61 名前:最終話 ◆KAKASHIqlM :2008/04/20(日) 23:57:03.21 ID:ftYoP8fV0
('A`)「ショボン?何ボーっとしてるんだよ?」

ドクオのその声で現実に引き戻された僕は、微笑みながら彼に答える。

(´・ω・`)「ちょっと、昔のことを振り返っててね」

('A`)「あっそ。とりあえず、おかわりくれよ」

67 名前:最終話 ◆KAKASHIqlM :2008/04/20(日) 23:59:44.07 ID:ftYoP8fV0

僕がドクオにその夜8杯目のジンを出したとき、二人組のお客さんが入ってきた。
どうやら一見さんらしく、恐る恐るといった感じで店内にやってくる。

(´・ω・`)「やぁ、バーボンハウスへようこそ。
       このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ちついて欲しい」

おなじみのセリフで彼らに安心感を―――――



(; ><)「これ、本当にただなんですか?わかんないんです!」

(*‘ω‘ *)「ぽっぽ?」



―――――与えることは叶わず、どうやら余計に不安にさせてしまったようだ。

確かにサービスでテキーラを出す店なんてそうそうない。
76 名前:最終話 ◆KAKASHIqlM :2008/04/21(月) 00:02:26.32 ID:dM34eU8M0

だが、安心してほしい。

僕の店、『バーボンハウス』はみんなの心を、支えてあげる場所。

我が家のように鎮座する弁護士や、夢を追い続ける学者。

今をときめく女性社長から、世界に羽ばたいた野球選手。

まだまだここでは書ききれないほどの、たくさんの人を支え、そして支えられている。
81 名前:最終話 ◆KAKASHIqlM :2008/04/21(月) 00:02:47.25 ID:dM34eU8M0

だから、君たちさえよかったら、微力ながら僕も君の夢のお手伝いをするよ。

別に気にしないでくれてもいい。
これが僕のやりたいことだから。

きっと僕にしかできないことだから。
83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/21(月) 00:03:07.96 ID:dM34eU8M0

(´・ω・`)「とりあえず注文を聞こうか」









        (´・ω・`)のバーボンハウスのようです

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