58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 21:17:54.12 ID:SIsG4nrx0


第4話



59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 21:19:29.61 ID:SIsG4nrx0

広漠な大地。風が吹き付けるその荒野を、一人の男が行く。


( ^ω^)


ブーンである。


今、彼はガライの町から南下している。

目指すは、岩山の洞窟。


そこで修行を積む為に、ガライの町を後にしていた。


60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 21:22:08.60 ID:SIsG4nrx0

ガライの町で、いろいろと装備を整えた。

干し芋、乾燥豆などの携帯食料、薬草。

ほつれ破けた衣類も修繕した。


そして、剣を買った。銅の剣。

今までは、できるだけ軽い武器をということで、手製のこん棒を愛用していた。
しかし、そんなものが通用する程、これからの敵は甘くない。

ズシリと手に重い剣は、扱いにくそうだが、鋭く高い攻撃力を予感させる。

ラダトームにいたころ、ギコに剣術の真似事を指南してもらった事があった。
自警団の剣術練習に、参加させてもらっていたのだ。


61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 21:25:29.98 ID:SIsG4nrx0

( ^ω^)『はぁ、ふぅ、』

(,,゚Д゚)『うん、なかなか筋がいいぞ、ブーン!』

( ^ω^)『はぁ、はぁ。でも、なかなか思うようにできないお。
      自警団員の人相手に、一本も取れないお』

(,,゚Д゚)『そらまぁ、自警団だって練習してるし』

( ^ω^)『はぁ。みんな、すごい剣さばきだお。剣技の応酬だお』

(,,゚Д゚)『うーん・・・ まぁ、な』

(,,゚Д゚)『でもブーン、お前は、魔物からカーチャンを守る為に、強くなりたいんだろ?』

( ^ω^)『お?そうだお』

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 21:29:09.21 ID:SIsG4nrx0

(,,゚Д゚)『だったら、べつにそこまで、華麗な剣術にこだわるこたぁないんだよ』

(,,゚Д゚)『今練習してるのは、所詮対人の、剣術同士の練習だ』

(,,゚Д゚)『魔物を退ける為の剣術じゃない』

( ^ω^)『おお・・・お?』

(,,゚Д゚)『魔物との野戦では、技もクソもない。殺すか殺されるか。何でもアリだ』

(,,゚Д゚)『相手を殺す為なら、剣術にこだわる必要も無い。
    逆に形だけの剣術の理合なんか知ってた方が、かえって邪魔になることもある』

(,,゚Д゚)『魔物相手の勝負なら、技も何も無く、相手の急所や弱点に
    どれだけ力強い攻撃を撃てるかを考えるんだ』

(,,゚Д゚)『だから、腕力のあるブーンは、それだけで才能があるってことだ』

(,,゚Д゚)『魔物の潰し方なんて、魔物と戦わなきゃ覚えらんねえしよ』
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 21:32:29.24 ID:SIsG4nrx0

( ^ω^)『そうかお・・・』

(,,゚Д゚)『まぁ、つっても俺もそんなに魔物との戦闘経験があるわけじゃねえけどな』

( ^ω^)『なるほどお』

(,,゚Д゚)『しかし、剣の振り方の基礎だけは、やっといた方がいいぜ。
     あとあれだ、女の子とヤルときの、腰の振り方。この二つは覚えとけや』

( ^ω^)『なるほどなるほど』

(,,゚Д゚)『いやあ、でもモテる俺と違って、ブーンじゃ腰の振る相手がいねえかもな!ギコハハwwwwww』

( ^ω^)『なるほどなるほどなるほど。 ところでギコ、後ろにしぃさんがいるお』

(,,゚Д゚)『・・・へ?』
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 21:35:06.64 ID:SIsG4nrx0

(*゚ー゚)『・・・・・・』

(;,,゚Д゚)『あ、ああ、しぃ。きてたのか』

(*゚ー゚)『・・・ふぅん。誰と、腰をふるって?』

(;,,゚Д゚)『いや、ご誤解!誤解っすよ!そんなチャラ男じゃ・・・』

(♯*゚ー゚)『こぉの軽薄男!寄るんじゃないわよ!』バシィッ

(;,,゚Д゚)『のぉおおおう!!』

( ^ω^)『wwwwwwwww』
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 21:39:20.76 ID:SIsG4nrx0

( ^ω^)「・・・・・・」


時々、脳裏によぎるあの頃の日々。それを思い返すたび、
あの忌まわしい惨劇の情景も同時にフラッシュバックするのであった。


しかし、ギコのいうように、魔物との戦い方は魔物との戦闘で覚えてくしかない。
この剣の扱いにも、そうしていく内に、今に慣れてくるはずである。
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 21:42:14.18 ID:SIsG4nrx0

防具には、くさりかたびら。多少重いが、優れた耐久力を誇る。

それと、皮のたて。
堅木を自分で削り、それに魔物や動物の皮を繋ぎあわせて、盾にした。

これらを装備したブーン、その出で立ちはまるで、騎士か兵士に見えた。


(*^ω^)「・・・なんか、かっこいいお」

( ^ω^)「でも、ちょっと重いお」

( ^ω^)「少しずつ、体を慣らしていくお」


73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 21:45:24.99 ID:SIsG4nrx0

これだけ装備を充実させるのは、そう。
これからの修行の事を考えてである。

今からいく洞窟は、危険で獰猛な魔物達のひしめく住処。
生半可な装備では、たちまち殺されてしまうだろう。



ガライを発って、既に数日。
そろそろ、岩山に到着する頃のはずだ。
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 21:48:19.30 ID:SIsG4nrx0

( ^ω^)「・・・お!アレかお?」


山が見えて来た。おそらく、あそこだろう。
岩山の洞窟――――通称、蛇迷い穴。


洞窟からは、嫌な匂いがした。
湿った空気――――何かがざわつく気配。


( ;^ω^)「・・・・・・」


ブーンは、身震いした。
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 21:50:18.28 ID:SIsG4nrx0

まず、一日目は、洞窟に入らない。
疲れがたまっている今、いきなり敵地に飛び込むのは危険である。


洞窟の近くの林に、拠点を置く事にする。

ブーンは、火を起こした。

長距離を歩いて来て疲れた足の筋肉を、ゆっくり時間をかけて揉みほぐす。
こうしなければ、明日はガチガチの足で挑む事になる。

近くで食べられそうな野草を採り、煮た。
ついでに捕まえたトカゲも、串にさして焚き火に突っ込む。
トカゲは、精をつけるにはいい食料になる。
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 21:53:12.85 ID:SIsG4nrx0

( ^ω^)「明日は・・・死ぬか生きるか。どうなるかねぇ」


それに答えるように強い風が吹き、焚き火の炎を揺らめかせた。
81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 21:56:07.97 ID:SIsG4nrx0

次の日。
ブーンは夜明け前に、準備をし始める。
吐く息が、白い。相当の冷え込みになる日だろう。

洞窟にもっていかない鍋や衣料などの荷物を、土中に埋めた。

もっていくのは、必要最低限の水と食料、それに薬草。
洞窟内の明かりをともす、たいまつ。
それに、武器である。


日が明け始めた。ブーンは、洞窟に向かう。

まだ日の浅いうちから行動するのは、理由がある。

魔物は基本的に、夜に覚醒し力を発揮、その行動を活発にする。
なので、できるだけ日暮れ以降に魔物と相対しない方が良いのだ。


82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 21:59:03.45 ID:SIsG4nrx0

( ^ω^)「・・・よし。いくかお」


おぞましい気配をもつ、洞窟の中に、慎重に足を踏み入れた。


( ^ω^)「・・・・・・」


天井の岩肌から、ピチョンピチョンと、水が滴り落ちる。
たいまつの火種にあたり、ジュウと音がした。

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 22:01:21.53 ID:SIsG4nrx0

( ^ω^)(すごい湿気だお)


何かを踏んだ。
それは脆く、砕けて割れた


( ^ω^)(! これは・・・)

( ^ω^)(骨・・・ 人骨だお)

( ;^ω^)(・・・)

( ;^ω^)(下手を打てば)

( ;^ω^)(自分もこうなるって事かお)


85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 22:03:25.73 ID:SIsG4nrx0

暗い、暗い。

闇が、恐怖を加速させる。

耐えてしばらく、進んで行く。


( ^ω^)(ずいぶん骨が多いお)

( ^ω^)(これは・・・ここでとってきた獲物を食ってる、餌場ってことかお)

( ;^ω^)「・・・ぐ、ぉぇ」


その情景を想像し、気持ちが悪くなった。


86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 22:05:37.78 ID:SIsG4nrx0

( ^ω^)(・・・ん?)

( ^ω^)(やけに、かたちのいい人骨だお)

( ^ω^)(ていうか)

( ^ω^)(立っ・・・て  え?)

89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 22:07:25.41 ID:SIsG4nrx0

がいこつ「・・・ガカカッ!」

( ;゜ω゜)「うわぁっ!!」

がいこつ「カカッ」

( ;^ω^)(こいつ・・・魔物かお!?)

( ^ω^)「・・・ふっ!!」シュッ

がいこつ「カッ!?」ザキッ

がいこつ「・・・カカァッ」ボッ

( ;゜ω゜)「・・・うぐっ!?」ドスッ


90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 22:11:34.62 ID:SIsG4nrx0

骸骨の、強烈な一撃が、ブーンの腹にめり込む。
ブーンは崩れ落ちた。


( ; ω )「おおっ・・・!ぐ」

がいこつ「クカカッ」シュバッ


魔物の鋭い指先が、ブーンの頬肉をえぐりとった。


91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 22:12:35.64 ID:SIsG4nrx0

(メ;゜ω゜)「ぐあああ・・・ッ!!」

(メ; ω )「・・・」

(♯^ω^)「あああっ!」ビヒュッ

がいこつ「カカッ!」バキッ


ブーンも応戦する。剣を敵の体に振り下ろす。
しかし、敵の骨が少しかけた程度だった。

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 22:14:57.79 ID:SIsG4nrx0

(メ;^ω^)「はぁッ、はぁッ!」

がいこつ「クカッ」ガブッ


(メ;゜ω゜)「あああああああああッッッ!!!」


右肩肉、喉の近くに噛み付かれる。凄まじい激痛。

ブーンは、魔物を突き飛ばす。
肩の肉が、ベリリと剥がれ、思わず声が漏れる程の痛みに。


94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 22:16:42.59 ID:SIsG4nrx0

(メ;゜ω゜)「ひ・・・ひぃ・・・」


ブーンは逃げた。走った。
走るたびに激しい痛みで、くらくらする。


骸骨は追って来ているのか。
わからない。一度も振り返らない。ひたすらに、走る。
よたよたと、走る。


95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 22:19:20.93 ID:SIsG4nrx0

(メ; ω )「・・・・・・」


どれだけ走ったか。

闇雲に走ったため、今自分がどこにいるのか解らなかった。
おまけに、たいまつも落とした。

暗い。本当の暗闇。

ブーンは、手探りで薬草と包帯をだし、肩に巻いていた。
首元から溢れる血の暖かさとは対照的に、体の芯が冷えていた。
寒さで、震えた。

血を流しすぎたためか。それとも、恐怖によるものか。


96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 22:22:37.36 ID:SIsG4nrx0

(メ;^ω^)(・・・まずいお)

(メ;^ω^)(一旦、外に出て体勢を立て直さなきゃ)

(メ;^ω^)(これはマジで)

(メ;^ω^)(死


 死     
        死?


97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 22:29:15.64 ID:SIsG4nrx0

(メ;゜ω゜)「・・・・・・」


目の前に、大きなこうもりがいた。

(メ;^ω^)「ドラ・・・キー?」

ドラキーマ「キシャアアアアアアッッ!!」ガッ

(メ;^ω^)「・・・あぎっ!」


腕に、噛み付かれた。


98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 22:30:59.90 ID:SIsG4nrx0

(メ;^ω^)「うわあああああっ!」ザシュン

ドラ「ギシィッ!」


魔物の羽を、切り落とす。

ドラ「キィイアアアアッ」


しかし、それでも敵は攻撃をやめない。
太ももを、大きく切り裂かれた。


(メ; ω )「は・・・っ!!!!」
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 22:33:26.11 ID:SIsG4nrx0

思い切り、剣を振る。闇雲に振る。
魔物を挿した。魔物に挿した。剣を、ふった。ふった。
自分の足ごとでも構わない。けんをつきさす。


ドラ「キュィイ・・・」


魔物は、沈黙した。
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 22:35:41.19 ID:SIsG4nrx0

(メ ω )「は・・・は・・・」


ここにいては、死ぬ。逃げなければ。
ここから、出なければ。

歩く。歩き出す。あるこう。。
だがしかし、あしにちからが入らない。たてない。がくがくする。

あるかなくては。すすまくては。
ちからをふりしぼれ 

すすめ

すすめ



104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 22:37:14.95 ID:SIsG4nrx0









108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 22:39:45.31 ID:SIsG4nrx0



(メ ω )「・・・・・・」


気がつくとブーンは、川のほとりに倒れていた。
川のせせらぎで、目を覚ます。

(メ^ω^)「こ・・・こは・・・」


外だった。洞窟の外だ。


109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 22:41:09.84 ID:SIsG4nrx0

(メ^ω^)「・・・」


自分は、あの地獄から脱出できたのか。
何も覚えていない。闇雲に動いた事と、恐怖だけが記憶に。

しかし、どうやら命はあるようだ。


(メ^ω^)「・・・」

(メ;^ω^)「・・・うっ・・・・・・!」


覚醒すると同時に、体中に激痛が走る。


110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 22:43:33.40 ID:SIsG4nrx0

(メ;^ω^)「くは・・・はぁ」

(メ;^ω^)(まずいお)

(メ;^ω^)(こんなところで大怪我をして倒れていたら)

(メ;^ω^)(魔物の、格好の餌食だお)

(メ;^ω^)(・・・でも、体が動かないお)

(メ;^ω^)(くそ・・・)

113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 22:45:43.79 ID:SIsG4nrx0

ガサッ・・・


(メ;^ω^)(!)

(メ;^ω^)(くそぉ・・・まものかお・・・!?)


114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 22:47:13.73 ID:SIsG4nrx0

( ゚∀゚)「あれ。起きたか」

(メ^ω^)「・・・」

(メ^ω^)「ひ・・・ひと・・・?」

( ゚∀゚)「大丈夫か?まったく、ひでえ傷だなぁ」

(メ^ω^)「あ・・・アンタは・・・?」

( ゚∀゚)「通りすがりのもんだ。あの洞窟の前に、お前さんが倒れてたんだよ」

( ゚∀゚)「ボロボロでな。だから、ここに連れて来たんだ」

(メ^ω^)「お・・・」
116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 22:50:11.70 ID:SIsG4nrx0

( ゚∀゚)「とりあえず、お前さんの持ってた包帯を、巻いといたぜ。
     巻き方良く解らんかったけど」


よくみると、体のあちこちに、包帯が巻かれていた。
確かに、雑な巻き方だったが。


(メ^ω^)「たすけて・・・くれたのかお・・・ありがとうお」

( ゚∀゚)「あー、いいってことよ。気にすんな」

( ゚∀゚)「今、湯を湧かしてる。それで、ちょいと消毒だな」

(メ^ω^)「ああ・・・」

118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 22:52:25.12 ID:SIsG4nrx0

救われた。どうにか、助かりそうだ。
緊張していた心は、軽くなった。大きなため息をついた。

涙がこぼれそうになる。


(メ^ω^)「な・・・名前を教えてくださいお」


黒髪で、褐色の肌。灰色の瞳――――

変わった風貌をしたその男は、答える。

120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 22:53:52.60 ID:SIsG4nrx0

( ゚∀゚)「俺か。俺の名は、ジョルジュ」

( ゚∀゚)「ジョルジュ・ヴァラスだ」



しかし、その言葉を聞く前に、安堵の為か、ブーンはまた気を失った。


ジョルジュは、やれやれ、と呟いた。



to be continue...!!
123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/09(日) 23:02:25.06 ID:SIsG4nrx0

( ^ω^)ブーンの今のステータス

LV6

どうのつるぎ
くさりかたびら
かわのたて


今回登場した敵

がいこつ:アレフガルドでは、心半ばにして亡くなった死者の骨は、竜王の魔力に囚われ、魔物となる。
      知能はなく、ただ人を傷つける事しか出来ない。
      痛覚もないので、いくら攻撃しても怯まずに襲ってくる。

ドラキーマ:こうもりのモンスター、ドラキーの亜種。ドラキーよりも体が大きく、気性が荒い。
       自然界の魔力をその身に蓄える力をもっており、ときには魔法で攻撃してくる。

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