5 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 11:39:58.10 ID:q/C9jZhZ0
 
ダイプロとエスパゴンによる一連の騒動

これは、世界の事情を少しだけ変えた


モララーがアメリカ全土に実況中継したことにより

アメリカ政府は非難の的となる

当然、事の中心であったエスパゴンは解体



そして

改心したミセリが全てを暴露したため、当時の日本政府の対応も問題となった


当時、エスパゴンと内通していた議員は失脚

その中の筆頭として、荒巻議員の名前が挙がったが

彼はすでに表舞台からは退いていた
10 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 11:42:36.02 ID:q/C9jZhZ0
 
素直クール、ドクオといったダイプロのメンバーは

退院後、マスコミの目に晒されることになったが

本人たちは特に気にもしておらず、ジョルジュ長岡は何故かバラエティ番組に出演している始末であった





そうやって、世間はエスパーというものを知る




    ……まぁ、むしろ今まで隠し通していたこと事態が奇跡のようなものだが



16 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 11:46:11.43 ID:q/C9jZhZ0
 
それは、よくも悪くも彼らの環境を変えざる得なかった


歓迎するもの、畏怖するもの、興味を示さないもの

政府は対応を決めかねた

自身にも負い目はあるとはいえ、何にせよ、あれだけの世間を騒がした組織をそのままというわけにはいかなかった




しばらくして

大日本エスパープロジェクトこと、ダイプロも解体することになった








―――そして、月日は流れる





20 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 11:48:32.39 ID:q/C9jZhZ0
 

カランカラン


(´・ω・`)「やぁ、いらっしゃい」

(´・ω・`)"

(´・ω・`)「……久しぶりだね」


(   )「…」


(´・ω・`)「カウンターにどうぞ」

(´・ω・`)「…」

(´・ω・`)「飲み物は、テキーラでいいかな?」




(,,゚Д゚)「おう」




21 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 11:50:59.94 ID:q/C9jZhZ0
 


川 ゚ -゚)エスパークーのようです

    −最終話:晴天−


24 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 11:53:31.82 ID:q/C9jZhZ0
 
―BAR:バーボンハウス


カランッ


(,,゚Д゚)「…」

(´・ω・`)「いつ帰ってきたんだい?」

(,,゚Д゚)「ついさっきだ」

(´・ω・`)「そうかい」

(´・ω・`)「色々飛び回ってたみたいだね」

(,,゚Д゚)「まぁな…」

(´・ω・`)「一人なのかい?」

(,,゚Д゚)「いや…」


#゚;;-゚) スッ


(;´・ω・`)「うわっ!?」

(#゚;;-゚)【ちょいっす】
29 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 11:56:58.37 ID:q/C9jZhZ0
 
(´・ω・`)、「…ビックリしたよ」

(,,゚Д゚)「すまん、照れ屋でな」

(,,゚Д゚)「オレンジジュースをくれ」

(´・ω・`)「はいよ」

(,,゚Д゚)「…」

(#゚;; ゚) ゴクゴク
 つ日

(´・ω・`)「…」

(,,゚Д゚)「…なぁ」

(´・ω・`)「ん?」


(,,゚Д゚)「…ダイプロはどうなった?」

(´・ω・`)「…」

(´・ω・`)「解体したよ」

(,,゚Д゚)「…そいつは知ってる」

35 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 12:00:20.69 ID:q/C9jZhZ0
 
(,,゚Д゚)「皆はどうしたんだ?」

(´・ω・`)「う〜ん」

(´・ω・`)「元気にしてるんじゃないかな」

(,,゚Д゚)「そう…か」

(#゚;; ゚) グビグビ
 つ日


(´・ω・`)「心配なのかい?」

(,,゚Д゚)「そりゃな」

(´・ω・`)「それにしては、随分と戻ってくるのが遅かったじゃないか」

(,,゚Д゚)「嫌な言い方するなよ」

(,,゚Д゚)「これでも指名手配中なんだぜ?」

(´・ω・`)「あぁ、あの大立ち回りね」

(,,゚Д゚)「それに…」

(´・ω・`)「それに?」

37 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 12:03:25.39 ID:q/C9jZhZ0
 
(,,゚Д゚)「あのクソジジイの件もある」

(´・ω・`)「クソジジイ…、荒巻議員かな?」

(,,゚Д゚)「知ってたのかよ」

(´・ω・`)「ボクの情報網を甘く見ちゃダメだよ」

(´・ω・`)「当時、エスパゴンにダイプロを売った張本人だったね、確か」

(,,゚Д゚)「…」

(´・ω・`)「ぶん殴っちゃダメでしょ」

(,,-Д-)「情報を聞き出すためだよ」

(,,゚Д゚)「それに、それで済んだだけマシってもんだろ」

(´・ω・`)「まぁ、そうかもね」

(,,゚Д゚)「…」

(´・ω・`)「…」

40 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 12:08:23.11 ID:q/C9jZhZ0
 
(,,゚Д゚)「皆、元気にしてるって言ったな」

(´・ω・`)「言ったねぇ」

(,,゚Д゚)「モナー主任や、しぃとかもここに来るのか?」

(´・ω・`)「いや」

(´・ω・`)「あまり来ないよ」

(´・ω・`)「色々忙しいみたいでね」

(,,゚Д゚)「そうか…」

(´・ω・`)「…」

(´・ω・`)「本当に聞きたいのは、違うんじゃないか?」

(;,゚Д゚)「な、なんのことだ」

(´・ω・`)「クーちゃんも元気にしてるよ」

(´・ω・`)「高校卒業後は、就職したらしいね」

(,,゚Д゚)「…」

(,,-Д-)「……そうか」

42 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 12:11:35.15 ID:q/C9jZhZ0
 
(,,゚Д゚)「…」

(,,゚Д゚)「ここに来る前に、ダイプロに行ってみたんだけどよ」

(´・ω・`)「…」

(,,゚Д゚)「何もなかった」

(,,゚Д゚)「綺麗さっぱり、なくなっちまってた」

(´・ω・`)「…」


(#゚;; ゚) グビッ
 つ日

(#゚;;-゚)【……空】


(,,゚Д゚)「…なんつーか」

(,,゚Д゚)「寂しいもんだな」

(´・ω・`)「そうかい?」

(,,゚Д゚)「あぁ、自分の家みたいなもんだったからな、あそこは」

45 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 12:12:34.16 ID:q/C9jZhZ0
 
(´・ω・`)「…」

(,,゚Д゚)「…しょうがないんだろうけどよ」


カラン


(,,゚Д゚)「…」

(´・ω・`)「…」


(#゚;;-゚)【…】

(#゚;;-゚)つ口【おかわり】

(´・ω・`)「ん、…あぁ」

(´・ω・`)「はい、どうぞ」

(#゚;;-゚)【…ありがと、眉毛】

(´・ω・`)「…」


(;,゚Д゚)「…すまねぇ」

49 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 12:15:33.34 ID:q/C9jZhZ0
 
(´・ω・`)「もう少し一般常識を教えたほうがいいかもね」

(,,゚Д゚)「そうだな」


(,,゚Д゚)「…」

(,,゚Д゚)「思えば、オレも別に学校に行ってたわけじゃないし」

(,,゚Д゚)「ずっと、ナイトーに教わってたな」

(´・ω・`)「…」

(,,-Д-)「クーちゃんや、ドクオみたく、学校に通えるってのは良いことだな」

(´・ω・`)「…ギコ」

(,,゚Д゚)「ん?」

(´・ω・`)「皆のところへ帰る気はないのかい?」

(,,゚Д゚)「…」

52 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 12:18:24.06 ID:q/C9jZhZ0
 
(,,゚Д゚)「…オレは犯罪者だからな」

(,,゚Д゚)「……戻っても迷惑かけるだけだ」

(,,゚Д゚)「……それに戻る場所もねぇよ」

(´・ω・`)「…」


(#゚;; ゚) ゴキュゴキュ
 つ日

(´・ω・`)「…」

(´・ω・`)「キミはそれでいいのかい?」

(,,゚Д゚)「…いいって何がだよ」

(´・ω・`)「皆、キミを待ってるんだよ」

(,,-Д-)「…まさか」

(,,-Д-)「んなことねぇよ」

60 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 12:20:34.10 ID:q/C9jZhZ0
 
(´・ω・`)「…」

(´・ω・`)「そうかな?」

(,,゚Д゚)「そうだ」

(´・ω・`)「もし、皆が待ってるとしたら?」

(,,゚Д゚)「…だから」

(´・ω・`)「キミは帰りたくはないのかな?」

(,,゚Д゚)「…」

(´・ω・`)「ボクに嘘は通用しないよ」

(´・ω・`)「本音で話しなよ」

(,,゚Д゚)「…」


(#゚;; ゚) グビグビ
 つ日


(,, Д )「…」

(,, Д )「……戻りてぇよ」
64 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 12:23:00.15 ID:q/C9jZhZ0
 
(,, Д )「戻りてぇ、戻りてぇけど…」

(#,゚Д゚)「戻りてぇけどよ!! 戻る場所がないんじゃ、しょうがねぇだろ!!」


(´・ω・`)「なるほど」

(´・ω・`)「じゃあ、戻る場所があればいいんだね」


(;,゚Д゚)「え?」

(;,゚Д゚)「はぁ…、まぁ、そりゃそうんだが」



(´・ω・`)】 ガチャ

(´・ω・`)】「あー、もしもし」

(´・ω・`)】「ボク、ボク、ショボン」

(´・ω・`)】「うん、そう。替わってもらえる?」



(;,゚Д゚)「お、おい、ショボン。お前、どこに電話を…」

69 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 12:25:43.50 ID:q/C9jZhZ0
 
(´・ω・`)】「やぁ、久しぶりだね」

(´・ω・`)】「うん、ビンゴ」

(´・ω・`)】「賭け。ボクらの負けだね」

(´・ω・`)】「あと、一年は帰ってこないと思ったんだけど」

(´・ω・`)】「案外寂しがり屋みたいだ」


(;,゚Д゚)「シカトかよ!!」


(´・ω・`)】「うん、そうそう」

(´・ω・`)】「どうする?」

(´・ω・`)】「ふむふむ…」

(´・ω・`)】「なるほど」

(´・ω・`)】「なんだ、皆も来てるのか」
74 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 12:29:11.73 ID:q/C9jZhZ0
 
(;,゚Д゚)「ショボン!!」

⊃(;,゚Д゚) グイグイ

(゚Д゚,,)「ん?」


(#゚;;-゚)つ口【おかわり】


(゚Д゚,;)「オレに言うなよ!!」



(´・ω・`)】「そうか」

(´・ω・`)】「…ふむ」

(´・ω・`)】「あぁ、席はいつもカウンター席だよ」

(´・ω・`)】「そうだね、入り口から見て五席目」

(´・ω・`)】「ちょうど真ん中辺りだよ」


(;,゚Д゚)「…まさか」

78 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 12:32:43.72 ID:q/C9jZhZ0
 

(;,゚Д゚)「ちょっと待て!! 心の――…」



  、. ,   キンッ




(#゚;;-゚)【…―――!!!】


(´・ω・`)】「おや、随分と手際がいい」

(´・ω・`)】「うん、後で」

(´・ω・`)】「そうだな、ケーキで焼いて持って行くよ」

(´・ω・`)
  つ】 ガチャン

84 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 12:35:36.53 ID:q/C9jZhZ0
 
(#゚;;-゚)【……ギコ、どこやった?】


(´・ω・`)「おっと、そんな怖い顔しないでくれないかな」

(´・ω・`)「ギコは――…」


(#゚;;-゚)【あ…】

(#゚;;-゚)つ口【その前に、おかわり】



(´・ω・`)「…」

(´・ω・`)「まぁ、いいけど」

86 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 12:37:54.05 ID:q/C9jZhZ0
 



:(,,゚Д゚): パッ


 ドスンッ!!

  ゚ ゚
(;, Д )「ふんげっ!!?」



(;,゚Д゚)「あいたたた……」

(,,゚Д゚)「…」

(,,゚Д゚)「ここは…?」


(*-ー-)「や、ギコくん」

(*-ー-)「久しぶり」

(*゚∀゚)「久しぶりでーす」


(;,゚Д゚)「しぃ、つー!?」

90 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 12:40:01.20 ID:q/C9jZhZ0
 
( ´∀`)「まだ飾りつけ終わってないモナよ?」

( ・∀・)「まぁ、いいんじゃないですか?」


(;,゚Д゚)「モナー主任にモララー補佐…」

(;,゚Д゚)「え…」

(;,゚Д゚)「ここは…、ダイプロか?」


(*-ー-)「そうね」

(*-ー-)「ダイプロといえば、ダイプロかしら」

(*゚∀゚)「でも、ちょっと違うでーす」


(,,゚Д゚)「…違う?」


( ・∀・)「そうだ」

( ・∀・)「知ってのとおり、大日本エスパープロジェクトは解体した」

( ・∀・)「ここは別物というわけだ」

100 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 12:46:08.45 ID:q/C9jZhZ0
 
( ・∀・)「大世界エスパープロジェクト日本支部」

( ・∀・)「略して、ダイプロだ」


(,,゚Д゚)「大世界エスパープロジェクト…?」


( ・∀・)「エスパゴンがなくなった後、アメリカ政府と折衷してな」

( ・∀・)「アメリカと共同で新しいプロジェクトを立ち上げることになった」

( ・∀・)「それが、ここというわけだ」

(*-ー-)「アメリカに本部があるのよ」


(*゚∀゚)「名前にセンスがないとか言うのは禁止でーす」

( ・∀・)「なんだか中国っぽいっていう突っ込みも禁止な」

( ´∀`)「…」←名付けの親


(,,゚Д゚)「ってことは、みんなもここに…」

107 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 12:50:01.51 ID:q/C9jZhZ0
 
( ・∀・)「それは…」


バターン!!


(;><)「遅くなったんです!!」
  _
( ゚∀゚)「皆の衆、お疲れちゃーん」

(><;)「ジョルジュさん、遅れてきたのにそれはないんです」
  _,
( ゚∀゚)「えー、だってオレ最近忙しいしー、しょうがないっていうかー」

从メ゚∀从「おら、どけカス」


       _
从メ゚∀从 ┌┛)∀゚)・∴「ぶっ!!?」



( ><)「あ、ハインさん」

从メ゚∀从「よう、久しぶりだな」

  _,
(# ゚∀゚)「ちょっと、あなた!! 芸能人の顔を蹴るなんてどういうつもりかしら!?」

111 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 12:53:16.53 ID:q/C9jZhZ0
 
从メ゚∀从「うるせぇ、ちっとばかしテレビ出てるからって調子のんじゃねぇ」

从メ゚∀从「三枚に下ろすぞ」
 _
(;゚∀゚)「あ、はい、すいませんでした」

  _
 (゚∀゚;)「(おい、ビロ。あの人こんなに怖かったけ?)」

( ><)「(知らないんです。とりあえず、さっきのはジョルジュさんが悪いんです)」
  _
 (゚∀゚;)「冷たっ!!」

( ><)「自業自得なんです」


(;,゚Д゚)「…」

(;,゚Д゚)「あー…」


( ><)「!!」

(;><)「ギコさん!?」
 _
(;゚∀゚)「おぉ!?」

116 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 12:55:12.35 ID:q/C9jZhZ0
 
(,,゚Д゚)、「お、おぅ」

(,,゚Д゚)「久しぶりだな」


( ><)「まさか本当に来るとは思わなかったんです…」
  _
( ゚∀゚)「不気味なぐらい当たるな…」


(,,゚Д゚)「…?」

(,,゚Д゚)「何がだ?」


ぬぅ…

川д(,,゚Д゚)


川д川「私の占い〜…」


(゚Д゚,;)「おぁ!!?」

(゚Д゚,;)「ひ、久しぶりだな、貞ちゃん」
120 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 12:58:02.35 ID:q/C9jZhZ0
 
川д川「ふふっ」

川д川「久しぶりね〜、相変わらず血行が良くて美味しそうだわ〜」


(゚Д゚,;)「(どういう意味でだろう…)」


(*-ー-)「本当によく当たるわよねぇ」

(*-ー-)「教えた立場としては微妙な感じだわ…」

川д川「うふふ〜、黒魔術の応用でね〜」

川д川「当然と言えば、当然ね〜」

(*゚∀゚)「ワタシも占ってくださーい!!」

川д川「ん〜? 何をかしら〜」

(*゚∀゚)「えっと…」

(*゚∀゚)「…」

(*゚∀゚)「…」

(*゚∀゚)「Cとの子供が何人できるか!!」

(;-ー-)「ちょっと、お姉ちゃん!?」
127 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 13:01:42.36 ID:q/C9jZhZ0
 
川д川「う〜ん、むむっ」

(-ー-;)「占わなくていいわよ!!」

(*゚∀゚)「ベースボールができるぐらい欲しいでーす」

(*゚∀゚)「メジャーで」

(;-ー-)「多過ぎ、って無理だから!!!」



(;,゚Д゚)「…相変わらずだ」

从メ゚∀从「そーだろ?」

(,,゚Д゚)「ハインさ……、…ハイン」

从メ゚∀从「ん? なんだ、どうかしたか?」

(,,゚Д゚)「いや」

(,,゚Д゚)「顔、どうしたんだ?」

从∩゚∀从「これか?」

从メ-∀从「ちと火傷してな」

(,,゚Д゚)「そうか」
131 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 13:04:43.80 ID:q/C9jZhZ0
 
(,,゚Д゚)「…」

从メ゚∀从「…」

(,,゚Д゚)「なぁ、ハイン」

(,,゚Д゚)「聞きたいことがあるんだが…」

从メ゚∀从「なんだ?」


(,,゚Д゚)「…その手に持ってるものは何だ?」


从メ゚∀从
 つノ-∀-ノ) …スピー


从メ゚∀从「あ、これ?」

从メ゚∀从「マイドーター」

(,,゚Д゚)「マイドーターって…」

从メ゚∀从「娘」


(,,゚Д゚)

139 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 13:07:50.94 ID:q/C9jZhZ0
 
(,,゚Д゚)「誰の?」

从メ゚∀从「オレの」

(,,゚Д゚)「誰と?」

从メ゚∀从「ダーリンと」

(,,゚Д゚)「マジで?」

从メ゚∀从「マジで」



(,,゚Д゚)

(,,-Д-)


(;,゚Д゚)「マジでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!?」

(;,゚Д゚)「ハインが母親!?」

(;,゚Д゚)「てか、モララー補佐!!? あんた、なんばしよっとね!!?」


(;・∀・)「あー、…うん」

(;・∀・)「まぁ、そういうことなんだな」
151 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 13:11:59.51 ID:q/C9jZhZ0
 
(;,゚Д゚)「え、今何歳!!? いつの子供!!?」


从メ゚∀从「うっせぇな、騒ぐと起きんだろうが」


(;,゚Д゚)「あ……、すいません…」

从メ゚∀从「まだ1歳にもなんねぇよ」


从メ゚∀从 「可愛いだろぉ?」
  つノ-∀-ノ)


(;,゚Д゚)「う、うん…、可愛いな」

从メ゚∀从「だろ!? 目元がダーリンに似てるんだよなぁ」


从メ゚∀从
 つノ-∀・ノ) …パチッ


(,,゚Д゚)「あ、起きた」

156 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 13:14:19.04 ID:q/C9jZhZ0
 
从メ゚∀从
 つノ・∀・ノ) ……

从メ゚∀从
 つノ;∀;ノ) ブワッ

从メ゚∀从
 つノ;∀;ノ) <んぎゃぁ!! あぎゃぁぁ!!


从メ゚∀从「おぅおぅ、どうした」

从メ゚∀从「目の前に厳ついオッサンがいるからか?」

(;,゚Д゚)「オッサンって…」

从メ゚∀从「んー…?」

从メ゚∀从「なんだ、腹が減ったのか?」

从メ゚∀从「ちと待ってな、今、おっぱいあげるから」


(;,゚Д゚)「…」


从メ゚∀从「…」

从メ゚∀从「こら、見てんなよ。真っ二つにすんぞ」
164 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 13:18:07.87 ID:q/C9jZhZ0
 
(;,゚Д゚)「あ、いや、そんなつもりじゃ…!!」

つ(;,゚Д゚) …トンッ


(゚Д゚,,)「…ん?」

  _
(* ゚∀゚)b「授乳って萌えますよね」

(゚Д゚,;)「お前と一緒にすんなっ!!!」



 ズンッ!!!

  _

<;゚∀゚ >「ぶっ!?」

< ゚Д゚,;>「げっ!?」



(*゚∀゚)「えっちぃのはダメでーす」

(*-ー-)「…全く」

( ><)「成長しないんです」
171 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 13:20:50.06 ID:q/C9jZhZ0
 
 ミシミシッ
  _
<;゚∀゚ >「ビロードぉ、てめぇ、裏切りやがったなぁ…!!」

< ゚Д゚,;>「つーか、オレはちがががががががっ…!!」



从メ゚∀从「ダーリン! おしめー持ってきてー」


( ・∀・)「ん、おっぱいじゃなかったのか…」

( ・∀・)「しょうがないな…」 トタタ…


  ( ・∀・)「はい、おしめ…」

  从メ゚∀从 「うんこだー、うんこー」
    つノ・∀・ノ)

  (;・∀・)「うおっ!? ちょっと、あぶなっ」



( ´∀`)「…」

д川「そんな光景を、切ない瞳で見つめるモナー主任なのであった〜」

178 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 13:24:20.59 ID:q/C9jZhZ0
 
(´∀`;)「貞子くん!?」


川д川「なんとも切ないですよねぇ〜」

川д川「よろしければ、お相手しますよ〜」

川д川「J( 'ー`)しが」


(;´∀`)「いや、いいモナ」

( ´∀`)「それに彼女とは古い付き合いモナ…」

( ´∀`)「今更、そんな感情なんてわかないモナ」


川д川「それは、ハインリッヒさんにも言えることじゃないですか〜?」


( ´∀`)、「…手厳しいモナね」

( ´∀`)「自分の中では整理がついてることモナ」

( ´∀`)「……皆が幸せなら、それでいいモナ」

185 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 13:28:03.29 ID:q/C9jZhZ0
 
( ´∀`)「…」

(´∀` )「…?」


川川 <ネェ、ギコチャン


(´∀`;)「聞いちゃいねぇ…」

( ´∀`)、「…」

( ´∀`)「…まぁ、モナは次に会うときまでとっておくモナ」




(;,゚Д゚)「ふー…、死ぬかと思った」

川д川「ねぇねぇ、ギコちゃん」

川д川「ギコちゃんも飾りつけ、手伝って」

(,,゚Д゚)「飾りつけ…?」

(,,゚Д゚)「そういえば、何だかやけに華やかというか、派手というか…」

(,,゚Д゚)「何かやんのか?」
189 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 13:29:21.98 ID:q/C9jZhZ0
 
川д川「そう〜」

川д川「おかえりなさい会」


(,,゚Д゚)「おかえりなさい会…?」

(,,゚Д゚)「…」

(,,゚Д゚)「まさか、オレ?」




川д川「うぅん、違うわよ〜」


(,,゚Д゚)

194 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 13:31:31.33 ID:q/C9jZhZ0
 
(;><)「ちょっと、貞子さん。なんでウソつくんですか!?」

川д川「なんとなく〜」

(;><)「どんだけ鬼畜なんですか!!」

(;,゚Д゚)「え、ウソ…?」

(*-ー-)「そう、ギコくんも含まれてるわよ、ちゃんと」

(*゚∀゚)「でーす」

(,,゚Д゚)「……も?」


(*-ー-)「そう、元々はギコくんと――…」



201 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 13:33:23.54 ID:q/C9jZhZ0
 


―VIP公園


―昼下がりの午後

―錆付いたブランコが揺れる

―広場のほうでは、親子がボール遊びをしていた


キィ…

キィ…



「…」

「いい天気だなぁ…」


209 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 13:36:15.25 ID:q/C9jZhZ0
 
「…」

「そういえば今日だっけ…」

「…どうする?」

「………だよねぇ」

「…」

「ま、待ってるって言ってたし」

「帰ってやらないでもないか」



ポーン

トン、トン、トン、トン



「ん?」


―ボールがブランコの方まで転がってきた

―持ち主の少女が駆け寄ってくる
213 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 13:38:48.51 ID:q/C9jZhZ0
 
(*ノωノ)「…あ」


「ボール?」


(*ノωノ)「はい…」


「はい、どうぞ」


(*ノωノ)「ごめんなさい」


「謝ることないのよ」


(*ノωノ)「…」


「…?」

「どうかした?」


(*ノωノ)「…お姉さん、どこかで会ったことある?」


219 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 13:40:59.43 ID:q/C9jZhZ0
 
「…」

「…そうね」

「すっごい前に会ったことあるかもね」

「覚えてないんでしょうけど」


(*ノωノ)「う、うん…」

(*ノωノ)「でも、分かったよ? …なんとなくだけど」


「そう」

「…記憶の糸を刈り取ろうとも、その根源の何かはきっと心の中に残ってるんでしょうね」


(*ノωノ)「??」


「忘れることは、自分を守るために必要かもしれないけれど」

「でも、大事なのは、その先にあるもの」

「過去を見つめて、今を踏みしめるその方法」

228 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 13:43:03.21 ID:q/C9jZhZ0
 

(*ノωノ)「お姉さん?」


「ごめんね」

「変なこと言って」

「昔は、私もそれが必要で、大切だと思ってたから…」


「でも、今なら分かる」

「人は人の中に生きているってことが」

「だから…」




  「…―――返すわ、あなたの記憶」



231 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 13:45:02.74 ID:q/C9jZhZ0
 

(*‘ω‘ *)「あぷーちゃん」

(*ノωノ)「お母さん…」

(*‘ω‘ *)「ボール、ちゃんと返してもらった?」

(*ノωノ)「…うん」

(*‘ω‘ *)「…?」

(*‘ω‘ *)「どうかしたの?」

(*ノωノ)「ううん」

(*ノωノ)「…お母さん」

(*‘ω‘ *)「何?」

(*ノωノ)「…ごめんなさい」

(*‘ω‘ *)「…?」

(*ノωノ)「……ごめんね、お母さん」

(;‘ω‘ *)「あぷーちゃん?」

。(*ノωノ)「うわぁぁぁぁぁぁぁぁん」
234 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 13:45:50.55 ID:q/C9jZhZ0
 



ξ ゚听)ξ「…」

ξ --)ξ「…」


(¥ξ*-) クルッ
237 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 13:47:45.04 ID:q/C9jZhZ0
 


(,,゚Д゚)「ツン?」

(*-ー-)「うん」

(,,゚Д゚)「なんで、ツンが…」

(*-ー-)「まぁ、ちょっと、ね」

(,,゚Д゚)「…?」

(*゚∀゚)「今日はパーっとやるでーす」

(;,゚Д゚)「うおっ!? くっつくな!!」


(*゚∀゚)つ< ;,゚Д゚) ギリギリギリ


< ;,゚Д゚)「いてぇ、いてぇよ!!」

(*゚∀゚)「にゃきにゃき伸びるでーす」


ガチャ


< ;,゚Д゚)「…ん?」
243 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 13:49:44.98 ID:q/C9jZhZ0
 
「あら…」

「なんだ来てたのか」


(,,゚Д゚)「…!」


( Фω+)「久しぶりだな」

(゚、゚トソン「私は初めましてと言ったほうが良いでしょうか」


(,,゚Д゚)「ロマネスクさん…」


( Фω+)「…やはり、今日帰ってきたか」

(゚、゚トソン「賭けは私の勝ちですね」

(;Фω+)「むぅ…、今月のお小遣い残り少ないのに」


(,,゚Д゚)「賭け?」

(;><)「あぁ、言っちゃダメなんです!!」

(,,゚Д゚)「なんだ? 賭けつーのは」
250 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 13:53:30.43 ID:q/C9jZhZ0
 
( ´∀`)「まぁ、隠してもしょうがないモナ」

( ´∀`)「ギコが今日帰ってくるかどうか皆で賭けてたんだモナ」

(*-ー-)「貞ちゃんの占いだと、今日帰ってくるって出たからね」

川д川「百発百中〜」


(;,-Д-)「あんたら、人が命がけで世界中を飛び回っている間にそんなことを…」


( Фω+)「ははっ、小さいことを気にするな」

( Фω+)「お前が望んだ道だろう?」


(,,゚Д゚)、「まぁ、そうっすけど」


(゚、゚トソン「ちなみに、賭けの割合は…」


帰ってくる:(*゚∀゚) 川д川 (゚、゚トソン
                     _
帰ってこない:(*-ー-) ( ><) ( ゚∀゚) ( 
´∀`) ( ・∀・) 从メ゚∀从 ( Фω+) (´・ω・`)


(;,゚Д゚)「なんで帰ってこない派が多数なんだよ!!」
254 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 13:56:23.82 ID:q/C9jZhZ0
 
(*-ー-)「いやぁ、きっと意固地になって帰ってこないだろうなぁ…と」

( ´∀`)「う〜ん、予想が外れたモナ…」

( ・∀・)「やはりバカはバカということか…」


(;,゚Д゚)「ふざけんな!!」



「あ、ギコの旦那!!」

「ギコさん!!」


(゚Д゚,;)「おぉう!?」



「久しぶりっすね!!」( ´_ゝ`))゚Д゚(( <   )「お久しぶりです!!」
             /     ⊃  ⊂     \


(;,゚Д゚)「むぎゃー!! くっつくな!! ステレオで話すな!!」

( ´_ゝ`)「サーセン」

( <   )「すいません」
263 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 14:01:32.33 ID:q/C9jZhZ0
 
(;,゚Д゚)「はぁ…はぁ…」

(,,゚Д゚)「兄者に弟者か…、元気だったか」


( ´_ゝ`)「えぇ、この通り」

( <   )「といっても、見えないでしょうけど」


(,,゚Д゚)「まぁな」


( ´_ゝ`)「しかし、帰ってきたんですね…」

( <   )「…はぁ、負けた」

( ´_ゝ`)「…全くだ」


(;,゚Д゚)「お前らもかよ!!!」


( ´_ゝ`)「それはそれ、これはこれです」

( <   )「流石だな、兄者」


(;,-Д-)「…もういい」
267 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 14:03:41.37 ID:q/C9jZhZ0
 
(*-ー-)「これで大体、揃ったかな?」

(*゚∀゚)「えっと、ビロにモナー」


( ><)「お土産どこに置いたらいいですか?」

(* ´∀`)「モナ!? 日本酒モナ!?」

(;><)「飲んじゃダメなんです!!」


(*゚∀゚)「モリャリャにハイン」


从メ゚∀从 「ダーリン、おしめー」
 つノ・∀・ノ)

(・∀・;)「あー、はいはい」


273 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 14:07:15.11 ID:q/C9jZhZ0
 
(*゚∀゚)「サデャコに、…えっと」

 _
(;゚∀゚)「ジョルジュだよ、ジョルジュ!!」

川д川「ジョルちゃん、こっち手伝って〜」

川д川「羊の頭の配置なんだけど〜」
 _,
(;゚∀゚)「ひぃぃぃぃぃっ!!?」


(*゚∀゚)「ヒゲダンディーに、トソン」


( Фω+)「ふむ…」

(;Фω+)「トソンくん、賭け金まけてくれないか?」

(゚、゚トソン「ダメです、自己責任ですからね」

(;Фω+)「……うぅ」


(*゚∀゚)「バカ」


(;´_ゝ`)「うぉい!! ちょっと待て!!!」( <  ;)

276 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 14:09:38.31 ID:q/C9jZhZ0
 
(*-ー-)「お姉ちゃん、バカにバカって言ったら失礼よ」


( ´_ゝ`)「お、ナイスフォロー」

( <  ;)「いや、最高にバカにされてるから」



(*゚∀゚)「これで全員でーす」


(,,゚Д゚)「…あ」

(*゚∀゚)「おぅ?」

(,,゚Д゚)「いや、その…」



(*-ー-)「クーちゃんと、ドクオくん?」


(;,゚Д゚)「う、ん…、いや、まぁ、後者はどうでもいいんだが…」

285 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 14:14:06.70 ID:q/C9jZhZ0
 
( ・∀・)「あぁ、そういえば、面倒な案件があるとか言ってたな」

( ・∀・)「大方、その処理をしてるんだろう」

( ´∀`)「大変モナねー」


(,,゚Д゚)「…大変モナって、主任たちはやらなくていいんすか?」


( ´∀`)「いいモナ」

( ´∀`)「ここは日本支部」

( ´∀`)「モナたちは、アメリカ本部勤めモナ」


(,,゚Д゚)「へぇ」


( ・∀・)「ちなみに、私、ハインくん、しぃ、つー、流石のバカも本部勤めだ」

从メ゚∀从「おめーのために、わざわざ来てやったんだんだぞー。感謝しろよな−」


(,,゚Д゚)「そっか…」

(,,゚Д゚)「…」

288 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 14:15:55.26 ID:q/C9jZhZ0
 
川д川「それにしても〜」

川д川「クーちゃんとドックン、本当に仲がいいわよね〜」


(,,゚Д゚) …ピクッ


(゚、゚トソン「まぁ、幼馴染という話ですし」

川д川「今も二人っきりで仕事してるんでしょう〜?」


(,,゚Д゚) …ピクピクピクッ


川д川「若い男女がふ・た・りっ・き・り・で〜」

(゚、゚トソン「アクセントつけなくていいですから」


(,,゚Д゚)「…」

(,,゚Д゚)「…しぃ、二人は今どこにいるんだ?」


(*-ー-)「え、たぶん二人なら執務室に……」

294 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 14:18:14.62 ID:q/C9jZhZ0
 
(,,゚Д゚)「…」

ミ,,゚Д゚彡「…」 ザワッ




 ドギュン!!!




<おおおおおおぉぉぉぉぉ、クーちゃぁぁぁぁぁん!!!!





(;-ー-)「って、ちょっとギコくん!!」


( ´∀`)「…」

( Фω+)「…」

从メ゚∀从「あーぁ」

( ・∀・)「あいつも、相変わらずだな…」

298 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 14:21:26.71 ID:q/C9jZhZ0
 
(゚、゚トソン「あらあら」

川д川「うふふ」

( <   )「…意地悪ですね」

( ´_ゝ`)「貞ちゃんが二人いるみたいだ」

(゚、゚トソン「まさか」



( ><)「…しかし、ギコさん、執務室分かるんですかね」

(*゚∀゚)「さぁ?」

(;-ー-)「ギコくん、鼻が利くからね…」


304 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 14:24:07.33 ID:q/C9jZhZ0
 




バタ――ン!!!



(;,゚Д゚)「クーちゃん!!!!」


(;'A`)「…!」

('A`)「ビックリした」

('A`)、「ギコさん、帰って…」


(#,゚Д゚)「てめぇ、この野郎!!!」


 (#,゚Д゚)つ)A`)・∴「ぺぶっ!!!?」


 ::)A`)つ「げふぅぅっ…!!」 ズザザザザーッ


(メ)A`)「な、なにするんですか!?」
309 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 14:28:02.58 ID:q/C9jZhZ0
 
(#,゚Д゚)「この糞野郎!! 守れとは言ったが、手を出せとは言ってねぇぞ!!」

(メ)A`)「い、いや、イミフ…」

(#,;Д;)「クーちゃんの純潔はオレが貰うつもりだったのに…!!」



ヒュ
パッ


ズゴン!



(,, Д ) ゚ ゚「シメサバ!!」



 「………誰が渡すか、このバカ」



(;,゚Д゚)「この声は…」


川 ゚ -゚)「久しぶりだな」

317 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 14:32:50.40 ID:q/C9jZhZ0
 
(,,;Д;)ノ「クーちゃぁぁぁぁぁぁん!!!」 ダッ


川 - -)「はぁ…」



ヒュ
パッ


ドゴン!



(,, Д ) ゚ ゚「シラウオ!!」



(メメ,゚Д゚)「…うぐぐっ、痛いけど懐かしい、なんだろう、この気持ち…」


川 ゚ -゚)「……まったく」

(メ)A`)「酷いっすよ、ギコさん」


(,,゚Д゚)「何がだ!! オレを裏切ったお前のほうが酷い!!」

323 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 14:38:15.80 ID:q/C9jZhZ0
 
(;メ)A`)「何の話っすか」


(,,゚Д゚)「いや、だって、こんなところで二人っきりで…」


川 ゚ -゚)「案件処理中だ」


(,,゚Д゚)「クーちゃんはともかく…」

(,,゚Д゚)「なんでこいつも?」


川 ゚ -゚)「まぁ、他に人がいなかったからな」

川 ゚ -゚)「仕方なくだ」

(メ)A`)「あれ? お前よりオレのほうが仕事量多いのに、ひどくね?」


(,,゚Д゚)「あれ、何、この罵り合いながらも認め合ってる的な雰囲気…」

(,,゚Д゚)「…」


(,,;Д;) ブワッ
325 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 14:39:43.45 ID:q/C9jZhZ0
 
(#,;Д;)「てめぇこの野郎!! そこは、クーちゃんの横は、オレの席だぁ!!!」


((;メ)A`))「だだだから、いいいなかったじゃないですか、ギコさん!!」 ユッサユッサ


(,,;Д;)「うるせぇ!!!」


川 ゚ -゚)「泣くな、気持ち悪い」

(,,;Д;)「クーちゃぁぁん」


川 - -)「……お前は」

川 ゚ -゚)「せっかくの呼んだんだから、もっとしゃきっとしろ」


(,,;Д;)「呼んだ…」

(,,;Д⊂) ゴシゴシ


(,,゚Д゚)「あれって、やっぱクーちゃんが呼んだのか?」

329 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 14:42:42.12 ID:q/C9jZhZ0
 
川 ゚ -゚)「あぁ」

川 ゚ -゚)「貞ちゃんの占いでは、“今日、日本に戻ってくる“という事だけだったんだが」

川 ゚ -゚)「バーボンハウスに顔を出すだろうと思ってな」


(,,゚Д゚)「…読まれてるのね」

(,,゚Д゚)「人のテレポートは出来ないんじゃなかったけ?」


川 - -)「人は成長するもんだ」


(,,゚Д゚)「…そっか」



(メ)A`)「で」

(メ)A`)「帰ってきたということは、オレの勝ちだな」

川 ゚ -゚)「あぁ、しょうがないな」

(メ)A`)「ふひひっ、サーセン」


(,,゚Д゚)「あれ?」
335 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 14:45:28.45 ID:q/C9jZhZ0
 
(,,゚Д゚)「クーちゃん…?」


川 ゚ -゚)「すまん、帰ってこないと思ってた」


(,,;Д;)「ちょっと、クーちゃぁぁん!!」


(メ)A`)「まぁ、落ち着いて」



「うっせぇ、ボケェェェ!!!」 (#,;Д;)つ)A`)・∴ 「なんでよ―――!!!?」



(,,;Д;)「こうなったら!!」

(,,;Д;)「クーちゃんを殺して、オレも死ぬ!!!」


川 ゚ -゚)「(…意味が分からん)」
342 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 14:47:57.81 ID:q/C9jZhZ0
 
川 - -)「……少し頭を冷やせ」




ヒュ
パッ


ドゴォォォォン!!



(,, Д ) ゚ ゚「ホンマグロ!!」




(,,×Д×)「むきゅう…」


川 ゚ -゚)「大丈夫か、ドクオ?」

(メメ)A`)「……すごく痛いです」

川 ゚ -゚)「…はぁ、このバカは手加減ってものを知らんのか」

(メメ)A`)「そりゃお前もだ」

344 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 14:50:27.13 ID:q/C9jZhZ0
 
(;,-Д゚)「う、う…ん」

(;,゚Д゚)「またハインさん達に会ってきたぜ…」



<ほらっ、顔を見せてみろ

<いいよ、一人でできるから

<いいから

<いでぇ!? 痛い痛い痛い痛い!!!


(,,゚Д゚)「…」


川 ゚ -゚)「おぅ、バカ。起きたか」

川 ゚ -゚)「お前も塗るか? エタノール」

(;'A`)「し、しみるぅ…」


(,,-Д-)「いや、いい」


川 ゚ -゚)「? そうか」
352 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 14:54:23.33 ID:q/C9jZhZ0
 
(,,゚Д゚)「…」

(,,゚Д゚)「なぁ、クーちゃん」


川 ゚ -゚)「なんだ?」


(,,゚Д゚)「今、幸せか?」


川 ゚ -゚)「…」

('A`)「…なんだよ」

川 ゚ -゚)「…」

川 ゚ー゚)「まぁ、そうかもな」


(,,-Д-)「…そっか」

(,,゚Д゚)「ならいいんだ」


(   ,,) クルッ

358 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 14:58:03.26 ID:q/C9jZhZ0
 
川 ゚ -゚)「おい、どこに行くんだ」


(  ,,゚)「これでも指名手配中でね」

(  ,,゚)「あんまりゆっくりするわけにもいかねぇんだ」


川 ゚ -゚)「…」

('A`)「…」

川 ゚ -゚)「なぁ、こいつは知らないのか?」

('A`)「たぶん…」


(,,゚Д゚)「は? 何がだ?」




('A`)「指名手配、撤回されましたよ」

('A`)「だいぶ前に」




369 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 15:00:02.94 ID:q/C9jZhZ0
 
(,,゚Д゚)「…」

(,,゚Д゚)「え? 何?」


川 ゚ -゚)「もう指名手配じゃない、と言ったんだ」


(,,゚Д゚)「…なんで?」


('A`)「アメリカと折衷した内容に、ギコさんのことも含まれていたんですよ」

('A`)「まぁ、半分力技でしたけどね」


(;,゚Д゚)「マジで?」


川 ゚ -゚)「マジだ」


(;,゚Д゚)「いや、でも…」

(;,゚Д゚)「あれだ、オレ、前に傷害事件起こしてるし」

373 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 15:02:56.63 ID:q/C9jZhZ0
 
川 ゚ -゚)「荒巻議員のことか?」

川 ゚ -゚)「それも心配いらんぞ」

('A`)「示談させました」

('A`)「ほとんど脅しみたいなもんでしたけど」

川 ゚ -゚)「元々悪いのはあっちだろう、痛い目を見て当然だ」

('A`)「……まぁ、こんな感じで」


(;,゚Д゚)「……マジかよ」

(;,゚Д゚)「てか、そんな好き勝手やっていいのか?」

(;,゚Д゚)「反対とかされなかったのか?」



川 ゚ -゚)「…」

('A`)「…」

380 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 15:05:29.20 ID:q/C9jZhZ0
 
川 ゚ -゚)「……ギコ」 チョイチョイ


(,,゚Д゚)「へ?」


川 ゚ -゚)「ここの札、読めるか?」


(,,゚Д゚)「……札?」


川 ゚ -゚)「そ」



(,,゚Д゚)「…」


(,,゚Д゚)「…」



(,,゚Д゚)「………主…任…?」




386 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 15:08:35.90 ID:q/C9jZhZ0
 

(,,゚Д゚)「…」


(;,゚Д゚)「主任!!?」




川 ゚ -゚)「ダイプロ日本支部主任の、素直クール」

('A`)「同じく、主任補佐のドクオです」



川 ゚ -゚)「よろしく」



(;,゚Д゚)「え――――――――――――――――!!!!!?」




393 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 15:10:38.92 ID:q/C9jZhZ0
 


※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※



  川 ゚ -゚)エスパークーのようです



※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※


399 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 15:12:13.06 ID:q/C9jZhZ0
 


 …――主演――…



(;,゚Д゚)「しゅ、主任…!?」

川 ゚ -゚)「あぁ」

(;,゚Д゚)「で、お前が補佐!?」

('A`)「さいです」


(,, Д )「…」


川 ゚ -゚)「?」

('A`)「?」



(#,゚Д゚)「クーちゃんが主任なら、オレが補佐だろぉぉぉ!!!!」



(;'A`)「無茶苦茶だ、この人!!」
412 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 15:15:11.36 ID:q/C9jZhZ0
 
川 ゚ -゚)「…」

川 ゚ー゚)「…こいつも、変わらないな」


   川 ゚ー゚) 素直クール
         主人公。物を呼び寄せる超能力
         高校卒業後、ダイプロ日本支部の主任に地位に着く
 

< ;'A`)「ぎゃー!! 痛いでござるー!!!」


   < ;'A`) ドクオ
         クーの幼馴染。雷を操る超能力
         卒業後、クーともにダイプロへ。主任補佐の地位に着く


(#,゚Д゚)「死ね!!」

(#,゚Д゚)「死んでその地位をオレと変われ!!!」


   (#,゚Д゚) ギコ
         直情ダメ人間。超脚力の超能力
         行方不明になっていたが、結局ダイプロに戻ってくることに


422 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 15:19:00.29 ID:q/C9jZhZ0
 
―ダイプロミーティングルーム


(;-ー-)「んー…、なんだか不穏な色合いねぇ…」

(*゚∀゚)「なにがですかー?」

(*-ー-)「バカな弟の話」


   (*-ー-) しぃ
         身体が不自由。人の内面の色を視る
         ダイプロアメリカ本部の主任に。モナーやつーのせいで、最近胃に穴が開きそうになっている


(*゚∀゚)「…」

Σ(*゚∀゚)「C、弟いたですか!?」

(;-ー-)「ものの例えよ、馬鹿正直に受け取らないの!」

(*- 3-)「なんだ、つまんないでーす」


   (*- 3-) つー
         米国籍のしぃの姉、重力を操る。
         ダイプロアメリカ本部で、しぃと一緒にいる。ちなみに、主任補佐。現在進行形で幸せ

427 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 15:21:25.39 ID:q/C9jZhZ0
 
( ><)「あぁ、ジョルジュさん」

( ><)「そこにある飾り付け用のヒラヒラ、取ってくださいなんです」
  _
( ゚∀゚)「ヒラヒラ? これか?」

(;><)「違うんです。そっち、そっちのヒラヒラ」
  _
( ゚∀゚)「あぁ、これか」

(;><)「違うんです」
  _,
(# ゚∀゚)「ヒラヒラじゃ分かんねーよ、バカ!!」

(;><)「だって名前が分からないんです!!」


   (;><) ビロード
         見た目は中学生。千里眼
         高校卒業後、大学に進学。大学ではお姉様や一部のお兄様から、チヤホヤされている模様


  _
( ゚∀゚)「…一体、何のこと言ってんだ?」

つ「これじゃないかしら〜?」
  _
( ゚∀゚)「おぅ、ありがとう」
436 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 15:23:47.56 ID:q/C9jZhZ0
 _
(;゚∀゚)「って、これ、羊の頭じゃねぇか!!」

川д川「うふふ〜、ヒラヒラでしょう〜?」
 _
(;゚∀゚)「どこがヒラヒラだよ!! これはハラハラだろ!!」

川д川「…」

川д川「…え、ギャグ?」


   川д川 貞子
        オカ女。空間を構築、接続する能力
        卒業後、カーチャンの宿を継ぐことに。恐怖旅籠として大人気経営中

 _,
(;゚∀゚)「う、うるせぇ!!」

(;><)「(結局、誰も取ってくれないんです…)」

    _,
   (;゚∀゚) ジョルジュ長岡
        変態貧乏大学生。物の価値を操れる
        バライティ番組で大活躍、しかし一発屋の匂いが仄かに香る。そして、なんだかんだでビロードと一緒

443 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 15:25:54.05 ID:q/C9jZhZ0
 
(* ´∀`)「のまのまいぇい!!」

( ・∀・)「主任、飲みすぎですよ」

(* ´∀`)「飲まずにいられっかバロォ!!」

从メ゚∀从「ダメな人だなぁ」


←(* ´∀`)― グサッ


(;´∀`)「おぉう…」

(;・∀・)「だ、大丈夫ですか?」

(;´∀`)「なんという重い一撃モナ…」


   (;´∀`) モナー
          ダイプロ元主任。やるときはやる人
          ダイプロアメリカ本部勤めだが、実務はしぃに任せっきり。日本酒が恋しい今日この頃


( ・∀・)「ハインくん、色々察したまえ」

从メ゚∀从「何を?」

( ・∀・)「まぁ、色々とだ」
448 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 15:27:55.76 ID:q/C9jZhZ0
 
从メ゚∀从「ふ〜…ん」

从メ゚∀从 「またパパがよく分かんないこと言ってますよー」
 つノ・∀・ノ)

从メ゚∀从
 つノ・∀・ノ) <バーカー


Σ(;・∀・) ガーン!!!
   ⊂


   (;・∀・) モララー
     ⊂   ダイプロ元補佐。テレパシー能力
         結婚後も相変わらずハインの尻に敷かれている。ナベちゃんの映像を衛星中継で見るのが唯一の楽しみ


从メ゚∀从 「おぉ、しゃべった!! しゃべったぞ!!」
 つノ・∀・ノ)

从メ^∀从 「偉いなー、さすがオレの娘だぜ!!」
 つノ・∀・ノ)


   从メ^∀从  ハインリッヒ高岡
    つノ・∀・ノ) ダイプロ元書記長。なんでも半分こにする
           最近はダーリンより、娘にマイラブ

463 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 15:31:07.27 ID:q/C9jZhZ0
 
( ´_ゝ`)「さすがといえば!!」

( <   )「オレたちの出番!!」


   ( ´_ゝ`) 兄者
          変態兄。光の屈折率を操り自身の姿を隠す ※日の出と共に弟者と能力が入れ替わる
          放浪の旅の末、アメリカダイプロ本部へ。ハインの娘が可愛くてしょうがない、乳児ハァハァ

   ( <   ) 弟者
          変態弟。錐状の影を操る ※日没と共に兄者と能力が入れ替わる
          良くも悪くも兄者と一緒。


(;´_ゝ`)「え!? これだけ!?」

( <  ;)「酷すぎるだろ!!」


( Фω+)「まぁ、人には役割というものがある」

( Фω+)「皆が主役にはなれない、そうだろう?」

( <   )「…ロマネスクさん」

( ´_ゝ`)「…」

( ´_ゝ`)「後半、美味しいところ大分持っていきましたよね」

473 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 15:33:19.42 ID:q/C9jZhZ0
 
(;Фω+)「いや、それはそれ、これはこれでな」

( ;_ゝ;)「勝ち組の話なんて聞きたくないやい!!」

( ;_ゝ;)「太陽のバッキャロー!!」 ダッ!!


( <  ;)「兄者!!」

( <   )「……ロマネスクさん」

(;Фω+)「な、なんだ?」

( <   )「奥さん、綺麗で羨ましいです」


( <   )。「お月さんのバッキャロー!!」 ダッ!!


481 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 15:35:27.52 ID:q/C9jZhZ0
 
(;Фω+)「おいおい…」

(゚、゚トソン「綺麗ですって」

( Фω+)「…はぁ」


   ( Фω+) 杉浦ロマネスク
           元県知事。元『最強』エスパーで氷を操る
           鮨屋『魯麻』の店長。噂が噂を呼び、今では人が絶えない

   (゚、゚トソン 杉浦トソン
         ロマネスクの元秘書にて、現女房
         彼女自身は一介の鮨屋で終わるつもりはなく、色んな分野に手を伸ばしている模様


490 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 15:38:50.16 ID:q/C9jZhZ0
 
―ダイプロ玄関口


▽◎ェ◎▽「ワンワンワン!!」

▽◎ェ◎▽「ワンワン!!」

从;'ー'从「ふぇぇ…」

从;'ー'从「ワンちゃん、通して〜…」

从;'ー'从「一応、関係者なんだけどなぁ…」


   从;'ー'从 渡辺
          アイドル。嫌でも人目を惹いてしまう
          現役バリバリで活躍中。最近アダルティな魅力が出てきたらしい(本人談)

   ▽◎ェ◎▽ ビーグル
           メカワンコ。出番がほとんどなかったのはご愛嬌
           いつも通り、ダイプロの玄関で番犬をしている

499 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 15:40:51.94 ID:q/C9jZhZ0
 
(´・ω・`)「ふむ」

(´・ω・`)「騒々しいと思ったら…」

从;'ー'从「…あぁ、助けてくださーい!」

(´・ω・`)「だって」

(#゚;;-゚)【…】

(#゚;;-゚) ギロッ


▽;◎ェ◎▽「…キュゥゥゥゥン」

(´・ω・`)「さすがだね」


   (´・ω・`) ショボン
          バーボンハウスマスター。絶対質問能力
          相も変わらずバーでのんびりと客の相手をしてる。最近、美容院でもやろうかと画策中

   (#゚;;-゚) でぃ
        エスパゴン『本当のジョーカー』。あらゆる能力を併せ持つ人造エスパー
        ギコにべったりだが、本当のところは、甘えさせてくれる相手なら誰でもいいらしい

509 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 15:43:03.50 ID:q/C9jZhZ0
 
从;'ー'从「あ、ありがとうございます」

(´・ω・`)「いえいえ」

(´・ω・`)「渡辺さんですね、いつもテレビで拝見しております」

从;'ー'从「え、はぁ、どうも…」

(#゚;;-゚)【…いい匂い】

从;'ー'从「むきゃっ!?」


<ちょっ、くすぐったい

<いや、ダメ…!!


(´・ω・`)「ふぅむ…」

(´・ω・`)「こういう方向性のバーもありかなぁ…」


バサァッ

w( ∵)w『まぁ、ありだな』

(´・_ゝ・`) 「ですねぇ」

517 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 15:45:11.85 ID:q/C9jZhZ0
 
(´・ω・`)「おや」

(´・ω・`)「キミは、ビコーズ君だっけ」

( ∵)『あん? “君”じゃねーよ、ビコーズ様だ』

(´・ω・`)「噂通りの性格だね」

(´・_ゝ・`) 「…あの」

(´・ω・`)「…」

(´・ω・`)「誰だい、キミ」

(;´・_ゝ・`)「クリスマスSPで共闘したじゃないですか!!」

(´・ω・`)「あー…」

(´・ω・`)「…」


(´・ω・`)「分からない」

(;´・_ゝ・`)「ひどい!!」

( ∵)『空気は罪だな』

522 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 15:47:38.59 ID:q/C9jZhZ0
 
爪;゚ー゚)「ちょっと待てぃ!!」

爪;゚∀゚)「聞き捨てならないし!!」

爪゚A゚)「空気美味しいです」


(´・ω・`)「…誰?」

( ∵)『…罪だな』


;'ー'从「いいから誰か助けて〜」


   ( ∵) ビコーズ
       悪魔人形。クーの鞄のキーホルダー
        キーホルダー生活から専用部屋を貰うまでのし上がった本作品一の出世頭。シルバニアファミリーの椅子がお気に入り

   (;´・_ゝ・`) 盛岡デミタス
           ダイプロ一般職員。犬になった人
           貞ちゃラブだったが報われる日は来るのか。そして、今日も彼は宿に赴く

   爪゚ー゚) 爪゚∀゚) 爪゚A゚) じぃ&づー&ぬー
                  ダイプロ一般職員。何気にダイプロは女性比率が非常に高い。

529 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 15:49:46.13 ID:q/C9jZhZ0
 
―VIP繁華街


( ^Д^)「んん〜♪」

( ^Д^)「最近、ついてなかったけど、今日の運勢はNO.1。きっといいことがある気がする」

( ^Д^)「…」

(;^Д^)「はっ!?」


*(‘‘)*「ねーねー、ペニちゃん」

('、`*川「なによ」

*(‘‘)*「今度、合コンやるんだ、合コン」

('、`*川「へー…、そらぁよかったねー」

*(‘‘)*「でさ、ペニちゃんも…」

('、`*川「やだ」

*(‘‘)*「なんでー!?」

('、`*川「メンドクサイ」

533 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 15:51:29.89 ID:q/C9jZhZ0
 
*(‘‘)*「……フレンチだよ」

('、`*川「行く!!」

*(‘‘)*「…」


<ドウナノソレ…



;^Д^)「…」

(;^Д^)「ふぅ…、行ったか」


J( 'ー`)し「あの…」


(;^Д^)「ひっ!?」


J( 'ー`)し「大世界エスパープロジェクトっていうのは、どこに…」


(;^Д^)「お、女!?」

( ;^Д)「勘弁してくれー!!」 ダッ!!

539 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 15:53:26.19 ID:q/C9jZhZ0
 
J( 'ー`)し「…あ、ちょっと」

J( 'ー`)し「…」

J( 'ー`)し、「参ったわね」

J( 'ー`)し「これなら貞ちゃんと一緒に行けば良かったわ…」


   ( ;^Д) プギャー
         DQN。相手の恐怖する姿に見える能力を持つ
         クーにやられ、渡辺にやられ、ヘリカルにやられ、女性恐怖症になりかけている

   ('、`*川 *(‘‘)* ペニサス伊藤&ヘリカル沢近
              仲良し女子大生
              実は一方はエスパーだったりするのだが、特に自覚なし。2人とも同じ大学に進学

   J( 'ー`)し カーチャン
          『旅籠・人食』の女将
          貞子と一緒にのんびりと、お客の相手をしている


542 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 15:54:58.84 ID:q/C9jZhZ0
 
―VIP公園


。(*ノωノ)「うわぁぁぁぁん」

(;‘ω‘ *)「どうしたの、あぷーちゃん?」

(;‘ω‘ *)「どこか怪我でもしたの?」

(*ノωノ)「ぐっす、ひぐっ…」

(*ノωノ)「違うの、……お父さんのこと……、思い出したから」

(;‘ω‘ *)「……!!」

(;‘ω‘ *)「あぷーちゃん…」

(*ノωノ)「…ごめん、なさい」

(*ノωノ)「私…、わがままだったから…」

(*ノωノ)「悲しいのは、お母さんもなのに…」

(*ノωノ)「私は、私だけ…」

。(*ノωノ)「わぁぁぁぁぁぁぁん!!」

(;‘ω‘ *)「…」

544 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 15:56:07.64 ID:q/C9jZhZ0
 
(*‘ω‘ *)、「…」

(*‘ω‘ *)「…いいのよ」

(*‘ω‘ *)「私は、あぷーちゃんがいてくれるだけで充分だから」


  。(*ノωノ) ヾ(*‘ω‘ *) あぷー&ちんぽっぽ
                 迷子の女の子と、そのお母さん
                 大きくなったらあのお姉ちゃんみたいに綺麗になる! ……らしい
551 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 15:58:19.77 ID:q/C9jZhZ0
 
―県立VIP高校


ノハ ゚听)「…」

(-_-)「ヒート先生、どうかしましたか?」

ノハ ゚听)「いえ…、桜が綺麗だなぁ、と」

(-_-)「…あぁ、そうですね」


( ゚д゚ )「全くだ」


ノハ;゚听)「!?」

(;-_-)「!?」

ノハ;゚听)「しゃべった!? しゃべったぞ、おい!!」

(;-_-)「関東大震災の前触れですか!?」

( ゚д゚ ) ……


   ノハ;゚听) ( ゚д゚ ) (-_-;) 素直ヒート&コッチミンナ&ヒッキー
                    学校の先生達
                    他作品で活躍中だったりする
556 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 16:00:48.18 ID:q/C9jZhZ0
 
―南のビーチ、とある屋敷


(`∠´)「春だな」

シツ ゚ シ゚)゙「春ですね」

ξ ̄⊥ ̄)ξ「ね」


<メ `∀´>「ですね」


(`∠´)「…」

シツ ゚ シ゚)゙「…」

ξ ̄⊥ ̄)ξ「…」

568 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 16:04:09.51 ID:q/C9jZhZ0
 
(`∠´)「…あれ?」

シツ ゚ シ゚)゙「…えっと」

ξ ̄⊥ ̄)ξ「誰なのじゃ?」


<;`∀´>「ウリーです!!」


   <;`∀´> ウリー(元・ニダー)
          某国のスパイ。なんでも崩せる能力
          絶賛記憶喪失中。未だベルの屋敷にいたりするが、なんだか性に合っているとのこと

   (`∠´) ベル
        ラウンジの大将にして、ロリコン。W辺りまでは使えたらしい

   シツ ゚ シ゚)゙ 執事
          ベルに仕えるスーパー執事。このAA、中々お気に入り
                   
   ξ ̄⊥ ̄)ξ ファルロリータお嬢様
            某アルファベットとは何の関係もありません

575 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 16:06:11.84 ID:q/C9jZhZ0
 
―アメリカ、辺境


((゚ー゚ S(『ねえ、Nちゃん』

ハN ゚ -゚)リ『何』

((゚ー゚ S(『ここ、どこ…?』

ハN ゚ -゚)リ『さぁ?』

((゚ー゚ S(『…』

ハN ゚ -゚)リ『…』

((゚ー゚;S(『もー嫌!! 疲れた、お腹減った、お風呂入りたい!!』

ハN ゚ -゚)リ『…しょうがないだろう』

ハN ゚ -゚)リ『エスパゴン、なくなっちゃたし』

((-ー-;S(『…はぁ』

((゚ー゚ S(『ボーナスも露と消えたのね…』

ハN ゚ -゚)リ『そうだね』

578 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 16:07:00.77 ID:q/C9jZhZ0
 
((゚ー゚ S(『あーん、せめて固形物が食べたい…』

ハN ゚ -゚)リ『砂鉄も固めれば固形だよ』

((゚ー゚;S(『そーゆー問題じゃないの!!』


   ((゚ー゚;S( S(エス)
          エスパゴン『ツー・ペア』の一人。超電磁な超能力
          実は別のパートスレで生まれたAAだったり、エスパゴンがなくなり放浪の旅

   ハN ゚ -゚)リ N(エヌ)
          エスパゴン『ツー・ペア』の一人。超電磁な超能力
          Sの妹。でも、態度はでかい。お腹が減ったからって砂鉄を食うのはいただけない

586 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 16:10:35.10 ID:q/C9jZhZ0
 
―シベリア特別収容所


ミセ*-ー-)リ『あぁ、私はなんと罪深いのでしょう』

ミセ*-ー-)リ『決して消えることのないこの罪』

ミセ*゚ー゚)リ『私は生涯をかけて償いましょう』

ミセ*-ー-)リ『主よ、私の懺悔をお聞きください』

( ´ー`)『…うるせーヨ』


ミセ*゚ー-)リ『シラネーヨさん』

ミセ*゚ー゚)リ『あなたも悔いを改めるべきです』

( ´ー`)『しらねーヨ』

ミセ*゚ー゚)リ『なんと罰当たりな!』
590 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 16:12:57.98 ID:q/C9jZhZ0
 
ミセ*゚ー゚)リ『大体、あなたは!! 罪の意識というものが!!』

( ´ー`)『あー、ウルセーウルセー』

( ´ー`)『はぁ…』

( ´ー`)『あぁ、チョコ食べてぇな』


   ミセ*゚ー゚)リ ミセリ
          エスパゴン『フォー・オブ・ア・カインド』の一人。別名:ソードクィーン
          改心後、エスパゴンの罪を全て暴露。その後は、収容所で懺悔をする日々を過ごす

   ( ´ー`) シラネーヨ
         エスパゴン『フォー・オブ・ア・カインド』の一人。別名:ペイジオブペンタクル
         隕石につぶされて、病院送り。その後、特別収容所で禁固刑受刑中

595 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 16:15:58.45 ID:q/C9jZhZ0
 
   (’e’) セントジョーンズ
        エスパゴン『フォー・オブ・ア・カインド』の一人。別名:聖杯
        最後はでぃ(妹)と共に散る。歪んだ思想を持ちながらも、それを真摯に信じ続けた

   ( ゚∋゚) クックル
        エスパゴン『フォー・オブ・ア・カインド』の一人。別名:焼きごて
        ずっとアメリカの奥地で氷漬けのままだったり、ゲイ漬け

   | ^o^| ブーム
        エスパゴン下っ端
        なんだかんで全員ティウンティウン。そういう運命だったんでしょう

   (‘_L’) フィレンクト
        アメリカエスパー施設エスパゴン主任。ラストが酷い人
        彼には、最初からあのラストを用意してました。ごめんなさい

   爪'ー`) フォックス
         エスパゴン前主任。セントジョーンズに操られ、罪を着せられる
         ご愁傷様です

   ( `ハ´) シナー
         大陸のスパイ。符術といった特殊な力を持つ
         扱いの酷いキャラクター1、2を争う。中国では中々の力をもったエスパーだった


596 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 16:16:57.89 ID:q/C9jZhZ0
 
   |゚ノ^∀^) レモナ
         クーの小学生時代の友人。仲直りできるといいですね

   / ,' 3 荒巻スカルチノフ(名前ののみ出演)
       大物政治家。昔、ダイプロを陥れた張本人。もれなくギコにボコボコされた

   (^o^) オワタ
        プギャーの腰巾着。見せ場は番外編三話のみ

   ナ ゚ー゚)ス ナース
         VIP総合病院のナース。変な患者のせいで、気苦労が多い

   (`;ω;´) (`・д・') シャキン&ラミュタス
                飛行機のパイロット。スパーテクのご兄弟

   <_プー゚)フ エクスト 
            スラムの不良一味。操縦技術は、機械世界譲り
      
   オバ゚∀゚)マ フ ´Д`)ク SP ゚−゚) オバマ&フクちゃん&SPの人
                       アメリカ合衆国の皆さん

   ( ・ω・) ('(゚∀゚∩ (=゚ω゚)ノ ボッコス&なおるよ&いよぅ
                    バレンタインの特別ゲスト


601 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 16:19:13.15 ID:q/C9jZhZ0
 













―VIP公園前


「……」

「……記憶を戻せば、自分と向き合わなきゃいけない」

「……良いのか、悪いのか」

「……それは各々が決めていくしかないんだけどね」


「………」


608 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 16:20:36.65 ID:q/C9jZhZ0
 
ξ --)ξ「…だよね、ブーン」

ξ ゚听)ξ「…さて、と」

ξ ゚ー゚)ξ「久々に顔出してやるかな」


   ξ ゚ー゚)ξ ツンデレ
           マセガキ。記憶を刈り取る
           幼年成熟により身体の成長が止まっていたが、内藤との再会を境に心身共に成長を遂げる

   ( ^ω^) 内藤ホライゾン
          ダイプロの元研究員。
          心はいつもツンと一緒


614 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 16:22:24.62 ID:q/C9jZhZ0
 





 …――本文――…

  ◆SEOMSVVqUg



 …――提供――…

  Apple−ブーン系小説まとめサイト−
  ブーン芸VIP



 …――製作――…


  エスパークー製作委員会





※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
621 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 16:23:38.55 ID:q/C9jZhZ0
 














キィィィン




テステス
マイクテス、マイクテス



川 ゚ -゚)「…ごほん」

川 ゚ -゚)「えー、あー」

629 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 16:25:24.35 ID:q/C9jZhZ0
 
川 ゚ -゚)「本日はお日柄も良くー…」



<挨拶はいいから始めよーぜー



川 ゚ -゚)「…」


ヒュ
パッ

ゴィン


<ぅぐぇ!!!?


…アーア
…バカナンデス



川 ゚ -゚)「…」

川 ゚ -゚)「後半は空気だったんだ、少しはしゃべらせろ」

649 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 16:28:54.66 ID:q/C9jZhZ0
 
川 ゚ -゚)「…しかし、長々と話すのもあれだな」

川 ゚ -゚)「それじゃ、まぁ」

川 ゚ -゚)「皆さんグラスを持ってもらっても、よろしいでしょうか」



ヽ(,,゚Д゚) ξ ゚听)ξノ

('A`)ノ (*-ー-)ノ ヽ(*゚∀゚)ノ 
        _,
川д川ノ ( ×∀×) (><;)ノ

(* ´∀`)ノ ( ・∀・)ノ 从メ゚∀从ノ

从'ー'从ノ (´・ω・`)ノ (#゚;;-゚)      「は――――――――――い!!!!」
               つ(;∵)

ヽ( ´_ゝ`)人( <   )ノ

( Фω+)ノ ヽ(゚、゚トソン

(´・_ゝ・`)ノ J( 'ー`)しノ ▽◎ェ◎▽

爪゚ー゚)ノ 爪゚∀゚)ノ 爪゚A゚)ノ

663 : ◆SEOMSVVqUg :2009/04/12(日) 16:32:06.82 ID:q/C9jZhZ0
 
川 - -)「…」

川 ゚ -゚)「それでは…」

川 ゚ -゚)「ギコとツンのおかえりなさいと、エスパークーの完結を祝いましてー…」


川 ゚ー゚)「乾杯!!」






    「「「「「「「「  かんぱぁい!!!  」」」」」」」」







                川 ゚ -゚)エスパークーのようです 完





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