29 :クロノ ◆EQpNrRZmb. :2006/04/29(土) 14:40:53.41 ID:3QEuFJiN0
ξ ゚听)ξ「なんで食料が無いのかしらね?」
(*゚ー゚)「なんか訳ありみたいね、話を聴きまわろう。」
しぃが言う通り情報収集をしようとしたが
ξ ゚听)ξ「その前にブーンを起こさなきゃ。」
(*゚ー゚)「そうね、豚君起こさないと。」
しぃはそう言うとサブマシンガン二つを取り出し
ブーンの眉間に銃口を0距離で向ける。
ξ ゚听)ξ「ちょwwwwwwいくらエアガンでもそれは死ぬかもwww」
(*゚ー゚)「それを今から試すのよ。さぁブーン起きて☆」
しぃはそう言いながらトリガーを引く。
(;゜ω゜)「!!!!!!!!!!!!!」
(*゚ー゚)「あれ?起きないな〜。」
しぃはセミオートからフルオートに切り替え再び撃つ。

30 :クロノ ◆EQpNrRZmb. :2006/04/29(土) 14:45:23.14 ID:3QEuFJiN0
(;゜ω゜)「・・・・・。」
ξ ゚听)ξ「返事が無い。ただの屍のようね。」
(*゚ー゚)「やっぱ威力が足らないのかしら?今度改良しよ。」
ξ ゚听)ξ「(絶対故意だな・・・。)」
(*゚ー゚)「さて、ブーンはそこの回復装置に入れといて情報収集しましょ。」
ξ ゚听)ξ「そうね。」
ツンはそういいブーンを装置の中に放り込む。
(*゚ー゚)「じゃまた後で合流しよ。」
二人はそれぞれ分かれて情報収集をしだした。


31 :クロノ ◆EQpNrRZmb. :2006/04/29(土) 14:49:56.07 ID:3QEuFJiN0
ξ ゚听)ξ「と、まぁ私が手に入れた情報はこんだけね。」
ツンによるとこの世界はやはり未来。
山の近くに変人のじっちゃんがいる。
ここの他にもドームや工場があったりする。
ξ ゚听)ξ「三行でまとめといたわ。」
(*゚ー゚)「ありがと。私が手に入れた情報は食料についてだね。」
(*゚ー゚)「此処には食料があるにはあるけどどうやら地下にあるらしいわ。」
ξ ゚听)ξ「じゃあなんで取りにいかないの?」
(*゚ー゚)「どうやらセキュリティが働いてるみたいね。」
ξ ゚听)ξ「成る程・・・そのセキュリティを破壊しなきゃ食料は手に入れれないって事か。」
(*゚ー゚)「そういう事ね。ついでだし潰して行きましょ。見たいし。」
しぃがそう言い終えると回復装置の中からブーンが出てきた。
( ^ω^)「おっぱいよーだお。」
それを言い終えた瞬間ブーンはツンに殴られた。
ξ ゚听)ξ「卑猥よっ!」
(;゚ー゚)(ってかやけに古いネタだな・・。)


32 :クロノ ◆EQpNrRZmb. :2006/04/29(土) 15:00:21.17 ID:3QEuFJiN0
( ^ω^)「で、ここはどこだお?」
ξ ゚听)ξ「アリスドームよ。」
(*^ω^)「コンドーム?」
今度はボーガンの角で殴られブーンは気絶した。
ξ ゚听)ξ「最低っ!」
そう言いながらツンはブーンを地下へ落とす。
何か悲鳴が聞こえたが気のせいだろう。
(;゚ー゚)「(やりすぎ・・・私が言えないか。)」
しぃはそんな事を思いつつ地下へ降りる。
ξ ゚听)ξ「ったく!」
文句を言いながらもツンも地下へと降りていった。


33 :クロノ ◆EQpNrRZmb. :2006/04/29(土) 15:07:18.79 ID:3QEuFJiN0
( ^ω^)「凄く・・大きいですお。」
そう言いながらブーンが見た先には巨大なロボットのような物が
そびえ立っていた。それに加え小さいのが二つ。
ξ ゚听)ξ「こんなのだなんて聞いてないわよ!」
(*゚ー゚)「かっこいい・・・。」
それぞれが色々言ってる中セキュリティロボは襲ってきた。
( ^ω^)「ちょwwwwwwwwww落ち着けwwwwwwwwww]
無論言う事など聞かない。
ξ ゚听)ξ「やばいわ!みんなそれぞれ分かれて戦いましょう!」
(*゚ー゚)「分かったわ!本体は右よ!気を付けてね!」
( ^ω^)「え?」
(*゚ー゚)「あ、御免間違えた。気にせず戦って!」
三人はそれぞれの正面に立つ。
ブーン達はセキュリティロボの巨体に阻まれ
ほとんど全員が孤立したかのようになった。


34 :クロノ ◆EQpNrRZmb. :2006/04/29(土) 15:12:32.51 ID:3QEuFJiN0
ブーンは一番厄介そうなこの巨体のエキュリティロボの巨体の相手だ。
相手に切りかかるもののほとんどダメージはない。
時々装甲の隙間に刃が入ってダメージを与える程度だ。
( ^ω^)「ちょwwwwwwwwww剣のダメージがほとんど無いおwwwwwwww」
ブーンがそう嘆く間も襲ってくる。
( ^ω^)「うわwwwwwwwwwwwwwwどうすりゃいいおwwwwwwwwwwwwwww」
ブーンが逃げてるとPCのような物があるのが見える。
( ^ω^)「あれを使うおwwwwwwwwwwwwww」
ブーンは白銀剣でPCなどを切り裂いていく。
( ^ω^)「もっと切らなきゃ駄目だお!」
ブーンは急いで切っていく。
ばちばち・・・バチッ!
切ってる間にもセキュリティロボは襲ってくる。
( ^ω^)「ヤバスwwwwwwwwww」
ロボットの攻撃がブーンに当たる。
が、攻撃された時ブーンは白銀剣の片方をロボットのアイセンサーに刺す。
(メ^ω^)「あいた!だお・・。」
攻撃を受けたブーンが嘆く。
しかしロボットもダメージがあったようだ。


35 :クロノ ◆EQpNrRZmb. :2006/04/29(土) 15:22:23.08 ID:3QEuFJiN0
(メ^ω^)「これぞ白銀剣ならではの攻撃だお!」
銀という物質は電気をかなり通らせる。
ブーンは電子機器を切って電気を流して放電しきる前に
セキュリティロボにさしたのだ。
(メ^ω^)「けど剣が片方刺さったままだお・・・。」
白銀剣はアイセンサーに刺さったままだ。
しかし・・・
(メ^ω^)「急に動かなくなったお?」
壊れたわけじゃなさそうだ。ブーンが色々言ってる内に
セキュルティロボは無機質な声を上げた。
セキュリティロボ「5」
(メ^ω^)「(なんかやばそうなふいんき(なぜか変換がで(ry )だお)」
ブーンは何かを察し構えた。
37 :クロノ ◆EQpNrRZmb. :2006/04/29(土) 15:36:51.64 ID:3QEuFJiN0
ここでちょっと場面が変わりツンの戦闘状況。
ξ♯゚听)ξ「ちょこまかして当たらないわ!」
ツンが戦っているのはセキュリティロボのビトである。
空中に浮いてる上動くので中々攻撃が当たらないのである。
しかもツンはボーガンなので威力は高いが短発なせいで
外したらいちいちまた装填をしないといけないのだ。
ξ♯゚听)ξ「こやつめ!」
ツンもぶち切れ寸前である。しかし当たらない。
ξ♯゚听)ξ「ぷち・・・。」
ツンは突然走り出した。ビットの真下に行こうとしたみたいだが
上へと逃げる。その時にポケットから何かを取り出し
沢山ビットに投げる。その内数発が当たる。
その瞬間ばん!という爆発音が聞こえた。


38 :クロノ ◆EQpNrRZmb. :2006/04/29(土) 15:40:34.12 ID:3QEuFJiN0
ビットA「!!!!!!!???」
ビットは音センサーに急に大音響が響いたのでシステムに
多少のエラーが起きたようだ。
ちなみにツンが投げたのは悪戯に使うようなかんしゃく玉。
別にビットを大音量で狂わせようとなんか考えてなく
ただわれを失い投げただけだった。
ビットは空中でふらふら揺れる。



39 :クロノ ◆EQpNrRZmb. :2006/04/29(土) 15:44:29.69 ID:3QEuFJiN0
ビットは落ちてきた。
普通なら落ちて地面についた所を撃ち抜くだろうが
ツンは完全に怒っていた。
ビットが落ちてくる前にボーガンでビットを殴り飛ばし
壁に当てる。落ちた後も拾いセキュリティロボの方へと投げつける。
セキュリティロボにも多少のダメージがあった様だが
それよりもビットの方にダメージがあった。
そして跳ね返り地面に落ちたビットをツンは打ち抜いた。
ξ♯゚听)ξ
ξ ゚听)ξ「ふぅ・・ようやくすっきりとしたわ。」
地面には無残な姿になったビットが機能停止の状態で転がっていた。



40 :クロノ ◆EQpNrRZmb. :2006/04/29(土) 15:50:32.89 ID:3QEuFJiN0
-そしてこちらはしぃ。しぃはどうなったかというと
あまり本気で戦う気は無いように見える。
しぃはビットをもっと観察したい。
それだけの理由でじっくりと戦おうとしている。
(メ゚ー゚)「(あれは内部電源でラジコンのように動いてるみたいね・・。)」
(メ゚ー゚)「(恐らくセキュリティロボが親機で子機のビットを操る・・そんな感じね。)」
親機を倒せば勿論すぐ終わりなのだがすぐにはあんなごついのは
倒せない。そう思いしぃは改造エアガンを構え
フルオートで撃ち出す。
相手が鉄製の機械なせいで改造エアガンではほとんどダメージが無い。
しかし、数では圧倒しているのでちょびちょびダメージを与えて
倒そうという戦法だ。
しかしビットも黙ってるだけじゃない。

41 :クロノ ◆EQpNrRZmb. :2006/04/29(土) 15:52:46.50 ID:3QEuFJiN0
一つ一つは微々たるダメージなのでビットは
それを強行突破する策でいった。
大胆にも弾の雨を突進してくる。
(*゚ー゚)「!大胆ね・・・」
そんな事を言ってる間にしぃはビットの攻撃を喰らった。
多少の怪我はしたようだが戦闘には心配なさそうだ。
(メ゚ー゚)「糞ー!」
多少怒りながらビットを狙撃する。そして・・・。
(メ゚ー゚)「拉致があかないわね。」
そう言いしぃはバッグの中からスポーツドリンクを取り出し
ビットにぶっ掛けた。
ビットB「!!!?」
多少ショートしてダメージがあったようだがビットもまだまだ
戦闘は可能なようだ。
しぃがバッグにスポーツドリンクを直すと
ビットはレーザーを撃って来た。


42 :クロノ ◆EQpNrRZmb. :2006/04/29(土) 15:53:57.40 ID:3QEuFJiN0
(メ゚ー゚)「こんな事まで出来るの、惚れ惚れするわ〜。」
しぃがにやけながらそう言ってる間にビットは撃ち続けてくる。
しぃはそれを避けながら撃ち込む。
(メ゚ー゚)「(らちがあかないわね・・。接近戦でいきますか。)」
しぃは接近戦戦闘へと変えるようだ。
ただ自分から行くのでなく相手から来てもらうのだが。
ガガガガガガガガガガガガ!!!
ビットにしぃは再び弾を撃ち込み始める。
触発されたかビットはさっきと同じようにしぃに向けて
突進をしてきた。
(メ゚ー゚)「チャンス☆」
しぃはバッグの中から手袋を取り出しつけて
自分のポーチにてを入れた。
そうしてる間にもビットは飛んでくる。


43 :クロノ ◆EQpNrRZmb. :2006/04/29(土) 15:55:19.13 ID:3QEuFJiN0

(メ゚ー゚)「よし!」
ビットが突進してきた瞬間しぃはポーチの中の物を
ビッドに当てて自分は後ろに飛んでショックをやわらげる。
するとビットはいきなりばちばちと放電し始めた。
(メ゚ー゚)「業務用スタンガンよ。ホントはブーンに試す予定だったのだけどね☆」
ビットは深刻なダメージを食らったようだ。
普通に当てるだけならまだ威力は低いものの
さっきしぃがスポーツドリンクをかけてたので
思いっきり電流が流れ込んだのだ。
そもそも水というのはあまり電気を通さない。
しかし塩分が少し溶け込んでるスポーツドリンクをかけたので
電気は異常に伝わったのである。
(メ゚ー゚)「もう終わりね・・。」
そんな事をしぃが言うとビットは地へと落ちて
センサーは光を失った。


44 :クロノ ◆EQpNrRZmb. :2006/04/29(土) 15:57:00.95 ID:3QEuFJiN0
ξ ゚听)ξ「何の音かしら?」
(メ゚ー゚)「ん?」
二人が同時に離れた場所で声を上げた時にその音が聞こえてきた。
セキュリティロボ「5」


第十六話「古風 対 近未来兵器」完
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