( ^ω^)僕らの由緒正しき七夕のようです
ξ;--)ξ「急に具合が悪くなって倒れてしまったわ・・・今日は折角の七夕なのに。うーん、うーん」
/ ,' 3 「凄い熱じゃ・・・そしてこのおでこに浮かぶ星を形作るニキビ・・・間違いない、オリヒメ病じゃ」
( ^ω^)「な、なんだってー!僕たちが住んでいるこのVIP村は毎年七夕になると誰か一人がその病にかかるけど、今年の犠牲者がツンだっていうのかお、村長!」
/ ,' 3 「そのとおり!そしてツンのパートナーであるおぬしが、この奇病の特効薬となるヒコボシタケを探して来なければならぬという訳じゃな」
( ^ω^)「くそう、待ってておツン!すぐ裏の山へ行って見つけて帰ってくるから・・・そしたら昨日のマイナーAAごっこの続きをするおwwww」
ξ;///)ξ「もうっ、ブーンってば能天気なんだから・・・村の若い者の愛を試す伝統的な行事でもあるんだから頼むわよ・・・」
/ ,' 3 「リア充は氏ね(熱はすぐ下がるが、七夕である今日のうちに薬を飲まないと星のニキビがほくろになってしまうぞ。がんばるんじゃぞー)」
( ^ω^)「逆だもうろくジジイ。だが把握したwwwwww行ってくるお!」
三⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン
( ^ω^)「たまには説明口調もいいもんだおwww退屈な日常にスパイスwwwwww」
( ^ω^)「さーてヒコボシタケとやらはどこかお・・・干しシイタケじゃだめなのかお・・・?」
( ^ω^)「きっきっきのこーwきっきっきのこーwwww」
( ^ω^)「のこのこのこのこあーるいたりしないーwwww」
( ^ω^)「ものの5分、散歩気分で我が村自慢の笹薮に着いたお。ここは呪われし寄生人面植物の楽園なんだお!」
(^ω^)「めずらしい寄生植物狩りを楽しみませんか?おいでませVIP村☆」
( ^ω^)「とwwつwwwにゅwwwうwwww笹の葉いてえwwwwwうぇwwwww」
( ^ω^)「おっ、早速おでましだZE!!」
ξ ナ匚゙)ξ
( ^ω^)「ナ銀龍草だお!きれいだけど死物寄生!」
( ^ω^)「しかし煮ても焼いてもうまいwwww」
オム*゚ー゚)
( ^ω^)「ホカホカオムキノコじゃないかお!ハムッ、ハフハフ、ハフッ!」
( ^ω^)「そこはかとなくケチャップ味・・・」
(;芸)
( ^ω^)「ちょwww芸虫夏草www逆に虫にたかられて嫌そうだおwww」
( ^ω^)「確かに粘液には意外とまったりとした甘みがあるんだおね!」
( ^ω^)「おっおー、見慣れない人面があそこの笹で所在無く風に揺れているお」
〜从'A`从,,
( ^ω^)「キモッ」
( ^ω^)「でも五色の短冊のごとき笠・・・ヒコボシタケに違いないお・・・!」
(*^ω^)「薬とは言えツンにこんなもん食わすのかお・・・異食プレイフヒヒ・・・」
彡'A`从⊂二二二(*^ω^)二⊃ 「ツーン!今いくおー!!」
( ^ω^)「ツン!村長!帰ったおー!これがヒコボシタケだお!?」
ξ;--)ξ「ブ、ブーン遅い・・・もうだいぶニキビが黒ずんできてるんだけど・・・」
/ ,' 3 「おお、よくやったぞ!早速煎じてやろう。熱くして・・・こねくり回す・・・フヒヒ・・・」
从*'A`从
( ^ω^)「何興奮してんだおあぶって潰して粉にされんだおお前は」
/ ,' 3 「そんなこんなでゴリゴリ。さあできたぞい」
ξ;--)ξ「ああどうしてキノコの煎じ薬が虹色なのかしら・・・中国の湖のように虹色なのかしら・・・」
(*^ω^)「我慢して飲むんだお、はいツン、アーンだお」
/。゚ 3 「リア充氏ねリア充は氏ね女はVIPから出てけ」
ξ;--)ξ「ごっくん・・・うぅっ!!」
川 ゚ -゚>ボフン! ξ゚听)ξゲエェップ< 'A`)モワァーン
( ^ω^)「おお、額の星ニキビからは乙女の幻が現れ、ゲップにはうっすらと男の影が!」
川#゚ -゚)
⊂彡☆))A`;)パーン
/ ,' 3 「ほっほっほ、七夕の逢瀬の儀式も成功のようじゃ。これで今年も村は商売繁盛じゃwww」
( ^ω^)「愛を試す伝統じゃないのかおクソジジイ」
ξ゚听)ξ「でも熱は下がったしニキビも消えたわ!」
( ^ω^)「おっおっおっ、織姫さんと彦星さんも今年も会えてよかったおwww」
/。゚ 3 ξ///)ξ(^ω^*) おしまい (*'A`>⊂川
゚ー゚)