- 1 :鰒:2007/01/04(木) 22:54:39.48 ID:oSMlRl9U0
- ( ・∀・) 「・・・・・」
ゴウンゴウンと音をならしながら夏の日差しを目一杯浴び
突き進む旅客船 その最下等の部屋にモララーはいた
( ・∀・) 「ハァ・・ハァ・・」
(=゜ω゜) 「(あいつ大丈夫か・・?)ィョゥ はじめまして 大丈夫ですか?」
( ・∀・) 「ビク! え、いや はい 大丈夫です」
(=゜ω゜) 「気分が悪くなったら甲板にでろよ 夏とは思えないから」
( ・∀・) 「ありがとうございまs・・」
最後のほうの言葉に力はなかった
- 3 :鰒:2007/01/04(木) 22:59:43.18 ID:oSMlRl9U0
- (=゜ω゜) 「(見た感じ一人旅・・か? 若いっていいねぇ)」
みため70は超えているだろうおじさんは感心していた
しかし
( ・∀・) 「ハァハァ・・(ツンとあえる・・ツンとあえるツンとあえるツンとあえる
ツンとあえるツンとやれるツンとやr・・あれ!?何言ってんだ俺は!)」
ただ興奮して息を吐いていただけであった
( ・∀・) 「(これで太ってたらただのキモオタじゃないか 貧乏でよかった・・)」
( ・∀・) 「ゴキュゴキュ 持ち込んだペットボトルもこれで最後か」
- :VIP皇帝:2007/01/04(木) 23:02:50.26 ID:oSMlRl9U0
- ( ・∀・) 「あの・・」
(=゜ω゜) 「おう、どうした」
( ・∀・) 「席はずすんで、荷物みててもらえませんか?」
(=゜ω゜) 「かまわねぇよ ま、俺が盗人だったらお前船下りられなくなるけどな」
( ・∀・) 「う・・」
(=゜ω゜) 「冗談だよ 海に盛大にぶちまけてこい」
( ・∀・) 「はぁ・・お願いします(別に気分悪くないんだが)」
- 6 :鮟:2007/01/04(木) 23:07:02.77 ID:oSMlRl9U0
- ガチャ
( ・∀・) 「誰もいないな・・そのほうがいいけどさ」
広いデッキにはモララー一人だけだった
( ・∀・) 「ふぅ どこみても海ばっかりだ。昔はよく親父といったな・・」
手すりに体を負かせう思慮深くなるモララー
( ・∀・) 「(待ってろよ、ツン 今行くから)」
そもそも事の始まりは、モララーが船に乗る3ヵ月ほど前のことだった
( ・∀・) 「あーあー・・一体いつになったら治るんだか」
愚痴をこぼしながらパソコンを起動すると
体育館座りでマウスを操作し始めた
- 8 :鮟:2007/01/04(木) 23:10:48.74 ID:oSMlRl9U0
- ( ・∀・) 「さて、今日も厨二病を煽って暇でも潰すか」
モララー:こんにちわ
ちんぽっぽ:こんwwww
ツン:こんにちわ
最近モララーはチャットでリア厨相手によく遊んでいた
管理人:ちんぽっぽさんはモララさんによって退出させられました
管理人:入室 ちんぽっぽ
ちんぽっぽ:おい、お前なんなんだよ
モララー:え、なにかしたっけ^^
ちんぽっぽ:俺何にもしてないのに退出させられたぞ!
モララー:まぁ、きもかったし
ちんぽっぽ:は、まじうぜぇし お前殺してやりてぇ
- 9 :鮟:2007/01/04(木) 23:16:09.28 ID:oSMlRl9U0
- モララー:落ち着けって・・ほら、エロ画像やるから
モララー:つhttp://ww(ry
数十秒後
管理人:ちんぽっぽさんが退出しました
モララー:いまどき厨房ほいほいなんかかかる奴いねぇってwwwwwwww
ちんぽっぽ:酷いっぽ・・
モララー:url張り間違えたかな?こっちだったっけ
モララー:つhttp://ww(ry
ドクオ:うお・・グロ画像じゃねぇか!きもいもん張るな!
( ・∀・) 「・・・ばかだなぁ、こいつらは」
こんな調子でいつものように中学生集合部屋で
遊んでいた ちなみにモララーは受験真っ只中の18歳
- 10 :VIP皇帝:2007/01/04(木)
23:20:47.02 ID:oSMlRl9U0
- ( ・∀・) 「つまんねぇな・・ネトゲも飽きたし・・。こいつは治らないし」
( ・∀・) 「・・・なんでアトピーなんかで生まれてきたかなぁ・・NO
FUTUREだ」
モララーは高校2年の頃から持病のアトピーが酷くなっていた
それいらい学校に行く以外は家に引きこもりっ放しだった
( ・∀・) 「あぁ・・うぜぇ 痒い・・」
モララー:お前ら全員消えろwwwwwww
管理人:ちんぽっぽさんがモララーさんに退出させられました
管理人:ドクオさんがモララーさんn(ry
( ・∀・) 「ん・・・?ツン・・最近こいつよくここでみるな
そういえば挨拶以外の発言みたことないな」
- 11 :鮟:2007/01/04(木) 23:23:39.62
ID:oSMlRl9U0
- モララー:あんたROMか?
ツン:まぁ・・特に話題についていけないので
モララー:へぇ、興味あることとかないの?
ツン:特に・・
モララー:変わった奴だな
ツン:モララーさん、死体とか好きなんですか?
モララー:話飛躍しすぎだろ まぁ、別に好きってわけじゃないが
ツン:不謹慎とか思いませんか?
モララー:葬式で初対面の奴に可哀相って言うやつのが不謹慎だと思うがね
ツン:・・・やっぱり、面白い人ですね
モララー:なにがよ
- 12 :鮟:2007/01/04(木) 23:29:59.19
ID:oSMlRl9U0
- ( ・∀・) 「ち・・なんだこいつ おもしろくねぇ」
モララー:あんたは死体とかなんとも思わないのか
モララー:最近よくみるし、俺の張ったurl先の画像とかよくみてるんじゃないのか
ツン:まぁ・・。
モララー:実はネクロの鬼畜やろうとか
ツン:親が前の前であんな感じになってますから
( ・∀・) 「・・・・女のメンヘラーか」
モララー:へぇ、そらすまんかったね
ツン:嘘ですよ
( ・∀・) 「なんなんだ・・こいつ」
その後もこんなような会話が続いた
( ・∀・) 「なんで俺がこいつに自分の好みの話を・・って4時!?なんてこった」
モララー:落ちるわ
ツン:あら、もうですか?
モララー:もうじゃねぇよ お日様見えてるし
ツン:え まだ見えてませんけど
モララー:お前日本に住んでねぇとかないよなwwwwwまぁいいや 乙
管理人:モララーさんが退出しました
ξ )ξ「落ちちゃっ・・た・・か。私も・・寝よう。」
- 13 :鮟:2007/01/04(木) 23:35:13.27
ID:oSMlRl9U0
- ( ・∀・) 「・・・!あれ、時計の針は5時・・って一時間も寝付けなかったのか」
( ・∀・) 「・・たかだかネットだぞ 何考えてるんだ 俺は」
数日後
管理人:ドクオさんが入室しました
ドクオ:こん
ドクオ:モララー・・この前のやつか!
モララー:ん?
ドクオ:お前!俺のこと退出させやがって!
モララー:すまん・・覚えてない
ツン:w モララーさん、もう夏休み入りました?
ドクオ:・・・
モララー:来週からかな?ツンはまだなのか
ツン:月末だからまだまだですよ
モララー:なんでそんなに違うんだよ。やっぱり外国暮らしか?
- 15 :鮟:2007/01/04(木) 23:39:53.52
ID:oSMlRl9U0
- ツン:北国なので・・遅いんです
モララー:へぇ・・うらやましい あんまり暑くなさそうだな
ツン:まだまだ長袖でいけますよー
モララー:やっぱり日本じゃねぇ
( ・∀・) 「カチ カチ お・・VIPにおもしれぇスレがたってる
カチ カチ最近パートスレ多すぎだっつうの・・電車男の影響か
馴れ合いすれとか勘弁してくれよwwwwww」
( ・∀・) 「あれ・・人のこと言えない・・か?」
ツン:モララーさん、普段何してるんですか?
モララー:え、うーんと・・ニュースみたり・・とか
ツン:すごいですね・・大人って感じです
( ・∀・) 「ニュー速・・VIPだし・・嘘はついてないよな うん」
- 17 :鮟:2007/01/04(木) 23:51:28.12
ID:oSMlRl9U0
- モララー:ところでツンって何歳だっけ
ツン:えと・・13です。ブーンさんは
モララー:8
ツン:またw 冗談ばっかり
( ・∀・) 「幼女・・幼女・・」
モララーはロリコンだった
( ・∀・) 「いかん!何考えてるんだ!ネットで彼女とか・・
ハンゲ厨のことを馬鹿にできないぞ・・」
- 19 :鮟:2007/01/04(木) 23:54:20.43
ID:oSMlRl9U0
- ツン:あの・・メッセとかアド持ってます?
モララー:あぁ、一応あるよ
ツン(個人対話):xxx@hotmail.co.jp お願いしますー
モララー:適当に登録しとくわ
( ・∀・) 「・・・あぁ、俺が堕ちていくな・・まぁ楽しいこと何もないしさ・・」
そんな言い訳ばかりしていた
テロリン
ツンの発言:こっちでははじめましてですねー
モララーの発言:まぁ・・そうだねぇ
( ・∀・) 「・・はぁ」
- 20 :鮟:2007/01/04(木) 23:59:44.04
ID:oSMlRl9U0
- ツンの発言:モララーさんって、エッチな話しませんね
( ・∀・) 「・・・」
モララーは病気が酷くなっていらい、慢性的な鬱だった
モララーの発言:まぁ・・そんな話、してもしょうがないし
ツンの発言:え、まさかモララーさん男にしk・・
モララーの発言:違うってw 別に、無理にネットでまでそういう話しなくていいだろ
ツンの発言:うーん・・そんな・・もんですか?
モララーの発言:性欲処理したきゃ同人ででも読んで抜けb・・
ツンの発言:同人?
( ・∀・) 「ちょwwwwしまwwwwwwくぁwせdrftgyふじこおklp;」
モララーの発言:とにかく、別に性的な話をしたいと思わないし。
ツンの発言:じゃあ・・性的な行為はしたいんですか?
モララーの発言:・・したくないっていったら嘘になるのかな
( ・∀・) 「・・・なにいってるんだろう俺は・・。」
- 21 :生しいたけ:2007/01/05(金)
00:03:39.92 ID:H5QxQX+90
- ツンの発言:私がしてもいいっていったらします?
( ・∀・) 「ブヒュボ! ゴフゴフ・・何なんだ急に・・ディスプレイにコーヒーがー・・」
モララーの発言:まだあったこともないし、ツンのことなんにもしらんしなぁ・・
モララーの発言:大体、ネットでするもなにもないし。そもそも声すら聞いたことないしw
ツンの発言:聞きます?
モララーの発言:え?
ツンの発言:聞きます?
( ・∀・) 「どうする・・俺? ってCMのまねしてる場合じゃNEEEEE!!!!!」
- 22 :生しいたけ:2007/01/05(金)
00:06:54.56 ID:H5QxQX+90
- モララーの発言:電話、したいの?
ツンの発言:え!?いや・・
( ・∀・) 「ふふ・・冷静じゃないか 俺 危うく13歳にのせさせられるとk・・」
ツンの発言:じゃあ、電話番号教えますね
( ・∀・) 「ちょっとまてwwwなんでそうなるwwww」
ツンの発言:090-xxxx-xxxx です
( ・∀・) 「おまwwwwwwえらい積極的だなwwwwwwてか一方的www」
モララーの発言:本気?
ツンの発言:私は本気ですよ?
( ・∀・) 「VIPに・・スレでもたてようかなぁ・・」
- 24 :生しいたけ:2007/01/05(金)
00:10:20.98 ID:H5QxQX+90
- カチ 携帯で時間を確認するモララー
( ・∀・) 「まだまだ・・後一日はあるな・・てかずっと圏外のままなのね」
船の上をカモメの群れが横切っていった
( ・∀・) 「冗談はおいといて・・どうする・・」
モララーの発言:年齢もしらない相手に・・電話するのか?
ツンの発言:えー・・でも、結構そういうことしてる人いますよー?
( ・∀・) 「日本オワタな」
モララーは素直に思った。
- 26 :生しいたけ:2007/01/05(金)
00:16:13.11 ID:H5QxQX+90
- ( ・∀・) 「まぁそんなことはさておいてだ」
しばらくの沈黙が続いた
最後のメッセージは200X/X/XX/ 20:04 に受信しますた
ξ )ξ 「・・・やりすぎかな・・」
モララーの発言:わかった。
ξ )ξ 「!!」
モララーの発言:じゃあ、10分後にかけるから
ツンの発言:え、あ はい わかりました 携帯握り締めときますから
モララーの発言:そこまでしなくてもw
( ・∀・) 「・・・カーチャン、でかけてくるぁ」
J( 'ー`)し 「・・体、いいの?」
( ・∀・) 「今日は・・調子いいから。」
- 27 :生しいたけ:2007/01/05(金)
00:18:23.51 ID:H5QxQX+90
- ( ・∀・) 「俺・・なんだかんだで楽しがってるな 今」
携帯を握り締めていたのはモララーのほうだった
( ・∀・) 「まさか13歳の幼・・じゃないな 少女と電話することになるとは」
( ・∀・) 「家じゃさすがに話せないよな」
家の裏にある公園に移動するモララー 夜はまだ少し明るかった
( ・∀・) 「ここは・・いいな。落ち着くよ。本当に。 さて・・と」
ピッピッピ ピッピッピッピ ピッピッピッピ
- 29 :生しいたけ:2007/01/05(金)
00:22:47.21 ID:H5QxQX+90
- ( ・∀・) 「・・押し間違えた」
ピッピピ ピピ・・
( ・∀・) 「ボタンちいせぇんじゃ!友達いないからメールとかしないし
普段打ってないから無理だっつうの!」
ピッピピ ピピ ピ
( ・∀・) 「よし・・コールボタン パイルダーオン!」
我ながら緊張と興奮でおかしなテンションだなと思っていた
トゥルr・・ 「はい!」
( ・∀・) 「はい! いや、出るのはや!」
相手の威勢のいい声につられて はい! と一声目を繰り出した
そして続いて素直に電話にでるのが早すぎた感想をいってしまった
ξ )ξ 「あ、えと・・ごめんなさい」
( ・∀・) 「え、いやいや あまりにも早かったからびっくりしたよ」
はは・・とお互い苦笑い そして沈黙
( ・∀・) 「えと・・ツンさん?」
ξ )ξ 「そうです・・よ?」
- 31 :生しいたけ:2007/01/05(金)
00:25:10.52 ID:H5QxQX+90
- ( ・∀・) 「本物・・かな?」
ξ )ξ 「えと・・そちらはモララーさんですか?」
( ・∀・) 「あ・・なんだ。よかった。てっきり新手の詐欺かと思ったよ」
ξ )ξ 「なんですかそれー 酷いですよー ていうか、ずいぶん大人ですね・・」
( ・∀・) 「え、あれ 俺年齢いってないっけ」
ξ )ξ 「8歳とか・・」
( ・∀・) 「・・あぁ、1・・8歳ね うん ちゃんとした年齢いってないっけ」
さっきまでの会話等まるで忘れてた
自分で年齢の知らない相手に云々言っていたのはモララー本人だ
- 34 :生しいたけ:2007/01/05(金)
00:30:50.51 ID:H5QxQX+90
- それからのことはよく覚えていない
ていうか、あんまり話をしなかった気がする
( ・∀・) 「ん・・もう10分も話したのか」
ξ )ξ 「まだ10分・・じゃないですか?」
( ・∀・) 「普段電話しないしなぁ・・あ、そういえば宿題あるんだった」
ξ )ξ 「あ、そうんだんですか・・すいません。急に。」
( ・∀・) 「いやいや、気にしないで。また帰ったらPCつけるよ」
ξ )ξ 「はい・・それじゃ。」
ピ パタン
( ・∀・) 「 間 が も た ね ぇ 」