3 :CHRONO ◆EQpNrRZmb. :2006/04/29(土) 11:56:09.27 ID:3QEuFJiN0
(メ^ω^)「い・・痛いお。」
ξ゚听
)ξ「ここはどこなの?」
(*゚ー゚)「なんか近未来的ね・・・。」
三人がそう呟きながら自分の落ちてきた場所の周りを見る。
何故こんな所にいるのか?理由は三日前・・・いや
一千年と三百年前まで話は遡る。
5 :CHRONO ◆EQpNrRZmb. :2006/04/29(土) 12:02:47.91 ID:3QEuFJiN0
時代的には一千年と三百年前の王国暦1000年。
ブーン達は中世の時代から戻ってき
た。
ブーンはツンを城まで送る事にした。
そして・・・。
(;^ω^)「な、なにするお!」
兵1「黙れ!王女を誘拐した不届き者が!」
ξ゚听
)ξ「やめて!」
そんな言葉も受け入られなくブーンは結局裁判所行きとなった。
だが・・・
裁判長「無罪!」
( ^ω^)「やったお!」
無罪を勝ち取った筈なのだが何故か別件の誘拐未遂などと
濡れ衣を着させられ結局ブーンは刑務所行きとなったのだった。
(;^ω^)「あれは誘拐じゃないお!無実だお!(第一話参照)」
大臣「はいはいワロスワロス。」


6 :CHRONO ◆EQpNrRZmb. :2006/04/29(土) 12:06:37.25 ID:3QEuFJiN0
大臣「三日後が処刑だ。」
濡れ衣を着させられたブーンは何故か処刑までとなり
どうもこうもする事が出来ず三日を過ごしたのだった。
しかし処刑の直前、
(*゚ー゚)「逃げるわよ。ロリコン犯罪者。」
( ^ω^)「だから違うおwwwwwwwwバーローwwwwww」
しぃとそして・・・
(’e’)「オ〜レ〜はゴンザレ〜ス、一緒に逃げるで〜す。」
ゴンザレスが助けに来てくれたのでブーンは奇跡的に脱出し
そして城を出る時、
ξ゚听
)ξ「私はただの女の子、あなた達には従うつもりはありません。」
ツンが王達にそうきつく言いのけるとツンも一緒について来たのだ。
9 :CHRONO ◆EQpNrRZmb. :2006/04/29(土) 12:21:48.03 ID:3QEuFJiN0
そして森の奥深く。
ξ///)ξ「べ、別にあんた達が心配だからついて来たんじゃないんだから!」
(;^ω^)「はいはいだお。」
そんな事を話しながら逃げてたのだが
(;゚ー゚)「行き止まり・・・。」
もう逃げ場は無かった。
( ´∀`)「捕まえろー!」
その言葉の元に兵達はブーン達を捕まえようとしたのだが
ゴンザレスが居たこともあり五分五分の勝負をしていた。
兵達は兵器も無い(と言うより戦車が脱獄の途中にブーン達に壊された。)
ので数打ちで戦っていた。
しかし先にブーン達に限界が来る。
(’e’)「もう〜すぐバッテリ〜が切れま〜す・・・ご主人〜様。」
(;゚ー゚)「・・・やばいわね。」
そして兵達が押し始めたと思った瞬間
( ^ω^)「ゲートだお!」

10 :CHRONO ◆EQpNrRZmb. :2006/04/29(土) 12:25:33.13 ID:3QEuFJiN0
ブーンがゲートを見つけそこに入ろうとする。
が・・
(*゚ー゚)「私達を追おうとするあいつらが入ったら死ぬかもしれないわよ・・。」
ξ ゚听)ξ「そんな・・・みんな!危険だからついて来ないでっ!」
ξ ゚听)ξ「これは命令です!あなた達が心配で言ってるんじゃないんだからっ!」
と言ってみたものの大臣の命令にも逆らえず兵達は
ブーン達を追ってきたのだった。しかし・・。
(’e’)「行ってくださ〜い。ご主人様。」
(*゚ー゚)「だけど・・。」
(’e’)「どうせ電池が切れるので〜す。行っても邪魔になるだけで〜す。」
そういいゴンザレスは三人を突き飛ばす。
(’e’)「また会うで〜す。」
(;^ω^)「ゴンザレs・・」
ブーンがそう言い終わる前にゲートは閉じた。そして・・・
ど〜ん!
兵士達「 ( ゚д゚ )」
ゲートの上にゴンザレスが倒れた為兵達はブーンを追えなかったのだ。

11 :CHRONO ◆EQpNrRZmb. :2006/04/29(土) 12:32:34.02 ID:3QEuFJiN0
結局の所電池が切れたゴンザレスを動かす術も無く
大臣達は追跡を諦めたのである。
そして現在に至る。


12 :CHRONO ◆EQpNrRZmb. :2006/04/29(土) 12:38:10.56 ID:3QEuFJiN0
(*゚ー゚)「ゲートを開けたらゴンザレスが飲み込まれるかもしれない。」
しぃはそうブーン達に言ってみんなで相談をしていた。
ξ ゚听)ξ「助けてくれたあの子を危険に晒すわけにはいかないでしょ・・。」
( ^ω^)「勿論だお!」
(;゚ー゚)「だけどどうして戻るか・・・。」
( ^ω^)「・・・他にもあるんじゃないかお?」
(*゚ー゚)「!」
( ^ω^)「僕達が住んでた世界に二つのゲートが現れた。」
( ^ω^)「もしかしたらこの時代にもあるかもしれないお。他のゲートが。」
ξ ゚听)ξ「一理あるんじゃないかしら。」
(*゚ー゚)「そうね。探そうか!」
ブーン達は扉を開けて外に出た。


13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/29(土) 12:46:32.96 ID:3QEuFJiN0
ξ;゚听)ξ(;^ω^)(;゚ー゚)「 ( ゚д゚ )」
外にはほとんど何も無かった。
皆無・・・そして吹雪が吹く極寒の地獄だった。
( ^ω^)「ちょwwwwwwwwどこだお此処wwwwwwww」
(*゚ー゚)「何も無い・・・・どういう事かしら。」
ξ ゚听)ξ「まぁそれを探る為にも早く行きましょ。」
ツンは先へと進む。
( ^ω^)「待てwwwwwwwハヤスwwwwwww。」
ツンの後にブーンもついて行きしぃもその後について行った。
(*゚ー゚)(戦争でも起きたのかしら・・・。嫌な時代ね・・・。)


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/29(土) 12:53:23.01 ID:3QEuFJiN0
ブーン達はドームで北には食料があるという
情報を得て、廃墟を突破していってた。
(*゚ー゚)「効かないわ。」
ξ♯゚听)ξ「何で攻撃が当たらないのよ!」
ツンがキレ気味でブーンにやつ当たる。
(;^ω^)「ちょwwwwwwww落ち着けwwwww」
どういう事かというと単純に当たらない。
攻撃が全く当たらないモンスターが出たのだ。
それに圧倒されブーン達は逃げてきたのだ。
ξ ゚听)ξ「あいつらは攻撃が当たるのにっ!」
(*゚ー゚)「そうなのよね〜。相手も当たらなければ五分五分なのに。」
(;^ω^)「五分五分も何もそんなんじゃお互い勝負にならないおw」

18 :CHRONO ◆EQpNrRZmb. :2006/04/29(土) 13:02:35.68 ID:3QEuFJiN0
ξ ゚听)ξ「で、結局どうする訳?あいつら。」
(*゚ー゚)「火炎放射をしたい所だけど燃料が少ないし・・・。」
(;^ω^)「・・・強行突破しかないんじゃないお?」
ξ ゚听)ξ「だけど危ないんじゃ・・あんたの事心配して言ってるんじゃないんだから!」
( ^ω^)「けどこっちはあいつに触れる事も出来ないんだからあいつらが攻撃する前に、」
( ^ω^)「走り抜けたらどうだお?」
(*゚ー゚)「「危ないけど名案ね。」
するとしぃがクラウチングスタートの姿勢になる。
( ^ω^)「ちょwwwwwwwwwプロってるおwwwwwww」
(*゚ー゚)「ごちゃごちゃ言わず早く行きましょう。気づかれないうちに。」
ξ ゚听)ξ「そうね。」
三人は走る準備をしだした。


19 :CHRONO ◆EQpNrRZmb. :2006/04/29(土) 13:12:53.92 ID:3QEuFJiN0
( ^ω^)「1、2のブーン!で行くお。」
ξ ゚听)ξ「気になる合図だけどそれでいいわ。」
(*゚ー゚)「じゃあ位置について・・1。」
ξ ゚听)ξ「2の。」
ブーン「⊂ニニ( ^ω^)ニニ⊃ブーーン。」
三人は同時に走った。うまくいってた筈だったが・・・。
ξ ゚听)ξ「ちょ・・あんた早すぎるわよ!」
( ^ω^)「⊂ニニ( ^ω^)ニニ⊃ブーーン。」
走り抜けたもののブーンがそのまま止まらないのだった。
(♯゚ー゚)「いい加減に」
ξ♯゚听)ξ「しなさい!」
しぃは改造エアガン、ツンは先の尖ってない矢をボーガンでブーンに当てた。
(メメメメ^ω^)「ぶひいいいいいいいいい!」
(*゚ー゚)「これで暫く静かになるわね。」
21 :CHRONO ◆EQpNrRZmb. :2006/04/29(土) 13:25:28.71 ID:3QEuFJiN0
ブーン達は北のドーム近くまで来ていた。
どうなったかというと気絶したブーンをしぃが盾にして
敵の攻撃を受け止めツンが攻撃するという算段だった。
(*゚ー゚)「私達はダメージ無いし楽しかったからよしね☆」
ξ;゚听)ξ(こわ・・。)
ツンにはしぃがブーンを盾にしてる時、自らブーンを
当てに行った様に見えたが気のせいかどうかは定かじゃない。
(*゚ー゚)「さて・・ドームに入りましょ。」
三人がドームの中へ足を進める。


第十五話「極寒の世は運命の姿」完
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