343 ::2007/01/06(土) 11:04:34.53 ID:9eV9O/G50
ξ )ξ 「・・・・」

川 ゚ -゚)   「ツン」

ξ )ξ 「ん・・なに?」

川 ゚ -゚)   「本当に大丈夫?」

ξ )ξ 「うん・・。」

川 ゚ -゚)   「そっか・・後三日だっけ」

ξ )ξ 「・・・長いね」

川 ゚ -゚)   「あ、モーちゃん玄関でいいかな?」

ξ )ξ 「クーちゃん」

川 ゚ -゚)   「冗談よ 布団ここに出しとくからね」

ξ )ξ 「・・・ありがとう」
345 ::2007/01/06(土) 11:07:51.84 ID:9eV9O/G50
(=゜ω゜) 「ププ・・ク・・」

( ・∀・) 「?どうしたんですか?」

(=゜ω゜) 「いやね・・本当、自分の昔を思いだすよ・・。」

( ・∀・) 「おじさんも旅を?」

(=゜ω゜) 「旅・・そうねぇ ま、旅っていや旅かもしれないねぇ」

(=゜ω゜) 「ほら、これやるよ。 くっとけ」

( ・∀・) 「あ、ありがとうごz・・・(な、なんだこれ・・?)」

(=゜ω゜) 「味は保障できないぞ」

( ・∀・) 「いえいえ・・ありがとうございます。」






( ・∀・) 「えっと何々・・猪肉・・?ていうかこれ生で食えるのか・・?」


346 ::2007/01/06(土) 11:13:43.01 ID:9eV9O/G50
( ・∀・) 「・・・いよいよか・・・。明日の今頃は・・俺は船に乗り込んで・・」

( ・∀・) 「あー だから今夜だけはー 君をだいていーたいー」

( ・∀・) 「・・・ツン」

J( 'ー`)し 「モララー、買い物ついてくる?」

( ・∀・) 「ん・・行くよ」

J( 'ー`)し 「先車行ってて」

( ・∀・) 「車の鍵・・と あれ ない・・    MA SA KA」

(´<_` ) 「・・・・」

( ・∀・) 「・・・弟者   運転手?」

(´<_` ) 「・・・」

( ・∀・) 「(はめられた・・)」

J( 'ー`)し 「さ・・行こうか」

348 ::2007/01/06(土) 11:17:37.70 ID:9eV9O/G50
(´<_` ) 「おい、そこの低速ポンコツ車め!俺の前を走るな!!」

J( 'ー`)し 「・・・ハンドルのきりが遅いね そんなんじゃカーチャンにも勝てないよ」

(´<_` ) 「ふん・・俺が車買ったらその日のうちに決着をつけようじゃないか」

J( 'ー`)し 「あら・・あなたに先30年は負けないよ」

(´<_` ) 「ふふふ」

J( 'ー`)し 「ふふ」

(´<_` ) 「はーっはははは!」

( ・∀・) 「わ・・笑いながらアクセル踏みこむな!!」



(´<_` ) 「ついたぞ」

J( 'ー`)し 「今の運転は・・65点ね」

(´<_` ) 「フーン・・あんたにしてはなかなかの評価じゃないの」

( ・∀・) 「(ニゲチャダメダ・・ニゲチャダメダニゲチャダメダニg)」

(´<_` ) 「早く降りろ」
350 ::2007/01/06(土) 11:23:56.60 ID:9eV9O/G50
( ・∀・) 「うーん・・何買おうかな・・」

J( 'ー`)し 「弟者、あんた私たちの分合わせて卵3個持ってきて。一人ずつレジに並ぶようにね」

(´<_` ) 「オーケーだ」

J( 'ー`)し 「あ・・エリンギ三パック150円・・」

( ・∀・) 「そうだな・・ポンコツ船だと水とか危なさそうだしな・・水2gボトル・・」

J( 'ー`)し 「あら 小豆も安いわね・・」

( ・∀・) 「お、フランスパン50円だと 賞味期限なんて関係ないしな」

(´<_` ) 「ほい、卵」

( ・∀・) 「あ、じゃあ俺先にお金だけ払ってくる」

J( 'ー`)し 「お願いね」

(´<_` ) 「母者」

J( 'ー`)し 「?」

(´<_` ) 「ライオンは・・なぜ子を谷に突き落とすのだろうか」

J( 'ー`)し 「さぁねぇ・・」

353 ::2007/01/06(土) 11:28:47.06 ID:9eV9O/G50
( ・∀・) 「あ、カーチャンまとめて俺のも払っといてくれ 後で150円返すよ」

J( 'ー`)し 「ん・・わかったよ。」





( ・∀・) 「・・・一週間で弟者の車に二回も乗って生きて帰れるとは・・」

( ・∀・) 「まだ飯の時間までしばらくあるな・・」

モララーの発言:いよいよ明日だねー

ツンの発言:そ・・そうですね

モララーの発言:やっぱり緊張する?

ツンの発言:そりゃあもう・・モーちゃんはそうでもないの?

モララーの発言:んー・・俺あんまり緊張とかしないから・・

モララーの発言:昔っから発表会も裏方ばっかりで表舞台なんて出なかったし

ツンの発言:はは・・でも裏方さんがいるから、表の人は輝けるんですよね

モララーの発言:いやぁ・・表に立つ奴の才能あってこそだよ


354 ::2007/01/06(土) 11:33:48.29 ID:9eV9O/G50
ツンの発言:じゃあ・・私はモーちゃんの影になるね

モララーの発言:え?

ツンの発言:モーちゃんが幸せになるように・・私が影から支えるね

( ・∀・) 「・・・」

モララーの発言:光と闇ってさ

ツンの発言:?

モララーの発言:表裏一体・・じゃないかな

モララーの発言:一瞬でどっちにもなるし

モララーの発言:だから・・時には俺が影にもなるし。お互いに・・ね。

ツンの発言:うん・・ありがとう。

モララーの発言:俺の幸せは・・ツンの幸せだよ

( ・∀・) 「・・・うはーーー!!くせーぜ!!こいつぁプンプン臭う!!」

( ・∀・) 「エロゲのやりすぎか・・こんな台詞が平気でいえるとは・・」
356 ::2007/01/06(土) 11:37:55.14 ID:9eV9O/G50
ツンの発言:モーちゃんて、結構そういうこと平気で言えちゃうよね

モララーの発言:うん・・自分でもどうかと思うけどね

ツンの発言:そんなことないよ 私は・・そういうの好きだけど

( ・∀・) 「フォーーーーーーーーー!!オンドゥルルラギッタンディスカー!! ウエァ!!」

( ´_ゝ`) 「モララーよ・・アニメが聞こえないんだが・・」

モララーの発言:口だけで、全然頼りないけどね

ツンの発言:ううん・・今、私はモーちゃんに頼りっぱなしだよ

( ・∀・) 「キタキタキタキタキタキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!」

( ´_ゝ`) 「あああ!!一番いいところで・・ディアッカはなんていったんだ!!」

(´<_` ) 「・・・俺明日まだテストあるのにな・・まぁ単位なんて余裕だが」

ツンの発言:あ・・あの

モララーの発言:?

ツンの発言:今日・・電話できないかな?

モララーの発言:オーケー牧場

ツンの発言:なにそれw

357 ::2007/01/06(土) 11:40:39.66 ID:9eV9O/G50
( ・∀・) 「あ、カーチャン ちょっと裏の公園いってくるわ」

J( 'ー`)し 「いってらっしゃい」

( ・∀・) 「最近毎日パソコンやってるな・・なにしてるの?」

J( 'ー`)し 「色々」

( ・∀・) 「そか・・じゃあいってきます」





J( 'ー`)し 「カタカタ・・カタカタ   モーちゃん、さすがのカーチャンもあれはひくわ・・」




( ・∀・) 「・・・よし ピ ピ  トゥゥ  トゥルルルル」

ξ )ξ 「はい」

( ・∀・) 「あ・・ツン?」

ξ )ξ 「うん・・こんにちわ」

( ・∀・) 「(相変わらず可愛い声だなぁ・・)こんちゃ」
363 ::2007/01/06(土) 12:22:06.23 ID:9eV9O/G50
( ・∀・) 「明日だねぇ・・」

ξ )ξ 「そう・・だね」

( ・∀・) 「・・そういえば、集合場所とか全然決めてないなー」

ξ )ξ 「あー・・うん」

( ・∀・) 「札幌だったっけ?駅いけばいいのかな?」

ξ )ξ 「んーとね、札幌駅着いたら地下鉄乗って・・」

( ・∀・) 「・・うん、うん。わかった。札幌はやっぱり夏でも涼しい?」

ξ )ξ 「今年は・・そうでもないかも?」

( ・∀・) 「へぇー・・  ・・・・ ・・・」

ξ )ξ 「うん・・ ・・・ ・・ あは ・・」

( ・∀・) 「・・・おぉぅ もう30分も話したのか」

ξ )ξ 「初めて電話した時は・・10分だけだったね」




364 ::2007/01/06(土) 12:26:21.82 ID:9eV9O/G50
( ・∀・) 「あの時は・・俺が逃げる形で切っちゃったしねぇ」

ξ )ξ 「あはは 私なんて緊張して声震えちゃたよ・・」

ξ )ξ 「ねぇ、モーちゃん」

( ・∀・) 「ん?」

ξ )ξ 「私たち・・って 付き合ってるっていうのかな?」

( ・∀・) 「ん・・」

( ・∀・) 「(・・考えたこともなかったな・・)」

ξ )ξ 「い、いや、迷惑ならそんな・・ごめんね」

( ・∀・) 「え、あぁ うーん・・俺 さ 付き合うとかそういうのって なんていうか」

( ・∀・) 「始まりをつけちゃうと終わりがあるみたいだからさ・・意識しないようにしてるんだ」

( ・∀・) 「二人で話してて・・こうやって電話とかして・・楽しいならそれでいいかなって」

ξ )ξ 「モーちゃん・・」

( ・∀・) 「なんか、保身的でごめんね」

ξ )ξ 「ううん・・なんか、大人っぽくてかっこいいね」


368 ::2007/01/06(土) 12:34:07.70 ID:9eV9O/G50
( ・∀・) 「そんなことないよ 最低に・・かっこ悪い」

ξ )ξ 「そんな・・そんなことないよ。」

( ・∀・) 「・・・ツンとは、ずっと一緒にいたいから。」

ξ )ξ 「モー・・ちゃん・・。」

( ・∀・) 「(ずっと一緒にいたいとかwwwww・・・ ずっと一緒に・・か・・)」

ξ )ξ 「モーちゃん」

( ・∀・) 「ん?」

ξ )ξ 「あの・・ね」

ξ )ξ 「その・・いってほしいんだ。」

( ・∀・) 「え?」

ξ )ξ 「うん・・ほら その・・私のこと・・どう思ってるか。」

( ・∀・) 「えと それは・・よくドラマとか恋愛コメディである・・」

ξ )ξ 「うん」

( ・∀・) 「(うはwwwwwwまさかwwwwてか恥ずかしいだろwwww)」

( ・∀・) 「う・・じゃ、じゃあツンも言ってよ」

 

370 ::2007/01/06(土) 12:37:37.15 ID:9eV9O/G50
ξ )ξ 「え えぇ・・恥ずかしいよ・・」

( ・∀・) 「・・よし、同時に言おう それならいいことない?」

ξ )ξ 「うん・・わかった」

( ・∀・) 「じゃあ せーの の後ね」

ξ )ξ 「うん」

( ・∀・) 「せーの・・」

( ・∀・) 「好k・・」  ξ )ξ 「・・・」

( ・∀・) 「・・・ちょww 言ってよwww」

ξ )ξ 「え・・あ 恥ずかしくて・・でなかった・・ モーちゃんも途中までしかw」

( ・∀・) 「お・・俺も声がつまって・・はは」

ξ )ξ 「なにそれ・・もう・・ あはは」

( ・∀・) 「好きだよ」

ξ )ξ 「え・・あ・・」

( ・∀・) 「大好きです ツンのことが」

ξ )ξ 「あ・・うん ありがとう・・。   私も・・モーちゃん大好き・・。」

371 ::2007/01/06(土) 12:41:10.90 ID:9eV9O/G50
( ・∀・) 「うん・・ありがとう。」

ξ )ξ 「・・・ありがとう。本当に。」

( ・∀・) 「なんか・・ありがとうって変だなー」

ξ )ξ 「そう・・かな?」

( ・∀・) 「まぁ・・いっか はは」

( ・∀・) 「あ、そろそろ飯かな・・」

ξ )ξ 「うん、わかったよ」

( ・∀・) 「それじゃ・・また。」

ξ )ξ 「うん・・またね」

ツー ツー ツー


( ・∀・) 「・・・」

ダ ダダダダ  ダ バッ・・・ガ ズザザー

( ・∀・) 「いてぇwwwwwwwwこけたwwwwwwwwでもいたくねぇwwwww」

( ・∀・) 「おいおいwwww 好きです だってよwwwwwやったな ORE!!」


372 ::2007/01/06(土) 12:44:27.47 ID:9eV9O/G50
( ・∀・) 「ふひゃ・・ブヒャヒャ フヒヒ フヒ!!フヒョ!ウヒョ!!」

(´・ω・`)「ママー・・あれなにー・・?」

J( 'ー`)し 「・・・こっちで遊ぼうか、ショボちゃん。」

( ・∀・) 「はは ははは  はー・・はー・・・。私も好き・・か・・。」

( ・∀・) 「(・・・遠距離だぞ・・あの子のそばには・・いつもいてやれるわけじゃないんだ・・)

( ・∀・) 「(無責任・・だな・・俺は。ごめん・・ツン。)」

( ・∀・) 「(・・沢山迷惑もかけるし・・逃げたりもするし・・俺は頼りないし・・)」



( ・∀・) 「それでも・・・ツンのことが・・」







( ・∀・) 「大好きなんだ」
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