サボタージュの惨劇! ようですね

天の川河畔

(彦星^ω^)「おっおっwwwついに今日は7月7日だおwwww
      一年ぶりに織姫ちゃんに逢えるおwwwww」
対岸

ξ織姫*゚听)ξ「べ、別に今日彦星と逢えるのが楽しみって訳じゃないんだからね!」


どっか別の場所

(天帝´∀`)「……っつーわけで、今日はお前ら鵲どもには例年のように
        あいつらが天の川を渡る橋になって欲しいモナ」
('A`)从 ゚∀从川 ゚ -゚)(´・ω・`)「「「「やだ」」」」
(天帝;´∀`)「ちょwwwwなんでwwwwww?」
('A`)「だるい」
从 ゚∀从「めんどい」
川 ゚ -゚)「疲れた」
(´・ω・`)「飽きた」
(天帝;´∀`)「頼むモナ! いつも通りやってもらわないとわしが困るんだモナ!」
('A`)从 ゚∀从川 ゚ -゚)(´・ω・`)「「「「お願いします、は?」」」」
(天帝´∀`)「誰が言うかタコ」
('A`)从 ゚∀从川 ゚ -゚)(´・ω・`)「「「「じゃあせめてご褒美」」」」
(天帝´∀`)「却下」
('A`)凸从 ゚∀从凸川 ゚ -゚)凸(´・ω・`)凸
(天帝´∀`)「わし泣いちゃうよ」


天の川近辺

('A`)「あーマンドクセ。なんで鵲になんか生まれたんだろ」
从 ゚∀从「なー」
川 ゚ -゚)「大体あいつらお礼も言わないんだ、いつも私たちの上を通らせてやってるのに」
(´・ω・`)「ねー」
(´・ω・`)「もうずっと橋やって来たけどいい思い出なんて無いし」
川 ゚ -゚)「そうそう」
从 ゚∀从「織姫とか彦星とか、いつもイチャイチャしてて見ててすげーむかつく!!」
('A`)「そのとーり!」

('A`)「……ストか」
从 ゚∀从「……ストだな」
川 ゚ -゚)「……ストしかないな」
(´・ω・`)「……ストやっちゃう?」

('A`)从 ゚∀从川 ゚ -゚)(´・ω・`)「「「「ストライキやるか!!!」」」」

   ソウトキマレバ スタコラサッサダゼェ
三ヽ('A`)メ从 ゚∀从メ川 ゚ -゚)メ(´・ω・`)ノ


(天帝´∀`)「ふー。鵲どもめ、鳥頭のくせに最近妙に知恵をつけてきて困ったモナ」

おなじなーみーだがキラリー♪ ピッ

(天帝´∀`)「もしもし? あ、織姫!? うん、彦星と逢えた?」
(天帝;´∀`)「え……?」
(天帝;´∀`)。0(鵲が来ない!? まさかあいつら、バックレ!?)
(天帝;´∀`)「うん……そっか、じゃああきらめ……え!?」
(天帝;´∀`)「よ、よせ、やめるんだモナ!! やめろーッ!」 プッ ツーツーツー

天の川河畔

囂々と流れる天の川の岸辺で、彦星は一人途方に暮れています。

(彦星´ω`)「おー……いつまで経っても鵲の橋ができないお……。
        今年はせっかく晴れたのに、織姫たんと逢えないのかお……」

一年に一度の逢瀬は、今年は果たせないのでしょうか……?
しかし、彼はすぐに水音の中に、一つの愛しい声を見いだします。

ξ織姫*゚听)ξ「彦星ー! 彦星ー!!」

(彦星*^ω^)「お!」

なんということでしょう! 激流をものともせず、織姫がこちらに向かってくるではありませんか!!
バタフライで力強く水をかき分け泳ぎ、織姫は一心不乱に彦星の元に参ります。

ξ織姫*゚听)ξ「彦星ー!」

(彦星*^ω^)「織姫ー!」

気がついたら彦星も、天の川に全裸でダイブしていました。
しかし……。

(彦星;゚ω゚)「あがががが! お、溺れたgはjんsp! 俺泳げねガボガボガボ……」

ξ織姫;゚听)ξ「ひ、彦星ーッ!!」



……一夜明けて後、天の川の下流に、一つの土左衛門が流れ着きましたとさ☆

 

 

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