892 : ◆xJiyHZHPtM :2006/02/14(火) 01:10:59.96 ID:zQfWieaDO
( ;ω;)「やっぱり死んじゃ駄目だお!!!!みんなでいっしょに帰るんだお!!!!!!!」

(´;ω;`)「・・・・・・・・・・」

( ;ω;)「生き残って・・・・・どうにか生き残ってまた三人で遊ぶお!!!!!」

(´;ω;`)「・・・・・・・・・・」

( ;ω;)「またいっしょにテレビ見るお・・・・・いっしょにカラオケ行くお・・・・・・・・
     ドクオの家に行ったりショボンの家に行ったりうちに来たりするんだお!!!!!」

(´;ω;`)「・・・・・・・・・・・・・ブーン・・・・」

( ;ω;)「・・・・・・・・・・・・」

(´;ω;`)「喋れるようになったのか・・・・・・・・・・・?」
902 : ◆xJiyHZHPtM :2006/02/14(火) 01:15:44.60 ID:zQfWieaDO
( ;ω;)「・・・・・・・・・分かんないお」

(´;ω;`)「そうか・・・・・・・・・・・・」

( ;ω;)「・・・・・・・・・・・・・・・・」

(´;ω;`)「ブーン・・・・・・・・最後のお願い・・・・・・聞いてくれるか・・・・・・・?」

( ;ω;)「な・・・・・・・・・・・・なんだお・・・・?」

(´;ω;`)「ブーンの・・・・・・・・ブーンの歌がもう一回聞きたいんだ・・・・・・・」

( ;ω;)「・・・・・・・・・・・・・・・」
917 : ◆xJiyHZHPtM :2006/02/14(火) 01:20:46.24 ID:zQfWieaDO
( ;ω;)「・・・・・・おやすいごようだお・・・・・・・・なんでも歌うお」

(´;ω;`)「・・・・・・・・・・・ありがとう・・・・・・」









 
934 : ◆xJiyHZHPtM :2006/02/14(火) 01:31:41.25 ID:zQfWieaDO
ドンドンドンドン!!!



(´<_`;)「やばいですよやばいです!!ドアが壊れちゃいます!!」

( ;´_ゝ`)「いいからドアをおさえてろ!!今から体育館に応援を求めるコールを・・・・・」


校長は体育館に繋がる受話器で電話をした。


プルルル・・・・プルルル・・・・・

ガチャ



( ;´_ゝ`)「もしもし!!誰か・・・・放送室に・・・・・・」
951 : ◆xJiyHZHPtM :2006/02/14(火) 01:43:02.92 ID:zQfWieaDO
《もしもし!?校長先生ですか??今そちらに電話しようと思ってたんです!》

( ;´_ゝ`)「そんなことはどうでも・・・・・・・・ん?君は誰だ?」

《ドクオと言います・・・・・・わかりますか・・・・・?》

( #´_ゝ`)「わかんねぇよ!!!そんなことより・・・・」

《放送室ですよね??そちらに、カラオケ用の・・・・・CDみたいなものはありませんか?》

( ;´_ゝ`)「いや・・・・・そうじゃなくて・・・・」

《じゃあ見つかったら教えてください!なるべく早めに教えていただけると嬉しいです!!》


ガチャ・・・・・・・ツー・・・ツー・・・・


( ;´_ゝ`)「・・・・・・・・・」

(´<_`;)「あ・・・ああ・・・・あ・・・あ・・・あ・・・」
966 : ◆xJiyHZHPtM :2006/02/14(火) 02:01:26.44 ID:zQfWieaDO
( ゚∀゚)「すいませーん・・・・」

先生「はい?」

( ゚∀゚)「あのー・・・・・マイクとかってないっすかね?」

先生「マイクですか?・・・・・・・ありますけど・・・・・・何に使うんですか?」

( ゚∀゚)「それは・・・・・・・内緒だよ!・・・・その、貸してほしいんすけど・・・・・」

先生「まぁいいですけど・・・・・・・・・」

( ゚∀゚)「サンキュー!・・・・・・どこにあるんだ?」

先生「ステージの脇に置いてあるはずです・・・・・」

( ゚∀゚)「わかった!ありがとう!!!」
33 : ◆xJiyHZHPtM :2006/02/14(火) 02:27:14.65 ID:zQfWieaDO
('A`)「ブーン、音楽を流すように言っといたぞ」

( ゚∀゚)「ほら、マイクだ。思う存分歌ってこいよ」

( ^ω^)「ど・・・・・・ど、どどど・・・・どこで・・・・・ううううた、歌う・・・・」

('A`)「おいおい・・・・・・・・大丈夫かよ?」

( ^ω^)「だ、だだ・・・だだだ・・・・だい・・・・・だいじょ、じょ・・・じょじょ・・・・・」

(´・ω・`)「歌える・・・・・・のか?」

( ^ω^)“歌えるお。ショボンのためにも歌ってみせるお”

(`・ω・´)「ありがとう・・・・・・・・・ブーン君・・・・・・・・」
44 : ◆xJiyHZHPtM :2006/02/14(火) 02:42:30.25 ID:zQfWieaDO
( ^ω^)“で、どこで歌うんだお?”

('A`)「そりゃあ、あのステージの上だろ」

( ゚∀゚)「あぁ・・・・・そうだな」

(;^ω^)“ちょ・・・・・・・そんなことしたらここにいる全員に聞かれちゃうお”

('A`)「聞かせてやれよ。ブーンの歌で、みんなを勇気づけてやればいいじゃん」

(´・ω・`)「あぁ・・・・・・・・・オレもステージのうえから歌うブーンを見たい」

川'A')「頑張って!!ブーンにいちゃん!!」



(;^ω^)“・・・・・・・・・・・・・・・わかったお”
48 : ◆xJiyHZHPtM :2006/02/14(火) 02:52:01.09 ID:zQfWieaDO
ブーンはマイクを持ち、堂々とステージに上がった・・・・・・


ここはブーンが通っていた高校だったが、ステージに立つのは初めてだ。

ましてやこんな大勢の前に立つなんて、産まれて以来一度もない。


でもなんでだろう・・・・・・・


何故か初めてとは思えない・・・・・・不思議な感じだ・・・・・・・



キィィイイイン・・・・


マイクがうなり、視線が一気にブーンに集中した。


( ^ω^)「・・・・・・・・・・・・」
55 : ◆xJiyHZHPtM :2006/02/14(火) 02:59:33.33 ID:zQfWieaDO
( ^ω^)「・・・・・・・・・・・・・・」


ブーンは音楽が鳴り始めるのを、緊張しながら待ち構えていた。


( ^ω^)「・・・・・・・・・・・」


人々は、何が始まるんだ?、という感じの目でブーンをにらんでいる。


( ^ω^)「・・・・・・・・・・・・」


しかしいくら待っても、音楽が鳴り始めない。


(;^ω^)「・・・・・・・・・・・・・・」


('A`)「おかしいな・・・・・・・・校長にちゃんと伝えたのに・・・・?」
59 : ◆xJiyHZHPtM :2006/02/14(火) 03:14:06.37 ID:zQfWieaDO
ドクオは急いでステージ裏ヘと向かい、そこにある受話器を取った。



プルルル・・・・・・プルルル・・・・・・・


ガチャ・・・



《おい!!応援はまだ来ないのか!?》

('A`)「応援?・・・・・・そんなことより早く音楽かけて下さいよ!」

《・・・・あ・・・ざ・・・・・・ざ・・・・・》

('A`)「・・・・・・カラオケ用のなんか・・・・・・・・もしかしてなかったんですか!?」

《ざ・・・・・・分かんねーよ!!今それどころじゃないんだよ!!!いいから助・・・・・》


ガチャ・・・・


('A`)「くそ・・・・・・・なんなんだよ・・・・・」
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