202 : ◆ZKiCFm8B3o :2008/03/04(火) 23:34:08.23 ID:v7bbcQgA0
.
( ゚ω゚)「オナニストは、掴んだ獲物を絶対に放さないお!! このまま、地中に引きずり込んで」
ξ ー )ξ「良かった………」 

(;゚ω゚)「お?」

ξ ー )ξ「アンタが、馬鹿で良かったって言ったのよ」

(;゚ω゚)「どういう意味だお?」

ξ )ξ「アナタ、まだ、彼我の実力差を理解していないようね。
      地中に引きずり込まれたって、瞬間移動で逃げればいいだけよ」

(;゚ω゚)「あっ………」

ξ )ξ「けど、さっきの、地中に逃げるっていう行為は見事だったわ。
      そして、それが、アナタに残された、最後の逃げるチャンスだった。
      ……でも、それをアナタは、棒に振るったのよ」

死を告げる指の音を、ツンが高良かに響かせた。
途端に、ブーンの周りのアスファルトが、ブーンの肉体を締め付け始める。

(;゚ω゚)「ぐッ、ぐあっ、ああ、ああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

森羅万象の物質全てを圧縮できる絶大な圧力は、ブーンの全身の骨を、余す所無く、砕いていく。
人間の筋肉如きでは、到底耐えきれない。体中の血管は圧力によって破裂し、血液を噴出させた。

このままでは、全ての内臓が潰されるのも、時間の問題だ。

205 : ◆ZKiCFm8B3o :2008/03/04(火) 23:35:48.87 ID:v7bbcQgA0
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ξ ー )ξ「このまま、空間圧縮で捻り潰してもいいけど、それじゃあつまらないわね……」

(;゚ω゚)「じ、人体には、ぐぅぅっ、使えな、い、筈、じゃあ」

ξ )ξ「ええ、そうよ。空間圧縮装置は、事故防止の為に、生体反応があるモノには使えない。
      だから、周りのアスファルトを、アナタを中心に、圧縮してるだけよ」

(;゚ω゚)「ぐぅ、ぅぅ、ぅああっ、ぐぅぁッ、ああ、あああ、あああああああっ」

ξ ー )ξ「ふふっ、いい声で鳴くわね。
      そうだわ、無謀にも私に向かってきたアナタの勇気に敬意を表して、私も、私が持ちうる最大級の一撃で、罰を与えてあげる」

唯一、空間圧縮の影響を受けていなかった両手から、掴んでいた筈のツンの両足の感触が消えた。

瞬間移動能力を使用して、マンションの上空へと、ツンが移動したのだ。

ξ゚听)ξ「Vector.CANNON Mk‐TUN モードに移行」

空中に浮遊したまま、淡々とした声で宣言したツンは、圧縮して常に持ち運んでいる一つの武装を解放する。

208 : ◆ZKiCFm8B3o :2008/03/04(火) 23:38:47.10 ID:v7bbcQgA0
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まず、空間圧縮から構築されたのは、オリジナルのベクターキャノンだ。
両肩に一つずつ、計2つの砲が出現し、その砲門の周囲に、弾軸の安定を図る為のライフリングとして、6つの円盤が出現した。

しかし、そこで本来のベクターキャノンには無い部品が、両肩の砲の中心に展開される。

全長10メートルを超えるその砲筒は、
既に出現していた二つの砲門と合致し、一つの巨大な砲を作り上げた。

続いて背後に、銃身へとエネルギーを送る高効率追加ジェネレータ、及び
空中発射を可能とする為の反動低減用ショックアブソーバが現れ、そのどちらもがツンの体を覆うように、巨砲に接続された。

ジェネレータとのコネクトにより、砲門から、破壊の光が漏れ始める。

さらに、12個のライフリングが追加され、合わせて18の円盤が稼働を開始した。
等間隔に三つの列を成して並んだ全ての円盤は、速度を徐々に上げながら、砲門の周りを回転する。

後は、エネルギーが完全に充填されるのを待つだけだ。

ξ゚听)ξ「エネルギー充填率、10%………20、30…40、50、60……70、80…90………100ッ!!」

エネルギーの充填を終えた銃身は、強烈に発光し、膨大な熱量を内部に蓄積していた。
周囲の三列のライフリングも、規則正しく、亜音速で、円周運動を続けている。
210 : ◆ZKiCFm8B3o :2008/03/04(火) 23:42:08.53 ID:v7bbcQgA0
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ξ゚ー゚)ξ「……フフッ、準備完了」

これで、全ての準備は整った。

セッティングが終了した事を確認したツンは、
眼前に突き出たグリップを両手で握り、引き金に指をかけながら、地上の虫けらへと狙いをつける。

ξ゚听)ξ「ブーン、アナタの事、本当に心から愛しているわ。もちろん、お尻だけじゃなくて、
      ちゃんと、アナタ、そのモノの事もよ。でも、アナタはいつも幼女幼女って言って、
      この私の事を、まったく見てはくれなかった。本当に私を愛してはくれなかった。
      ロリコンだったアナタは、私の純心を、裏切ったのよ。でもね、それでも、私は、
      スキよ、アナタの事が。だから、その心も肉体も、全部、私のモノにしてあげる」

(;^ω^)(………縦読み、乙)

ξ゚ー゚)ξ「一度、眠りにつきなさい、ブーン。
      目覚めたアナタを、待っているのは、永遠に続く尻欲の宴なのだから」

(;^ω^)「慎んでお断りをさせて頂きm
ξ゚∀゚)ξ「発射ァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアア――――――――!!!!!!」

(;゚ω゚)「ひぃえあああああああああああああああああああ!!!!!!!!」

213 : ◆ZKiCFm8B3o :2008/03/04(火) 23:44:06.68 ID:v7bbcQgA0
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                ,,-'  _,,-''"      "''- ,,_   ̄"''-,,__  ''--,,__
                ,,-''"  ,, --''"ニ_―- _  ''-,,_    ゞ    "-
               て   / ,,-",-''i|           ̄|i''-、  ヾ   {
              ("  ./   i {;;;;;;;i|            .|i;;;;;;) ,ノ    ii
          ,,       (    l, `'-i|            |i;;-'     ,,-'"   _,,-"
          "'-,,     `-,,,,-'--''::: ̄:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::''ニ;;-==,_____ '"  _,,--''"
              ̄"''-- _-'':::::" ̄::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;----;;;;;;;;::::`::"''::---,,_  __,,-''"
             ._,,-'ニ-''ニ--''" ̄.i| ̄           |i-----,, ̄`"''-;;::''-`-,,
           ,,-''::::二-''"     .--i|             .|i          "- ;;:::`、
         ._,-"::::/    ̄"''---  i|    ( ゚ω゚ )     |i            ヽ::::i
         .(:::::{:(i(____         i|             .|i          _,,-':/:::}
          `''-,_ヽ:::::''- ,,__,,,, _______i|              .|i--__,,----..--'''":::::ノ,,-'
            "--;;;;;;;;;;;;;;;;;""''--;;i|              .|i二;;;;;::---;;;;;;;::--''"~
                    ̄ ̄"..i|               .|i
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     ,,,,,     .;".;": . \( ⌒.i|                |i )⌒)/".;.;".;":
      ;;;::,,,...;": ."; ".;. ;( ⌒( .i|                 .|i⌒) )⌒".;.;".;":.
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      .;.;"..;.;"..;.;".   ;.;"..;..;.;".   ;.;"..;..;.;".   ;.;.;"..;.;".


216 : ◆ZKiCFm8B3o :2008/03/04(火) 23:45:26.99 ID:v7bbcQgA0
.
(;-ω-)「…………ぅうう」

(*゚ー゚)「ブーンお兄ちゃん、ご飯の時間だよ、おきて〜」

ξ゚听)ξ「まったく、いつまで寝てる気かしら」

(;-ω-)「う〜ん………うう、ぅぁ、あっ、ああ……た、たてよみ、お、つ〜」

(*゚ー゚)「………」

(;-ω-)「………ひぃ、いやぁ、つ、慎んでお断りを……うひぃぃ…」

(*゚ー゚)「……何だか、うなされてるみたいだね」

ξ゚听)ξ「そうねぇ……。
      この部屋まで運ぶ時は、ホワイトなんたら〜、とか、なんたらジョ〜カ〜、とか寝言で言って、笑ってたっていうのに」

(*゚ー゚)「きっと、今度は、怖い夢見てるんだよ。だから、ブーンお兄ちゃん、うなされて
(;゚ω゚)「ハッ!!」

ξ゚听)ξ「あっ、起きた」

(;゚ω゚)「い、いやああああああああああああ!!!! ツゥゥゥゥン、お願いだおおおおおおおおおおおおお!!
    これからはちゃんと働くし、ツンの言う事に逆らったりしない、エログッズも買ったりしないお!!
    だから、だからアナルバイブ千本同時刺しだけは、頼むからやめてくぁwせdrftgyふじこlp!!」

(;゚ー゚)「?」

ξ;゚听)ξ「はあ? 寝起き早々、何を言い出すの、アンタは……」
219 : ◆ZKiCFm8B3o :2008/03/04(火) 23:46:48.44 ID:v7bbcQgA0
(;^ω^)「あ、あれ? こ、ここは、僕の部屋、なのかお? ツンに破壊された筈じゃあ」

ξ゚听)ξ「私が、自分の家の一室を、破壊する訳無いでしょうが。
      ………まったく、どんな夢を見ていたんだか」

(*^ー^)「おはよう、ブーンお兄ちゃん」

(;^ω^)「お、おお、おはよう……」

(;^ω^)(………ど、どういう事だお? 僕は、あの光学兵器に撃たれて、ツンに敗れ、キツイお仕置きをされる筈じゃあ)

ξ゚听)ξ「起きたんなら、さっさと、ご飯にするわよ。
      私も、しいちゃんも、アンタの為に、待っててあげたんだから」

(*゚ー゚)「ツンお姉ちゃんがね、やっぱり、ブーンお兄ちゃんとも、いっしょにごはん食べたいって言ったの」

ξ///)ξ「こ、こらっ、しぃちゃんそれは……」

(*^ー^)「えへへ〜」

ξ///)ξ「べ、別に、深い意味は無いわよ!!
      やっぱり、三人で食べた方が、おいしいかなって、ちょっとそう思っただけよ!!」

(;^ω^)「………は、はあ」

ξ///)ξ「い、いいから、アンタは早く服を着なさい!! バカっ!! いつまで、全裸でいる気よ!!」

(;^ω^)「う、うおっ!! ご、ゴメンお」

ξ* )ξ「…………べ、別に謝らなくたっていいわよ。そもそも、謝るのはこっちの方なんだから」
223 : ◆ZKiCFm8B3o :2008/03/04(火) 23:48:09.06 ID:v7bbcQgA0
.
(;^ω^)「お?」

ξ*゚听)ξ「あの後、しぃちゃんから、ちゃんと話を聞いたわ。
      ブーンお兄ちゃんは、零したジュースで体が汚れたしぃを、お風呂に入れてくれただけだって」

(*゚−゚)「ごめんね、ブーンお兄ちゃん。
     しぃが、ちゃんと言ってれば、ブーンお兄ちゃんは痛い思いしなくてすんだのに……」

ξ゚听)ξ「いえ、早とちりした、私が悪いのよ。つい、頭がカッとなっちゃって。
      ………本当に、ごめんね、ブーン。さっきのお風呂での事、許してくれる?」

( ^ω^)「………」

ξ゚听)ξ「………」

( ^ω^)「………」

ξ゚听)ξ「………」

( ゚ω゚)「駄目ですお!! 絶対に許しませんお!!
     代償として、ツンとしぃちゃんの貧乳処女ダブルバーガーを所望するお!!」
228 : ◆ZKiCFm8B3o :2008/03/04(火) 23:49:09.10 ID:v7bbcQgA0
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(メ)メωメ)「…………」

(;゚ー゚)「………」

ξ゚听)ξ「いえ、早とちりした、私が悪いのよ。つい、頭がカッとなっちゃって。
      ………本当に、ごめんね、ブーン。さっきのお風呂での事、許してくれる?」

(メ)メωメ)「も、もちろんだお!! あれくらい、ブーンにとっては、屁の河童だお!!」

ξ゚ー゚)ξ「よかった……。じゃあ、私達は先に行って、料理を並べとくから、
      ブーンは早く着替えてきてね」

(*゚ー゚)「しぃ、お腹ペコペコだから、はやくしてね〜」

(メ)メωメ)「了解でありますお。しぃ殿」

ボコられた顔が痛いが、ブーンは、何故か幸福な気持ちで一杯だった。
そして、これからも、こんな充実した生活が続けばいいと、今では、何故か、そう思えたのだ。

(メ)メωメ)(それにエログッズ達も全員無事で、バンバンザイだお……フヒヒ)

かくして、この世界でのブーンのお話しは、ここで幕を閉じる事となる。


―――――この日の夜、ブーンとツンがどうなったかは、皆様の想像に委ねる事としよう。

 

 

 

 

 

 

231 : ◆ZKiCFm8B3o :2008/03/04(火) 23:50:10.73 ID:v7bbcQgA0
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やあ (´・ω・`)
ようこそ、あとがきへ。
この『ブーンの秘蔵コレクション』は全部サービスだから、まず、貰って落ち着いて欲しい。

まあ、君の自宅に入りきればの話だがね。

うん、「夢落ち」なんだ。済まない。
作者もネタ切れでね、あやまって許してもらおうとも思っていない。

でも、このスレを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「エロいろ」な気分を感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい
そう思って、このスレをたてたんだ。

じゃあ、おわかれしようか。

 

 

215 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/04(火) 23:45:23.70 ID:ihqrZL6F0
ビーム、っていうのか?しらんがそれを衝撃波で打ち返すとか・・・できるわけねーか
237 : ◆ZKiCFm8B3o :2008/03/04(火) 23:51:45.09 ID:v7bbcQgA0

これで、『( ^ω^)ブーンがエロいろするようです』は終了となります

思い返してみれば、長いようで、短かったような

第一話を書く時の参考にと、コジマ電気に出かけ、
試用品のロデオボーイに跨ったら、見知らぬおばさんに変な眼で見られたのが、昨日の事のように感じられます

あの時は、流石に死にたくなった………

さて、無駄話しはこれくらいにして、今まで支援して頂いた読者の皆様。
ここまで、投下出来たのも、皆様の支援のおかげです。本当にありがとうございました。

それでは、ノシ

>>215
俺もそれ考えましたが、さすがに話に無理があり過ぎるのでやめました
まあ、それをやってても、ブーンは勝てなかったんだけど……主に瞬間移動の所為で

 

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