376 : ◆xJiyHZHPtM :2006/02/06(月) 19:41:30.00 ID:12eY3XciO
そして二人はショボンの家へと向かう。

途中、町中で大声で何かを叫んでる人がいたが、よく聞こえなかった。


('A`)「今日もショボン、元気かな・・・」

( ^ω^)“きっと元気だお。日に日に良くなっていってるお”

('A`)「だよな・・・・・そういえばあいつカラオケ行きたいって言ってたな・・・・・・」

( ^ω^)“言ってたお。でも外出はまださせられないってショボンのカーチャンが・・・・・・”

('A`)「何かあったら困るからな・・・・・・でもブーンの歌を聞けば、あいつもっと良くなると思うな・・・・」

( ^ω^)“・・・・・・そんな力は無いお”

('A`)「あるよ。あいつは特にお前の歌が好きだったしな・・・・・」
384 : ◆xJiyHZHPtM :2006/02/06(月) 19:59:15.55 ID:12eY3XciO
( ^ω^)“そうだったかお?”

('A`)「分からなかったか?ショボンがラジオあげたのだって、ブーンに歌を覚えてほしかったからだろ?」

( ^ω^)“そういえばそんなこと言ってたお・・・・・”

('A`)「だろ?・・・・・・・よし、着いた。ショボーーン!!!」


ドクオは大声で叫んだ。


ガチャ


J(´・ω・`)し「あら、いらっしゃい。さぁ入って・・・・」

('A`)「お邪魔しまーす・・・・・」

( ^ω^)“お邪魔しますお”

J(´・ω・`)し「ショボンが待ってるわ・・・・・・・・・それにしても大変な事になったわね・・・・・・・」

( ^ω^)「・・・・・・・・??」
398 : ◆xJiyHZHPtM :2006/02/06(月) 20:40:04.51 ID:12eY3XciO
('A`)「・・・・・・なんかあったんですか?」

J(´・ω・`)し「!!・・・・・・・知らないの??」

('A`)「は、はい・・・・・・・」

J(´・ω・`)し「1時間ぐらい前のことなんだけど・・・・・・」

( ^ω^)「・・・・・・・・・・」

J(´・ω・`)し「アメソカに・・・・・・・・核が落ちたわ・・・・・・・」

('A`)「・・・・・・・・・・!!!」
408 : ◆xJiyHZHPtM :2006/02/06(月) 20:52:37.81 ID:12eY3XciO
('A`)「そんな・・!!!!どこの国が・・!!!??」

J(´・ω・`)し「ブウェート王国よ・・・・・」

('A`)「またかよ・・・・・あの国・・・・・・」

J(´・ω・`)し「えぇ・・・・・・・もうあの国は暴走してるわ・・・・・・・・」

('A`)「それで・・・・・・アメソカは・・・・・・??」

J(´・ω・`)し「まだ分からないわ・・・・・・でも、もしもアメソカが核で反撃したら・・・・・・」

('A`)「もう世界は・・・・・・・・駄目か・・・・・・」
416 : ◆xJiyHZHPtM :2006/02/06(月) 21:01:17.80 ID:12eY3XciO
J(´・ω・`)し「ブウェート王国は戦況不利だったからね・・・・・こうなったら何をするか分からないわ・・・」

('A`)「核だけは使っちゃ駄目ってことが分からないのかよ・・・・・・」

J(´・ω・`)し「・・・・・・・・・・・」


とりあえず二人はショボンのところに行った。


('A`)「よっ、ショボン・・・・・・・・大変な事になったな・・・・・・」

(´・ω・`)「・・・・・・・だから・・・・もう死んだ方がいいんだよ」

('A`)「まだ言ってるのか・・・・・・・」

( ^ω^)“何があっても死んだら駄目だお。諦めちゃだめなんだお・・・”
422 : ◆xJiyHZHPtM :2006/02/06(月) 21:17:27.04 ID:12eY3XciO
(´・ω・`)「でもさ・・・・・・・この先、生きてても・・・・・どうせ殺されるかもしれないし・・・・」

('A`)「だったら殺されるまで生きるんだよ。自殺したらこの先の世界がどうなるかも分からないんだぞ?」

(´・ω・`)「・・・だけどさ・・・・・・・・・・」

( ^ω^)“ドクオの言う通りだお。どうせ死ぬなら、生きてからだお”

(´・ω・`)「・・・・・・・・・・・」

('A`)「もしかしたら、このまま戦争が止まる可能性だって・・・・・なくはないだろ?」

(´・ω・`)「それはないよ。アメソカっていう国からして、やり返さずにはいられないはずた。
     そうしたらブウェート王国はさらに核を打ちまくる。そしてやられた国がやり返す。
     これで世界は終りだよ・・・・・・日本にだって、いつ飛んでくるか・・・・・」

( ^ω^)oΟ(・・・・・・・まじかお・・・)
429 : ◆xJiyHZHPtM :2006/02/06(月) 21:38:58.76 ID:12eY3XciO
(´・ω・`)「やっぱりもうだめだよ・・・・オレは死ぬ」

('A`)「だめだ・・・・・・・これ以上カーチャンを悲しませるなよ・・・・・」

J(´・ω・`)し「ドクオ君・・・・いいのよ・・・・・・もう聞き慣れてるわ・・・」

(´・ω・`)「・・・・・・・・・・」

J(´・ω・`)し「ショボン・・・・・お願いだから最後まで一緒に生きよう・・・・・」

(´・ω・`)「・・・・・・・・・・・・」

( ^ω^)「・・ショ・・・ボ・・・・・ン・・・・・・」
439 : ◆xJiyHZHPtM :2006/02/06(月) 22:03:47.53 ID:12eY3XciO
その後、四人はテレビのニュースをかじるように見続けた。

しかしいくら待っても、新しい情報は流れてこない。

やがて外が暗くなり始めたころ、ショボンのお父さんが帰ってきた。


(`・ω・´)「ただいまー!」

J(´・ω・`)し「あら・・・・お帰り・・・いま連絡入れようと思ってたのよ」

(`・ω・´)「そうか・・・・・・大変な事になったな・・・・・なんかアメソカに変化はあったか?」

J(´・ω・`)し「今のところは無いわ・・・・・・」

(`・ω・´)「そうか・・・・・・・おっ、君達・・・来てたのか」

('A`)「あっ・・・・こんな遅くまですいません」
455 : ◆xJiyHZHPtM :2006/02/06(月) 22:43:32.22 ID:12eY3XciO
(`・ω・´)「いや、いいんだよ・・・・・・・だが君らの親は心配してないかい?」

('A`)「あ、はい・・・・・・もうそろそろ帰ります」

( ^ω^)“じゃあショボン、また今度だお”

(´・ω・`)「あぁ・・・・・・・ばいばい」

J(´・ω・`)し「また来てね・・・・・・」


その時だった。


《たった今入ってきた情報です!!・・・・》
466 : ◆xJiyHZHPtM :2006/02/06(月) 22:56:54.83 ID:12eY3XciO
《イギソスとロツア、両国同時に核が落とされたもようです・・・・・!!》


('A`)「・・・・!!!」

(´・ω・`)「もうだめだ・・・・・・」


《繰り返します!!イギソスとロツア、両国に核が落とされたようです!!!詳しい情報は入ってきておりません!!
発射国についての情報も今のところ入ってきておりません!!!》


(`・ω・´)「そんなのブウェートに決まってるじゃないか!!!」

('A`)「アメソカは何やってんだよ・・・・・・早くブウェートを止めないと・・・・・・・」

J(´・ω・`)し「あなた・・・・・・日本は、私たちはどうなるの・・・・・・・??」

(`・ω・´)「わかるもんか・・・・・・」
479 : ◆xJiyHZHPtM :2006/02/06(月) 23:10:00.54 ID:12eY3XciO
('A`)「どうするブーン・・・・・・・帰るか・・・?」

(`・ω・´)「いや、やっぱりうちにいなさい。こういう時は大人数でいたほうがいい」

('A`)「でも・・・・・カーチャンと妹が・・・・・・・」

(`・ω・´)「呼んでこれないか・・・・?」

('A`)「わかりました、電話で言って見ます・・・・・」

(`・ω・´)「ブーン君はいいのかね・・・・?」

( ^ω^)“うちは・・・・・・・トーチャンもカーチャンもいないんですお”

(`・ω・´)「・・・・・・・・・そうだったのか・・・・・・・・」
491 : ◆xJiyHZHPtM :2006/02/06(月) 23:20:18.92 ID:12eY3XciO
テレビからは核が落とされた事以上の情報は入って来ない。

アメソカは核をうたれたまま動いていないのだろうか。
それとも情報を流していないだけなのか・・・・


('A`)「今電話して来ました・・・・あと10分ぐらいでここに来ると思います・・・・」

J(´・ω・`)し「うちの場所は分かってるの?」

('A`)「はい、それは大丈夫です」

(`・ω・´)「そうか・・・・・・じゃあ全員揃ったら、今後どうするか話し合おう」

( ^ω^)「・・・・・・・・・・・」
inserted by FC2 system