( 芸)それぞれのオム*゚ー゚)ξミルキーウェイξ ナ匚゙)ξのようです
今年も、皆で一緒に行けると思っていたんだ
僕らは社会人になっても、毎年七夕の夏祭だけは皆で行こうと決めていた
現在7月7日午後10時、祭で昂揚していた街も静けさを取り戻しつつある時間
僕は一人で、出店を片付け初めている商店街の中を歩いている
( 芸)「皆忙しいのか…」
僕らは仲間であり、ライバルだった。
苦楽を共にし、切磋琢磨していた。
あの頃の夢を追いかけて居るのは、もう自分だけだが今でも大切な仲間だ
置いて行かれてる気持ちにはなるが、皆には別の道で頑張って貰いたい。
寂しくはなるけど…
一人心の中でごちて、目抜き通りの大きな七夕飾りを見上げた
turr…
不意に携帯がなる
オムからだった
( 芸)「どうした?」
オム*゚ー゚) 「私オムさん、あなたの家の前に居るの…早く帰って来ないとロケット花火ぶち込むからwww」
( 芸)「ちょっwふざけんなwww」
オム*゚ー゚)「良いから早く帰ってきなよ。」
電話の後ろから皆の声が聞こえる
ξ ナ匚゙)ξ「祭は行けなかったけど、朝まで飲むよ!」
オム*゚ー゚)「皆待ってるからな〜じゃぁね〜♪」
と言って一方的に電話を切られる
僕は一息着いて、一気に駆け出した
待ち切れずに家に花火を打ち込まれたら、堪ったもんじゃない…
織姫と彦星のようなロマンチックな関係ではないが、出来る事なら再開は笑い合いたいと思う
一年ぶりの再会だ。
くだらない事では怒りたくはない
家に着いた
皆が待ってる。そして…
何故か家が燃えていた
オム*゚ー゚) ξ ナ匚゙)ξ「悪いwやり過ぎた」
ここに二度と渡る事が出来ない天の川が出来た
( 芸) それぞれの オム*゚ー゚) ミルキーウェイξ
ナ匚゙)ξのようです
おしまい