86 名前:第二部そのW ◆QPdwSf6WQk 投稿日: 2006/11/26(日) 16:32:26
◆◇◆◇◆◇◆朝◆◇◆◇◆◇◆
*〜*〜*〜*しぃ宅*〜*〜*〜*

「…ーン!…よ…きな…」
( -ω-)「ZZZZzzzzz…」
「……ら!………さ…!」
( -ω-)「う〜ん…ムニャムニャ…」

ξ゚听)ξ「こら!いつまで寝てんのよ!さっさと起きなさい!」
( つω-)「う〜…あと5分だけ…だお…」

(*゚ー゚)「じゃ〜お目覚めのチューしてあげよっか?」
( ゚ω゚)「えっ!!?」
ξ;゚听)ξ「しぃ!?」
(*゚ー゚)「ふふふ♪冗談よ。ほら、ブーンくん起きた」

テーブルにはすでに朝食が用意されていた。

( ^ω^)「うほっ♪美味そうだお!いただきますお!」

*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*

朝食を済ませ、ブーンはまた皿洗いをやり、今日はウノを始めた。

(*゚ー゚)「ウノ!」
ξ゚听)ξ「うわ、しぃもうウノかぁ…」
(;^ω^)「というかなんで僕は10枚もあるんだお…」

ξ゚听)ξ「よし、ドロー2を3枚!んでウノ!」
(;^ω^)「っうぇwwwwww」
(*゚ー゚)「じゃああがり♪」
ξ゚听)ξ「あたしもあがり」
(;^ω^)「って僕結局1枚も出せてないお!?」
ξ゚听)ξ「ええ、ちゃんと出せないように仕組んだのよ」
( ;ω;)「うう…イジメだお……」
(*゚ー゚)「よしよし。ブーンちゃん、泣かないで」
(;^ω^)(なんか子供扱いされてるお……?)
(*^ω^)(でもなんか癒されるお…)


しぃはふと窓の外を見た。
(*゚ー゚)「あ!ブーンくんのおうちが大きくなってる」
ξ゚听)ξ「あらホントね」
( ^ω^)「それじゃそろそろおいとましますお」

(*゚ー゚)「あ、付いていってもいい?おうち見てみたいけど」
(*^ω^)「どうぞですお!」
88 名前:第二部そのW ◆QPdwSf6WQk 投稿日: 2006/11/27(月) 13:54:59
*〜*〜*〜*新ブーン宅前*〜*〜*〜*
(*゚ー゚)「わぁ大きいね」
ξ゚听)ξ「あたしたちの家と同じくらいね」

( ^ω^)(よくよく考えてみると一日で改築が終わるなんて考えられないお……)
( ゚ω゚)(ハッ! もしかして姉h(ry…)

ξ゚听)ξ「? どうかしたの?」
( ^ω^)「いや、なんでもないお」

*〜*〜*〜*ブーン宅*〜*〜*〜*
( ^ω^)「おお!広くなってるお………って」

(´・ω・`)「やあ。」

ξ;゚听)ξ(;゚ー゚)「!?」
(#^ω^)「またですかお!」
(´・ω・`)「いやすまなかったね。では失礼するよ」
ショボンは家を出た。

( ^ω^)「一体何しに来たんだお……」

(*゚ー゚)「じゃあ私も」
( ^ω^)「あ、はいだお。泊めてくれてありがとうございましたお。ご飯おいしかったお」
(*゚ー゚)「いえいえ。またいつでも遊びに来てね」
しぃは部屋を出た。

ξ゚听)ξ「………」
ツンは部屋の隅に置かれている あかいドラムかん と みどりのドラムかん を見ていた。
ξ゚听)ξ「アンタこれ置いていたんだ…」
( ^ω^)「せっかくもらったものだし、売ると失礼だから置いたんだお」
ξ゚听)ξ「…バカね。だったらもっと……」
( ^ω^)「お?なんか言ったお?」
ξ゚听)ξ「な、なんでもないわよ!
     じゃ、あたしも行くね」
( ^ω^)「ばいばいだお。楽しかったお」
ツンは家を出た。

89 名前:第二部そのW ◆QPdwSf6WQk 投稿日: 2006/11/27(月) 21:29:25
( ^ω^)「それにしても広くなったお」
ブーンの部屋は一回り大きくなっていた。正確に言うと周囲1マス分置くスペースが増えていた。
( ^ω^)「でも広くなったけど家具が少ないお…」
( ^ω^)「じゃあたぬきちの店にでも行くかお」
すると―
('A`)「おうブーン、邪魔するぜ!」
( ^ω^)「あ、いらっしゃいだお!」

('A`)「お、広くなったなー」
( ^ω^)「そうだお。今から家具を買いに行くところだお」
('A`)「そうか」
見るとドクオ釣竿を持っている。
( ^ω^)「お?釣りかお?」
('A`)「ああ。誘いに来たんだが行くか?」
( ^ω^)「喜んで行くお!」

('A`)「よっしゃ!今日は海釣りだ!」
( ^ω^)「わかったお!」

二人は海に向かった。

90 名前:第二部そのW ◆QPdwSf6WQk 投稿日: 2006/11/27(月) 23:36:01
 ピコン ピコン
( ^ω^)「お?手紙が入ってるお」
手紙はたぬきちからだった。
────────────
    請求書
請求額:120000ベル
お金は今までのように役場
に振り込んで下さいだなも
 たぬき商店店長たぬきち
────────────

( ^ω^)「うはwww高ぇwwwwwww聞いてないおwww」

('A`)「おーい、行くぞー」
( ^ω^)「あ、今行くお!」


*〜*〜*〜*海*〜*〜*〜*
('A`)「じゃ、俺は早速釣るぜ」
( ^ω^)「僕も釣るお」

*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*

 チャプ… チャプ…
( ^ω^)「お!来たお!」
 チャプチャプ… チャポン!
( ^ω^)「うおおっ!」
 ジャバジャバジャバ!!
(;^ω^)「ぐ……重いお…」
('A`)「頑張れ!」
( ^ω^)「むん!!」
  ザバァッ!!
 『タイ』が釣れた!
( ^ω^)「おお!いきなりスゴイの釣れたお!」
('A`)「こないだ雨が降ったからな。だから今大物がたくさんいるみたいだ」
( ^ω^)「スゴイお!じゃんじゃん釣るお!」

*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*

('A`)「いやー大漁大漁♪」
クーラーボックスの中にはぎっしり魚が入っている。ほとんどがタイやヒラメなどの大物だ。

('A`)「そうだ!ブーン。今夜ウチで一緒に晩メシ食おうぜ!」
( ^ω^)「お!いいのかお?」
('A`)「ああ。コイツらをさばいてやるぜ」
( ^ω^)「うほっ♪それはいいお!じゃあお邪魔しますお」
94 名前:第二部そのW ◆QPdwSf6WQk 投稿日: 2006/11/28(火) 20:21:40
*〜*〜*〜*ドクオ宅*〜*〜*〜*
('A`)「ヘイ刺身お待ち!」
テーブルには焼魚や煮魚など次々と魚料理が並べられている。
(*^ω^)「ハフッハフッ!美味いお!そしてドクオ上手いお!」
('A`)「ああ。実家が寿司屋なんだ」
するとドクオは奥からビール大瓶を持って出て来た。
( ^ω^)「お?」
(*'A`)「飲もうぜ」
(;^ω^)「え…でも僕まだ18だお」
('A`)「俺も18だ」
( ^ω^)「…………」
('A`)「…………」
( ^ω^)「んじゃ飲むお!」
('A`)「そう来ねぇとな!」

*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*

(*'A`)「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ」
(*^ω^)「うひょひょひょひょひょひょひょ」

(*^ω^)「お?もうこんな時間だお」
(*'A`)「んじゃそろそろお開きにすっか」
(*^ω^)「そうするお。それじゃごちそうさまでしたお!」
(*'A`)「ああ、じゃあな!」
ブーンは部屋から出た。


(*^ω^)「ふー…いい夜だお…」
少し肌寒いが、それが心地よかった。
虫の声が聞こえてくる。
すると誰かが近付いて来る。

( ^Д^)「おう、ブーン。何してるんだ?」
(*^ω^)「お?プギャーかお」
( ^Д^)「ん?酒臭ぇな…」
(*^ω^)「ちょっとドクオの家で飲んでたんだお」
( ^Д^)「そうか」

(*^ω^)「プギャーは何してるんだお?」
( ^Д^)「おう、虫捕りだ。夜にしか出ない虫とかいるからな」
(*^ω^)「ほほう。面白そうだお」
( ^Д^)「お?お前もやるか?」
(*^ω^)「やってみたいお。でも道具がないお」
( ^Д^)「そうか…じゃあ明日店で道具買って一緒に虫捕りすっか?」
(*^ω^)「いいのかお?じゃあそうするお」
( ^Д^)「ああ。じゃまた明日」
(*^ω^)「ばいばいだお!」


(^Д^)9m「おっ!!虫発見!プギャー」


第二部そのW 完
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