルジュになっている時は──
──僕が、僕でないような。



50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/26(土) 21:09:28.73 ID:S7R1gvyq0
( ^ω^)「それより、目的の物だお」

部屋には物が散乱していて、何が何だか分からない。
だが、その中でもひときわ輝いている物があった。

( ^ω^)「……これが、ジョルジュかお」

ジョルジュに対する気持ち。
光がピンクであることから、好意を抱いていることが分かる。

( ^ω^)「……あったお」

彼への気持ちにあった、「性欲」
それを、ジョルジュの中から無理矢理取り出した。

( ^ω^)「これで、ただの対象のない性欲だお」



51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/26(土) 21:11:25.69 ID:S7R1gvyq0
今度はその性欲を、膨らませ始めた。
僕が念じるたびに、どんどんそれは大きくなっていく。

( ^ω^)「おっおっー。面白いおー」

部屋を覆い尽くすほどの性欲。
もう、部屋にはこれしかないといっても過言ではない。

( ^ω^)「最後に……」

最も大事な部分。
僕は、それに手を掛ける。

( ^ω^)「……自制心を、取り除くお」

──……
……
・・


80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/26(土) 22:05:33.14 ID:S7R1gvyq0
( ゚∀゚)「──っと」

また僕は"自分"の中に帰ってきた。
そして、隣の席のペニサスの顔を覗き込む。

('、`*川 「──」

ぽーっとした感じで、まったく意識がないようだ。
口も半開きで、今にもヨダレが垂れそうになっている。

( ゚∀゚)(部屋変えすぎたからかお?)

いくら何でも、色々改造しすぎたかもしれない。
心と体が、上手くかみ合っていないのだろう。

( ゚∀゚)(ま、その内はじまるお)

彼女の、性欲発散劇が。
84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/26(土) 22:08:25.08 ID:S7R1gvyq0
('、`*川 「……」

ふと、彼女の焦点がきちりと戻った。
完全に、意識が返ってきたようだ。

('、`*;川 「……」

あたりをキョロキョロと見回している。
きっと、抑えられない性欲が彼女を困らせているのだ。

( ゚∀゚)(自制心は……かすかに残っているようだお)

彼女の顔を見ていると、ふと、目が合った。

('、`*;川 「ね、ねぇジョルジュ君……授業サボらない?」

顔を真っ赤にして、小声で言う彼女。
それを聞いた僕は、それを拒否する。

( ゚∀゚)「遠慮しとくわ」
88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/26(土) 22:12:19.89 ID:S7R1gvyq0
彼女が、股間の辺りをモジモジさせながら言う。

('、`*;川 「何かすっごい来ちゃってさ……。お願い?」

普段の僕なら、こんな誘惑にすぐに乗ってしまうだろう。
だけど、今の僕はジョルジュ。
僕であり、僕でない。ジョルジュであり、ジョルジュでない存在。

( ゚∀゚)「そんなにしたいなら、ここでヤッちまえよ」

('、`*;川 「え──?」

僕は、彼女の僅かな自制心に追い討ちを掛ける。

( ゚∀゚)「オナニー。みんなの前でしたら気持ちいいんじゃね?」


90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/26(土) 22:14:16.57 ID:S7R1gvyq0
('、`*川 「みんなの……前で……?」

まだ粘るか、自制心よ。
いくらビッチといえど、流石に簡単には崩れないようだ。

( ゚∀゚)「そう。全て解放してさ……快感に溺れるんだ」

自分でも驚くほど口が回った。
やはりここらへんは、ジョルジュが混ざっているのだろう。

( ゚∀゚)「お前は、淫乱なんだしよ」


92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/26(土) 22:16:54.13 ID:S7R1gvyq0
その言葉で、完璧にペニサスは崩れた。
彼女の溢れるほどの性欲が、完全に解放される。

('、`*川 「……ん……」

授業中にも関わらず、彼女は自分のスカートに手を忍ばせた。
ここからでは見えないが、恐らく、手淫。

('、`*川 「んはぁ……」

今度は、声を我慢すらしていない。
完全に、自制心がない状態だ。

( ゚∀゚)(エロいおー)

ただ僕は、そんな事を考えるばかり。
99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/26(土) 22:23:02.52 ID:S7R1gvyq0
('、`*川 「んくぅ……気持ちいい……」

彼女の喘ぎ声は、もう教室中に聞こえるほど大きくなっていた。
もちろん、クラスのほとんどが気付いているだろう。

('、`*川 「みんなぁ……見てぇ」

ペニサスが、机の上に座り込む。
大きく股をM字に開き、それをみんなに向ける。

('、`*川 「ここが気持ちいーの……」

パンツをめくり、そこから彼女の性器がうっすら見える。
クラスの誰もが言葉を失い、そして見とれている。

102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/26(土) 22:25:28.78 ID:S7R1gvyq0
それは先生とて例外でなかった。
言葉を失っているのか、見とれているのか。
どちらにせよ、注意する気は無く、ペニサスを見ていた。

( ゚∀゚)(そんなに楽しみたいなら、参加させてあげるお)

僕は、ショボン先生に集中する。
意識を彼に向け──

──"入る"

105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/26(土) 22:27:38.31 ID:S7R1gvyq0
小奇麗な部屋だった。
流石はオトナ、と言った所だろうか。

( ^ω^)「……部屋を散策するのも、めんどくせーお」

そんなことより、面白いことをしよう。
彼にも、このゲームへ参加させるのだ。

( ^ω^)「……同じようにしてあげるお」

僕は、彼の部屋を、改造する──。

──……・・・
─……
…・・
・・



107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/26(土) 22:29:58.12 ID:S7R1gvyq0
( ゚∀゚)(さーて、反応はどうだお?)

自分の体に戻ったところで、ショボン先生を見た。
しばらく無意識の状態が続いた後、彼は動き出す。
"性欲"という名の自我によって。

(´・ω・`) 「ペニサスさん、いけないなぁ」

('、`*川 「せんせ……」

(´・ω・`) 「セックスは、男と女がするもんだろ」

ショボンがズボンを下ろす。
言葉を失っていた生徒が、悲鳴を上げる。
面白い、面白い。

今、このクラスを操っているのは、僕だ。

(´・ω・`) 「おら、入れてやるよ」

('、`*川 「早くぅ……」

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