- 464 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05 /11(火) 18:59:27.23 ID:67i0D3Yt0
- (´<_`;) 「結論から言うと、アレは山ではなく、敵でした」
( ´_ゝ`) 「定点観測した結果、こちらに向かって移動している事がわかった」
(´<_` ) 「幅およそ7キロ、高さ450メートルほどある」
その報告に、地下書庫は静まり返る
どうみても山にしか見えないあの巨大な塊が、敵だと言うのだ、しかたのないことだおる
(;´∀`)「そ、それでどうするモナ!?」
(´<_`;)「このままだと2時間ほどで裾野に踏み潰される、よって逃げるしかない」
絶望感が地下書庫に充満する
しかし、ドクオ達四人だけは違うようだった
('A`) 「ついに来ました・・・俺の出番っ・・・!」
(;^ω^) 「マジで頼むお、ここを出なきゃいけないとなると、敵の真ん中に放り出されるおw」
从 ゚∀从 「で、出来るんだよな?」
- 473 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05 /11(火) 19:12:14.47 ID:67i0D3Yt0
- ('A`) 「理論的には分かったつもりなんだけど、多分射程が足りないかな?もう少しひきつけないと駄目かも」
ξ゚听)ξ「どれくらいまで?」
('A`) 「出来ればギリギリまでだなぁ」
( ^ω^) 「失敗したら踏み潰されるおね」
从 ゚∀从 「まぁ、失敗しなきゃ良いだけの話だろ?」
(´<_` )「何の話だ一体?」
(;´_ゝ`)「お前らアレと戦う気か?正気の沙汰じゃないぞ?」
('A`) 「まぁ一応勝算があるからやろうって訳で・・・」
そのとき、急に建物全体を激しい揺れが襲い
見張りに出ていたクールが血相を変えて部屋に入ってきた
川;゚ -゚)「大変だ!敵が急に進行速度を速めた!」
川;゚ -゚)「このままじゃ10分とせずに踏み潰されるぞ!」
(;´∀`)「な、なんだと・・・・っ!モナ!」
- 482 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05 /11(火) 19:25:50.46 ID:67i0D3Yt0
- (´<_`;)「10分じゃ逃げ切れるかどうかもわからん!」
(;´_ゝ`)「これはもう駄目かもわからんね」
(;´∀`)「モナナナナ・・・モナはまだ死にたくないモナ・・・!」
ノハ;゚听)「あ、諦めないぞお!あたしは諦めないぞお!」
('A`) 「ここからは俺達に任せてもらおうか・・・!」
(;´∀`)「モナ!?浮遊と風と電気でどうにかなるもんモナか!?」
('A`)「いや、使うのは俺の能力・・・!」
(´<_`;)「君の能力ってモナーから聞いたけど、コーヒー淹れることじゃないか!」
(;´∀`)「そうもな!おいしいコーヒー淹れてどうする気モナ!」
('A`) 「モナー・・・俺の能力がおいしいコーヒーを淹れる事だって言ったよな・・・・」
(゚A゚) 「 あれはッ・・・・! 嘘だッ!!!!!!!!!!」
( ∀ ) 「なっ・・・・!!!!!!!!! ・
- 491 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05 /11(火) 19:35:29.36 ID:67i0D3Yt0
- ('A`) 「俺の本当の能力・・・!それは」
('A`) 「 粒 子 操 作 ! ! ! ! !」
('A`) 「半径30m以内ので粒子と名のつく物ならば、原子、電子、陽子、中性子、
はてはレプトン、クォーク、ニュートリノ、光子、重力子なんて解明されても居ないものまで何でも自由自在に操作可能!」
('A`) 「つまり、半径30m以内は 俺★ワールド!」
(´<_`;)「ちょ、ちょっと待て、自由自在ってどれくらい自由自在なんだ!?」
('A`) 「ぶつけたい2個原子核と原子核をピンポイントでぶつけるぐらいなら余裕」
(´<_`;)「っていうことはつまりそれって・・・・」
('A`) 「そう!そういったよい子はダメヨな技を今からアイツにお見舞いしようってわけだ!!!!」
- 505 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05 /11(火) 19:39:41.03 ID:67i0D3Yt0
- ('A`)「行くぜブーン!早速あのデカ物にお見舞いしてやるぜ!」
( ^ω^)+「合点承知の助!かましてやりましょうぜ旦那!だお!」
从 ゚∀从「うっしゃー!いっちょかますかー!」
ξ゚听)ξ「びしっと決めるのよ!びしっと!」
(´<_`;)「ま・・・まて、待て待てまてあまてまてまてzwせtrdytふぎぃふおじ!!!」
(゚<_゚ ) 「それって・・・それって・・・・・・・・」
(゚<_゚ ) 「 核 兵 器 だろが嗚呼アアアアアアアアアアアアアアアアああああああああ!!!!!!!!!」
- 516 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05 /11(火) 19:44:42.22 ID:67i0D3Yt0
弟者は走った、そりゃあもう物凄い勢いで走ったんじゃ
でもなぁ、弟者さんが玄関にたどり着いたときにはドクオさんの両手のひらの間では
光り輝く何かが、周りの大気から何かを吸い込みながら膨張しておってなぁ
おまけにその周りでは件の3人がやんややんやの喝采を送っておったんだそうじゃ
( <_ ) (俺の人生 \(^o^)/ )
- 529 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05 /11(火) 19:53:43.81 ID:67i0D3Yt0
(#'A`) 「だああああああああああ!!!!!精製完了!発射準備!」
ドクオの両手のひらの間では、青く光る球形の物質が輝く
(#'A`) 「推進用金属、接着完了!」
さらにその球体がコーティングされていく
(#'A`) 「領域内の荷電粒子を操作!射出用レール形成完了!」
そして
从#゚∀从 「カウント3!」
(#^ω^) 「 2!」
ξ#゚听)ξ「 1!」
('A`) 「ぜろ」
- 552 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05 /11(火) 20:04:09.87 ID:67i0D3Yt0
射出の瞬間、一瞬閃光が見えた気がした、本当に見えていたかは分からない
このときドクオが射出した球体の速度は、なんと光速の23%まで到達していたのだ
人間が認識できる範囲を大きく逸脱している
その1/100ほど後に、確実な目もくらむばかりの白い閃光
敵の巨体をドクオの放った弾丸がプラズマ化させたのだ
敵の内部を6キロほど突き抜けた当の弾丸はそのまま文字通り空のお星様になってしまった
('A`) 「・・・・・・・・・」
('∀`) 「てへwやりすぎちゃったw」
- 561 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05 /11(火) 20:09:38.52 ID:67i0D3Yt0
( <_ ) 「てへw じゃない・・・・」
(´<_`#) 「てへじゃねえええええええええええええ!!!!!」
(´<_`#) 「お前のウンコで地球がヤバイかああああああああああ!!!時空がゆがむかと思ったわああああ!!!」
(´<_`#) 「何アレ!?なにあの青い光!?チェレンコフ光!?チェレンコフ光なの!?俺達被曝したの!?ねぇ!?」
('A`) 「落ち着け弟者・・・ちょっとしたドッキリだから」
- 569 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05 /11(火) 20:14:58.14 ID:67i0D3Yt0
- ('A`) 「アレは水爆ではない・・・」
(´<_`;) 「じゃ、じゃあ一体!?アレは!?」
('A`) 「アレはただの窒素です」
(´<_` ) 「窒素!?」
('A`) 「そう、窒素を1,700 ℃、110万気圧で圧縮するとできるポリ窒素と呼ばれるモノ・・・」
( ´_ゝ`) 「あ、それって理論上原爆に告ぐ威力を持つという・・・・」
('A`) 「そう、皆さんが知っている名前で言うなら・・・」
('A`) 「 N2 爆 薬 」
- 592 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05 /11(火) 20:25:56.85 ID:67i0D3Yt0
- (;´_ゝ`) 「・・・エヴァだな」
('A`) 「そう・・・あのとき物理学の本に飽きた俺が図書館の前で読んでいた本・・・」
('A`) 「エヴァンゲリオン 1巻!!!!」
(;´∀`) 「エヴァ見てなかったら核使ったのかモナ・・」
('A`) 「まぁ・・・なにはともあれ、危機は去った訳だ」
(´<_`;) 「しかし、敵はまだ世界各地に存在しているぞ」
( ^ω^) 「でも、ドクオがいればなんとかなるお!」
川 ゚ -゚) 「核兵器やらを使えば汚染が発生するしな」
ξ゚听)ξ「世界を救えるのは今のところドクオだけって事ね」
ノパ听)「ドクオさんに勝てる生物も存在しないぞおおおおお!!」
从*゚∀从「それってさぁ、つまりこういうことなんじゃね?」
- 602 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05 /11(火) 20:27:47.59 ID:67i0D3Yt0
('∀`) 「 私 が 神 で す 。」
('A`)は神になったようです 完
- 625 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05 /11(火) 20:30:50.83 ID:67i0D3Yt0
14時間ぶっ続けで書いたっていう
ずっと張り付いててくれた人、支援してくれた人、ありがとう!
またどこかで!
( ´∀`)
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