10 :クロノ ◆EQpNrRZmb. :2006/03/29(水) 21:00:30.44 ID:bDTFLfqv0
( 'A`)「ブーン!今だ!」

ドクオは地面の近くで急に舌をほどく!

(メ^ω^)「うおお!暗 剣 殺 双 一 閃 !」

ズバッ!!

(メ´∀`)「ぎにゃあああ!」

( 'A`)「そしてとどめだ。」

ドクオがブーンが斬った直後にヤクラを斬る!

ズシャッ!!

(メメ´∀`)「あああああ!!あ・あ・ああ・・・。」

モナーは息絶えた。

(メ^ω^)「連携技。」

( 'A`)「X斬り。」


11 :クロノ ◆EQpNrRZmb. :2006/03/29(水) 21:07:46.13 ID:bDTFLfqv0
(メ゚ー゚)「ふぅ・・・。これでようやく終わったね・・・。」

( 'A`)「ああ・・・・。これで姫は救われた。」

(メ^ω^)「・・・。」

(メ゚ー゚)「どうしたの?ブーン?」

(メ^ω^)「・・ヤクラは姫をさらった悪い奴だお。」

(メ^ω^)「けど殺したくはなかったお・・・。」

(メ^ω^)「それに他の奴もだお・・。」

(メ゚ー゚)「ブーン・・・。」

( 'A`)「俺も思う。例え姫の命を危機にさらした奴でも命は奪いたくない・・・。」

( 'A`)「どんな事も話し合いで解決は出来るかもしれない。」

( 'A`)「だがこいつは俺らと戦おうとした・・・。しょうがなかった。」

(メ゚ー゚)「・・・やらなきゃ私達がやられてたからね・・・。」

( 'A`)「ああ・・。」


12 :クロノ ◆EQpNrRZmb. :2006/03/29(水) 21:12:31.70 ID:bDTFLfqv0
長い沈黙は続いた。戦いが終わったが得た物は無かった。


13 :クロノ ◆EQpNrRZmb. :2006/03/29(水) 21:20:28.94 ID:bDTFLfqv0
(メ゚ー゚)「・・・うじうじしてもしょうがないわね。」

( 'A`)「そうだな・・。姫の所に戻るか・・。」

(メ^ω^)「うんだお・・。」

ブーン達はこの場を去っていった。

( `∀´)「ちょwwwwwww本物の大臣を忘れるなwwwwwwww」

本物の大臣が後からついていった。

(メ^ ω ^)「あ、いたんだお。」


14 :クロノ ◆EQpNrRZmb. :2006/03/29(水) 21:25:55.01 ID:bDTFLfqv0
( 'A`)「姫!ご無事でしたか!」

§゚听)§「ドクオ!あなたも無事でしたか!」

§///)§「べ、別に心配なんてしてないんだからねっ!!」

(メ^ ω ^)(だからそのツンツンはええって。)

(メ゚ー゚)「なんにせよこれで一件は落着ね。」

( 'A`)「では!城へと帰りましょう!姫!」

§゚听)§「ええ。いきましょう。」

ブーン達一行はガルディアへと戻るのであった。


( `∀´)「出る幕がねえwwwwww」


15 :クロノ ◆EQpNrRZmb. :2006/03/29(水) 21:31:16.61 ID:bDTFLfqv0
( 'A`)「大臣ドクオ戻りました!」

( `∀´)「大臣ヤクラ戻りました!」

(メ゚ー゚)(本物の大臣もヤクラなんかいwwwwwwwww)

§゚听)§「戻りました。あなた・・。」

( ^Д^)「おう!戻ったか!」

§゚听)§「心配をかけました・・。私がこんな事になるとは情けない・・・。」

( ^Д^)「相手は魔物なんだ・・・。自分を責めるな。」

( 'A`)「姫!そんな事は断じてありません!」
18 :クロノ ◆EQpNrRZmb. :2006/03/29(水) 21:38:51.41 ID:bDTFLfqv0
( 'A`)「魔物と戦い、国を守るのが我らガルディア軍の務め!」

( 'A`)「指示をしてくださる姫様が捕まっても姫様に責任はありません!」

( 'A`)「責任は・・・・姫を守りきれなかった・・・この私です。」

(メ^ ω ^)「!」

§゚听)§「ドクオ・・・。」

( 'A`)「国王様!」

( ^Д^)「なんだね?ドクオよ。申してみよ。」

( 'A`)「姫を守れなかったのも私の責任・・・。暫くの休暇をとらせていただきたいのですが。」

§゚听)§「ドクオ!そんなに自分自身を責めないで下さい!」

19 :クロノ ◆EQpNrRZmb. :2006/03/29(水) 21:43:25.11 ID:bDTFLfqv0
( ^Д^)「・・・続きを。」

( 'A`)「このままの私では姫を守りきれません。」

( 'A`)「なので・・・姫を守れる屈強な騎士となって帰ってきます!」

( 'A`)「国王様!許可を!」

§゚听)§「ドクオ!あなたは今でも十分に・・・。」

( ^Д^)「・・・少し黙れ。」

§゚听)§「!」

( ^Д^)「ドクオ。暫くの休暇を許そう。」

( 'A`)「ハッ!ありがたき幸せ!」


20 :クロノ ◆EQpNrRZmb. :2006/03/29(水) 21:47:20.78 ID:bDTFLfqv0
( ^Д^)「だがそなたがそのまんまで帰ってくることは許さぬ。」
      
( ^Д^)「そなた自身が納得でき姫を守れると確信を持った時に帰って来い・・・。」

( 'A`)「国王様・・・。必ず強くなって戻ってきます。」

( 'A`)「姫・・・。今度はあなたをしっかりと守れる強い騎士になって戻ってきます・・。」

§゚听)§「ドクオ・・・。」

( 'A`)「では・・・失礼さしてもらいます・・・。」

ドクオは階段を下りてゆく。

それにつれてブーン達がドクオを追う。

(メ^ ω ^)「ドクオ!」


21 :クロノ ◆EQpNrRZmb. :2006/03/29(水) 21:52:13.68 ID:bDTFLfqv0
( 'A`)「おう・。どうした?」

(メ^ ω ^)「・・・また会うお。」

(メ^ ω ^)「ブーン達も強くなるお!その時にまた会うお!ドクオ!」

(メ゚ー゚)「私も!」

騎士団ら「我らもです!」

( 'A`)「お前ら・・・。」

( 'A`)「ああ・・・。必ず強くなって帰ってくる。」

( 'A`)「再開を祈る・・。お前ら。」

(メ゚ー゚)「ドクオ・・・。」

騎士団ら「ドクオ様・・・。」


22 :クロノ ◆EQpNrRZmb. :2006/03/29(水) 21:57:37.37 ID:bDTFLfqv0
( 'A`)「ブーン。」

(メ^ ω ^)「なんだお?」

( 'A`)「・・いい太刀筋だったぜ。しっかりと腕を磨きな。」

(メ^ ω ^)「ドクオ・・・。」

そういい残し騎士は去っていった。

哀愁が漂う・・・だが中には熱い思いがあった。


第十三話「騎士は去る・・強く気高くなると誓いを残し・・・」完



§;凵G)§「し・・心配なんて・・・して・・ないんだか・・らねっ・・。」
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