- 8
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 21:48:39.15 ID:kdb28XDD0
第12話
- 9
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 21:49:50.05 ID:kdb28XDD0
雨の祠から、南南東に進路をとる。
霜の降りた大地を、ざくさくと踏みしめる。
凍るような冷気の中で、吐く息が白い。
( ^ω^)
次に目指すは、美しき湖の町――――リムルダール。
- 11
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 21:51:33.95 ID:kdb28XDD0
竜王の支配が訪れる前は、世界の観光名大地としても名を馳せた美しい湖があり、
また今は、その湖を水堀として軍事的に利用する事で、魔物の侵攻対策としてもいる町だ。
その観光の名所としても名高い町に、期待を膨らませる。
しかし、期待ばかりではない。
( ^ω^)
リムルダールに不安がある訳ではない。
不安の種は、その行く過程の道中にある。
そこへ辿り着くには、2つの難関を越えねばならない。
- 13
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 21:54:26.85 ID:kdb28XDD0
まず一つ目は、“毒の沼地”。
この先を進めば、そこに突き当たる。
竜王の魔力によって、この世界のいくつかの水場、湖沼は毒を帯びた。
その沼地の泥は、生きる者の体力を奪う呪いを持つという。
沼ばかりではない。
この世界の、あらゆる自然が、悪しき力によって陵辱されている。
今は、以前の美しきアレフガルドの面影も無い。
その毒の沼が大きく広がるのが、毒の沼地。
幾人もの旅人が、ここに沈んだという。
- 16
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 21:56:52.60 ID:kdb28XDD0
そして、その毒の沼地を超えたとしても、次の難所。
“沼地の洞窟”である。
こちらの地方からリムルダール地方は、海によって隔絶されている。
その地つなぎ、海中をくぐるようにして存在するのが、その洞窟である。
悪鬼ひしめく海底の洞窟。幾人もの旅武芸者が、ここで命を絶っている。
かといって、洞窟を通らず船をつかって渡ろうとすれば、
海上の空を飛び交う魔物の軍勢に襲われる。
逃げ場のない船上なら、絶命は必至。
それならば、洞窟を通り抜けた方がまだましだ。
- 18
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 21:59:48.50 ID:kdb28XDD0
今のアレフガルドには、こうした危険な場所がいくつも点在するため、
地方から地方への移動が非常に困難で、各国の交流や連携が上手く取れないでいる。
情報の伝達や国交の無き故に、文化の発展等が遅れていた。
これも、竜王の支配によるものだ。
( ^ω^)「・・・・・・お」
( ^ω^)「森が見えたお」
凍り付く平原を踏みしめゆくと、森を見つける。
聞いた話では、この森の奥が、毒の沼地となっているはずだ。
- 19
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 22:02:34.10 ID:kdb28XDD0
しばらく行くと、川があった。
清流である。
どうやら、ここはまだ毒に汚染されていない綺麗な水が流れている様だ。
( ^ω^)<グゥウウゥウゥ...
( ^ω^)「・・・お。疲れたし、お腹も空いたお」
( ^ω^)「そろそろ飯にするかお」
もう辺りは暗くなってきた。
ここらで、夕飯を取る事に決める。
- 21
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 22:04:49.62 ID:kdb28XDD0
荷物の中を、ガサガサとあさった。
食料袋から、豆と糒(ほしい)を取り出す。
それに、ハインにもらったホタテの貝柱も。
( ^ω^)「ハインさんに貰った貝柱も、ずいぶん少なくなったお」
( ^ω^)「大事に大事に、少しずつ食べてきたんだけど・・・」
( ^ω^)「もうこれで最後だお・・・名残惜しいお」
川から水を汲み、鍋にとる。
焚き火を起こし、鍋に火をかけ、材料を入れた。
( ^ω^)「うーん・・・これだけじゃ足りん気がするお」
( ^ω^)「・・・そうだお!」
- 24
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 22:07:38.56 ID:kdb28XDD0
ブーンは、バシャバシャと川に入る。
そして、流れる川底に、目を凝らした。
(*^ω^)「・・・いたお!川エビだお!」
いた。川海老だ。
あまりその身は大きくないが、何匹もいるようだった。
( ^ω^)つ「よっ・・・とと」チャプチャプ
ブーンは、水筒を利用して、ひょいひょいと上手く川エビを捕まえる。
捕まえる時のコツは、後ろからすくい上げる事。
エビは、身の危険を感じたとき、後方にジャンプして逃げる性質を持つ。
なので、こうして後ろからすくい取るようにすると、勝手に入れ物に飛び込んでくるのだ。
- 26
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 22:09:30.81 ID:kdb28XDD0
ラダトームにいた頃は、野山自然を相手に遊び、生活してきたブーンである。
日頃からそういった知恵を蓄えていたのだ。
ブーンがこうした自然に対する知識を豊富に持ち合わせていた事が、
これまでの彼の過酷な旅を無事に続けてこれた、大きな理由の一つなのかもしれない。
( ^ω^)「ふぅ、いっぱい取れたお」
ピチピチと跳ねる川エビを、鍋に入れた。
熱によって、すぐにエビの皮が真っ赤に染まる。
貴重な調味料だが、塩、香草も加える。
少し贅沢な気もするが、明日の事を考えれば、良いだろう。
おそらく、毒の沼地に入る事になるはずだ。
ならばここで、しっかりと英気を養っておいた方がいい。
- 30
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 22:12:25.05 ID:kdb28XDD0
( ^ω^)「はやく煮えろおぉ・・・」
ここで怖いのは、魔物の襲撃である。
以前、食事中にスライムに襲われたときの事を思い出し、苦笑した。
おかげで、その食事が台無しになってしまったのだ。
鬱憤を晴らす為に、そのスライムを煮て食ってやったが、
酷い味のうえ、腹痛を起こし、嘔吐した。
今でこそ笑える話だが、当時は洒落にならなかった。
旅の中での食事というものは、まさに命に関わる事なのだ。
自戒し、軽率な行動を避ける事も学んでいく。
- 35
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 22:15:41.55 ID:kdb28XDD0
( ^ω^)「もう、そろそろいいかお?」
鍋が煮え、良い香りがふうわりと立ちのぼる。
湯気がほうほうと上がり、それが焚き火の炎の明かりで、美しくすら見える。
椀にとり、すすり込んだ。
( ^ω^)「はふぅ・・・ズズ・・・」
(*^ω^)「・・・美味いお!」テーレッテレー!
十分に煮え、柔らかくなった米と豆をを食べれば、
今日一日の疲れが癒された。
鍋の熱気と、美味によってブーンの顔が少し紅潮する。
数欠けしか入れていない貝柱からも、良いダシが出ている。
川エビの風味と相まって、なんともいえない。
- 37
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 22:19:32.56 ID:kdb28XDD0
( ^ω^)「・・・この、川エビの頭のミソが美味しいんだお!」ジュルジュル
(*^ω^)「はぁ・・・」
このアレフガルドの中でも殊さら寒冷な地方で、
暖かい料理は本当に身にしみる。
胃が温まり、吐く息が更に大きく白くなった。
その息で、かじかんだ手を温める。
明日は、いよいよ毒の沼地に挑む事になるだろう。
幾人もの旅人が命を落とした、危険な場所。
( ^ω^)(・・・・・・)
かすかな緊張が、胸の中に生じる。
- 42
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 22:23:15.66 ID:kdb28XDD0
( ^ω^)「・・・・・・」ズズ
( ^ω^)「・・・ふぅ、はふ。モグモグ・・・」ズズー・・・
考えてもしょうがない。行くよりほかは無い。
冷たく大きな風が吹く。森の木々がざわざわと悲鳴のように揺れた。
どこか遠くから、獣の遠吠えが聞こえる。
焚き火がパチパチと音を鳴らし、煌々とブーンの顔を照らす。
そして夜は更けていく。 ブーンは、一人。
- 44
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 22:26:29.64 ID:kdb28XDD0
( ^ω^)
翌朝、ブーンは森を歩く。
段々と周りの草の背の丈が短くなってきた。
葉も、どこか黒ずんで見える。
毒の沼地が近い事を示す。
( ^ω^)「・・・何か嫌な臭いがするお」
( ^ω^)「毒の沼地の臭いかお」
据えた様な、苦々しいような臭気が鼻についてきた。
そろそろか。
- 45
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 22:28:11.19 ID:kdb28XDD0
( ^ω^)「!」
( ;^ω^)「・・・これが・・・毒の沼地かお」
そこには、大きな沼地が広がっていた。
毒々しい色合い。
それは意思があるかのように、ドロリとうねる。
これほどの寒さでも固まらないのは、竜王の魔力によるものか。
まるで、生き物を飲み込もうと大きな口を開けているかのように。
( ;^ω^)「・・・」
( ;^ω^)「・・・ここを通るのかお」
( ;^ω^)「・・・」
( ;^ω^)「いや、ここで止まってても仕方ないお」
( ;^ω^)「やるんだお、いくしかないお、ブーン!」
- 48
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 22:31:42.05 ID:kdb28XDD0
自分自身に喝を入れる。
荷を下ろし、整頓を始める。
少しでも余分な重さになる様な物は捨てる。
沼地の中、自重で沈みかねない。
( ^ω^)「・・・よし」
( ^ω^)「いくかお」
沼地に、足を踏み入れる。
ズブズブと足が沼に埋まった。
- 50
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 22:33:56.99 ID:kdb28XDD0
( ;^ω^)「・・・」
もう一歩。もう一歩。ズブリ、ズブリ。
( ;^ω^)「・・・」
( ;^ω^)「何か、肌が焼け付くようだお・・・」
( ;^ω^)「これが竜王の呪い・・・生命を奪う魔性の沼かお・・・」
生気を吸い取られるかのようだ。
そのまま、どんどん進んでいく。進むしか無い。
(( ;^ω^)ズブズブ
(( ;^ω^)ズブズブ
- 51
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 22:36:43.90 ID:kdb28XDD0
しばらく経つと、水面が腰辺りまでくる。
上手く足を動かせない。
( ;^ω^)(足がキツいお・・・)
水面はどんどん上がる。胸の辺りまでくる。
( ;^ω^)(・・・・・・)
じわじわと恐怖が、泥のように頭の中を浸食する。
( ;^ω^)
泥沼が首もとまで。
恐怖が加速し、ドロリと身を包む。
- 56
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 22:40:44.76 ID:kdb28XDD0
自分は、正規のルートを辿っているのか。
方角は間違ってはいないか。
(( ; ω )
いや、大丈夫。何人もここを通り抜けた者はいるのだ。
自分の身長は低くない。大丈夫だ。
(( ; ω )
しかし、少しでも地盤が沈下していたら?
流動性のある沼地だ。十分にあり得る。
(( ; ω )
通り抜けた者は何人もいる。
通り抜けられなかった者も何人もいる。
(( ; ω )
- 59
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 22:42:07.68 ID:kdb28XDD0
とうとう、水面が顎までついた。
このままでは。
( ;^ω^)(!)
見えた。
前方に、陸と大きな穴。あれが、沼地の洞窟だ。
( ^ω^)みつけたお!
思わずそう声が出そうになったが、水面はもう口元まで達している。
後少し、後少し。だが。
- 62
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 22:45:17.79 ID:kdb28XDD0
( ;^ω^)(・・・これは)
( ;^ω^)(・・・・・・)
( ;^ω^)(沈むお)
もう、すぐそこまで見えている。
しかし、このままのペースでは、この身は確実に泥沼に埋まるだろう。
しかし、大きく身を唸らせて泳げば、この粘性のある泥にとらわれ沈む気がする。
いや、沈むだろう。
かといって引き返す事もできない。止まる事もできない。
止まっても、その身の重さで沈んでいくだろう。
そして、水面は鼻先をくすぐる。
鼻が埋まれば、息ができなくなる。
- 63
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 22:48:19.01 ID:kdb28XDD0
( ;^ω^)(・・・)
( ;^ω^)(・・・覚悟を、決めるお)
ブーンは、呼吸を止めた。
そのまま進む。ズブズブと、頭ごと泥中に飲み込まれる。
大丈夫、洞窟は近かった。
少しだけ、呼吸を止めろ。
方向が解らない。しかし、この濁水では見えないだろうし、
仮に目を開ければ、その毒で失明するだろう。
このまま、まっすぐ。
まっすぐ、進めているか?解らない。
- 67
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 22:51:39.29 ID:kdb28XDD0
苦しくなって来た。
大丈夫。いける。
まだか。
苦しい。
足に何か触れた。
まだなのか。
呼吸がしたい。
- 68
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 22:53:12.97 ID:kdb28XDD0
いや、考えるな。思考を捨てろ。雑念を消せ。
苦しいという事も考えるな。
考えるな。何も考えるな。ただ、進むのみ。歩くのみだ。
ギコ。
苦しい。違う。考えるな
くるしくない もうすぐだ
カーチャン
だめだ
考えるなということすらかんがえるな
そうおもうことさえも
なにも なにも
なにも
- 71
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 22:54:26.17 ID:kdb28XDD0
- 73
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 22:57:26.42 ID:kdb28XDD0
足に、固い感触が走る。
少しずつ、体が浮上していく感覚。
頭に、冷たい空気が触れる。
目、鼻、そして口。
( ; ω )「 ・・・・・・ッッぶっはぁっっ!! 」
大きく、息を吸い込み、吐き出す。
そして、すぐに目の周りの毒を拭う。
目を見開いた。
- 77
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 23:00:36.25 ID:kdb28XDD0
がいこつ 「 ガガガギャカカカカァァァァッッッッ!!!! 」
(♯^ω^) 「 ッッはあアアアアアアああああおッッ!!!! 」
- 78
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 23:02:08.08 ID:kdb28XDD0
ブーンの離さず握りしめていた斧が泥の弧を描き一閃する。
突如目の前に現れた、魔物の頭を瞬時に砕き飛ばした。
魔物の体は、ガシャリと崩れ、倒れる。
吹き飛ばした魔物の破片が、沼地にボチャボチャと音をたてて落ちていく。
- 84
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 23:05:38.67 ID:kdb28XDD0
( ;^ω^)「・・・っはあっ!・・・ぶはぁっ!・・・はぁっ・・・」
( ;^ω^)「はっ!はぁっ・・・!ぐっ、ハァ・・・ はぁ」
( ^ω^)「はぁ・・・ はぁ・・・ ここが」
( ^ω^)「ここが・・・沼地の洞窟かお」
目の前には、巨大な穴が広がっている。
その暗闇からは、湿り気と共に、生き物の蠢く邪悪な気配を感じ取れる。
( ^ω^)「・・・・・・」
- 87
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 23:08:20.76 ID:kdb28XDD0
先ず、火を起こした。
それから装備を外し、来ている服も脱ぐ。
しかし、武器の斧だけは、すぐに手の届く範囲に置く。
水筒の水を頭に振りかけ、顔の泥を洗い落とす。
口の中も濯ぎ、吐き出した。
飲み水を失うのは痛いが、少しでも毒を落とす為にはしょうがない。
服を火にあて、乾かし始める。
服が乾けば、それを着て装備しなおす。
- 89
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 23:11:05.58 ID:kdb28XDD0
ブーンは軽く屈伸運動をし、体をほぐす。
あの毒の沼で、大分体力を消耗したようだ。
薬草があればよいのだが、毒水によってダメになっていた。
( ^ω^)「・・・よし」
焚き火の炎を、たいまつに宿らせる。
そして、目の前の暗闇をねめつけるように。
( ^ω^)「・・・・・・いくかお」
- 91
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 23:13:21.41 ID:kdb28XDD0
これから先は、さらに泥にまみれた戦いになるだろう。
どう足掻く。
しかしその苦境、乗り越えてみせよう。
そしてその困難の中で、竜王を倒す牙を磨くのだ。
身を投じるは、恐ろしき化け物の待ち構える、死の洞窟。
この先、未踏の地を踏めるか。はたまた、死人となりうるか。
- 93
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 23:17:06.99 ID:kdb28XDD0
焚き火の炎を蹴り飛ばし、消した。
後ろから、ぎゃあぎゃあと鳥の声が聞こえる。
( ^ω^)
ブーンは洞窟の暗い暗い、闇の中へ・・・飲み込まれていく。
――――――過酷な運命に、誘(いざな)われるように。
to be continue...!!
- 95
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 23:18:09.51 ID:kdb28XDD0
( ^ω^)ブーンの今のステータス
LV15
てつのおの
はがねのよろい
てつのたて
今回登場した敵:なし
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