101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/26(日) 02:52:08.26 ID:SPTXA5EUO
「2:出会い」

【ヴィップ街道】

どれほど馬車に揺られただろうか、日は大きく傾いてきたし、頬を打つ風も少し冷たくなり始めた。

予定では、まずは『リバーベル街道』という所にあるミルラの木を目指すことになっていた。
ここはそんなに危険な所ではないため、比較的楽にミルラの雫が得られるらしい。

ヴィップの村からも割と近いらしく、3日もあれば到着できるという話だった。

しかし……


102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/26(日) 02:55:22.22 ID:SPTXA5EUO
( -∀・)「暇だぁ…」

とにかく同じ景色ばかりが続くので退屈なのだ。

旅立ってすぐは何もかもが新鮮で、何かにつけて馬車を飛び降り、パパオが不満そうに鳴くのも気にせずにいろんな物を見てまわった。

しかしその勢いも次第に衰えていって、今はもう退屈という感情しか浮かんでこない。

昔のリルティ達によりしっかり整備された道のためか、魔物は一匹たりとも出てこない。

さらに、僕より先輩であるパパオの方が道をよく知っており、分かれ道をどちらに行けばいいのか迷って地図を見てあたふたしている間に、彼は正しい方向にずんずん進んでいってしまう。

とにかく暇なのだ。
しばらくは魔物よりも暇と戦うことになるだろう。

103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/26(日) 02:57:15.54 ID:SPTXA5EUO
( ・∀・)oO(太陽があの山にかかったら野宿の準備をしよう)

ちょっと早いけれど、今日はもう疲れたから早めに寝てしまおう。

整備されているとはいえ、夜は真っ暗だ。早めに焚き火の準備をした方がいいだろう。

( ・∀・)oO(……ん?)

そんなことを考えていたら、少し前の方に人影のようなものが見えた。

( ・∀・)oO(人が居るのかな?)

そう思い、近づいていってみると、そこにはキャラバンが居るようだった。
105 :>>104把握です:2009/04/26(日) 02:58:54.13 ID:SPTXA5EUO
……………

( ∵)「おや、おつとめご苦労である。ヴィップのキャラバンかな?」

( ・∀・)「こんにちは、そうです」

やはりどこかのキャラバンであるようで、リーダーっぽいリルティの男の人が挨拶をしてきた。

( ∵)「私はビコーズ。アルフィタリア城の城下町のキャラバンを仕切らせてもらっている」

( ・∀・)「モララーです。よろしくお願いします」

そう言って、手を差し出し、握手をした。
古傷のような痕がいくつもあり、彼のキャラバンとしての歴史を感じる手だった。
107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/26(日) 03:01:52.67 ID:SPTXA5EUO
( ∵)「うむ、それで、一人旅とは聞いていたが、それでは大変だろうと思ってな。近くまで来たついでにそちらに向かおうとしていたのだ」

( ・∀・)「あ、わざわざありがとうございます。助かります」

モナーさんの顔が脳裏によぎった。
あのじいさんにそんなに強い人脈があるとは思えなかったのだが、ここは素直に好意を受け取っておこう。

( ∵)「それとだね……おおい、シブザワさん」
  _、_
( ,_ノ` )y━・~ 「なんだい」

(;・∀・)oO(濃い!)

ビコーズさんが呼んだ先を見ると、やたらと濃いモーグリがいた。
あれがシブザワさんとやらだろうか。

( ∵)「ヴィップのキャラバンだ。会ってやってくれ」
109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/26(日) 03:03:45.66 ID:SPTXA5EUO
(;・∀・)「こ、こんにちは。ヴィップのモララーです」
  _、_
( ,_ノ` )y━・~「ああ、俺はシブザワだ。まぁそんなに固くならなくていい。楽にしな」

何と偉そうなモーグリだ。
だがしかし、彼からは偉そうなオーラのようなものがにじみ出ているからそんな事は言えない。

( ∵)「彼はこう見えてかなりのベテランでね。我々も時々指導を受けているんだ」

モーグリにかよと思った。
だがしかし、彼から教える者のオーラのようなものがにじみ出ているからそんな事は言えない。
  _、_
( ,_ノ` )y━・~「よせやい、照れるじゃねぇか」

こいつ照れてると思った。
だがしかし、彼からは照れてるオーラのようなものがにじみ出ているからそんな事は言えない。
  _、_
( ,_ノ` )y━・~「……いつまで続ける気だ」

( ・∀・)「あなたも読める人間か」
  _、_
( ,_ノ` )y━・~「いんや、俺はただの旅好きモーグリだぜ?」

( ・∀・)「まさか、ご冗談を」
  _、_
( ,_ノ` )y━・~「ふふふ」

( ・∀・)「ふふふ」

(;∵)「……」

110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/26(日) 03:07:26.81 ID:SPTXA5EUO
……………

それからの話をすると、日が沈みかけてからしばらくシブザワさんに剣の指導をしてもらった。

もちろん、モーグリの彼が直接剣を振るう訳ではなく、ビコーズさんとの手合わせという形になった。

ビコーズさんは、流石リルティといった身のこなしで、彼の動きからは多くのことが学べた。

僕はシブザワさんの指示する内容に合わせて動き、いろんなパターンの間合いの取り方を教わった。

すっかり日が暮れた頃にはヘトヘトになってしまい、今は、ビコーズさんのキャラバンのキャンプに同行させてもらい、夕食を食べている所だ。


111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/26(日) 03:08:24.44 ID:SPTXA5EUO
  _、_
(*,_ノ` )y━・~「そしたらそいつがこう言うんだよwwwww」

( *・∀・)「何て言ったんですか?www」
  _、_
( ,_ノ` )y━・~「『全裸でなにが悪い!』」
  _、_
(*,_ノ` )y━・~「だってよwwwww」

(*∵)「wwwww」

( *・∀・)「ねーよwwwww」

最初は大先輩の前ということで息苦しいような感じだったが、今はもう彼らとすっかり仲良くなり、酒を飲みながらシブザワさんの旅の話を聞かせてもらっている。

旅立った先にはこんな楽しそうな世界があるのかと思うと、退屈なだけではないんだな、と、さっきまでの自分の考えが塗り替えられていくのを感じた。

112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/26(日) 03:10:33.59 ID:SPTXA5EUO
  _、_
(*,_ノ` )y━・~「あぁ、久しぶりに酒がうまい。誰かと飲むってのはやっぱりいいもんだな」

(*∵)「ええ。そういえば、モララー殿は一人旅とのことだったな?」

( *・∀・)「ええ、まぁ」
  _、_
( ,_ノ` )y━・~「一人旅か……今年からの旅で一人というのはなかなか大変だろう」

( ・∀・)「ええ。特に夜はどうしたらいいんだろうとか思いますね…」

一人旅において、野宿における夜の過ごし方というのは死活問題だ。

魔物や盗賊に襲われると、命を落とす危険性さえあり、見張り無しに眠るのはとても不安になるものだ。

今日はビコーズさんのキャラバンのゼアフォー3さん(なぜ3と付くのかは不明)が見張りをしてくれるが、いつまでも同行させてもらう訳にもいかない。

113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/26(日) 03:14:08.41 ID:SPTXA5EUO
  _、_
( ,_ノ` )y━・~「いや、それだけじゃないぜ。ミルラの木は大体馬車の入れない奥まった所に生えているんだ。もちろん、そこまでは徒歩で行くことになる。わかるな?」

( ・∀・)「ええ…」
  _、_
( ,_ノ` )y━・~「そうなると、魔物がウジャウジャ居るような所にケージを抱えたまんま行くことになるんだ。
そしたら戦闘はどうする?もちろんケージを持ったままじゃ戦えないし、置いてやろうにも、思った以上にケージの守りの範囲は狭く、思うように敵との間合いが取れないんだ。
ケージを気にせずに戦ってしまえば、瘴気にあてられてそれでおしまいだ。お前さんは大丈夫なのか?」

(;・∀・)「……」

まさかそこまでは考えていなかった。迂闊だったと思った。

旅の危険性は考えていたが、僕の心配なんかポケットの中のクリスタル片程度でしかなかったのだと、ショックを受けた。

114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/26(日) 03:16:20.23 ID:SPTXA5EUO
  _、_
( ,_ノ` )y━・~「……と、まぁちょっと脅かしてみただけだw」

( ∵)「余計なお世話かなとは思ったんだが、君の様子を見る限りでは、やっぱり助っ人は居た方がよさそうだね。……おおい、マタンキー」

ビコーズさんが馬車の方に向かって声をかけると、馬車から生意気そうな顔のモーグリがのそのそと現れた。

(・∀ ・)「なんだよー、まだ眠ぃんだよー」
  _、_
( ,_ノ` )y━・~「お…」

( ∵)「なんか、改めて見ると…」

( ・∀・)「?」(・∀ ・)
  _、_
(*,_ノ` )*∵)「wwwww」

何が可笑しいのかはわからないが、このモーグリが『助っ人』というやつなのだろうか。

115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/26(日) 03:17:55.97 ID:SPTXA5EUO
  _、_
(*,_ノ` )y━・~「あぁ、なかなかいいじゃねぇか。たぶんお前らいいコンビになるぜ」

(*∵)「アイツを選んだ自分の才能に嫉妬wwwww」

(・∀ ・)「なんなんだよー」

眠たそうに目をしょぼしょぼさせて二人と話すモーグリ君。
くそ、こいつホントに腹立つ顔してるな。

( ∵)「あぁ、モララー殿。こいつはマタンキってやつだ。夜の見張りやケージの運搬はこいつに任せるといい」

(・∀ ・)「話は聞いてるぜー、よろしくなー」

マタンキ君とやらが頭のボンボンをふよふよさせてきたので、軽くポンポンとしてみる。
……手触りがなかなかいいのがさらに腹立つ。

116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/26(日) 03:19:20.11 ID:SPTXA5EUO
  _、_
( ,_ノ` )y━・~「……そういや、ボウズが何で一人旅なのかは聞いてなかったな」

シブザワさんの言葉に、ビコーズさんの表情が少し固くなるのを感じた。
僕は無表情を意識したが、緊張のようなものが表情に現れてしまったかもしれない。

(;∵)「あ、シブザワさん。それはまた別の機会にでいいのではないだろうか」
  _、_
( ,_ノ` )y━・~「……いや、今、聞きてぇな。ボウズ、話してくれよ」

( ・∀・)「……いいですよ」

脳裏によぎる光景。ちぎれた腕、刃の欠けた剣、焦げ付いた盾。

話は、今から3か月ほど前にさかのぼる。
117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/26(日) 03:21:35.91 ID:SPTXA5EUO
……………

【ヴィップ村】

( ・∀・)「母さん、兄さんが帰ってくるのって1週間前だったはずだよね?」

|゚ノ ^∀^)「そのはずなんだけどねぇ…」

母はとても不安そうにしている。というのも、数日前に届いた手紙に書かれていた予定の日付より、兄の帰りが遅れているのだ。

(´・_ゝ・`)「帰りが遅いのは、他のキャラバンでは珍しいことじゃない。おおかた、あいつら道草でも食ってるんだろう」

父もそうは言っているが、どこか不安そうで、頼りないという印象さえしてしまう。

118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/26(日) 03:23:04.64 ID:SPTXA5EUO
ィョゥの姉さん、トソンの兄さん、ハインの姉さん、そして、僕の兄。

彼らはこの村のキャラバンとして始めて旅に出てから8年間、その役目を果たしている。

ベテランとまではいかないが、旅にも慣れて、村の守護者として立派に村を守っていた。

彼らは帰る前にはいつも手紙を送っていた。何でも、豪華なパーティーを開いてほしいらしく、その準備をしておいてほしいのだとか。

そんなお祭り好きな彼らが予定した日よりも遅れて帰ってくることは無く、今年も例年通りにパーティーの準備をしていたのだ。

119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/26(日) 03:24:44.53 ID:SPTXA5EUO
しかし、予定した日を1日過ぎ、2日過ぎ。5日過ぎた頃には各キャラバンに情報提供を依頼する手紙まで送られた。

しかし、彼らの情報は伝わってこない。

|゚ノ;^∀^)「何か悪いことに巻き込まれてなければいいんだけど…」

(#´・_ゝ・`)「母さん!」

|゚ノ;^∀^)「! ごめんなさい、あなた……」

珍しく父が声を荒げた。母さんは相変わらずうろたえており、僕はというと、何も言えずに二人を見ながらただただ爪を噛んでいた。

そんな時だった。

「おおーい!キャラバンが帰ってきたぞー!!」


村中にヒートの父さんの声が響き渡った。
122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/26(日) 04:13:02.61 ID:SPTXA5EUO
|゚ノ*^∀^)「あなた!」

(*´・_ゝ・`)「ほら言っただろう、大丈夫だと!」

父も母もとても安心したようで、さっきまでの空気と一転して、途端に笑顔になった。父の笑顔を見るのなど久しぶりだったので、僕もふっと頬を緩めた。

|゚ノ*^∀^)「さ、モララーも出迎えに行くわよ」

( ・∀・)「うん!」

兄が帰ってきたことで、僕もとても安心した。今年はどんな冒険をしてきたんだろう、お土産はあるんだろうか?と、とてもワクワクしていた。

村の入口の前にある下り坂を、僕は一番乗りで駆け降りていった。



123 :さるってました…:2009/04/26(日) 04:14:44.17 ID:SPTXA5EUO
……………

村の入口に着いた時、僕は言葉を無くした。

( ,メ∀ )

|゚ノ|i;д;)

(;#´・_ゝ・`)



( ・∀・)



右腕の肘から先が無く、片目を潰され、片耳を食い千切られた兄が倒れ伏していたからだ。

身体中に火傷や凍傷が見られ、『死んでいる』と言われたらそう思ってしまうような姿だった。

両親の慌てように比べて、僕はなぜか、不気味なくらいに冷静だった。

傍らに転がっていた、雫に満たされたクリスタルケージを見つけた。

しかし、僕の心は安堵では満たされておらず、来年からはこの村で暮らせなくなるのだろうか、という絶望の二文字が僕を支配していた。

124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/26(日) 04:16:00.68 ID:SPTXA5EUO
……………

兄達は順調に帰路をたどっていたのだが、途中でゴブリンという魔物達の罠にかかってしまったらしい。
なす術無く兄の仲間は殺され、兄は必死に仲間を連れて逃げ出したのだとのことだった。

「迂闊だった」と、涙を流す兄は、かけがえのない仲間を失ったショックからか、部屋から一歩も出てこなくなり、食事すらまともにとらなくなってしまった。

( ・∀・)「それから、新しいキャラバンの作成会議が開かれて……結局、旅に出られるのは僕一人で。それで、異例なこととはなったんですが、僕一人で雫集めに出ることになったんです」
126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/26(日) 04:18:36.60 ID:SPTXA5EUO
ビコーズさんがすっと目を開き、しっかりした声で「モララー殿、」と言った。
続けて、

( ∵)「自分は、初めて貴殿を見たときに『いい目をした若者だ』と思った。
モナー殿から一人旅のいきさつについての話は聞いていたが、貴殿の想いを聞いた限りでは、私の目も間違ってはいなかったのだと思える。
その意志さえ忘れなければ、きっと貴殿の大切なものを守ってゆけることだろう」

と言って、にっこりと笑った。

今までビコーズさんの頭の上に乗っていたマタンキが、ふよふよと僕の方に飛んできた。

(・∀ ・)「……お前、いいやつだな。気に入った」

そう言って、あぐらをかいていた僕の足の上にちょこんと乗ってきた。

127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/26(日) 04:20:05.46 ID:SPTXA5EUO
シブザワさんが、くわえていた葉っぱをふっと口から離し、静かに話し始めた。
  _、_
( ,_ノ` )「ボウズの強ぇ意志は確かに感じた。でもな、旅っていうのは恐ろしいモンだ。
時々、自分が何で旅してんだろう、って思う時があるんだ。俺が思うんだから、たぶん間違いねぇ。
そんな時は、今の自分の想いを日記にでも書き留めて読み返してみな。振り返って自分の歩んだ道を見つめてみるんだ。
自分の思う正しい道ってやつを歩んでいけさえすれば、どんな道にも迷うことはねぇ。たとえ誰かに、お前は間違ってる、と言われてもだ」

最後に「俺は、ボウズみたいな青臭ぇ考え方も好きだぜ」と、付け加えた。

128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/26(日) 04:21:18.71 ID:SPTXA5EUO
( ・∀・)「……色々と、ありがとうございます。シブザワさんやビコーズさんに会えて、色んなことを教われて。
おかげで…何というか、僕の中のあやふやだった旅の目的っていうのに自信が持てました。先輩方に出会えて、ホントに良かったです」
  _、_
( ,_ノ` )y━・~「……よせやい、照れるじゃねぇか」

( ∵)「我々も、初心に帰れたような気分だ。こちらこそ、ありがとう」

僕たちは互いに目を見やり、ふふふ、と笑った。

129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/26(日) 04:22:27.98 ID:SPTXA5EUO
  _、_
( ,_ノ` )y━・~「さて、とりあえず今はこのよき出会いに乾杯といこうじゃねぇか」

( ・∀・)「そうですね」

(・∀ ・)「俺にもよこせ!」

( ∵)「おい、ゼアフォーズ。お前達も来て一緒に飲もう」

(1∴)「我々もよいのですか?」

(2∴)「よっしゃー、飲むぞー!」

(3∴)「私は見張りがあるので…」

(4∴)「明日を捨てよう」

(;・∀・)oO(そういうことか!)

ささやかな宴は夜明け近くまで続き、案の定、翌日の僕らは酷い頭痛に襲われることになった。

「2:出会い」 終

戻る

inserted by FC2 system