90 名前: ◆dKWWLKB7io:2013/12/20(金) 21:49:13 ID:ZNLK2MjU0

第F話 閑話 こいびとたちのくりすます



2023年12月25日
前日の12月24日夜から朝日が昇るまで出張バーボンハウスを切り盛りしていたギルドVIPの面々は、昼過ぎまで泥のように眠っていた。

12時になる前にショボンからメッセージが入り、身支度を整えてホームのリビングに集まった時には、
テーブルには軽い食事から少し重めのしっかりした料理までが並び、それぞれに好きなものをつまんで
昨日のクエストのことなどで話を咲かせた。

ミ,,゚Д゚彡「ふさも起こしてくれればいいから!」

料理と飲み物のすべてをショボンが準備したため、フサギコが自分のふがいなさを嘆きつつも夕飯は
自分がメインで作るからとショボンに詰め寄っているのをみて、笑うメンバー達。

彼らは皆、緩やかな時の流れを、感じていた。


その後今日は自由行動とすること、夕飯はまたみんなで集まろうと決めてから、とりあえずの解散となった。

解散にはなったが皆なかなか部屋から出て行かず、ショボンの
「はいはい、片づけするから一回出ようねー」
という言葉で自分の部屋に戻る者と片付けを手伝う者にやっと分かれた。

片付けを手伝っていたしぃが部屋を出たのは、3時を既に過ぎていた頃だった。

(,,゚Д゚)「し、しぃ」

(*゚ー゚)「ギコくん」

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91 名前: ◆dKWWLKB7io:2013/12/20(金) 21:50:27 ID:ZNLK2MjU0

自分の部屋に向かうために階段を上っていると、上からギコが声をかける。

(*゚ー゚)「どうしたの?おでかけ?」

(,,゚Д゚)「あ…いや…その…」

(*゚ー゚)「夕飯は8時だって。遅れないようにね」

(,,゚Д゚)「で、でかけないぞゴルァ」

(*゚ー゚)「そうなの?ショボンさんとクーさんならまだリビングにいたけど、他の皆は自室だと思うよ」

(,,゚Д゚)「し、しぃはこの後どうするんだ?」

(*゚ー゚)「私?わたしは……」

どこか気恥ずかしそうに自分に話しかけるギコを訝しげに思いつつ話していたしぃだったが、自分の事を聞かれて少しだけ口ごもる。

左手の薬指にはまっている指輪。
昨日貰ったそれが、ほんの少しだけ重く、熱くなった気がする。

(*゚ー゚)「わたしは…どうしようかな……。ギコ君は、どうするの?」

(,,゚Д゚)「お、おれは特に予定無いぞゴルァ。だ、だから……その……」

(*゚ー゚)「そ、そうなんだ……。私も……特に用事は無いから……」

階段の途中。
二人の距離は段数にして4段。
上から見るギコと下から見上げるしぃ。
明り取りから差し込むその光が、二人をやさしく包んでいる。

(,,゚Д゚)「よ、よければ部屋に行ってもいいかゴルァ」

(*゚ー゚)「……うん。いいよ」

二人の頬が赤く染まって見えたのは、光によるだけのものではないようだった。


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92 名前: ◆dKWWLKB7io:2013/12/20(金) 21:54:47 ID:ZNLK2MjU0

リビングルーム。
しぃを送り出したショボンが最後の片づけをしているのを見ながら、クーがお茶を飲んでいる。

川 ゚ -゚)「よく働くな」

(´・ω・`)「そう思うなら手伝ってくれてもいいんだけどね」

川 ゚ -゚)「それは今度にしておくよ」

(´・ω・`)「まったく」

悪びれずに答えるクーに笑顔を見せつつ、大きく伸びをするショボン。

(´・ω・`)「よし終わり!」

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93 名前: ◆dKWWLKB7io:2013/12/20(金) 21:56:19 ID:ZNLK2MjU0

川 ゚ -゚)「この後はどうするんだ?」

(´・ω・`)「この後?店の方を一回チェックして、夜の部のメニューと食材のチェックかな。
店自体はNPCのスタッフに任せちゃうから、その後は7時くらいまでだらだら過ごすよ。
夕飯はふさが張り切ってくれてたから、それくらいの時間に手伝いに行くくらいで良いだろうし」

川 ゚ -゚)「そうか。じゃあ暇なんだな」

(;´・ω・`)「いやまあうん。暇ってほど暇ではないけど暇と言えば暇なのかな」

川 ゚ -゚)「じゃあちょっと付き合ってくれないか?」

(´・ω・`)「ん?なにに?」

川 ゚ -゚)「買い物だ。32層に行きたい街があるんだが、転移門が無いんだ。32層なら二人で良いだろ?」

(´・ω・`)「そうだね。理想を言えばもう一人くらい先陣を切る面子がいると嬉しいけど、
久しぶりに片手剣の練習もかねて僕がやろうかな」

川 ゚ ?゚)「よし、それじゃあ後で。部屋で準備してるから、ショボンの準備が出来たら部屋まで迎えに来てくれ」

(´・ω・`)「わかった」

川 ゚ -゚)「女の子と二人で出かけるんだから、ちゃんとおめかしして来いよ」

(´・ω・`)「え?でも戦闘エリアも」

川 ゚ -゚)「ツンにもらった服があっただろう。あれにしろ。私も服装もあれに合わせるから」

(´・ω・`)「い、いやでも」

川 ゚ -゚)「分かったな」

(´・ω・`)「……はい」

川 ゚ -゚)「では待ってるぞ」

立ち上がり、足早に部屋をでるクー。

その後ろ姿は、どこか楽しそうだった。


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94 名前: ◆dKWWLKB7io:2013/12/20(金) 21:57:48 ID:ZNLK2MjU0

雑貨屋booon倉庫。
棚に並んだ品物を横目で眺めつつ、開いたウインドウで在庫数をチェックしているブーン。
その背後の開いたドアから、金色の巻き毛が見え隠れしている。

( ^ω^)「なんだお?」

声をかけられるかと身構えていたがまったく反応が無く、かといって去る気配もない為ウインドウから目を逸らさずに声をかけたブーン。

しかし反応が無い。

( ^ω^)「なんだお?」



やっぱり反応が無い。

( ^ω^)「?ツン?」

不思議に思ってウインドウを閉じずに、振り返る。

そこには身体を壁に隠して顔だけ覗かしているツンがいた。

ξ゚听)ξ!

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95 名前: ◆dKWWLKB7io:2013/12/20(金) 22:00:29 ID:ZNLK2MjU0

( ^ω^)「どうしたんだお?」

ξ゚听)ξ「そ、そっちこそどうしたのよ!」

( ^ω^)「へ?」

ξ゚听)ξ「ちょっと通りかかったら見えただけなんだからね」

( ^ω^)「通りかかるって…この先行き止まり」

ξ゚听)ξ「こんなところで何やってるのよ」

( ^ω^)「いや、ここぼくの店の倉庫だから」

ξ゚听)ξ「へ理屈言わないの!」

( ^ω^)「えーーーーーー」

ξ゚听)ξ「夕食まで、どうせ暇なんでしょ」

( ^ω^)「いや、結構昨日今日でPOT系とか少なくなってるから仕入れないとだし」

ξ゚听)ξ「ブーンのくせに暇じゃないって言うの!?」

( ^ω^)「なにその『のびたのくせになまいきだ』的な」

ξ゚听)ξ「暇よね!」

( ^ω^)「……」

ξ゚听)ξ「暇よね!!」

( ^ω^)「……ツン、お願いがあるお」

ξ゚听)ξ「暇よね!!!」

( ^ω^)「仕入れに行きたいから、付き合ってくれないかお?そっちはすぐ終わるから、
そしたらツンの行きたいところに付き合うお」

ξ゚听)ξ「わ、私は忙しいんだからね!」

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96 名前: ◆dKWWLKB7io:2013/12/20(金) 22:02:03 ID:ZNLK2MjU0

( ^ω^)「そっか…。ツンと一緒にお買い物行きたかったけど、残念だお」

ξ゚听)ξ「そこまで言うなら付き合ってあげるわ!しょうがないわね」

( ^ω^)「ありがとうだお」

ξ゚听)ξ「し、仕方なくだからなんだからね!」

( ^ω^)「嬉しいお」

慌てて壁に顔をひっこめるツン。
そしてすぐに身体ごと開かれたドアの前に現れ、何かをブーンの顔に目掛けて投げつけた。

ξ゚听)ξ「そ、外は寒いからそれを着ければいいわよ!」

( ^ω^)「お?」

ξ゚听)ξ「準備が出来たら迎えに来なさいよね!」

ブーンが自分に当たってから下に落ちた何かに視線を奪われた隙に駆け出すツン。

( ^ω^)「わかったお!」

「なるべくはやくしなさいよね!」廊下の先の方から聞こえた声に苦笑するブーン。

床に落ちたそれは、深緑と濃い紅色のマフラーと、同じ深緑色の手袋だった。

( ^ω^)「マフラーと手袋…。マフラー貰うのは二度目だおね。ツン。
こっちの方が出来は良いけど、前に貰った網目ぐしゃぐしゃのほうが、僕は好きだお。
……はやく、またあのマフラーを巻きたいお」

マフラーと手袋を自分の胸に押し当てて呟くブーン。
うつむいたその表情は見えない。


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97 名前: ◆dKWWLKB7io:2013/12/20(金) 22:02:43 ID:ZNLK2MjU0


十数分後外を歩く二人。
二人の首にはお揃いのマフラーが巻かれ、手にはブーンは深緑の、ツンは濃い紅色をした手袋がはめられていた。

「べ、べつに糸が余っただけなんだからね!」

「わかってるお。でもありがとうだお」

「分かればいいのよ…ばか……」

ホームを出て、広場へと向かう二人。

転移門を使って移動したあまり行かない街では、二色の手袋が指と指を絡めるように繋がれていた。




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98 名前: ◆dKWWLKB7io:2013/12/20(金) 22:03:55 ID:ZNLK2MjU0

しぃの部屋。

ベッドや備え付けの机と椅子に変更は無いが、シーツやまくら、隅に置かれた鏡や洋服入れなどが
女性らしさを醸し出し、穏やかな雰囲気を作り出している。

小さなテーブルと丸い椅子が三つほどあるが、ギコは机のそば、ベッドの端に腰掛けている。

(*゚ー゚)「はい、ギコ君」

(,,゚Д゚)「ありがとうだゴルァ」

小さなテーブルの上でカップにお茶を注ぎ、それをギコに手渡すしぃ。
ギコはそれを一口啜り、ニッコリと微笑む。

(,,゚Д゚)「美味しいぞゴルァ」

(*゚ー゚)「良かった」

ギコの横に腰掛けるしぃ。
こぶし二つ分の距離が、二人の今の距離。

(,,゚Д゚)「し、しぃ。その…」

(*゚ー゚)「指輪、ありがとう。本当にうれしいよ」

(,,゚Д゚)「そうか!」

(*゚ー゚)「でもね、結婚はまだ早いと思うの」

(,,゚Д゚)「そうか」

(*゚ー゚)「きっと、ひと月前の私だったらOKしてた。でも……」

自分を見ているギコの視線を感じ、横を向くしぃ。
二人の視線が重なる。

(*゚ー゚)「ギコ君がいなくなった時、本当に怖かった。本当に本当に怖かった」

(,,゚Д゚)「すまなかった…」

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99 名前: ◆dKWWLKB7io:2013/12/20(金) 22:05:14 ID:ZNLK2MjU0

(*゚ー゚)「ホントだよ。もう絶対あんな危ないことしないでよね。……でもねギコ君」

(,,゚Д゚)「なんだ?」

(*゚ー゚)「それ以上に、悔しかったの。ギコ君を助けに行けない自分に。無力な自分に」

(,,゚Д゚)「それは!」

(*゚ー゚)「うん。分かってる。二人で相談したんだもんね。お互いの苦手な分野を補おうって」

(,,゚Д゚)「だから」

(*゚ー゚)「低層階ならそれでも良かった。……ううん。きっと、すごく運が良かったんだと思う。
だから、私たち二人は生きてこられたんだと思う。このままだったら、どこかで二人とも死んでたよ」

(,,゚Д゚)!

(*゚ー゚)「でも、生きてる。生きていて、このギルドに入ることもできた。これが、きっと最後の運」

(,,゚Д゚)「しぃ……」

(*゚ー゚)「もう、待ってるだけの自分は嫌なの。一人で立ちたい。そして、みんなの力になりたい。
それでねギコ君。私はギコ君の隣に立ちたい。ギコ君の背中を守りたい」

(,,゚Д゚)「…………」

(*゚ー゚)「ギコ君に追いついて、ギコ君と対等な立場で、一緒に歩きたい。生きていきたい」

(,,゚Д゚)「しぃ」

(*゚ー゚)「そしたら、結婚したいな」

(,,゚Д゚)「……一生結婚できないな」

(*゚ー゚)「え?」

(,,゚Д゚)「おれは、必ずしぃの前に立つぞゴルァ。追いつかれたりなんかしないぞゴラァ」

(*゚―゚)「ギコ君」

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100 名前: ◆dKWWLKB7io:2013/12/20(金) 22:06:19 ID:ZNLK2MjU0

視線を重ねたままにこやかにほほ笑む二人。

(*゚ー゚)「じゃあ勝負だね。ギコ君」

(,,゚Д゚)「ゴルァ!負けないぞ!」

(*゚ー゚)「私だって!」

握ったこぶしをぶつけ合う二人。
二人で暮らしていた頃も幸せではあったが今感じている充実感は無かった気がして、
心が温かくなるのを感じた。

(*゚ー゚)「あ、でもギコ君、結婚したらストレージが一緒になるとか分かってる?」

(,,゚Д゚)「ストレージが!?」

(*゚ー゚)「あ、やっぱり分かってなかった。だから結婚したら持ち物の隠し事とかできないからね。
エッチな本とか隠せなくなるから気を付けてよ」

(,,゚Д゚)「そ、そんな本持ってないぞゴルァ。」
(ツンから強制的に受け取らされた褌は早めに捨てた方が良いような気がする)

(*゚ー゚)「あー。なんか慌ててない?」

(,,゚Д゚)「そ、そんなことないぞゴルァ」

(*゚ー゚)「怪しいな」

(,,゚Д゚)「怪しくないぞ」

からかうように笑いながらゆっくりとギコの肩に頭を乗せるしぃ。
ギコの身体が一瞬震える。

(*゚ー゚)「ギコ君……」

(,,゚Д゚)「しぃ……」

(*゚ー゚)「大好き……だよ」

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101 名前: ◆dKWWLKB7io:2013/12/20(金) 22:07:10 ID:ZNLK2MjU0

(,,゚Д゚)「おれもだぞ。ゴルァ」

ギコの手がしぃの肩を抱く。
上目づかいにギコの顔を見ようとするしぃ。

二人の視線が重なる。

(*゚ー゚)「……ギコ君」

しぃがギコの名を呼びながらまどろむように目を閉じる。

(,,゚Д゚)「しぃ……」

そしてギコが、自分の名を読んでから閉じられた唇に自分の唇を重ねようと顔を近付けた。



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102 名前: ◆dKWWLKB7io:2013/12/20(金) 22:08:13 ID:ZNLK2MjU0



ドンドンドン!

「「「ぎーこーくん!あーそーぼ!」」」

ドンドンドン!



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103 名前: ◆dKWWLKB7io:2013/12/20(金) 22:09:15 ID:ZNLK2MjU0

触れる寸前に扉が大きく叩かれてギコの名が呼ばれ、思わず慌てて身体を離す二人。

(,,゚Д゚)「え?」

(*゚ー゚)「え?」

ドンドン!

「ひと狩り行こうぜ!」

ドンドン!

「早く行かないと夕飯に遅れるぞ!」

ドンドン!

「とりあえずでてこーい」

アインクラッドの個室は、扉が閉まった状態では外側と完全に断絶される。
一部の例外を除けば、扉を叩いた後の数秒のみ外からの声が聞こえるようになるため、
断続的に扉が叩かれ、よく聞く…というか、先ほどまで話していた者の声が聞こえた。

因みに、扉が閉まっていれば中の声を外から聞くことは普通は出来ない。
普通ならば。

(*゚ー゚)「……はい」

疲れたようにドアを開けるしぃ。
 _
( ゚∀゚)「よ!しぃ!」

( ・∀・)「ギコ!行くぞ!準備して来い!」

( ´_ゝ`)「しぃちゃんも一緒に行くか?」

(*゚ー゚)「みなさん…」

(,,゚Д゚)「ゴルァ……」

扉の前にいたのは、思っていたより多かった。

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104 名前: ◆dKWWLKB7io:2013/12/20(金) 22:10:12 ID:ZNLK2MjU0

(*゚ー゚)「……ここ私の部屋なんですど、なんでギコ君を呼んでるんですか」
 _
(;゚∀゚)「え?」

( ´∀`)「さっきギコの部屋に行ったらいなかったからこっちかと思ったもな」

(*゚ー゚)「へーーーそうなんですかーーー」

(´<_` )「棒読みにもなるよなそりゃ」

(*゚ー゚)「たしかドクオさんは」

('A`)!

(*゚ー゚)「聞き耳スキルを鍛えてあるって聞いた覚えが」

('A`)シ、シラナイナァ

(*゚ー゚)「あのスキルがあると、部屋の中の声を聴けたりするんですよね。確か」

('A`)ナ、ナンノコトカナイッタイ

(*゚ー゚)「まったく……」

呆れたように目の前のメンバーを見回すしぃ。


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105 名前: ◆dKWWLKB7io:2013/12/20(金) 22:11:12 ID:ZNLK2MjU0

 _
( ゚∀゚)←少し罪悪感。でもそれほど気にしてはいない。

( ・∀・)←分かってやってて楽しんでる。

( ´_ゝ`)←リア充もげろ

(´<_`;)←わるいな、しぃ。止められなかった。←実際は止めてない。

( ´∀`)←自分は実行犯じゃないので純粋に楽しい

▼・ェ・▼←いっぱい周りにいて楽しくて嬉しくてはしゃいでいる。

('A`)←色々可哀想

(;゚∋゚)←唯一実際に止めた人。

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106 名前: ◆dKWWLKB7io:2013/12/20(金) 22:12:04 ID:ZNLK2MjU0

(*゚ー゚)「はぁ…」

大きく肩で息をするしぃ。
そしておどけた様に笑顔を見せた。

(*゚ー゚)「準備しますから、待っててください。誘ったんですから、ギコ君と私のレベルが上がるまでは
帰らないつもりでお願いしますね」

一斉のブーイングをものともせずに最上級の笑顔を見せるしぃ。

それはブーイングをするメンバー達も同じで、楽しげだった。

そして一人困ったような顔をしていたギコの顔を覗き込むしぃ。

(*゚ー゚)「ギコ君?」

(,,゚Д゚)「!な!なんだゴルァ」

(*゚ー゚)「勝負だからね」

(,,゚Д゚)「!負けないぞゴルァ!」

こぶしを上げたギコを笑顔で見守るメンバー達。



夕飯の時間に彼らが揃ったかどうかは、また別のお話。




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107 名前: ◆dKWWLKB7io:2013/12/20(金) 22:12:55 ID:ZNLK2MjU0





ミ,,゚Д゚彡「……………もう7じ57ふんだから……」








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