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( ^ω^)が世界のすべてを見てみたいようです
1 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 20:12:57.06 ID:/HlfVcK10
(`・ω・´) やぁ!

ようこそ、バーボンハウスへ。
このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。

うん、( ^ω^)が世界のすべてを見てみたいようなんだ。すまない。
確かにこれは糞スレだけど、仏の顔もって言うし、
これが最終スレだから、謝って許してもらおうとは思ってない。

でも、この小説を読んだとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「アナル!!」みたいなことを感じてくれると思うんだ。

殺伐とした世の中で、そういう気持ちを大事にして欲しい。
そう思って、このスレを立てたんわけでもないんだな、これが。

話を最初から見てやろうじゃないっていう奇人、変人、スケベがいるのなら
http://boonsoldier.web.fc2.com/のサイト様がまとめてくれているから、行ってみてほしい。
きっと、こんな小説より100倍面白い小説が見つかるから。

じゃあ、注文を聞こうか。


2 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 20:15:46.49 ID:/HlfVcK10
(`・ω・´)「じゃあ、注文を聞こうか。」

( ゚д゚)「・・・・・・・・・・・・。」

(;`・ω・´)「・・・・・・・・・・・・・。」

( ゚д゚)「・・・・・・・・・・・・。」

(;`・ω・´)「・・・・・・・・・・・・・。」

( ゚д゚)「・・・・・・・・・・・・。」

(;`・ω・´)「・・・・・・・・・・・・・。」


( ゚д゚ )「アナリスク一つ。」


(`・ω・´)「ぶち殺すぞ」


3 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 20:28:05.35 ID:/HlfVcK10
ふひひwwww
誰もイナスwwwwwwww
早く立てすぎた俺バロスwwwwwwww

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 20:28:56.31 ID:RTommiXPO
フヒヒ・・・>>1

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 20:29:26.97 ID:lqNsM+w20
うつまんね

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 20:30:53.18 ID:RldJTxJs0
これが最終スレか・・・(´・ω・`)サミシス

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 20:33:34.33 ID:ZYlbfiBS0
         ,-―――-.
        /       |
        /        |
       l"ν速寿司  l
        /lー-――‐--、 l
     /( ●)  (●)\|
    /::::::⌒(__人__)⌒::::: \    
    |     |r┬-|     | ・・・・・・・・・・・・
    \      `ー'´     /
     /|\__    _/|\
   /   ̄|\  ̄ ̄/| ̄  ヽ
    |    `ー\/―'     |
┌――――――――┐
|入店料 5,000,000 \| チーン!
└―┬――――┬―┘

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 20:36:14.78 ID:ZYlbfiBS0
あれ? これで終?
やだなぁ?
いけないなぁ

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 20:39:22.02 ID:ZYlbfiBS0
それで? 約一週間休んだ事に関するコメントは無いの?


10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 20:45:59.42 ID:XvYwQqjG0
僕、wktkのあまりにぼkk(ry

11 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 20:49:12.50 ID:/HlfVcK10
>>8
すいません。テストと書き溜めで手一杯でした。

んじゃ、投下します。

12 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 20:50:07.06 ID:/HlfVcK10
第48話( ^ω^)こちらスネーク、ひろゆきに潜入した!だお!


おっぱいイーグルから発射されたおっぱミサイルは
一路、ひろゆきを目指しています。


( ^ω^)「僕・・・・・・・今、空を飛んでいるお。」


どう見ても飛んでいます。
本当におめでとうございました!


13 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 20:51:11.08 ID:/HlfVcK10
おっぱいミサイルとブーンは、ひろゆきの上空に到着しました。


( ^ω^)「おっおっお。 そろそろ降下するお。」


ブーンは体に括り付けられていたロープをナイフで切断した。
すると、ブーンの体は重力に引かれ下降していく。


( ^ω^)「パラシュートを開くお。」


ブーンが紐を引っ張るとパラシュートが開き、ブーンの降下の速度が著しく落ちていく。
ブーンの視線の先では、おっぱいミサイルがはるか上空へと飛行していった。


( ^ω^)ノシ「おっぱいミサイル、ありがとうだお!」


そのときだった。
おっぱいミサイルが爆発した。


( ゚ω゚)「・・・・・・・・・・・あぼーん。」


14 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 20:51:59.18 ID:/HlfVcK10
(;^ω^)「全く、もう少し降下するのが遅かった怪我するところだったお。
    毒男のやつ、今度あったらとっちめてやるお!」


毒男に対する文句をぶつぶつ言いながら、ブーンはひろゆきに到着しました。


( ^ω^)「おっおっお。  
    こちらスネーク! ひろゆきに潜入したお!」


ブーンは無線に語りかけた。
しかし、無線からは何の応答もなかった。


15 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 20:52:29.68 ID:/HlfVcK10
ブーンはほふく前進でひろゆきの建物へと向かった。
しかし、すぐに飽きて普通に歩いていくことにしました。


( ^ω^)「お邪魔しますおー。」


ひろゆきの建物の玄関の前に到着したブーンは、正々堂々と建物の内部に潜入した。


16 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 20:53:54.89 ID:/HlfVcK10
建物内に無事潜入したスネークは、
とりあえず、このまえちんぽっぽに案内された地下の部屋を目指すことにした。


「地下、一階です。扉が、開きます」

( ^ω^)「いやー、この箱はいつ来ても礼儀正しいお。」


ブーンはエレベーターにお礼を言って、地下一階に降り立った。


地下一階の、このまえクーたちと語り合ったカフェのような部屋には誰もいなかった。


(;^ω^)「さーて、どこに行けばツンに会えるんだお?」


ブーンは辺りを見回した。
しかし扉はたくさんあって、ブーンはどこの扉に入るべきか思いあぐねていた。


17 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 20:54:24.67 ID:/HlfVcK10


       |
   \  __  /
   _ (m) _ピコーン
      |ミ|
    /  `´  \
   (^ω^)   こんなときこそ、あれを使うんだお!
     ノヽノヽ =3ブー
       くく



18 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 20:55:11.15 ID:/HlfVcK10
ひらめいたブーンは、その部屋の隅にあった掃除道具入れのほうへと向かうと、
その掃除道具入れの中を漁りだした。


( ^ω^)「あったお。」


掃除道具入れの中から何かを見つけたブーンは、部屋の真ん中に戻ってきてのたまった。


( ^ω^)ノ「おっおっおー。 尋ね人ステッキー。」


どう見てもただのホウキです。
本当にありがとうございました。


19 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 20:55:48.18 ID:/HlfVcK10
( ^ω^)「さあ、尋ね人ステッキよ、ツンの居場所を教えてくれお!」


だからどう見てもただのホウキです。ほん(ry

ブーンは尋ね人ステッキ(自称)を垂直に立てると、手を離した。

しかし、尋ね人ステッキ(自称)が倒れた方向は、どう見ても壁です。
本当にありがとうございました!


20 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 20:56:21.93 ID:/HlfVcK10
( ^ω^)「今のは練習だお。」


そういって再びブーンがチャレンジすると、
今度はブーンの目の前にある扉に向けて、ホウキは倒れた。


( ^ω^)「こっちかお! ツン、待っているお! 今助けに行くお!」


ブーンはその扉を勢いよく開けて、その先へとブーンした。


21 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 20:57:13.55 ID:/HlfVcK10
ブーンはしばらくブーンし続けると、大きな扉に出会った。
その扉は、押しても引いてもビクともしない。

仕方が無いので、ブーンは扉におにんにんをこすり付けてみた。
そのとき、扉から声がした。


扉「ちょ、ちょっと! 何こすり付けてんのよ!!」

( ^ω^)「あ、息子がご迷惑おかけしましたおー。 
     ところで、どうすればこの扉の先に行けるんですかお?」

扉「パスワードを、お願いします。」

(;^ω^)「・・・・・・パスワードって、なんですかお?」

扉「合言葉みたいなものです。」


ブーンは考えた。
たしか、こういうときに言うべき言葉が昔話であったはずだ。


( ^ω^)「そうだお! ずばりこれだお!」


( ^ω^)「開け〜、あわび!!」




22 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 20:57:51.61 ID:/HlfVcK10
しかし扉は開かない。


扉「パスワードが、違います。」

( ^ω^)「あちゃー。」


それからブーンは適当な言葉を言い続けた。しかし、どれもこれも不正解だった。


23 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 20:58:33.82 ID:/HlfVcK10
( ^ω^)「う〜ん、わかんないお。 他のところに行ってみるお。」

扉「ま、待ってよ! しょ、しょうがないわね! ヒントを出してあげる!」

( ^ω^)「いやー、すみませんお。」

扉「べ、別に、あんたにあたしを通ってほしいわけじゃないんだからね!」

( ^ω^)「はいはい、ツンデレツンデレ。」

扉「ヒントは、最強の魔法の名前です。」

(;^ω^)「最強の魔法の名前・・・・・・・・・・。」


ブーンは悩んだ。
最強の魔法の名前?
ミナデイン? アルテマ? 終わる世界? はかいこうせん?

しかし、どれもしっくりこない。
なにか、重要な魔法を忘れているような・・・・・・・・・・・。


24 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 20:59:11.49 ID:/HlfVcK10
そのときだった。
ブーンの頭の中に、日本一の名探偵の声が聞こえてきた。


江戸川「ゲン太! 真実は、いつもひとつ!!」

Σ( ^ω^)「 !! ということは、答えは『あれ』かお!?」

江戸川「そのとおりだ、ゲン太!」

( ^ω^)「ありがとうだお! アガサ博士!!」

江戸川「ちょwwwwwちがwwwwwwwバーローwwwwwwwww」


25 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 20:59:46.29 ID:/HlfVcK10
( ^ω^)「答えがわかったお。」

扉「それでは、パスワードを言ってください。」


ブーンは大きく息を吸い込んで、その魔法の名を唱えた。





( ゚ω゚)「 エ タ ー ナ ル ・ フ ォ ー ス ・ ブ リ ザ ー ド ! ! 」






26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 21:00:10.75 ID:wdgI37s/0
バルスじゃないのか(´・ω・`)

27 名前:bjVMJha :2006/07/27(木) 21:00:20.62 ID:jB5PVPRBO
http://17.xmbs.jp/kusanagi/
クソサイト撲滅作戦
まずはこのサイトをつぶしましょう

28 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:00:21.17 ID:/HlfVcK10
あたりに史上最強の魔法の名が響き渡った。

そして、扉は音を立てて開きはじめた。


扉「汚れなき冒険者の魂だけが、未知なる世界の扉を開く」


扉「さあ、冒険者よ。 この扉の先に、お行きなさい。」


( ^ω^)「・・・・・・・・・・・行くお。」


ブーンはその扉をくぐった。


29 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:01:05.95 ID:/HlfVcK10
扉の先には、とても長い廊下があった。
その先に、もう一つ大きな扉が見える。


( ^ω^)「・・・・・・・・・・・。」


ブーンはゆっくりとその扉に向かって歩き出した。
あたりには、ブーンの足音だけが響き渡る。


その扉に到着すると、ブーンはその扉を静かに押した。

そして、扉は音を立てて開いた。


30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 21:02:01.71 ID:4e/eWRn+0
ktkrwwwww

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 21:02:12.97 ID:VU1IBFtZO
>終わる世界

グランディアktkr

32 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:02:22.56 ID:/HlfVcK10
扉の先には、とても大きな空間があった。。

その空間は、カトリック教会の礼拝堂にとてもよく似ていた。

信者たちが座るための座席や、その真ん中の敷かれた朱色のじゅうたん。

ただ違うところは、赤いじゅうたんの行き着く先の、
本来十字架に貼り付けられたキリストの像があるべき場所に
巨大な機械がそびえ立っているということと、
本来司祭が立っているべきその場所に、ツンとクーたちが立っていたということだけだ。


( ><)「わかんないです!」

川 ゚ -゚)「・・・・・・。」

(*‘ω‘ *)「・・・・・・・・。」

ξ゚听)ξ「・・・・・・ブーンが・・・・・・どうしてここにいるの?」


ブーンはツンに向かって、微笑みながら言った。


( ^ω^)「・・・・・・・・・・迎えに来たお、ツン。」


第48話 完


33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 21:03:20.11 ID:wdgI37s/0


34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 21:03:22.53 ID:eFwnaEXbO
少しも面白くないよ。

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 21:04:07.08 ID:cOUUq+UY0

wktk

36 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:04:58.63 ID:/HlfVcK10
第49話( ^ω^)古代の涙 だお!


(*‘ω‘ *)「・・・・・・小僧、どうしてお前がここにいる?」

( ^ω^)「・・・・・・ツンを助けるために、
    仲間たちの力を借りて、ここまでやってきたんだお。」


ブーンとクーたちは、信者たちが座るべき座席を挟んで向かい合った。
その距離は離れている。

しかし礼拝堂にはブーンたち意外誰もいないため、その声はよく響いた。


37 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:05:48.90 ID:/HlfVcK10
川 ゚ -゚)「まさかここまで自力でやってくるとはな。
    全くもってたいしたものだ、オクレ君。」


( ^ω^)「僕の名前はオクレじゃないお。
     僕の名前は、『 内 藤 ホ ラ イ ズ ン 』だお。」


川 ゚ -゚)「・・・・・・・・・・それは失礼した、内藤ホライズン君。」


38 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:06:52.41 ID:/HlfVcK10
川 ゚ -゚)「さて、内藤君。 
    君はツン君を迎えに来たといったな。
    
    残念だが、それには応じかねる。 
    ツン君には、ここで眠りについてもらわなければならない。」

( ^ω^)「そんなこと、どうでもいいお。 
     さっさとツンを渡すんだお!」

(*‘ω‘ *)「どうでもいいだと? 笑わせてくれるな。」

( ^ω^)「ツンを眠らせはしないお! 早くツンを渡すお!」

(*‘ω‘ *)「お前はバカか?
   ツン君が眠らなければ魔法はなくなり、ひろゆきは地に落ち、多くの人間が死ぬ。
   それとツン君が眠りに付くこと、どちらが良いかは子供でもわかることだと思うがね?」


( ^ω^)「・・・・・・・・・・・・。」


39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 21:07:02.56 ID:wdgI37s/0
続きktkr

40 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:08:02.85 ID:/HlfVcK10
川 ゚ -゚)「まあ待て、ちんぽっぽ。
    ここまで危険を冒してやってきた男に向かって、その言い草は無いだろう?」


クーはちんぽっぽを諫めた。


川 ゚ -゚)「内藤君、彼女を助けにここまで来た君の思い、確かに受け取った。
    しかし、何度も言うようだが、ツン君は渡せない。」

( ^ω^)「・・・・・・・・・・・・・・・。」

川 ゚ -゚)「君は私が責任を持って、無事に地上へと送り届けよう。 
    さあ、こっちに来たまえ。」


クーはブーンに向かって手を伸ばした。
しかし、ブーンはその場から動こうとしない。


川 ゚ -゚)「・・・・・・・どうした? 早く来たまえ。」


( ^ω^)「・・・・・・ひろゆきなんて、いらないお!!」


41 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:09:12.38 ID:/HlfVcK10
(*‘ω‘ *)「ふははははは! 
     何を言い出すかと思ったら、そんなことを!!」

川 ゚ -゚)「待て、ちんぽっぽ。
    ・・・・・・・内藤君、話を聞こうか。」


クーはブーンを見据えた。
それに応じるかのようにブーンはしゃべりだした。


( ^ω^)「誰かの犠牲の上に魔法が成り立つというなら、魔法なんていらない。
     僕の仲間は、そう言ってくれましたお。
     
     そして、僕もそう思いますお。
     
     誰かの犠牲の上に成り立つシステムなんて、この世に必要ないですお!
     そんなものが、人間を幸せにできるはずなんて無いですお!!」


42 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:11:36.10 ID:/HlfVcK10
川 ゚ -゚)「・・・・・・それはね、理想論だよ。 内藤君。」

( ^ω^)「・・・・・・・・・・・・・。」

川 ゚ -゚)「昔話で例えようか。
    
    はるか昔、世界には自動車という乗り物があった。
    それは人の移動を、物の流れをスムーズにし、人間社会を便利なものにした。
    
    その利便性の高さから、やがて自動車は世界にあふれかえった。
    しかしその弊害として、自動車による事故で多くの人間が亡くなったよ。」

( ^ω^)「・・・・・・・・・・・・・。」



43 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:12:38.57 ID:/HlfVcK10
川 ゚ -゚)「つまり、自動車はその利便性の裏で、多くの人間の犠牲を必要としたのだよ。
    
    ・・・・・・しかし、それでも自動車は無くならなかった。
    それどころか、その数はさらに増え続けた。
    
    さらに滑稽なのは、自動車事故で大切な人を失った者までもが
    その悲しい経験にもかかわらず、自動車に乗り続けたということだよ。」

( ^ω^)「・・・・・・・・・・・・・。」

川 ゚ -゚)「つまりだ、内藤君。 
    人間は、自分の便利で快適な生活のためなら、
    どんなに犠牲が増えようが悲しみを生もうが、そのシステムを存続させ続けるのだよ。

    醜くて、利己的で、愚かで・・・・・・
    ・・・・・・・人間とは、そんな生き物なのだよ。」



44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 21:13:23.10 ID:ZYlbfiBS0
はいはい英雄英雄。

45 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:14:22.41 ID:/HlfVcK10
( ^ω^)「・・・・・・それは、あまりに悲しい考え方ですお。」

川 ゚ -゚)「・・・・・・・・・・・・。」

( ^ω^)「確かに、そんな人もいるでしょうお。
     でも、それ以上に心優しい人間はたくさんいますお。

     ひたむきに自分の夢を追いかけ続けている人。
     大切な人を守るために、自分の夢を犠牲にした人。
   
     過去の悲しい経験を心の内に秘めながら、それでも前を向き続けて夢をかなえた人。
     自分の過ちを、命を懸けて償おうとする人。
    
     そして、かけがえの無い仲間を救うため、危険を顧みずに立ち向かった人達。

     僕が今まで出会ってきた人たちは、みんな、そんな心優しい人ばかりでしたお。
     だから、僕は思うんですお。
     
     人間はクーさんの言うような醜い生き物ではない、と。」


46 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:16:24.44 ID:/HlfVcK10
川 ゚ -゚)「・・・・・・・・・・・内藤君、
    残念ながら、君と私の考え方は相容れないようだな。
    わかんないです、ツン君を拘束しろ。」

( ><)「わかんないです!」

;゚听)ξ「きゃっ!!」


わかんないですはツンの手を後ろにひねり上げ、拘束した。


47 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:16:54.42 ID:/HlfVcK10
( ゚ω゚)「なにをするんだお!!
    その手を・・・・・・・・ツンを放すお!!」

川 ゚ -゚)「手荒なまねをしてすまない。
   だがな、内藤君。 人間とは、そんな心優しい生き物ではない。
   
   現に、FOXを復活させた人間たちを見ろ。
   
   自分が権力を得たいがため、自分が人を従えたいがため、
   その力を得るために、彼らはFOXを復活させたのだよ?」

(;^ω^)「・・・・・・・・・・・・。」

川 ゚ -゚)「やがて彼らは、その愚かさから大地を再び汚すだろう。
    そのとき、彼らを洗い流すためにも、ひろゆきは必要なのだよ。」

(;^ω^)「・・・・・・・・・・・・。」

川 ゚ -゚)「だからスケープゴートとして、
    ツン君には眠ってもらわなければならない。」


48 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:17:52.82 ID:/HlfVcK10
( ^ω^)「・・・・・・・・・ツンが、次に目覚めるのはいつですお?」

川 ゚ -゚)「・・・・・・ちんぽっぽ、どのくらい先だ?」

(*‘ω‘ *)「クーの事例からいくと、
    眠りに付いたツン君が目覚めるのは、数百年後だろうな。」

( ^ω^)「そのとき、ツンを知っている人は・・・・・
     ・・・・・・ツンが知っている人は、この世にいないですお?」


(*‘ω‘ *)「・・・・・・そうだな。」

( ;ω;)「目覚めたら、自分の知っている人はみんな死んでいる。
     ・・・・・・・・そんなの・・・・・そんなの、悲しすぎるお!!
     クーは、それで平気だったのかお!?」


川;゚ -゚)「・・・・・・・。」


49 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:19:41.13 ID:/HlfVcK10
( ;ω;)「クーは、話し方は冷たいけど、
     本当はとても優しい人ってことは僕にだってわかりますお。
     
     だってそうでしょうお?
     
     クーは人の未来を憂うがゆえ、母なる大地を守りたいがゆえに
     自分の人生を犠牲にしてひろゆきでスケープゴートとして眠り続けたんだお?」

川;゚ -゚)「・・・・・・・・・・。」

( ;ω;)「クーが目覚めたら、クーの知っている人はみんな死んでいたんだお?
     そんな世界で、たった一人で何千年も何万年も生き続けたんだお?

     そんなクーの苦労や悲しみは、僕にはとても想像できないお。

     だけど、クーのような悲しい人を生み出さなければ存続できないのがひろゆきというシステムなら、
     ひろゆきなんて無くなったほうがいいってことくらい、僕にだってわかるお!!

     もうこれ以上、クーのような悲しみを味わう人を生み出してはいけないんだお!!」


川;゚ -゚)「・・・・・・・・・・。」



50 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:21:10.28 ID:/HlfVcK10
川゚ -゚)「私は1人で眠っていたわけではないのだよ、内藤君。」

( ;ω;)「・・・・・・・・?」

川゚ -゚)「私が目覚めると、そこにはちんぽっぽやわかんないです達、ロボットがいた。」

(;^ω^);゚听)ξ「・・・・・・・ロボット?」

川゚ -゚)「そうだ。 
   ちんぽっぽやわかんないですはひろゆきが作られた際に、
   ひろゆきのシステムの管理・維持の補助をなすために
   機械文明により作られたロボットだ。」

( ><)(*‘ω‘ *)「・・・・・・・・・・・。」

川゚ -゚)「昔はこの2体だけではなく、数十体のロボットがいたよ。
   彼らは自分の意思を持ち、限りなく人間に近いといえるロボットだった。
   
   だから、私が知っている人間たちがこの世にいなくなっても、
   彼らがいてくれるおかげで、私は今まで発狂せずにすんだ。」

川゚ -゚)「だが、ロボットにも寿命はある。
   私が目覚めるたびに、彼らの数は減っていった。
   
   そして今回目覚めた時に残っていたロボットは
   ちんぽっぽとわかんないですの2体だけだったよ。」


51 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:22:41.97 ID:/HlfVcK10
川゚ -゚)「この2体・・・いや、この2人がいてくれなかったら、
   今頃私は発狂していただろう。」

( ><)(*‘ω‘ *)「・・・・・・・・・・・・。」

川゚ -゚)「しかし、ちんぽっぽもわかんないですもこれ以上長くは生きていられない。
    
   ・・・私は、ツン君を私より過酷な状況に追いやるところだったようだな。
   私は、ツン君を1人きりで眠らせてしまうところだったようだ。」

(;^ω^)「・・・・・・・・・・・。」

川゚ -゚)「わかんないです、ツン君を離してやれ。」

( ><)「わかんないです!」


わかんないですはツンを開放した。


52 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:23:17.25 ID:/HlfVcK10
川゚ -゚)「ツン君、君に選択権を与えよう。」

;゚听)ξ「・・・・・・・・・・・・。」

川゚ -゚)「ひろゆきでスケープゴートとして眠るか、
   内藤君と地上に降りて君の好きなように生きるか、
   君が好きな方を選びたまえ。」


;゚听)ξ「・・・・・・・・・・・・。」


53 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:24:50.33 ID:/HlfVcK10
ツンはブーンの顔を見た。

どっちを選びたいかなんて、決まっている。

ブーンについていきたい。
ブーンと共に生きたい。

だけど、自分がブーンを選べばひろゆきは地上に落ちる。
多くの人が死に、魔法もなくなる。
多くの人の命も、魔法の存続も、自分の選択により左右される。

ブーンについていったら、
自分はその選択をなしたことによる罪の意識を一生背負って生きなければならないだろう。

それなら、結局、選択肢は1つしかない。

だけど、1人きりでここに眠り続けるなんて、考えただけで頭がおかしくなる。

ブーンについていきたい。
だけど、人々の命も守りたい。


どちらか選べと言われても、あたしに選べるわけがない。


54 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:25:39.18 ID:/HlfVcK10
ξ;凵G)ξ「そんなの・・・・・・・選べないよ。」


ツンは、頭を抱えてその場にへたり込んだ。


もう何も考えられない。
もう何も考えたくない。
あたしはどうすればいいの?
どれが正解なの?


・・・・・・・誰か教えてよ!!


ツンは、頭の中が真っ白になった。


そんな真っ白な頭の中に、ブーンの声が響いてきた。



( ^ω^)「ツン、大好きだお。」




55 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:26:10.49 ID:/HlfVcK10
ξ;凵G)ξ「・・・・・・・・・?」


ツンは、ブーンのその言葉の意味がしばらく理解できなかった。


ξ;凵G)ξ「・・・・・・ブーン、今、なんて言ったの?」


(;^ω^)「二度も言わせるなお。
     僕は、ツンのことが大好きだって言ったんだお。」


56 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:27:34.38 ID:/HlfVcK10
( ^ω^)「森の遺跡でツンに置いていかれて、僕は気付いたんだお。
     
     夢はひとりでかなえても意味が無いし、うれしくもなんともないんだって。
     夢をかなえても、分かち合う人がいなければ意味が無いんだって。

     でも、その夢を分かち合う人は誰でもいいってわけでは無いんだお。
     僕が喜びを分かち合いたいのは、ツン、君なんだお!!」


57 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:28:44.09 ID:/HlfVcK10
ξ;凵G)ξ「・・・あたしじゃなくても・・・・・・毒男でもいいじゃない。」


( ^ω^)「確かに世界の裂け目を超えるって夢は、毒男とも分かち合うができたお。
     
     だけど、毒男にもきっと、僕とは別の毒男だけの夢があるお。
     だから、毒男にこれ以上僕の夢に付き合わせることは出来ないお。」


ξ;凵G)ξ「・・・・・・・・・・・・・。」


( ^ω^)「今まで、僕の夢がかなった瞬間にはいつもツンがいたお。
     
     夢がかなったとき、ツンとその喜びを分かち合えたからこそ、
     僕はとってもうれしかったんだお。

     だから、これからも僕の夢に付き合ってくれないかお?」


58 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:29:20.44 ID:/HlfVcK10
ξ;凵G)ξ「・・・・あたしのどこがいいの?
     あたしは魔法以外、何にも無い女だよ?」


( ^ω^)「森の遺跡でもそんなこと言ってたおね?
     あの時は動揺して言えなかったから、ここで言うお。
     
     ツン、そんなこと無いんだお。
     
     ツンは不器用なだけで、本当はとっても優しいことをみんな知っているお。
     だからみんなはツンを助けるため、僕をここまで連れてきてくれたんだお。」


59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 21:29:50.87 ID:nr88Xp3uO
祭のヨカーン!
あなたも↓のスレにブーンを!!!!!!!!!!

http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1153925086/

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 21:29:55.04 ID:eFwnaEXbO
>>1 その文章でよく投下できるな・・・ナムナム

61 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:30:27.74 ID:/HlfVcK10
ξ;凵G)ξ「・・・・・・そんなこと・・・・・・・・ないよ。」


( ^ω^)「そんなことあるお!
 
     ツンの笑顔が素敵なことを、僕は知っているお。
     ツンは人のことを思いやるとき、すごく素敵な笑顔を見せるお。

     僕は、そんなツンの笑顔にやられたお! フォーリンラブしたお!!
     僕はそんなツンの笑顔を、そばでいつまでも見ていたいお。

     だから、僕の夢に付き合ってほしいんだお。
     いつまでも僕のそばにいて、その笑顔を見せてほしいんだお!!」


ξ;凵G)ξ「・・・・・・あたしなんかでいいの?」

( ^ω^)「ツンだからこそついてきてほしいんだお。
     
     だからツン、僕たちが軍に捕まったときみたいに
     『あんたの夢に付き合ってやるわよ』って、言ってくれないかお?」


62 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:31:38.09 ID:/HlfVcK10
ξ;凵G)ξ「ブーーーーーーーーーーーン!!」

ブーンが、あたしの存在を認めてくれた。
あたしを必要だと言ってくれた。

それがうれしくてうれしくて、ツンは夢中でブーンのもとへと駆け出した。
そして、ツンはブーンに抱きついた。

( ^ω^)「おっおっお。 
     お帰りだお、ツン。」

ξ;凵G)ξ「・・・・・・ブーン・・・・・・・」


63 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:32:27.65 ID:/HlfVcK10
ξ;凵G)ξ「・・・・・ブーン、あたしはあなたの夢についていきたい。
     あなたが夢を追いかける姿を、いつまでもそばで見ていたい。
     
     だけど、あたしがその選択をすることで、多くの人が死んでしまうわ。
     あたし、どうすればいいの?」


( ^ω^)「なんだ、そんなことかお。」


そう言うとブーンはツンを離し、クーのほうを向いて言った。


( ^ω^)「僕は、ツンと一緒にひろゆきに眠りますお。」



64 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:33:37.45 ID:/HlfVcK10
ξ;凵G)ξ「何を言っているのブーン!!
     あんた、あたしに夢に付き合えって言ったばかりじゃない!!
     あんた、あたしのために夢をあきらめるって言うの!?」

( ^ω^)「夢はあきらめないお。
     ツンとここに眠って、誰も死なせることなく
     ひろゆきを処理できるようになったときに、改めて夢はかなえるお。」

ξ;凵G)ξ「・・・・ダメだよ・・・あたしのために・・・・そんなこと・・・・・」

( ^ω^)「勘違いしたらダメだお、ツン。
     僕の夢は、ツンがいないと意味が無いんだお。
     
     ツンがここを出ることが出来ないなら、僕の夢は結局かなえられないんだお。
     だから、ツンが何の憂いもなくここを出るようにすることは僕のためでもあるんだお。
     
     そして、そのための方法はこれしかないんだお。」

ξ;凵G)ξ「・・・・・・・・・・・。」

( ^ω^)「ということだお、クー。
     僕とツンを、ひろゆきに眠らせてくれお。」


川 ゚ -゚)「・・・・・・・・・。」


65 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:34:21.76 ID:/HlfVcK10
川 ゚ -゚)「・・・・・・その必要は、無い。」


クーがそう言うと同時に、ブーンたちの足元がガクンと揺れた。


(;^ω^)「な、何をしたんだお!?」

川 ゚ -゚)「ひろゆきのブースターを作動させた。
    しばらくすれば、ひろゆきは重力圏から抜け、宇宙の彼方へと消える。
    
    これで君たちが眠らなくとも、ひろゆきが地上に落ちることは無い。
    ・・・・・・魔法と、天候制御の効力は無くなるがな。」

(;^ω^)「・・・・・・・・・。」

川 ゚ -゚)「ひろゆきが重力圏を抜けるまでは、ひろゆきのシステムの効力は続く。
    それまでに君たちはここから魔方陣で脱出したまえ。
    その間に、われわれはFOXを破壊する。」


66 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:35:07.38 ID:/HlfVcK10
(;^ω^)「FOXを破壊するって、いったいどうやるんだお?」

川 ゚ -゚)「それを君たちが知る必要はない。
    だが安心したまえ。 FOXは、われわれが命にかえて破壊する。」

(;^ω^)「命にかえてって、クーは死んじゃうのかお?」

川 ゚ -゚)「十中八九、そうだろうな。 しかし、覚悟はできている。」

(;゚ω゚)「死んじゃだめだお!!
    クーは今まで自分を犠牲にして、ひろゆきを・・・世界を守ってきたんだお!
    
    だから、クーはこれから幸せにならなきゃいけないんだお!!
    僕たちも協力するから、死んじゃダメだお!!」


67 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:36:24.78 ID:/HlfVcK10
川;-;)「内藤君・・・・・・君は優しすぎる。」

(;゚ω゚);゚听)ξ「!!」


今までポーカーフェイスを崩さなかったクーの目から、涙が流れ落ちた。


川;-;)「私の人間に対する考え方は変わらない。
     人間とは、醜くて、利己的で、愚かな生き物だ。
     
     だけど、そんな人間ばかりでもないようだな。」

(;゚ω゚);゚听)ξ「・・・・・・・・・・。」

川;ー;)「人間は必ず、再び大地を汚すだろう。
     私はその抑止力としても、ひろゆきは必要だと思ってきた。
     
     しかし、それはおせっかいのようだったな。
     世界と人間の行く末は、
     君たちのように、その時代に生きるものたちが決めるべきなんだな。

     そのとき、世界が私の思うような人間ばかりであれば、世界は滅びるだろう。
     だが、そのときに、君たちのような人間がいたとしたら、
     人間を・・・世界を守るために、何かしら行動を起こすだろう。

     その行動に、ひろゆきや私のような過去のシステムが干渉するのは無粋だな。」


68 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:38:44.97 ID:/HlfVcK10
川;ー;)「私は・・・・・・疲れたんだ。
     
     はるか悠久の時の中を生き続けることに・・・・・
     自然の断りに逆らい、この身を永らえることに
     ・・・・・私はもう、疲れたんだよ。」

川;ー;)「内藤君、最後に君のような人間に出会えてよかった。
     君に出会えたおかげで、私のこんな人生にも価値があったと思える。」

(;゚ω゚);゚听)ξ「・・・・・・・・・・・・。」



69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 21:38:45.11 ID:VU1IBFtZO
wktk

70 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:39:25.14 ID:/HlfVcK10
川 ;ー;)「FOXは必ず破壊する。
     ひろゆきも宇宙の彼方へと消える。
     
     そして世界は過去の文明の楔から解放され、新しく生まれ変わる。
     君たちは安心して、新しい世界を生きたまえ。」


(;゚ω゚);゚听)ξ「クーーーーー!!」


ブーンとツンが叫ぶと同時に、
クー、ちんぽっぽ、わかんないですの姿は炎の渦に包まれた。


その炎の渦が消えたとき、そこに3人の姿は無かった。


第49話 完      


71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 21:40:32.24 ID:ZYlbfiBS0
うんこキンタマ

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 21:40:47.93 ID:wdgI37s/0
おつ

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 21:40:56.79 ID:cOUUq+UY0
話の途中でレスするのやめてほしい

74 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:41:14.35 ID:/HlfVcK10
あーはずかし。
本当、よくこんな文章投下できたな、俺。

タバコが切れたんで高速で買ってきます。

タバコでも吸わんと、恥ずかしくて死にそうです。

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 21:42:17.14 ID:VfZ8tLiK0
理(ことわり)

76 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:51:19.98 ID:/HlfVcK10
第50話( ^ω^)火の鳥の伝説 だお!


(*‘ω‘ *)「やれやれ、再びこれを動かす日が来るとはな。」


そういうとちんぽっぽは、目の前の物体を見上げた。
クー、ちんぽっぽ、わかんないですの目の前には、巨大な機械の鳥がいた。


( ><)「魔導兵器『ジュウシマツ住職』。
    ひろゆき防衛の目的でひろゆき設立当初に作られ
    かつて古代史においてFOXを沈めた、われわれの最後の力だ。」


川 ゚ -゚) (*‘ω‘ *)「・・・・・・・・・・・わかんないです、しゃべれたのか?」


( ><)「・・・・・・わかんないです!!」


77 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:51:54.98 ID:/HlfVcK10
3人は、腹部に備え付けられたコックピットに乗り込んだ。


川 ゚ -゚)「魔導回路、正常に起動した。」

( ><)「わかんないです!!」

(*‘ω‘ *)「アナルブースター、点火完了だ。」

( ><)「わかんないです!!」

川 ゚ -゚)「よし! 魔導兵器『ジュウシマツ住職』、発進する!!」

( ><)「トエエエエエイ!!」


住職は翼に炎をまとわせると、空中へと羽ばたいた。


78 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:52:26.60 ID:/HlfVcK10
( ^ω^)ξ゚听)ξ「・・・・・・・・・・・。」


ひろゆきの建物から出たブーンとツンは、
森の遺跡へとつながる魔方陣へと歩いていた。

しかし、その表情は優れない。


( ^ω^)「・・・・クーは、死ぬ気なのかお?」

ξ゚听)ξ「・・・・・・わかんないよ。」


79 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:53:10.80 ID:/HlfVcK10
そのときだった。

ブーンとツンは、巨大な影に包まれた。

何事かと思って二人が見上げると、二人の頭上には巨大な鳥の姿があった。


(;゚ω゚)「・・・・なんですかお、あれ?」

;゚听)ξ「・・・・・・・火の・・・・・鳥??」


その機械の鳥は、翼に炎をまとわせながらひろゆきの下、地上へと降下していった。


80 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:54:37.09 ID:/HlfVcK10
( ´_ゝ`)「やれやれ、どうしてわれわれがこんなことをせねばならんのだ。」

(´<_` )「そう言うな兄者。われわれは仮にも水の都の民。
     その復興に協力することは、われわれの義務だよ。」


そんな風に文句をたれながら作業する流石兄弟のもとに、モナーとギコがやってきた。


( ´∀`)「いやー、ご苦労さんモナ。」

( ,,゚Д゚)「流石兄弟!
    モナー達が、風の谷から支援物資を持ってきてくれたぞゴルァ!!   
    それをさっさを運ぶんだゴルァ!!」

( ´_ゝ`)「やれやれ、こき使ってくれるな。 
      早いとこ終わらせて、森の遺跡の調査に戻りたいものだな、弟者よ。」

(´<_`;)「・・・・・・・・・・。」

( ´_ゝ`)「どうした弟者? 持病の痔が痛むのか?」

(´<_`;)「・・・・・・兄者、あれは何だ?」


そう言って、弟者は空を指差した。

81 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:55:14.05 ID:/HlfVcK10
その方向を見ると、空には巨大な、炎をまとった鳥が飛んでいた。


(;´∀`)「あれは・・・・・・なんだモナ?」

( ;,,゚Д゚)「ししし、知るかゴルァ!」

(;´_ゝ`)「あれは・・・・マッサーカー・・・・・・・」

(´<_`;)「古代史でFOXを沈めたという・・・・・・・火の鳥??」


4人の視線の先では、火の鳥がその炎の翼を羽ばたかせていた。


やがて火の鳥は、空の彼方へとその姿を消していった。


82 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:56:07.33 ID:/HlfVcK10
( ゚∀゚)「大佐!! FOXが見えました!!」

(´・ω・`)「そうなの? ご苦労さん。」


VIP☆STARは、FOXが田代砲を撃ったときに割けた世界の裂け目の雷雲の前にいた。
そこから、小さいながらFOXの姿が目視できた。


( ゚∀゚)「さあ、FOXのフサギコたちに一発かましてやりましょう!」

(´・ω・`)「そうだね。 一発やっちゃおうか。」


ショボンはジョルジュの肩に手をかけた。


(;゚∀゚)「た、大佐? 何をなさる気で?」


(´・ω・`)「  一  発  や  ら  な  い  か  ?  」


(;゚∀゚)「いやあああああああああああああああああああああああ」



83 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:57:02.99 ID:/HlfVcK10
(´・ω・`)「冗談はさておき、」

('A`)「冗談になってないぞ。」

(*゚ー゚)「おーい、ジョルジュくーん、大丈夫ですかー?」

(゚∀゚)「・・・・・・・・・・・・・。」


真っ白に燃え尽きたジョルジュを尻目に、ショボンは続けた。


(´・ω・`)「冗談はさておき、これからVIP☆STARはFOXに特攻する。」

Σ(;'A`)Σ (;゚∀゚) Σ(;*゚ー゚)「 ! ? 」 

/ ,' 3「というわけで、わしとショボン以外は速やかにVIP☆STARから退艦したまえ。」


84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 21:58:07.15 ID:cFIG7SuO0
ショボンしんじゃらめえええええええええええ

85 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:58:09.49 ID:/HlfVcK10
(;゚∀゚)「な・・・特攻だなんて、何バカなことを言っているんですか!!」

(´・ω・`)「残念だが、本気だよ。
    君もFOXの力は見ただろう?
    特攻でもしない限り、FOXは沈められない。」

(;゚∀゚)「それなら、俺も残ります!」

(´・ω・`)「それは許可できない。 死ぬのは僕たち2人で十分だ。」

('A`)「なんで死ぬのが、あんたたち2人なんだ?」

/ ,' 3「ほっほっほ、それが上に立つ人間の責任という奴じゃよ。
  不可抗力とはいえ、君たちをFOX復活に協力させてしまったのはわしら二人じゃ。
  
  その責任は、わしらが取らんとのう。」


86 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:59:05.47 ID:/HlfVcK10
(;゚∀゚)「な、なんと言われても、俺はここから動きませんよ!!」

(´・ω・`)「そんな聞き分けの無い子は
     掘  っ  ち  ゃ  う  ぞ  ?  ?  」

(;゚∀゚)「ほ、掘られてもかまいません!!」

\(´・ω・`)/「わーい、いただきまーす。」


(;゚∀゚)「いやああああああああああああああああああああああああ」



ショボンの手によって、
ジョルジュのかわいらしいお尻が露出させられた。


そのときだった。

しぃが、前方を指差しながらつぶやいた。



(;*゚ー゚)「・・・・・・鳥が・・・・・・・・・・飛んでいる。」




87 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:59:55.18 ID:/HlfVcK10
一方こちらはFOXの制御室。
そこにフサギコはいた。


ミ,,゚Д゚彡「くくく、このFOXの力を使い、ワシはこの世界の王となるのだ!」


あの偉大なムスカでさえ成しえなかった野望を、自分は今果たそうとしているのだ。
フサギコはその興奮のため、人目もはばからずに高笑いした。


そのときだった。
兵士が、悲鳴にも似た声をあげた。


兵士「フ、フサギコ総帥!! 巨大な鳥が、こちらに接近してきます!!」

ミ,,゚Д゚彡「何をバカなことを言って・・・・・・・。」


フサギコが制御室から外を見ると、
炎をまとった巨大な鳥が、FOXに向かって接近していた。


88 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:00:39.33 ID:/HlfVcK10
ミ;,,゚Д゚彡「・・・・・・・・・」


あの鳥はヤバイ。
FOX自身が持つ過去の記憶が、フサギコに流入したかどうかは定かではない。
しかし、フサギコはそう感じた。


ミ;,,゚Д゚彡「た、田代砲で、あの鳥を吹き飛ばせ!! 急げ!!」

兵士「は、はっ!! わかりました。」


田代砲は、その照準を火の鳥・・・魔導兵器『ジュウシマツ住職』に向けた。


ミ;,,゚Д゚彡「発射せよ!!」


田代砲は、強烈な閃光と轟音とともに発射された。


89 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:01:35.13 ID:/HlfVcK10
川;゚ -゚)「ちいぃ!!」


田代砲の直撃から、クーはかろうじて避けた。
しかし、直撃を受けなくとも機体のダメージは相当なようだ。


川;゚ -゚)「被害箇所は!?」

( ><)「わかんないです!!」

(*‘ω‘ *)「お前は黙っていろ。
    クー、左翼を丸ごと持っていかれたぞ。 
    姿勢の制御ができん。 飛行するので精一杯だ。」


それを聞いて、クーはぺろりと舌なめずり。(肉欲さん、ごめんなさい)


川 ゚ー゚)「いや・・・・・・飛行できれば十分だ。」



90 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:03:30.09 ID:/HlfVcK10
川゚ -゚)「ちんぽっぽ、わかんないです。
    すまないが、お前たちの命、私にくれ。」

( ><)「わかってます!!」

(*‘ω‘ *)「何万年も付き合ってきたよしみだ。 
     俺の命くらい、好きに使わせてやる。」


川 ゚ー゚)「ふ・・・・・・ありがとう。」


91 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:03:57.59 ID:/HlfVcK10
クーがそう言い終わると、
片翼を失った火の鳥の体が、大きな炎に包まれた。

火の鳥の体は、その炎により数倍に膨れ上がった。


その炎は、まるでクーたちの命のともし火のようだ。


川 ゚ー゚)「FOX!! ともに地獄へ落ちようぞ!!」

(*‘ω‘ *)「ちんぽっぽ!!」

( ><)「わかんないです!!」



川 ゚ー゚) (*‘ω‘ *)( ><)「トエエエエエエエエエエエエイ!!!!!!」



火の鳥は、その体ごとFOXに突っ込んでいった。

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 22:04:43.24 ID:ZYlbfiBS0
ダディの口か

93 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:05:06.45 ID:/HlfVcK10
(;'A`)「・・・・・・・・・・・・。」
(;*゚ー゚)「・・・・・・・・・・・。」
(;゚∀゚)「・・・・・・・・・・・。」
(;´・ω・`)「・・・・・・・・・・・・。」
/ ,' 3「・・・・・・・・・・・。」


VIP☆STARの中で、5人はその光景を無言で見つめていた。


田代砲に撃たれ、方翼を失った火の鳥が、
まるでその命を燃やし尽くすかのように巨大な炎を体にまとわせ、FOXに突っ込んだ。


FOXは、その炎・・・クーたちの命の炎に包まれた。
そして、突っ込まれた衝撃でバラバラになって落ちていく。


やがてFOXの欠片たちは、炎に焼かれながら、世界の裂け目の底へと消えていった。


第50話 完 推奨BGM  この世の果てまで / the pillows


94 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:06:25.58 ID:/HlfVcK10
推奨BGM  
http://www.youtube.com/watch?v=to87wMcuz04&search=kono%20yo%20no

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 22:06:43.95 ID:A6k9fUH90
イエア        イエア
 

   トエエエエエエエエエエエイ

96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 22:07:36.31 ID:cOUUq+UY0
>>1
GJ!

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 22:08:55.53 ID:DSihLV0R0
>>1
乙!!

98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 22:11:38.11 ID:omwJV8kQ0
>>1
超GJ!

99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 22:14:28.20 ID:VU1IBFtZO
なんで肉欲さんの名前が出てくるんだ?

100 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:15:05.17 ID:/HlfVcK10
最終話( ^ω^)世界のすべて だお!


宇宙へと上昇を開始したひろゆきの上に、ブーンとツンはいた。

二人はひろゆきの大地の端に立っていた。
そこから二人は、自分たちの住む世界の姿を見ていた。


( ^ω^)「・・・・・・・・・・・・。」
ξ゚听)ξ「・・・・・・・・・・・・・。」


ひろゆきから見える世界は、蒼穹の色をした丸い球形をしている。
その上に、茶色の大地と白い雲が見える。


ブーンは、その世界を美しいと思った。


101 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:15:59.76 ID:/HlfVcK10
ブーンがその世界の姿に見惚れていると、隣からツンの声が聞こえてきた。


ξ゚ー゚)ξ「ブーン、夢がかなったね。」

( ^ω^)「お? どういうことだお?」

ξ゚ー゚)ξ「だってそうじゃない。」


ツンは、眼下に広がる蒼い球形の大地を指差して言った。



ξ゚ー゚)ξ「だって今あたしたちが見ているものって
   世  界  の  す  べ  て  じゃない。」




102 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:17:34.08 ID:/HlfVcK10
( ^ω^)「・・・・・・・・・。」


ブーンは再び蒼穹の色をした丸い大地を見た。
これが・・・・・・世界のすべて?


確かにそうだ。
そこにはブーンたちが住む大陸が、世界の裂け目が、海が、
そして、ブーンたちがまだ知らない別の大陸の姿が見える。


これが・・・・・・・・世界のすべてなんだ。


103 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:18:54.23 ID:/HlfVcK10
( ^ω^)「・・・・・・・・・・・」

ξ゚听)ξ「・・・・・・どうしたの? ブーン?
   もっと喜びなさいよ? 夢がかなったんだよ?」

( ^ω^)「・・・・・・・・・・・・」


ツンの言うとおりだ。
これが、世界のすべてだ。
眼下に広がるこの蒼穹の丸い大地こそが、僕たちの世界のすべてなんだ。


だけど、何かが違う。
僕が見たかったのはこれなのか?


眼下に広がるそれは、確かに息を呑むほどに美しい。
そして、これが世界のすべてであることは間違いない。


だけど・・・・・・・だけど、やっぱり何かが違う。


104 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:20:14.30 ID:/HlfVcK10
( ^ω^)「・・・・違うお、ツン。」

ξ゚听)ξ「何がよ??」

( ^ω^)「今、僕たちが見ているのは、確かに世界のすべてかもしれないお。
     でも、僕が見たい世界のすべては、これじゃないんだお。」

ξ゚听)ξ「どういうこと? よくわかんないよ。」

( ^ω^)「たとえば地図を広げて、そこに描かれた世界を見て、
     ツンは『世界のすべてを見た』って言えるかお?」

ξ゚听)ξ「・・・・・・・・言えないわね。」

( ^ω^)「つまり、そういうことだお。
     
     確かに、ここから見えるのは地図と違った、本物の世界のすべてだお。
     だけど地図と同じように、ここからは世界の細かい姿までは見えないお。
     
     ある場所の、そこから見える景色や風のにおい、
     そして、そこに生活している動物や人々の姿は、ここからは見えないお。

     僕はそういうものすべてを含めた『世界のすべて』を見たいんだお。」


105 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:20:47.70 ID:/HlfVcK10
ξ゚ー゚)ξ「・・・こんなきれいな世界を見ても満足できないなんて、ブーンも贅沢な奴ね。」

( ^ω^)「おっおっお。 確かにそうだお。」


二人は笑いあった。
そして、ブーンはツンの手を握って言った。


( ^ω^)「さあ行くお。 僕たちの世界に帰るんだお。」

ξ^ー^)ξ「・・・・・・・・・・うん!!」



106 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:21:40.44 ID:/HlfVcK10
('A`)「・・・・・・・・・・・。」

(*゚ー゚)「・・・・・・・・・・。」


FOXの最後を見届けた毒男たちは、大地に降りて世界の裂け目を見つめていた。


(*゚ー゚)「あの鳥・・・・・・なんだったんだろうね?」

('A`)「・・・・・・わかりません。
  ただ、ブーンとツンではないことは確かです。」

(*゚ー゚)「・・・・・・どうしてそう言えるの?」


('A`)「ブーンには、世界のすべてを見るっていう夢があります。
  その夢を果たさないで、あいつが死ぬわけありませんよ。」


(*゚ー゚)「・・・・・・・・・・うん、そうだね!」


107 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:22:17.35 ID:/HlfVcK10
そのとき、世界の裂け目から強風が吹き荒れた。


その風は、十数分吹き続けた。
毒男たちはその風に吹き飛ばされないよう、自分の身を守るだけで精一杯だった

そしてその風がやんだとき、そこから見える世界は一変していた。


(;'A`)「雷雲が・・・・・・」

(;*゚ー゚)「・・・・・・消えている。」



108 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:23:16.14 ID:/HlfVcK10
(´・ω・`)「ひろゆきが、その力を失ったんだろう。」


いつの間にか後ろにいたショボンがそう言った。


('A`)「・・・どういうことだ?」

(´・ω・`)「毒男から聞いた話では、
     ひろゆきは魔法だけでなく天候を、自然を支配していたそうじゃないか。

     だからこそ、世界の裂け目の上空に雷雲を留めておくことが出来た。
     そしてその力が無くなった今、雷雲は解き放たれ、その姿を消したんだろう。」

('A`)「ということは・・・・・・
  しぃさん!! 魔法は使えますか!?」

(;*゚ー゚)「・・・・・・・・・・。」


しぃは、指輪をかざし、呪文を唱えた。
しかし、風も何も起こることは無かった。


109 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:23:53.98 ID:/HlfVcK10
(*゚ー゚)「えへへ・・・・・・魔法、使えなくなっちゃった。」

('A`) (´・ω・`)「・・・・・・・・・・・・・。」


二人はしぃに頭を下げた。


('A`)「本当に申し訳ない。
  俺たちが世界の裂け目を超えなければ・・・FOXを発見しなければ・・・。」

(´・ω・`)「弁解の余地は無いよ。
     僕たちをののしるなり、殴るなり、去勢するなり、
     なんなりと自由にしてくれてかまわない。」



110 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:24:59.37 ID:/HlfVcK10
(*゚ー゚)「・・・・・・・頭を上げてください。」


その声に毒男とショボンが頭を上げると、しぃの笑顔がそこにはあった。


(*゚ー゚)「別に、魔法が無くなったって平気だよ。
    
    魔法が使えなくても、私は私だよ。
    私たちの生活も、何も変わらないよ。
   
    ただね、今まで出来たことが出来なくなって、ちょっと寂しかっただけ。」

('A`) (´・ω・`)「・・・・・・・・・・・・・・・・。」

(*゚ー゚)「それにね、私、今、すっごくうれしいんだよ!!」


そう言うと、しぃは両手を空にかざした。


(*゚ー゚)「風がね、すごく活き活きしているの。
   こんなにうれしそうな風を感じたのは、生まれて初めて!!
   まるで何かに繋がれていた風が、自由に動き始めたみたい!!」


111 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:26:22.71 ID:/HlfVcK10
(´・ω・`)「・・・・・・繋がれていた風が、ひろゆきから解き放たれたんだろう。」

(*゚ー゚)「・・・・・・そうだね!
   
   これも、毒男君やショボンさんたちが世界の裂け目を超えて、
   FOXを発見してくれたからだよ!!
   
   本当にありがとう!! 風たちに変わって、お礼を言わせてもらうよ!!」


(*'A`*)「あばばばばばばばば・・・・そんな・・・・お礼だなんて・・・。」


(´・ω・`)「それなら、体で払ってもらおうか。
     僕は両刀使いなんでね。 女の子でもモーマンタイさ!!」


('A`)(*゚ー゚)「ぶち殺すぞ。」


112 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:27:03.92 ID:/HlfVcK10
しばらくして、毒男にジョルジュが話しかけてきた。


( ゚∀゚)「おい毒男、これからどうするんだ?」

('A`)「もろちん、新しい夢をかなえに行くさ。」

( ゚∀゚)「新しい夢? 何じゃそりゃ?」

('A`)「ふひひひひwwwwwそれはだな・・・・・・・・・」



(*'A`*)「しぃさんの お 婿 さ ん になることだ!!」



(;゚∀゚)「・・・・・・・・・・・・・。」


113 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:27:47.48 ID:/HlfVcK10
( ゚∀゚)「ということは、こっちの世界に残るのか?」

('A`)「まあ、そういうことになるな。」

( ;∀;)「べ、別に寂しいだなんて、思っていないんだからね!!」

(*'A`*)「はいはいツンデレツンデレ。
  そういうお前は、これからどうするんだ?」

( ゚∀゚)「決まっているだろう? さらに速い飛行機械を作るのさ!」

('A`)「そうか・・・・・・。
  なら、とりあえずここでお別れだな。」

( ゚∀゚)「・・・・・・・ああ。」


そう言うと、二人は固い握手を交わした。


( ゚∀゚)「暇なときは、俺の世界最速の飛行機械で会いに来てやるよ。」

('A`)「ふひひひwwww楽しみにしているぜ。
  そのときは、俺としぃさんの子供を見せてやるよ。」


( ゚∀゚)「お前の子供・・・・・・・テラキモスwwwwwwwwwwww」


114 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:28:41.98 ID:/HlfVcK10
/ ,' 3「やれやれ、死に損なってしまったのう。」

(´・ω・`)「まったくですね。」


荒巻とショボンは、世界の裂け目を眺めていた。


/ ,' 3「おまえさん、これからどうするんだ?
  おまえさんが学生時代から追いかけてきたFOXは、世界の裂け目に消えた。
  おまえさんはこれから、何を生きがいにするんだ?」


(´・ω・`)「思えば軍に入ったのも、軍を利用してFOXを見つけ出すためでしたからねぇ。」


そう言って、ショボンは目を細め、世界の裂け目の底を見つめた。


(´・ω・`)「しかし、僕には人の上に立つ才能があるようでしてね。
     その才能のおかげで、大佐の地位まで上り詰めることが出来ましたしね。
     
     だからこの際、軍の総帥の地位まで上り詰めてやろうと思いますよ。
     そして、僕の好きなように軍を使ってやりますよ。」


115 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:29:49.40 ID:/HlfVcK10
/ ,' 3「ほっほっほ。それはいいのう。
  そのときは、わしの古代史研究チームに予算をたんまり回してくれ。」

(´・ω・`)「恩師であるあなたの言うことだ、善処しましょう。」

/ ,' 3「しかし、フサギコのようにはなるんじゃないぞ?」

(´・ω・`)「わかっていますよ。
     まあ総帥権限で、軍のいい男のケツの穴くらいは掘らせてもらいますがね。」

/ ,' 3「まあ、そのくらいだったらかまわんじゃろ。」


そして、ショボンはジョルジュのもとに歩き出した。


116 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:30:57.47 ID:/HlfVcK10
(´・ω・`)「やあジョルジュ。」

( ゚∀゚)「あ、大佐。 どうされました?」

(´・ω・`)「僕はこれから軍の総帥を目指すことにしたよ。
     だからジョルジュ、僕に付いてきてくれないかい?」

( ゚∀゚)「当たり前じゃないですか!! 何でも言うこと聞きますよ!!」


その言葉を聞いて、ショボンの目がギラリと光った。


(´☆ω☆`)「言ったね? 今、何でも言うこと聞くって言ったね?」

(;゚∀゚)「はあ・・・・言いましたけど?」

(´☆ω☆`)「ならばそのケツの穴、明け渡してもらおうか!!!!」

(;゚∀゚)「え?・・・・・・・・・あの・・・・・その・・・・・」


(´☆ω☆`)「  レ  ッ  ツ  く  そ  み  そ  !  !  」



(;゚∀゚)「いやああああああああああああああああああああああああああああああ」




117 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:32:03.30 ID:/HlfVcK10
毒男としぃは、そんなショボンとジョルジュの様子を眺めていた。


('A`)「あー、まったく仲のいいことで。」

(;*゚ー゚)「世の中って、いろんな人がいるんだね。」


少し引き気味のしぃに向かい、毒男は促した。


('A`)「さて、行きましょうか。
   FOXが沈み、世界がひろゆきから解き放たれたことを、谷のみんなに伝えに。」

(*゚ー゚)「・・・・・・そうだね!」


そう言うと、しぃは毒男の手を握った。


(*'A`*)「あqwせdrftgyふじこlp!!!!!!」

(*゚ー゚)「あはは! 行くよ、どっくん♪」


そうして、二人は風の谷へと歩き出した。



118 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:32:57.16 ID:/HlfVcK10






















119 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:33:38.80 ID:/HlfVcK10
( ^ω^)「・・・・・・・・・。」

ξ゚ー゚)ξ「・・・・・・・・・・。」


ひろゆきから戻った二人は、森の遺跡の樹海を抜け、草原の中に立っていた。

二人のそばを、風が渡っていく。


ξ゚ー゚)ξ「・・・・・風が、活き活きしているね。」

( ^ω^)「風が・・・世界が、過去の文明の楔から解き放たれたんだお。」


FOXもひろゆきも、魔法も自然を支配する力も、この世界から無くなった。

そんな新しい世界に、二人は立っていた。


120 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:34:06.42 ID:/HlfVcK10




ξ゚ー゚)ξ「・・・・・・今まで、いろんなことがあったね。」

( ^ω^)「ホントだお。
    ・・・・・・・ホント、いろんなことがあったお。」





121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 22:38:20.04 ID:A6k9fUH90
wktk

122 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:38:29.76 ID:/HlfVcK10


             「おいすー。ミルナ教授、レポートもって来ましたお」

「機関車は速いお!光る風も追い越しちゃうお。」

                「ぶち殺すぞ。でな、ブーン。いいこと、とはこいつのことだ。」

「ブーン、お前は何で世界の裂け目を超えたいんだ?」

                 「古代史の、世界のすべてをみたいんだお。」

               「遅くても2週間内には微調整は完了する。その間に身辺整理は、しといてくれ。」

    「これをな、アナルに突っ込むと・・・」

                       「これからは、お前は俺と同等の研究者だ。達者でやれや。」

                   「はい、一人100諭吉になります。」







         

123 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:41:33.28 ID:/HlfVcK10


            「アナルがぁwwwwこれがエクスタシーなのかおwwwww」

                             「空とアナルは男のロマンだぜ!」

           「おお、今僕、空を飛んでるお。」

                   「お、おいすーございます・・・・。」

                               「これは・・・・魔法よ。」

              「マンボウうめーwwwwwむしゃむしゃwwwwwww」

    「そんなことより、僕のアナルの心配をしてほしいお。」

                          「こいつら・・・できる!いったい何者だ・・・・?」

                 「とりあえず、死んでもらおうか。」

        「軍に入って研究に協力しない?」

                  「男同士の!」「お約束だお!」


124 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:44:23.82 ID:/HlfVcK10
            「あ、ごめん。これウコンの力じゃなくてウンコの力だったわ。」

                       「明日はオナムーの最高記録にチャレンジするんだお!」

       「サプラーーーーーーーーーーーーイズ!!!!!」

               「その名も『もすかう』だwwwwwwww」

                           「  や  ら  な  い  か  !  ?  」

  「行くお。僕たちの目的地は、あそこじゃないお。」

        「ジョルジュの・・・・・・・・・バーローが。」

                       「おっぱいが・・・・おっぱいが飛んでくるオおおおオオお!!!!」

        「俺たちのたどり着くことのできなかった彼方へ、飛べ。」

               「俺たちは 世界の裂け目を 越えますた (字余り)」




125 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:47:10.80 ID:/HlfVcK10

                「  こ  の  短  小  男  !  !  」

   「あたしは風の谷のナウしぃカ。しぃって呼んでね。」

                          「私は毒男と申します!どっくんって呼んでね!」

           「あ、ありがとう!お姉さん、大事にいただくからね!」

                       「ナイスアナル!」

    「ツーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!」

                       「最後に・・・・・・ブーンと仲直りできて・・・・・よかった。」

     「うわー、魔方陣の光の中、暖かいナリ〜。」

              「ありがとうだお! スネオ・クールさん。」

                     「こういう言い方はきらいだが、さしずめこれは君の運命だ。」



126 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:49:51.37 ID:/HlfVcK10

        「僕と、結婚を前提に結婚してください!!」

                   「ブーン、あなたの夢は、あたしが守るわ。」

           「永遠を願うなら、一度だけ抱きしめて・・・その手から、離せばいい。」

                          「オナニーは偉大だ。 悩んだらオナニーをすればいい。」

  「全身からほとばしるこの熱いパトス!!毒男にとどけ!!」

                      「ぼ、僕の使用済みブリーフでよければ・・・・・・。」

  「空より高く!空より先へ!飛んでいけ!!ブーーーーーン!!」

                               「エターナル・フォース・ブリザード!!」

                     「ツン、大好きだお。」

        「FOX!! ともに地獄へ落ちようぞ!!」

                 「だって今あたしたちが見ているものって

                世  界  の  す  べ  て  じゃない。」


127 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:50:39.75 ID:/HlfVcK10
( ^ω^)ξ゚ー゚)ξ「・・・・・・・・・・・・・。」


今までのことを思い出しながら、二人は風に揺れる草原を見つめていた。

そして、ブーンはツンにむけて言った。


( ^ω^)「ツン。 これからも、僕の夢に付き合ってくれるかお?」

ξ゚ー゚)ξ「当たり前じゃない。
    あんた、あたしがいなくちゃ何にも出来ないじゃない。」

( ^ω^)「おっおっお。 それもそうだお。」

ξ^ー^)ξ「この世の果てまで、あんたの夢に付き合ってやるわよ!!」



128 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:52:25.77 ID:/HlfVcK10
そのときだった。

風が、その向きを変えた。


( ^ω^)「・・・・・・行くお! 
     風が、僕たちを呼んでいるお!!」

ξ^ー^)ξ「うん!!」


そして二人は手を取り合い
風の吹くほうへと歩き出した。



目指すは、世界のすべて。
ブーンとツンの、夢の向こう側だ。



129 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:52:46.93 ID:/HlfVcK10

二人は歩き続けた。
いつまでもいつまでも歩き続けた。



やがて、二人の姿は地平線の彼方へと消え、見えなくなった。



最終話 完          推奨BGM  終わりなき旅 / Mr Children


130 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:53:43.24 ID:/HlfVcK10






      ( ^ω^)が世界のすべてを見てみたいようです

               

              〜おしまい〜









131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 22:54:16.01 ID:ZYlbfiBS0
ウンポキンタマッ!!

132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 22:54:20.14 ID:pvdliAQb0
>>1
乙!!!GJ!!!

133 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 22:54:21.41 ID:/HlfVcK10
終わりなき旅

http://www.youtube.com/watch?v=SlpNIqmjkIY&search=%E7%B5%82%E3%82%8F%E3%82%8A%E3%81%AA%E3%81%8D%E6%97%85

134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 22:54:24.78 ID:nWXWn19L0
乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙

135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 22:54:47.55 ID:VU1IBFtZO
激しく乙

136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 22:55:07.42 ID:cOUUq+UY0
狂おしくGJ!!!
第一話から張り付いてた甲斐があった

137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 22:55:14.09 ID:omwJV8kQ0
>>1
GJGJGJGJGJ!!!

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 22:57:18.94 ID:DHAE+PXH0
乙カレー

139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 22:57:23.23 ID:i50Xt8Qb0
ついに終わっちまった・・・

140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 22:57:31.33 ID:DSihLV0R0
>>1
GGGJJJ!!!
最後の流れが最高だった!!

141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 22:59:16.02 ID:RTommiXPO
>>1
超乙!
久々にリアルタイムでwktkしたよ

142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 22:59:47.38 ID:qboC/FCK0
>>1
乙!感動したよ( ;ω;)
1ヶ月間wktkさせてくれて有難う。

143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 23:00:30.66 ID:VU1IBFtZO
よく五十一話も最後まで書いてくれた。ありがとう。

144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 23:01:11.06 ID:1024NQi2O
かならずバーボンハウスに金払いに行くんじゃなかったの?

145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 23:02:51.39 ID:cOUUq+UY0
>>144
空(ry

146 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 23:03:26.34 ID:/HlfVcK10
これでこのお話はおしまいです。


はじめに、こんな作品を最後まで読んでくださった方々。
本当にありがとうございました!

あなた方のwktkや書き込み、叱咤激励や正直な感想、
起きたらスレが保守されていたことや、投下後のGJ、
それらのおかげで、ここまで書き上げることが出来ました。

読みにくく、わかりにくい作品と、
深夜に投下してしまうダメな作者にもかかわらず、
生暖かく見守っていてくれた皆さんには、どんなに感謝しても足りません

皆さんのお力が無ければ、自分はとうの昔に逃げ出していたと思います。
無事完結させられたのは、読者の皆さんのおかげです。

本当に、本当にありがとうございました。

147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 23:04:17.66 ID:xrSqVJ0J0
ここは素直に乙

148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 23:04:21.38 ID:A6k9fUH90
超乙


さて突然だが、チンコを舐めてくれ

149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 23:04:55.03 ID:VU1IBFtZO
著しく乙

150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 23:05:33.98 ID:XvYwQqjG0
>>144
ミルナにオナホールも返してないしな

ブーンの旅はまだまだ終わらないってことだ

151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 23:07:22.59 ID:omwJV8kQ0
( ゚д゚ ) 乙

152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 23:08:29.32 ID:saxAibWwO
ホントに面白かった!

153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 23:08:44.45 ID:6PpoULt30
乙かれー、バーボンハウスにも教授のことにも行くんじゃね?


154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 23:09:44.43 ID:cOUUq+UY0
オナホールは返さないと思うwwwwwww

155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 23:11:26.87 ID:XvYwQqjG0
ちょっと聞きたいんだけど雷雲がなくなったってことは
二つの世界がつながったって解釈でいいんだよね?

まぁそれはともかく乙!

156 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 23:11:49.27 ID:/HlfVcK10
まとめサイト様。


まとめサイト様の方は、
この作品を書き出す前から拝見させていただいていました。

初代スレでまとめをしてくださるとの書き込みがあったとき
どこのまとめサイトがまとめてくれるのだろうと思ったら
まさか、ポケモンマスターやアナルにバナナなど
偉大な作品をまとめていらっしゃるこのサイト様で本当にびっくりしました。

これら偉大な作品と並べて置いてもらえるなんて、まったくもって恐れ多いです。

不定期に投下したり、AAをずらしまくりんぐで、
誤字脱字が多いこの作品を修正し、
あんなに見やすくまとめていただいて、感激の至りです。

本当にまとめサイト様には苦労と迷惑をおかけしました。
あなたにまとめていただいて、本当によかったです。

本当に、テラありがとうございました!!

157 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 23:14:36.44 ID:/HlfVcK10
>>144
エピローグ的なものを考えていまして
それで、ブーン達はミルナやシャキンのもとに行く予定です。

まあ、書いてないけど。


>>155
そう解釈してもらって結構です。はい

158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 23:15:56.80 ID:6PpoULt30
エピローグwktkしてる

159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 23:17:55.80 ID:/bLmyCa+O
乙クール!!!

160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 23:18:03.78 ID:A6k9fUH90
処女作縄怪我内

161 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 23:18:38.14 ID:/HlfVcK10
>>158
いやー、エピローグ書いていいものか迷っていて、
結局書いていないんですよ。

自分の技量の中ではきれいに終わらせることが出来たから、
下手にエピローグ投下しないほうがいいかな、と思いまして。

162 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 23:24:36.54 ID:/HlfVcK10
最後に、
乙をくださった皆さん、ありがとうございました。

それと、表現の一部に肉欲さんと、アナルにバナナの作者様、
ポケモンマスターの作者様の技法を、パク・・・イアスパイアさせてもらいました。

上達の近道は優れた人の模倣だと言うじゃありませんか。
ということで、許してください。


では、今からバイトです。
読者様、まとめサイト様、本当にありがとうございました。
さようなら〜。ノシ

163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 23:24:54.56 ID:xrSqVJ0J0
エピローグは時間を置いてからでもいいんじゃね?
個人的にはこの終わり方ではすっきりしない部分があるから書いて欲しいけど
その辺は作者さんの意思次第

164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 23:47:10.95 ID:XvYwQqjG0
>>156
わざわざ個人的にレスしてくれてありがとう
俺の中ではこの物語もすばらしいと思ってる
まとめてて楽しかったです
こちらこそありがとうございました

165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 23:49:35.17 ID:BUa7fxoGO
作者 乙 良くやった

166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 23:55:32.14 ID:VU1IBFtZO
エピローグはじっくり推敲してから書けばよくね?

167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/28(金) 00:07:40.34 ID:LViSes7LO
蟹食いてぇ

168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/28(金) 00:08:55.09 ID:5VdcomCq0
楽しく読ませていただきました、乙です

169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/28(金) 00:15:00.86 ID:AZ7t4ZOaO




おもしろかったよ^^

170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/28(金) 00:21:57.74 ID:p9Fe5B2Z0
すげーよかった!

171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/28(金) 00:38:45.80 ID:JteJgi500
乙!!
本当51話もよく頑張ったと思う。

172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/28(金) 00:47:09.52 ID:Rh0pBKpnO
乙ー

纏めに乗った時から読んでた。
纏めさんが纏めてなかったら見逃してたよ

173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/28(金) 00:47:56.66 ID:Vb9BIyWE0
       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \
  / o゚((●)) ((●))゚o \  ほんとはVIPで遊びたいんだお
  |     (__人__)    |
  \     ` ⌒ォ     /
       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \
  /  o゚⌒   ⌒゚o  \  でもVIPPERが虐められてるのはほうっておけないお
  |     (__人__)    |  
  \     ` ⌒ォ     /
       ____
     /⌒  ⌒\
   /( ●)  (●)\
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \   だから創価の巣に突.撃するお!
  |     |r┬-|     |
  \      `ー'ォ     /
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1141966402/
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1153925086/
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1151474975/
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1153435260/
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1152454414/
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1147092193/


174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/28(金) 00:56:33.85 ID:nzrFNUff0
最後のレスが↑なのはなんか嫌だからカキコ

175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/28(金) 00:56:49.57 ID:DlTL3z2R0
乙でした!
第一話から張り付いていたけど面白かったよ。

バイトガンバッテなー

176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/28(金) 01:00:48.28 ID:OSYhz2CeO
乙!

177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/28(金) 01:20:03.00 ID:HqiU9Q0bO
今読む保守


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