78 :クロノ ◆EQpNrRZmb. :2006/04/29(土) 23:29:41.56 ID:Ff7ikq0y0
(メ^ω^)「兎にも角にも!動かないのだから集中攻撃するお!」
ブーンはツン達にも聞こえるよう大声で叫ぶ。
(メ゚ー゚)「わかったわ〜。」
ξ ゚听)ξ「袋叩きよ!」
三人は攻撃をし始める。
(メ^ω^)「兎に角こちらの方も全部破壊するおっ!」
ブーンは周りにあるPCなどの電子機器を切り刻む。
そして切り刻むとすぐにセキュリティロボに剣を突く。
多少のダメージはあったようだ。
しかしそれでもまだまだだろう。
引き続きブーンは剣で切り刻んでいく。
一方ツンは・・
ξ ゚听)ξ「動かないなら当て放題よ!」
ボーガンの矢を兎に角装甲の隙間に打ち込んでいた。
一発一発のお威力が高いがそれでもそこまでのダメージは与えられてない。
ξ ゚听)ξ「なら・・!」
ツンは撃った矢を回収するとすぐさま撃ち込む。
結局は単純にそれを繰り返すだけだがダメージは与えられてるようだ。
セキュリティロボ「4」


79 :クロノ ◆EQpNrRZmb. :2006/04/29(土) 23:33:37.53 ID:Ff7ikq0y0
(メ゚ー゚)「ひとまずセンサー部分を故障させますか。」
そんな事を言いつつスポーツドリンクなどを
セキュリティロボに全部かける。
まぁまぁなダメージが与えられたようだがさらにスタンガンを撃ち込む。
セキュリティロボ「!!」
結構なダメージを与えてるようだ。
片手にスタンガン、片手に改造エアガンそんな感じで
順調に攻撃していた。
(メ゚ー゚)「中々倒れないわね・・。」
かなり大量のダメージを喰らったセキュリティロボに言う。
セキュリティロボ「3」
返事の代わりか謎のカウントダウンの音声が聞こえる。

80 :クロノ ◆EQpNrRZmb. :2006/04/29(土) 23:38:55.02 ID:Ff7ikq0y0
(メ^ω^)「これを巻きつけるお!」
一方ブーンは何かのコードを持って走っていた。
ブーンが剣で剥いだせいかコードの中身が露出している。
そのコードを自分の剣の刃に巻きつける。
(メ^ω^)「これならずっと電気が流れるからダメージが結構ある筈お!」
ブーンはコードを巻きつけた電気が異常に通っている
短剣を何回もセキュリティロボに刺した。
ちなみに水をかけた方が効果がよさそうだお!という理由で
剣は水筒の水のせいで湿気をあびている。
結果少しながらショートしてダメージを与えれた。
微々たるものだったが。
セキュリティロボ「2」

81 :クロノ ◆EQpNrRZmb. :2006/04/29(土) 23:47:25.67 ID:Ff7ikq0y0
ξ ゚听)ξ「あーもう!死なないわね!」
ツンはいらつきながらセキュリティロボに罵声をあびさせる。
ξ ゚听)ξ「きりがないわ・・。」
セキュリティロボ「1」
そう言った時にツンはふと考える。
ξ ゚听)ξ「(こっちのビットの方が硬いしダメージは与えれるんじゃ・・?)」
そう思いツンはビットを拾いあげそして渾身の力を込め
セキュリティロボにストレートを放つ。
セキュルティロボ「0」
ガン!!!!!!
その二つの音が出たのは同時であった。


82 :クロノ ◆EQpNrRZmb. :2006/04/29(土) 23:53:23.34 ID:Ff7ikq0y0
セキュリティロボ「ビット復活。」
セキュリティロボは「0」と言った後、そう音声を放つ。
その瞬間、壊れたと思ったビットが
再び健全な姿を見せ、復活する。
(メ^ω^)「・・?何にもならないお。」
ブーンはビットと戦ってない為何が起きたかわからず疑問を抱いていた。
(メ^ω^)「まぁいいお。」
再び気を取り直し切り刻み始めた。
そしてしぃは
(メ゚ー゚)「復活!?」
今起きた事が余りにも意外で驚いていたのだ。
自分が倒した筈のビットが復活していたのだから。
(メ゚ー゚)「(やはり親機を倒さないと駄目なようね・・・。)
そう思いビットを攻撃し始める、が。
(メ゚ー゚)「(ビットを殺したらまた復活するわね・・。)」
このままじゃ結局同じ事の繰り返しなので
しぃはビットを生かさず殺さずダメージを与える事にした。
83 :クロノ ◆EQpNrRZmb. :2006/04/29(土) 23:58:23.96 ID:Ff7ikq0y0
ツンの方はというともうすでにビットを倒していたのである。
ビットは復活したものの復活した瞬間セキュリティロボに当たりダメージを喰らい
地面に落ちかけ、ふらふらしてる所をツンに射抜かれたのだ。
結果ビットは攻撃する間もなく再び故障し
ツンが再びセキュリティロボに投げつけていた。
ξ ゚听)ξ「こうして投げつけていると清々するわ。」
ξ ゚听)ξ「(さっきはちょこまか逃げて・・。)」
まだあの時のいらつきがあるのかツンは
思いっきりビットを投げつつボーガンで射抜いたりしていた。
84 :クロノ ◆EQpNrRZmb. :2006/04/30(日) 00:09:17.91 ID:csJKs9ju0
(メメメ^ω^)「むおおおおおお!?」
ブーンはセキュリティロボを何回も集中して切り刻んでいたのだが
何故かセキュリティロボの攻撃もブーンに集中してたのだ。
(メメメ^ω^)「(何で俺ばっかり攻撃するお!!???)」
ブーンは敵の攻撃をよけつつ考える。
(メメメ^ω^)「まぁいいお!早くぶっ潰すお!」
ブーンはセキュリティロボに再び切り掛かる。
ザクッ!!
(メメメ^ω^)「おやだお?」
セキュリティロボは故障音を交えつつ音声を発する。
セキュリティロボ「ブレイクダウン」
その瞬間全てが沈黙しセキュリティロボは床の穴へ落ちていった。
恐らくは廃品処理用のダクトだろう。
セキュリティロボはこの場から姿を消した。

第十七話「沈黙、処理、勝利」完
inserted by FC2 system