459 ::2007/01/06(土) 17:07:51.46 ID:9eV9O/G50
( ・∀・) 「・・・二時間後には・・確実に・・ツンが隣にいるんだよな・・」

( ・∀・) 「信じられないな ついにここまできたのか 思えば俺は行動力「だけ」はあるからな・・」

( ・∀・) 「思い立ったらすぐ買うし だから失敗ばっかりだけど・・今回は違う」



( ・∀・) 「へぇ 本当に自然が多いなぁ。高速道路入ってから森ばっかりだ」

( ・∀・) 「うお 牛・・馬・・牧場か カメラカメラ」

( ・∀・) 「・・セイコーマート・・?コンビニか?スーパーか?」

( ・∀・) 「ちょwwおっさん道のど真ん中歩くなwww   さすが北海DOだぜ・・」



( ・∀・) 「街に入ったが・・思ったより「街」っぽいなぁ・・以外だ あ クラーク高校」

( ・∀・) 「たしか少年よなんたらの人だよな  てか道ひれーなー おい」


( ・∀・) 「あ 時計台 あれ 大学なんだっけ? てかもう札幌駅近い?」


( ・∀・) 「・・・着いちまった・・。  って またメールするの忘れてたよ・・」

467 ::2007/01/06(土) 17:17:04.67 ID:9eV9O/G50
from:モララー  本文:ついたよー

from:ツン  本文:あ・・おはよう もう北海道ついたんだ 北海道はどう?

from:モララー  本文:ギャグ? 思ったより寒い てか、札幌駅。

from:ツン  本文:そんなんじゃないよー え、もう札幌ついたの!?

from:モララー  本文:あ、そっか 迎えくるんだっけ ごめん

from:ツン  本文:いや・・大丈夫。今から行くね

ξ )ξ 「クー クー モーちゃんもうついたって」

川 ゚ -゚)   「北海道?」

ξ )ξ 「いや、札幌。」

川 ゚ -゚)   「え 早くいいなさい」

ξ )ξ 「今知った・・。」

rom:モララー  本文:適当に駅で時間潰すよ

rom:ツン  本文:じゃあ・・急いでいくね

rom:モララー  本文:せかしちゃってごめんねー 今から地下鉄のります
470 ::2007/01/06(土) 17:22:04.16 ID:9eV9O/G50
( ・∀・) 「まぁ、どうせ道に迷うからな・・。」



( ・∀・) 「ほら・・地下鉄の場所がわからない・・。」

( ・∀・) 「地図は と  こっちいってこっちいって・・よし」



( ・∀・) 「・・・・迷子になったらしゃれにならんな と 看板だ よし」

( ・∀・) 「230円か 安いな あの某鉄道会社とは大違いだ」


( ・∀・) 「は・・ふぅ。 これで降りたら・・ツンと会うのか・・。」




( ・∀・) 「長かったような短かったような・・でもこれから始まることは
      今までのことより ずっとずっと長くなるんだろうな・・。」


( ・∀・) 「(自衛隊前?えらい名前の駅名だな・・)」
476 ::2007/01/06(土) 17:28:30.03 ID:9eV9O/G50
次は○○ 次は○○

( ・∀・) 「アナウンスはどこも似たような感じだな」

( ・∀・) 「・・・はぁ、流石に少し緊張するな」

( ・∀・) 「思えば・・いろんな人に迷惑かけたな・・。」

( ・∀・) 「熱帯魚に・・服に・・etc...  あいつやこいつにも」

( ・∀・) 「みんな・・ありがとうな。」


ブシュー


( ・∀・) 「・・・・」


ザッザッザ

from:モララー  本文:駅着いたよー

from:ツン  本文:あ、もう? 後10分待ってね

from:モララー  本文:わかった 出口は?

from:ツン  本文:んと・・3番で。

from:モララー  本文:はいはい 了解っと
491 ::2007/01/06(土) 17:43:45.37 ID:9eV9O/G50
( ・∀・) 「・・どこの駅も階段が急なのは仕様だな」

*(‘‘)*  「ティッシュどうぞー」

( ・∀・) 「あ、どうも(よく考えたら俺駅でティッシュもらったのはじめてじゃないか 道民GJ)」

( ・∀・) 「3番出口・・ここでいいんだよな」



( ・∀・) 「(なげぇ・・人を待つってこんなんか・・まだ3分しか立ってないな)」



ξ )ξ 「・・・・」

( ・∀・) 「うほ・・いい少女 道民は色白が多くていいなぁ」

( ・∀・) 「それに比べてあの嬢気取りの糞女共め・・絶滅すればいいのに・・」

トゥルルル トゥルルル

( ・∀・) 「ツンから・・? はい」

ξ )ξ 「もしもし・・?」

( ・∀・) 「あー、もう三番出口いるよー」
498 ::2007/01/06(土) 17:47:11.82 ID:9eV9O/G50
ξ )ξ 「うん・・あ、銀行のあるほう向いてみて

( ・∀・) 「うん?こっちかな・・向いたよ」

( ・∀・) 「え、どうしたの、なにかあるの?」

ξ )ξ 「・・・」

( ・∀・) 「うん?おーい ツン? どうs・・おわ!」



( ・∀・) 「・・・・・」

ξ )ξ 「・・・・」

( ・∀・) 「・・・・」

ξ )ξ 「・・・・」

( ・∀・) 「・・・腰に巻きついてるのは・・ツン・・かな?」

ξ )ξ 「・・・・うん」

( ・∀・) 「(あの声だ・・あのままの。)えと・・うん。」

ξ )ξ 「・・・うん」
529 ::2007/01/06(土) 18:09:29.94 ID:9eV9O/G50
( ・∀・) 「えと・・・」

ξ )ξ 「・・・」

( ・∀・) 「(ていうか意外と力強いな・・女の子って)・・・」

ξ )ξ 「・・・」

( ・∀・) 「・・・気が済むまで、抱きついてて。」

ξ )ξ 「!・・・グス グス」

( ・∀・) 「(え、ちょ ちょま なんで泣い・・えぇ なんかいったかな)」

ξ )ξ 「会いたかった・・・寂しかったよ・・。」

( ・∀・) 「・・・・うん。ごめんね。」

ξ )ξ 「こうやって・・ずっと こうやって・・モーちゃんに抱きつきたかった」

( ・∀・) 「・・・」

ξ )ξ 「・・・ありがとう」

( ・∀・) 「(うお・・急に離されるとバランスが・・)」

( ・∀・) 「(・・・どんな顔してるんだろ・・えぇい ままよ!)」

542 ::2007/01/06(土) 18:19:05.80 ID:9eV9O/G50
( ・∀・) 「・・・・」

ξ゚听)ξ 「・・・・」

( ・∀・) 「・・・・」

ξ゚听)ξ 「・・・」

( ・∀・) 「こ・・こんにち わ」

ξ゚听)ξ 「こんにち・・わ。」

( ・∀・) 「(ちょwwwwwwテラカワユスwwwwwwwwえ 普通に可愛いんですけど)」

ξ゚听)ξ 「ご・・ごめんね さっき一回通ったんだけど・・どうしても後ろから・・。」

( ・∀・) 「え、い いや 気にしないで(マジで可愛いんですけdjklrgはkhrbgかrgか)」

ξ゚听)ξ 「うん・・モーちゃん・・やっと会えたね・・ごめんね めいっぱい力いれて抱きついて。」

( ・∀・) 「いや・・(ちょっと人目が気になったけど、可愛いからおk 何でも許す)」

( ・∀・) 「あ・・今からどうするの?」

ξ゚听)ξ 「うん・・クーちゃんが送ってくれたの」

( ・∀・) 「あ、そうなんだ」

ξ゚听)ξ 「うん、こっち・・。」
552 ::2007/01/06(土) 18:23:31.76 ID:9eV9O/G50
( ・∀・) 「・・・(普通´ぐらいの可愛さはあるよな・・)」

ξ゚听)ξ 「・・・・」

( ・∀・) 「・・・(アイドルほどいかないけど、普通に可愛いクラスにいる目立たない子みたいな・・)」

ξ゚听)ξ 「・・・」

( ・∀・) 「(ん・・?まてまて 何でそんな子が俺と?)」

ξ゚听)ξ 「・・・」

( ・∀・) 「(!まさかやっぱり・・家に連れてかれて・・人体実験か!?)」

ξ゚听)ξ 「ご・・ごめんね」

( ・∀・) 「え?」

ξ゚听)ξ 「緊張して・・言葉でなくって」

( ・∀・) 「あ、ご ごめん こっちこそ(・・素直にごめん。)」

ξ゚听)ξ 「あ・・ はは うん あ あの車」

( ・∀・) 「お・・あれかぁ」
559 ::2007/01/06(土) 18:28:04.14 ID:9eV9O/G50
ξ゚听)ξ 「つれてきたよー」

( ・∀・) 「あ、こんにちわ」

川 ゚ -゚)   「スパー・・ お きたか」

ξ゚听)ξ 「クーちゃん・・窓開けて吸ってよ・・」

川 ゚ -゚)   「あー、ごめんごめん 煙いけど乗って」

( ・∀・) 「お願いしますー」

ξ゚听)ξ 「クーちゃん 安全運転してね」

( ・∀・) 「(・・・まさか)」

川 ゚ -゚)   「それは無理な話だ」

( ・∀・) 「(死亡フラグKITAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!)」

川 ゚ -゚)   「GO」

( ・∀・) 「IYAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!」

ξ゚听)ξ 「もう・・道ひろいからって・・。」
568 ::2007/01/06(土) 18:38:17.77 ID:9eV9O/G50
川 ゚ -゚)   「はいよ 到着っと。」

ξ゚听)ξ 「もう スピード出しすぎ」

川 ゚ -゚)   「街は走りやすいからねぇ」

ξ゚听)ξ 「ほんとに・・モーちゃんいるのに 気をつけてよ」

( ・∀・) 「(どうして俺の周りは・・こんなやつばっかり・・)」

ξ゚听)ξ 「あ、ついたよ モーちゃん」



( ・∀・) 「アパートなんだ」

ξ゚听)ξ 「うんー 狭くてごめんね」

( ・∀・) 「いやいや 家も狭いからさ(ん・・アパート?)」

ξ゚听)ξ 「狭い家ってやだよね」

( ・∀・) 「うん・・(・・もしや)」

ξ゚听)ξ 「・・・ごめんね」

( ・∀・) 「いやいや こっちこそ(たしか・・ツンって妹さんいたよな・・)」


ξ゚听)ξ 「ただいまー」
571 ::2007/01/06(土) 18:48:57.65 ID:9eV9O/G50
( ・∀・) 「おじゃましまーす」

川 ゚ -゚)   「狭いし何にもないけどゆっくりしてって」

( ・∀・) 「いえ、こちらこそお世話になりますけど、お願いします。」

ξ゚听)ξ 「あ・・片付けてない クーちゃん ちゃんとしてよ」

川 ゚ -゚)   「それあんたのでしょうが」

ξ゚听)ξ 「・・・」

( ・∀・) 「(・・・なるほど・・)」

川 ゚ -゚)   「あ、荷物ここらへんに適当においていいから」

( ・∀・) 「はい(この顔は母親譲りのものか・・)」

ξ゚听)ξ 「・・・」

( ・∀・) 「・・・(そして・・)」

川 ゚ -゚)   「・・・」

( ・∀・) 「・・・(この・・乳もか・・・はぁ)」

ξ゚听)ξ 「・・・モーちゃん?」

( ・∀・) 「え あ はいはい」
589 ::2007/01/06(土) 19:00:17.64 ID:9eV9O/G50
ξ゚听)ξ 「モーちゃんは・・リビングで寝てもらうことになるんだけどいい?」

( ・∀・) 「あ・・うん すいません、迷惑かけて」

川 ゚ -゚)   「いーのいーの この家が狭すぎるからね」

ξ゚听)ξ 「・・・私の部屋で寝ればいいのに」

川 ゚ -゚)   「なにかよからぬことを言わなかったか?」

ξ゚听)ξ 「・・・別に」

( ・∀・) 「えと・・あがってから言うのもなんですが 本当に一週間もお世話になって?」

川 ゚ -゚)   「食事は多いほうが楽しいって 気にしない。」

( ・∀・) 「そうですか・・ありがとうございます お世話になります。」

ξ゚听)ξ 「お世話になります。」

( ・∀・) 「あ、そうだ これ」

川 ゚ -゚)   「あら わざわざ 悪いね」

( ・∀・) 「なんか・・名物って味噌っぽいのとかヨウカンもどきしかなくて・・」

川 ゚ -゚)   「はは でも我が家は味噌ラーメン好きばっかりだよ」

608 ::2007/01/06(土) 19:15:34.37 ID:9eV9O/G50
川 ゚ -゚)   「パカ お・・ おいしそうなおせんべいだね これも名物?」

( ・∀・) 「名物では・・地元だとお土産の定番みたいな感じです」

川 ゚ -゚)   「へぇ ありがとうね 気使わせちゃって」

( ・∀・) 「いえ そのぐらいは」

ξ゚听)ξ 「・・・・。」


ガチャ


川 ゚ -゚)   「あ、おかえり」

ξ゚−゚)ξ 「・・・ただいま」

川 ゚ -゚)   「あ、この人ツンの彼氏のモーちゃんね」

( ・∀・) 「ブフ」

川 ゚ -゚)   「ほら、挨拶しなさい」

( ・∀・) 「こんにちわ」

ξ゚−゚)ξ 「・・・ゎ」

613 ::2007/01/06(土) 19:18:38.18 ID:9eV9O/G50
川 ゚ -゚)   「こら ちゃんと挨拶・・っていっちゃったか」

( ・∀・) 「・・あのー、嫌われてますか?もしかして」

川 ゚ -゚)   「んにゃ・・あの子ちょっと人見知り激しくてね。ごめんごめん。」

( ・∀・) 「いえ、そうだったんですか」

川 ゚ -゚)   「それじゃま、ゆっくりしてね」

( ・∀・) 「あ はい」



( ・∀・) 「・・・」

ξ゚听)ξ 「・・・」

( ・∀・)ξ゚听)ξ 「あの」

( ・∀・) 「あ、 ご ごめん 先どうぞ」

ξ゚听)ξ 「いやいや 先どうぞ」

( ・∀・) 「いえ、先に先に」

ξ゚听)ξ 「いや・・モーちゃんが先に。」

ξ゚−゚)ξ 「(なにしてるんだ・・?)」
616 ::2007/01/06(土) 19:27:06.41 ID:9eV9O/G50
( ・∀・) 「はぁ・・でも 本当・・無事ついてよかった・・(いろんな意味で)」

ξ゚听)ξ 「うん・・」

( ・∀・) 「・・うん」

ξ゚听)ξ 「あ・・なんかね」

( ・∀・) 「うん?」

ξ゚听)ξ 「明日・・クーちゃんの知り合いと海いくんだ」

( ・∀・) 「あ・・へぇ  じゃあ俺h・・」

ξ゚听)ξ 「・・モーちゃんも一緒に」

( ・∀・) 「へ?」

ξ゚听)ξ 「いや・・なんかクーちゃんが連れてくって言ってたよ」

( ・∀・) 「あ・・いや、でもそういうのってあれじゃないの よくある家族でー みたいな」

ξ゚听)ξ 「んー でもアバウトな人が多いし・・」

( ・∀・) 「(アバウトな人?)んー・・それは・・いいのかな ついていって・・」

ξ゚听)ξ 「クーの知り合いもモーちゃん来ることしってるみたいだし、大丈夫じゃないかな」

( ・∀・) 「そっか・・じゃあご一緒しようかなぁ・・。」
627 ::2007/01/06(土) 19:33:59.77 ID:9eV9O/G50
     「ツン、手伝ってー」

ξ゚听)ξ 「あ、ごめんね ちょっといってくる」

( ・∀・) 「あ・・うん はい。」



( ・∀・) 「てか・・人の家に自分ひとりだけって・・落ち着かないな お PC」

( ・∀・) 「へぇ・・ふむ  ん ってこれ、自作か・・?正規品じゃないじゃないか・・?」


ガチャ


( ・∀・) 「ビク!」

ξ゚−゚)ξ 「・・・なにしてる?」

( ・∀・) 「え、いや ちょ ちょっとPCを拝見させてもらっております」

ξ゚−゚)ξ 「・・・モーちゃん」

( ・∀・) 「は はひ」

ξ゚−゚)ξ 「・・・よろしく」

( ・∀・) 「え・・あ こちらこそ・・。」
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