- 2
名前: ◆ZKiCFm8B3o
:2007/12/08(土) 22:08:21.40 ID:x8WJDwq70
『母なる巨乳に溺れ、年上の色香に酔い
穢れ無き貧乳に惹かれ、甘露なロリに恋し
忠実なる犬は尾を振って、今宵も画面の前で苦悩する
ああ、矮小なる私の心では、選択など出来る筈も無い』
〜「ひきこもり毒男の一生」より抜粋〜
ξ///)ξツンとブーンが○○○○o○○をするようです(^ω^;)
- 3
名前: ◆ZKiCFm8B3o
:2007/12/08(土) 22:09:47.84 ID:x8WJDwq70
『……… おきなさ〜い』
( -ω-)「………」
『……… おきなさ〜い わたしの かわいい ゆうしゃ よ〜』
( -ω-)「……スースー」
『………』
( -ω-)「………」
『……… う〜ん、全然起きないね』
『これならいけると思ったんだがな』
( -ω-)「………うう〜ん」
『次はどうしよっか、クーちゃん』
『……もう、放っておいてもいいんじゃないか?』
『え〜、駄目だよ〜。放っておいたら死んじゃうかもしれないよ〜?』
『それは、流石に無いと思うが』
- 4
名前: ◆ZKiCFm8B3o
:2007/12/08(土) 22:11:18.09 ID:x8WJDwq70
( -ω-)「……よ、ようじょ。ようじょ風ぺぺロンチーノ」
『な、何か、変な事言いだしたよ!!』
『………ふむ、これは』
( -ω-)「………だ、駄目だお、奥さん。僕は10歳以上の女の子には興味が無いんだお。
だから、このスレに中学生の女子がいたら、後で僕の所に来るお、ムニャムニャ」
『何だか、言ってる事、矛盾してるよ〜』
『……成程な。渡辺、耳を貸せ』
『ふぇ?』
( -ω-)「………スースー」
『……うん、わかった、やってみるよ〜』
- 5
名前: ◆ZKiCFm8B3o
:2007/12/08(土) 22:12:40.33 ID:x8WJDwq70
( -ω-)「………」
『……… おにいちゃ〜ん』
(*-ω-)「…………お?」
『……… おにいちゃ〜ん おきてよ〜 もう こんな じかん だよ〜?』
(*-ω-)「………う〜む」
『ワタシと いっしょに いろいろな ことして あそぼうよ〜 おにいちゃ〜ん』
(*-ω-)「ハァハァ」
『………』
(*-ω-)「……幼女、ハァハァ」
『……… ねえ おきてよ〜』
(*-ω-)「………、スースー」
『ふぇ〜ん、やっぱり、起きないよ〜』
『ちっ、これでも駄目か』
- 6
名前: ◆ZKiCFm8B3o
:2007/12/08(土) 22:14:13.66 ID:x8WJDwq70
(*-ω-)「ゥぅン、ムニャッ……あっ、ああああっ。
ぼ、僕のスパゲッティーノに、ホワイティングソースなんてかけちゃ、やっあえぇ!!」
川 ゚ -゚)「……もういい。渡辺、こんな変態、さっさと叩き起こしてしまえ」
从'ー' 从「う、うん、わかったよ〜。え〜とっ」
(*-ω-)「………ムニャムニャ、幼女の、幼女による、幼女のためのぉ」
从 'Д'从「せいやっ!!」
( ゚ω゚).・;'∴ 「ガヴァメントゥ!!」
容赦無く繰り出された渡辺の蹴撃が、ブーンの体を襲う。
旋風を纏いながら振り下ろされた右足が、安眠を貪っていた肉体に、突き刺さった。
( ゚ω゚)「ゴェェ!!ガハッ!ゴェェェ!!」
深々と腹上に喰い込んだ踵に、肺は圧迫され、呼気が強制的に排出される。
さらに、衝撃によって、コンクリートの上に横たわっていた体が、くの字に折れ曲がった。
川 ゚ -゚)b「渡辺、Nice kick だ」
从*'ー'从「えへへ〜」
激しい痛みによって開かれた眼に、まず映ったのは、腹の上に片足を乗せ、愛らしく微笑む、女性の姿。
軽いウェーブのかかった茶色の髪は、彼女がクスクスと笑うたびに揺れ、
来ている橙色のワンピースと相成って、可憐な女性の様相を醸し出していた。
- 8
名前: ◆ZKiCFm8B3o
:2007/12/08(土) 22:15:25.72 ID:x8WJDwq70
- (;^ω^)「ぐふぅっ」
从'ー'从「おはよ〜う」
(;^ω^)「ふぅ、ふぅ、い、いきなり何すんだお!!」
从'ー'从「え〜、だって、こんな所で寝てると、日射病になっちゃうよ〜。ねぇ〜、クーちゃん」
輝かしい太陽のような笑顔を浮かべ、そう告げた彼女は、
肩から下げた鞄を背負い直しながら、乗せたままだった御御足をゆっくりと退けた。
その動作と共に、ワンピースの裾がひらひらと揺れ、スカートの中身が――――
( ゚ω゚ )(……開眼っ!!)
――――瞬間、ブーンは、己が目を見開く。
瞳に捉えし映像は、微笑み続ける彼女の表情、
日光によって発生する様々な陰影、風と共に揺れるスカートの裾。
移り行く全ての世界が、コマ送りとなって視界を流れ、脳というハードディスクに逐一保存されていく。
常人では、到底持ちえない野獣の如き動体視力。
彼はこの眼力を、エロゲを十倍速でプレイし続ける事によって体得していた。
- 9
名前: ◆ZKiCFm8B3o
:2007/12/08(土) 22:17:08.21 ID:x8WJDwq70
勿論、十倍速だからといて内容を蔑にしている訳では無い。
感動のシーンでは十倍速で泣き、笑える箇所では十倍速で笑い、ヌキ所では十倍速でヌイた。
そんな血と涙と努力の産物である眼力と、地に横たわるブーンの位置条件を持ってすれば、
隠されし乙女の秘密を優しく包む、魅惑の薄布が、
( ゚ω゚)(……チィッ!!)
見えそうで、ギリギリの所で見えない。
これぞ、チラリズム。
やはり、パンチラは、男の浪漫であり、ポロリもあるよは、男達の桃源郷と言っても過言では無い。
( ゚ω゚)「……くっ、ぅぅ」
腹部の痛みを堪えながら、本能的な動きで、離れ行く渡辺の股下を追う。
もう少し、後少し、ほんの数センチメートル這えば、しかし、見えない。
ならば、もう一寸、邪魔な理性と痛覚を捨て、本能のみに従い、前へ。
過去を振り返る時間は無く、未来を恐れる必要も無い。
たった今、視線を向けるべき存在は、未だ姿を見せぬ、隠匿されし薄布。
- 12
名前: ◆ZKiCFm8B3o
:2007/12/08(土) 22:20:32.02 ID:x8WJDwq70
腹の痛みで悶えながらも器用に体を捻らせ、蠢き、渡辺に気取られぬ極限の境界線へと己の身を運ぶ。
そして、彼が渇望の果てに、目にしたモノは、
( ゚ω゚)(ス、スパッツだとぉ……)
あまりにも恐ろしい、残酷な現実だった。
そこには、白く輝く薄布の姿など欠片も無く、
悪意すら感じられる程の禍々しき悪気を帯びた、黒色のスパッツだけが存在していたのだ。
この、渡辺が足をどけ始めてから、スパッツを視認するまでの間、僅か、0.7秒。
その刹那の狭間に、希望と絶望を、身を持って体感し、知覚する。
そもそも、このスカートの中にスパッツやズボン等を穿き、下着を隠すという行為。
この悪業は、万死に値する邪道な行いであると断言する事が出来る。
例えるならば、ミニスカートを穿いているにも関わらず、鞄でパンツを隠す女子高生。
隠すんなら元々穿いて来るなと、声を大にして叫び、のた打ち回りたい。
(;^ω^)「……く、くうぅ」
ツンの肩を揉んだ時と同様に、またもや過酷な現実に敗北したブーン。
そんな彼の脳内に、悪辣な数日前の思い出が、鮮明に蘇ってきた。
- 14
名前: ◆ZKiCFm8B3o
:2007/12/08(土) 22:22:55.71 ID:x8WJDwq70
( ^ω^)(先日、歩道橋の階段上ってたんですお。階段。
そしたら、なんか見知らぬ女子高生達が前を上っていたんですお。
で、ちらっと顔を上げたら、なんかいきなりガン飛ばしてきて、手にしていた鞄で、パンツを隠したんですお。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、自ら丈の短いスカートを穿いたくせに、隠してんじゃねーお、ボケが。
ミニスカートだお、ミニスカート。
なんか隠しても結局見えちゃってるし、餓鬼の分際で性欲持て余しまくりですかお。おめでてーな。
あの人、マジキモいんだけどぉ、とか言ってるんだお。
もう見てらんないお。
お前らな、整形費用やるからまずそのパンダ顔に革命を起こせと。
つーか、高校生ってのはな、もっと学問に励むべきなんだお。
将来の夢の為に、今は必死に勉強に励んで、夢を成就させる、そんな雰囲気がいいんじゃねーかお。
DQNのビッチ供は、すっこんでろお。
- 15
名前: ◆ZKiCFm8B3o
:2007/12/08(土) 22:25:04.98 ID:x8WJDwq70
- ( ^ω^)(で、やっと階段を上り切ったかと思ったら、
さっきの女子高生の一人が、あのぉマジキモいんでぇ見ないでくれますぅ(笑)、とか言ってくるんですお。
そこでまたマジ切れ合作ですお。
あのな、女子高生なんてきょうび流行んねーんだお。ボケが。
得意げな顔して何が、見ないでくれますぅ、だお。
お前のその白黒ゲテモノフェイスは、本当に人類の顔なのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前は、パンツチラつかせて、男の視線を誘い、悦に浸っているだけちゃうんかと。
ロリコンの僕から言わせてもらえば今、ロリコンの間での最近の流行はやっぱり、帰宅途中の小学生、これだね。
ランドセルをしょった女の子を秘密裏に護衛する。これが通の楽しみ方。
子供は性に無関心。そのおかげで羞恥心が少なめ。これ。
で、スカートの中にくまさんパンツ。これ最強。
しかし、地に寝そべってこれを拝んでいると、次からその子の親及び警察にマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ないお。まあ、お前らド素人の常識人共は、ビッチ高生と援交でもしてなさいってこったお)
- 16
名前: ◆ZKiCFm8B3o
:2007/12/08(土) 22:28:14.00 ID:x8WJDwq70
- ( ^ω^)(幼女との営みは、全てが輝かしい思い出。警察との逃走劇も、また然り、だお)
川 ゚ -゚)「……おい、そこのスカートの中を覗いているロリコン」
(;^ω^)「お?」
从'ー'从「ふぇ?」
(;^ω^)「僕の事ですかお?」
从///从「……きゃあっ!!」
スカートを覗くブーンの視線に気付いた渡辺が、甲高い悲鳴を上げた。
その後、頬を赤らめ後ずさった彼女は、傍らに立っていたもう一人の女性の腕にしがみ付く。
从*'ー'从「もう……エッチ」
川 ゚ -゚)「君以外に誰がいると言うんだ、この変態め」
冷たい声音でそう告げながら、渡辺にしがみ付かれた女性、クーは、
未だ仰向けに寝転がるブーンを、汚物でも見るような眼で、見下した。
凛とした気丈な態度と、濃い目のジーンズに白のYシャツという、
カジュアルな服装からは、大人の女性の色香が如実に感じ取れる。
- 19
名前: ◆ZKiCFm8B3o
:2007/12/08(土) 22:29:54.99 ID:x8WJDwq70
(*^ω^)「………」
揺らぎ無い嗜虐的な黒色の瞳に見つめられと、M心の奥底が擽られるブーン。
初対面の美女にいきなり変態呼ばわりされ、興奮しない男がこの世に存在するのだろうか。
いや、それは有りえない。むしろ、有りえてはいけないのだ。
例外無くブーンも強烈な興奮を感じ、それによって生じた股間の疼きを堪えながら、ゆっくりと上半身を起こした。
(*^ω^)「な、何か御用ですかお? お姉様」
川 ゚ -゚)「……御用と言う程の物でも無いんだが。君は何故、こんな所で横になっていたんだ?」
(;^ω^)「……お?」
尋ねられてみて、初めて自分が、野外でぶっ倒れていた事に気付いた。
(;^ω^)(あれ? 確か僕は、久しぶりにツンの所に会いに行こうとして……)
川 ゚ -゚)「返答次第によっては、警察を呼ばさせてもらうが」
(;^ω^)「ちょ、ちょっと待って下さいお!!」
- 21
名前: ◆ZKiCFm8B3o
:2007/12/08(土) 22:32:56.40 ID:x8WJDwq70
川 ゚ -゚)「なんだ?」
(;^ω^)「……あ、あの、ここは一体どこですかお?」
川 ゚ -゚)「ここは私達の友人宅の前だが、もしかして記憶が無いのか?」
从'ー'从「え〜、本物の記憶喪失なの? すご〜い」
(;^ω^)「いや、ツンって言う知り合いの家に向かっていたのは覚えているんだお。
でも、そこから、記憶が……」
川 ゚ -゚)「ツン? ツンとは、ツン・D・レクター・ワイリーの事か?」
从'ー'从「ツンちゃんのお尻合いなの〜?」
( ^ω^)「は、はい。一応、そうですお……」
从'ー'从「へ〜、そうなんだ〜」
川 ゚ -゚)「なら、ここが彼女の部屋の前だ。……しかし、何故君はこんな所で」
- 23
名前: ◆ZKiCFm8B3o
:2007/12/08(土) 22:37:06.98 ID:x8WJDwq70
(;^ω^)「それが、思い出せないんですお」
川 ゚ -゚)「ふむ、そうか、まあ気にする必要はないんじゃないか。
容易に忘れると言う事は、差ほど大事な事でも無いという事だろう」
m9从'ー'从「ツンちゃ〜ん、知り合いの人と私達が来たよ〜」
ピポピポピポピポピポピピポピピピピポンピポピピンピポピポピピンポ〜ン♪
秒間16連射されたチャイムの音が、マンション中にけたたましく鳴り響く。
途中、指の衝撃で、ボタンに罅が入ったが、気にせず渡辺は連打を繰り返した。
数秒後、ドアの向こうから、ドタドタと、誰かが慌てて走って来る音が聞こえて来た。
ξ#゚听)ξつ「ちょっと!!」
( ゚ω゚)「げふぅっ!!」
怒声と共に勢いよく開かれた扉が、ブーンの背中を強打した。
そのままドアに跳ね飛ばされ、クーの足元に、豪勢に倒れ込む。
ξ#゚听)ξ「一回押せば分かるって、前々から言ってるでっ」
(;^ω^)「………うっうう」
ξ゚听)ξ「……っていう、あら?」
- 24
名前: ◆ZKiCFm8B3o
:2007/12/08(土) 22:39:07.53 ID:x8WJDwq70
(;^ω^)「い、いたい、おっ、ツン」
ξ;゚听)ξ「あっ、ゴメンね。そこに寝かしてたの忘れてたわ。大丈夫、ブーン?」
(;^ω^)「ごほっ、な、なんとか……」
ξ*゚听)ξ「あっ……あとさっきの事は違うんだからね。昨日は、別にやましい事をしてたとか、そんな訳じゃ……」
( ^ω^)「……お、何の事だお?」
ξ゚听)ξ「覚えてないの?」
从'ー'从「この人ね、記憶喪失なんだって〜」
ξ;゚听)ξ「へ? そうなの?」
川 ゚ -゚)「多分、一時的な記憶の混乱だと思うんだが。ツンは何か心辺りはあるか?
いや、そもそも、何故彼をこんな所に、寝かして……」
ξ;゚听)ξ「べ、別に、クーには関係無いでしょ!!」
ブーンの記憶喪失の原因に、心辺りがあるツンは、クーから、すっと目を逸らした。
先程、憐れも無い姿を見られたから、ツン空波動拳で滅殺した後に、
亡骸を玄関から外へ放り投げたなんて、恥ずかし過ぎて言えた事では無い。
- 27
名前: ◆ZKiCFm8B3o
:2007/12/08(土) 22:44:16.70 ID:x8WJDwq70
川 ゚ -゚)「……まあ、その事はいいんだ。
それよりも、彼が前々からツンが言っていた、ブーンと言う奴なのか?」
背中を押さえながら立ち上がるブーンを、顎で指しながらクーは問いかけた。
ξ゚听)ξ「あら、クーは、会うの初めてだったっけ?」
川 ゚ -゚)「ああ」
从'ー'从「私も、会うの初めてだよ〜」
ξ゚听)ξ「じゃあ、ここで紹介するわね。この締まりの無いニヤケ顔をしているのが、この部屋に居候させてあげてるブーンよ。
本名は、内藤ホライゾンって言うんだけど、それはどうでもいいわね。昨今じゃあ、あまり使われてないし」
(;^ω^)(な、何か、酷い言われようだお……)
ξ゚听)ξ「でね、ブーン。この二人は会社の同僚で、のほほんとしてる方が渡辺で、無表情の方がクーよ」
- 29
名前: ◆ZKiCFm8B3o
:2007/12/08(土) 22:46:51.50 ID:x8WJDwq70
川 ゚ -゚)「無表情とは心外だな、ツン」
ξ゚听)ξ「事実でしょ」
川≧∀≦)ニャン♪「これでどうだ?」
ξ;゚听)ξ「……はいはい。一体全体、どこからそんな顔持って来たのよ」
川 ゚ -゚)「とある一家から」
从'ー'从「渡辺だよ〜、ブーンくん。よろしくね〜」
( ^ω^)「よ、よろしくですお。渡辺さん」
川 ゚ -゚)「それにしても、君が例のブーンねぇ……」
( ^ω^)「お?」
川 ゚ -゚)「確か君は一年前に失踪したと聞いていたが」
ξ゚听)ξ「そうだったんだけど、今日の朝、突然帰って来て……」
( ^ω^)「……あっ」
- 31
名前: ◆ZKiCFm8B3o
:2007/12/08(土) 22:50:26.84 ID:x8WJDwq70
川 ゚ -゚)「ん? どうかしたのか?」
(*^ω^)「ああああっ、思い出したお!! さっき僕が帰った時に、ツンがぜん
ξ#゚听)ξつ#)ω゚).・;'∴ 「らぱぁぁっっげぇっ!!!!」
「シャラップ!!」ギョグリ
(#) ω )「………」
川;゚ -゚)「お、おい、大丈夫か? 今、鈍い音がしたが」
ξ゚听)ξ「大丈夫、大丈夫。そんなに柔に出来てないから、主人公だし」
川;゚ -゚)「……それなら、いいんだが」
从'ー'从「ねえ、ツンちゃん、暑いし喉乾いたよ〜」
ξ゚听)ξ「はいはい、玄関前で長話しするのもなんだし、どうぞ入って」
( ω )「………」
ξ゚听)ξつ) ω )「ほら、ブーンもさっさと起きなさい」
グニグニ
( ぅω^)「……お? あれ、僕は何でこんな所にいるんだお?」
ξ゚听)ξ「何、寝惚けた事言ってるのよ。さっさと行くわよ」
(;^ω^)「おっ、わかったお」
(;^ω^)(な、何か、とても素晴らしく美しいモノを見た記憶を、忘れてしまったような気がするお)
- 32
名前: ◆ZKiCFm8B3o
:2007/12/08(土) 22:53:36.55 ID:x8WJDwq70
( ^ω^)「……と言う事なんですお」
ξ゚听)ξ「………」
川 ゚ -゚)「………」
从ぅ o -从「……ふぁ〜」
部屋の中へと移動したブーンは、まず、この一年間の既往を、ツン達に説明した。
当然、ツンの逆鱗に触れるような事は、巧妙に隠してではあるが。
ツンのお金で、エッチなお店に知らずに踏み入って、初対面の女性と大人の口付けをし、
マッチョな男に暗闇で扱かれた後に、泊り込みでマッサージ師になる為にも扱かれた、などと言ったら即刻首が飛んでしまう。
川 ゚ -゚)「ふむ」
ξ゚听)ξ「……そんな事があったんだ」
( ^ω^)
( o旦oゴクゴク
ある程度話し終えたブーンは、一段落しようと、ツンが用意した麦茶を口に運ぶ。
その姿を見て、終始、まじめに話しを聞いていたクーが、口を開いた。
- 33
名前: ◆ZKiCFm8B3o
:2007/12/08(土) 22:55:19.56 ID:x8WJDwq70
川 ゚ -゚)「つまりこの一年間、ブーンはそのアラクレという男の元に泊り込み、
マッサージ師としての修行をしていたと、そう言う訳か?」
( ^ω^)「はい。だいたい、そんな感じですお」
ξ゚听)ξ「それなら連絡の一つぐらいよこしなさいよね。無駄な心配しちゃうじゃない」
(;^ω^)「あうあう、ごめんお。ツンに内緒で一人前になって、驚かせようと思ったんだお」
ξ゚听)ξ「……もう、相変わらず、馬鹿なんだから」
从'ー'从「ブーンくんがいなくなった時のツンちゃん、本当に凄かったんだよ〜。
仕事に手がつかなくなるくらい憔悴しちゃってね、本当にブーン君の事、心配してたんだと思うよ〜」
(*^ω^)「おお、本当ですかお!!」
ξ*゚听)ξ「ちょっちょっと、何言ってんのよ!! そんな訳無いでしょ!!」
川 ゚ -゚)「まあ、音沙汰も無く、彼氏が忽然といなくなったんだから、無理も無いだろうな」
ξ///)ξ「なっ、ば、馬鹿!! 彼氏じゃ無いわよ!!」
川 ゚ -゚)「む? そうなのか?」
从'ー'从「じゃあ、ツンちゃんはブーンくんの事どう思ってるの〜?」
- 35
名前: ◆ZKiCFm8B3o
:2007/12/08(土) 22:57:05.86 ID:x8WJDwq70
ξ///)ξ「そ、それは!! その……」
クーと渡辺、この二人に、囃し立てられ、ツンの顔が見る見る朱色に染まっていく。
(*^ω^)(フヒヒッ、照れてるツンも、可愛いお)
( o旦oゴクゴク
川 ゚ -゚)「ん? どうなんだ? はっきり言ってくれないと、分からないじゃないか」
从'ー'从「ねえ、どうなのよ〜、ツンちゃ〜ん?」
ξ///)ξ「う……うう…た、唯の同居人に、決まってるでしょ」
川 ゚ -゚)「ほう、ならブーン、私と付き合ってみないか?」
(;゚ω゚).・;'∴「ぶうううううううううううううううううううう!!!!」
いきなりの爆弾発言に、口に含んでいた麦茶を盛大に噴き出した。
ξ;゚听)ξ「きゅ、急に何言ってんのよ、クー!!」
川*゚ -゚)「どうやら私は、彼に一目惚れしてしまったみたいなんだ」
ξ;゚听)ξ「なっ……」
- 36
名前: ◆ZKiCFm8B3o
:2007/12/08(土) 22:58:55.52 ID:x8WJDwq70
川*゚ -゚)「……ブーン、私じゃ、ダメか?」
(;^ω^)「ちょっ……」
ツンの事もお構い無しに、狼狽えるブーンの目を両の黒眼で真っすぐに見据えたクーは、
頬を幾許か赤く染めながら、その豊満な女体を、親友の女が密かに恋する男の元へと、大胆に擦り寄せて行く。
艶やかで清楚な漆黒の長髪を携えた彼女は、
妖艶な微笑みを浮かべながら、ブーンの顎に白い繊手を添え、その潤った唇を――――
川 = 3=)「ん〜」
(;^ω^)「あ、あの……」
川 ゚ 3゚)「ん? 何だ?」
(;^ω^)「からかうのは、止めて下さいお」
川 ゚ -゚)「………ちっ、やはり無理があったか。
恥ずかしがるツンの反応が、あまりにも可愛かったんで、ついな」
从'ー'从「えへへ〜、ツンちゃんゴメンね〜」
ξ///)ξ「……べ、別に私は恥ずかしがってなんか」
从'ー'从「はいはい、そう言う事にしといて、あ・げ・る」
ξ*゚听)ξ「も、もう!!」
- 38
名前: ◆ZKiCFm8B3o
:2007/12/08(土) 23:01:04.17 ID:x8WJDwq70
川 ゚ -゚)「ああ、そうだ。君に会ったら、一つ確かめたい事があったんだった。
ブーン、ちょっと、こっちに来て、背中を見せてくれないか」
(^ω^ )「お? 何ですかお?」
川 ゚ -゚)「いや、別に大した事じゃないんだ、頼むよ」
( ^ω^)「は、はあ……これでいいですかお?」
川 ゚ -゚)「ああ。……ふむ、これが」
言われた通りに、背中を向けたブーンの臀部を、まじまじと凝視するクー。
突発的であまりにも不可解なクーの行動に、彼女以外の人間は疑問視を浮かべた。
ξ゚听)ξ「ちょっと、何してんのよ?」
川 ゚ -゚)「いや、ツンが前々から言っていた、至高の尻と言う物を、私も味わってみたくてね。どれどれ」
川 ゚ -゚)つ ( ^ω^)
- 39
名前: ◆ZKiCFm8B3o
:2007/12/08(土) 23:03:42.69 ID:x8WJDwq70
ξ;゚听)ξ「あっ!! 駄目っ!!」
U
川 ゚ -゚)つ(*^ω^)
フニョン
クーの思惑に気付き、ツンは咄嗟に彼女を押し止めようと手を伸ばした。
だが、無情にも、あと一歩の所で間に合わない。
川;゚ -゚)つ「はぅああっ!!」
そして、クーの手とブーンの尻が触れあった瞬間、彼女の脳内を、威烈な電流が駆け巡った。
川;゚ -゚)つ(な、何だ、この尻の感触は。服越しだというのに明確に感じる、ソフトな肌触りと絶妙な弾力。
五指が尻肉の狭間にどんどんのみ込まれてくというのに、決して柔らかすぎるという事が無い。
敢えて例えるならば、衝撃吸収材、アルファゲル。いや、この尻の感触は、それすらも遥かに凌駕している。
くそっ、駄目だ。指が、私の指が、動く事を止めない。そうか、これは私が揉んでいるのでは無い、
私の手が、この至高の尻によって、勝手に揉まされているんだ。ちいっ、なんという魔力を秘めた尻なんだ。
ツンがこの男を手放したくないのも、今なら痛感できる。この尻と言う名の宝石に一度でも触れたら最後、
どんな類の人間だろうと、その悪魔の産物の如き蠱惑的な感触で、瞬く間に虜となってしまうのだ。
ああ、直に、服越しでは無く直に触りたい。でも、いきなり、直接触らせてくれなどと言ったら、
私のクールなキャラが一瞬の元に崩壊して……)
- 40
名前: ◆ZKiCFm8B3o
:2007/12/08(土) 23:05:23.97 ID:x8WJDwq70
川*゚ -゚)つ「え〜い、まどっろこしい、ズボンを脱げ、ブーン!!」
(^ω^;)「ちょっ、何言ってんだお」
川*゚ -゚)つ「いや、むしろ私の家に来い!! そして、毎晩私にその尻をハムハムさせてくれえ!!」
ξ;゚听)ξ「こらぁ、私のブーンから離れなさい!!」
クーが尻に触れ、揉みしだき始めてから、一拍の間を置いて、
ツンが彼女の身を羽交い絞めにし、ブーンから無理矢理遠ざけた。
手の平から魅惑のお尻を遠ざけられたクーは、邪魔なツンを振り解こうと、暴れだす。
川;゚ -゚)「くっ、は、離せえ!! 頼む一度で良いんだ。直に触らせ、いや、齧らせてくれえ!!
カジッてナンボの商売なんだぁ〜!!」
ξ#゚听)ξ「こら暴れるな!! 大人しくしなさい!!」
(^ω^;)「……おっ」
从*'ー'从「わ、私も触ってみよ〜っと」
从*'ー'从つ (^ω^;)
クーの熱狂的な反応を見て、ふつふつと興味が湧いてきた渡辺。
その華奢な手が、ブーンのケツへと迫る。
- 41
名前: ◆ZKiCFm8B3o
:2007/12/08(土) 23:07:06.44 ID:x8WJDwq70
ξ;゚听)ξつ「や、やめてえええええええええええええ!!」
すぐさま叫声を上げ、クーの元から離れたツンは、
渡辺の魔手から愛しの尻を守ろうと、そのか弱き手を精一杯伸ばした。
ξ;゚听)ξつ
从*'ー'从つ(^ω^;)
フニョッ……
从*'ー'从つ「……ひっ」
しかし、又しても、伸ばされたツンの手は、無残に空を切った。
从*゚ー゚从つ「ひやあああああああああああああああああっっっっ、ひゃめええええええええぇっっ!!
んあっ!! んあおっ!! あへええっ、いいいいいいっ! おしりいいよおおおっ!!
でっでりゅううううう、ワタナベミルクでひゃうのおぉぉ、んぐぅっっ!! あ゛み゛ゃあ〜〜〜っ!!
特農ワタナベミルクがああああああ、らっらあめえええ、わちゃなべいいのぉぉお!!!
いいひぃぃ、きもぢい゙ーっ、おちゅりぃふにょーってっいてて、きも゙ぢい゙ぃーっ!!!
ブーンのぉ…ブーンのおちぃり、ひゃわらかしゅぎで、手がひょまんにゃいにょー!!!」」
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名前: ◆ZKiCFm8B3o
:2007/12/08(土) 23:09:22.34 ID:x8WJDwq70
川;゚ -゚)「わ、渡辺には刺激が強すぎたか……」
ξ;゚听)ξつ「ほら!! 渡辺も、私のブーンに近づかないで!!」
気が触れかけた渡辺の体も、ク―同様に、強制的に引き離された。
果て無き悦楽から解放され、途端に正気を取り戻した彼女は、荒く呼吸を繰り返し、驚愕した面持ちで呟く。
从;'ー'从「……はっ、はあ、はあ。ブーンくんのお尻、凄すぎるよ〜」
(;^ω^)(な、何だろう、この嬉しくもあり、悲しくもある、微妙な気持ちは……」
ξ#゚听)ξ「もう、二人共、こんな事をする為に、今日、ここに来た訳じゃないでしょ!!
二人して何やってんのよ!! あれはどうしたのよ、あれは!?」
川;゚ -゚)「すまない。少々、悪ノリが過ぎたようだ」
从;'ー'从「ごめんね、ツンちゃん、今、持ってくるね〜」
- 43
名前: ◆ZKiCFm8B3o
:2007/12/08(土) 23:11:34.52 ID:x8WJDwq70
ξ゚听)ξ「ちゃっちゃとしなさいよね」
川*゚ -゚)つ「……やっぱり、もう一度だけ」
(^ω^;)「………」
ξ#゚听)ξ「駄目!! ブーンのお尻は私だけの物なの!!」
川 ゚ -゚)「チッ、ケチな奴だ。……ブーンだって、束縛されるのは嫌だろう?」
(;^ω^)「お?」
川 ゚ -゚)「もっと、色んな女性に自慢のお尻を触ってもらいたいと、そう思うだろう?」
(*^ω^)「そ、それは……」
ξ^ー^)ξ「別に、そんな事無いわよね〜?」
(;^ω^)「は、はい、ありませんですお」
川;゚ -゚)「……君も、難儀な男なんだな」
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