( ^ω^)がFFの主人公になったようです
- 1 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 00:08:01.04 ID:B03Pt4rA0
- 昨日来ると予告していたのですが、事情で来れませんでした。楽しみにしていた方、すみません。
では、この前貼った第一話の修正版から貼っていきます
- 2 名前:ロゼッタの可愛さは異常 ◆Y2./.un1E6 :2006/03/32(土) 00:08:08.38 ID:RWj9DoNS0
- 2006/03/32(土)
- 3 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 00:10:42.64 ID:B03Pt4rA0
- ( ^ω^)「ついに僕の携帯にも初代FFが対応したお!早速始めるお!!」
♪チャララララララララララララ…
( 0^ω^)「wkwktktk」
( ;^ω^)「さて、ニューゲー…あれ…?何か急に眠くなってきたお…」
( ; -ω^)「う…あうあう…」
( -ω-)「zzz…」
- 4 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 00:11:41.48 ID:B03Pt4rA0
- ・
・
・
(:::)「おいあんた!おい!おい!!」
( ^ω^)「…う」
ブーンは誰かの自分を起こす声で目を覚ました。うっすらと目を開けてみる。眩しい。蛍光灯の光ではない。
(:::)「おお目を覚ましたか!大丈夫かあんた」
聞き覚えのある声が響く。ブーンはゆっくり上体を起こし周りを見回してみると、そこは雪国………ではなく、一面に広がる緑の大地…草原だった。空は雲一つない青空だ。草の香りのする風が心地良い。
(:::)「良かった…回復魔法が効いてきたか」
( ;^ω^)「えwwwwwちょwwwwwwwwwwwwwwここどこwwwwwwww」
- 5 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 00:13:32.55 ID:B03Pt4rA0
- ブーンは男の声など全く耳に入っていなかった。とにかく頭の中が混乱していた。ここは何処か?これは夢なのだろうか?記憶がなくなる前までのことを思い出そうとしてみるが、焦っているせいかなかなか思い出す事ができない。
( ;^ω^)「落ち着け僕…素数を数えて落ち着くんだお…1、3、5、8…いや、7……よし」
( ;^ω^)「あれ?素数ってこれだっけかお?まぁいいお」
- 6 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 00:15:14.58 ID:B03Pt4rA0
- ( ^ω^)「確か僕は自分の部屋で携帯をいじってた筈だお。それで僕の携帯に初代FFが対応したから、wktkしながら始めようとして…そこからの記憶が無いお…」
ブーンは改めて周りを見渡してみた。そこで初めて、自分の服装も部屋に居た時と違うことに気が付いた。
部屋に居た時は、ゆったりしたスウェットを上下に身につけていたが、今ブーンが身につけているのは、テカテカした頑丈そうな素材…おそらくは革でできた鎧だった。腰の左側には剣がささっている。反対の右側には布袋がぶら下がっていた。
(:::)「おい!聞こえてんのかあんた!?」
ようやくブーンは男の声に気がついた。この声は…
('A`)「おい!!」
- 7 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 00:17:11.15 ID:B03Pt4rA0
- ( ^ω^)「ドクオ!ドクオかお!?」
そう、ブーンの親友であるドクオ。思わずブーンは声を荒げた。
だが、いつもファッションをキメている(けど年齢=彼女いない歴)彼が、どういうわけか服らしい服を着ておらず、体中に白い布を纏っているだけだった。
(;'A`)「は、はぁ?何であんた俺の名前知ってんだよ」
( ;^ω^)「ちょwwwwww僕だお僕!ブーンだお!つーか何だおその格好。締めつけ痴漢ビームババァの信者になったのかお?」
(;'A`)「いや、知らねーよ。ブーンなんて名前初めて聞いたぞ。てか何だよ、締めつけ痴漢ビームって」
その後、二人は数分ほど会話を交わしたが、ドクオは本当にブーンを知らない様子だった。
- 8 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 00:18:53.99 ID:B03Pt4rA0
- ( ;^ω^)「????」
('A`)「まぁいいや。あんたは俺のことを知ってるみたいだが、一応自己紹介だ。俺はドクオ。よろしくな。
んであんたは…ブーンでいいんだな?」
( ^ω^)「そうだお。よろしくお。(別人ってことかお…?)」
('A`)「まぁ、こんな場所で話すのもなんだ。魔物も出る事だし、とりあえず町に戻ろうじゃないか」
( ^ω^)「町?」
('A`)「ああ。向こうの方角だ。」
ドクオが指差した方向に、うっすらと城の様な建物が見えた。きっと城下町があるのだろう。
('A`)「よし。じゃあ行くぞ。」
そう言うとドクオは城の見える方角へ歩き始めた。ブーンも慌ててついていく。
- 9 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 00:19:37.45 ID:B03Pt4rA0
- ('A`)「それにしても危なかったなあんた。俺が通らなきゃ絶対に死んでたぞ」
( ;^ω^)「え?それどういうことかお?」
('A`)「歩いて来た方角からちょうど反対側の方に森があるんだが、そこに用事があってな、そこから帰る時の事だ。」
- 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 00:20:28.34 ID:u9yDu4pB0
- せめて改行直したらどうなのかね
- 11 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 00:21:06.69 ID:B03Pt4rA0
- ('A`)「倒れてたあんたにゾンビが群がってたんだよ。8匹くらい」
( ;^ω^)「ゾンビ!?テラバイオwwwwwwww」
('A`)「俺は腕力には自信が無いんだが、対ゾンビ用の魔法を覚えててな。何とかあんたを助けることができたわけだ。」
( ;^ω^)「そうだったのかお…ありがとお」
('A`)「礼には及ばないさ」
( ^ω^)(ゾンビや魔法まで…訳のわからない事ばかりだお)
('A`)「ところで…」
- 12 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 00:23:17.74 ID:B03Pt4rA0
- >>10
すまん、どの部分かkwsk
- 13 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 00:25:34.77 ID:B03Pt4rA0
- ( ^ω^)「何だお?」
('A`)「あんた旅人か?珍しいな。この島に来る手段は少ない筈だが…」
( ^ω^)「それが自分でもいまいちわからないお。目を覚ましたらあそこにいたって感じで」
('A`)「ほう…記憶喪失かもわからんな」
( ^ω^)「いや、意識を失うまでの記憶はあるんだけど…」
('A`)「?kwsk」
- 14 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 00:26:56.40 ID:B03Pt4rA0
- ブーンは今までの経緯をくわしくドクオに話した。だが、彼はさっぱりわかっていない様子だった。
('A`)「??携帯?FF?さっぱりだな。頭をうって変な記憶ができちゃったんじゃないのか?」
( ^ω^)「いやその理屈はおかしい」
('A`)「その腰からぶら下がった袋は?中に自分の手掛かりになる物が入ってるんじゃないか?」
ドクオはブーンの腰を指差した。
( ^ω^)「ああ、それもそうだお。それじゃ袋を開けてみるお」
そう言うと、ブーンは腰から袋を外し、紐をほどいた。袋を逆さまにして中の物を出してみる。
中から出てきたもの。それは綺麗にカットされた、4つの透明な宝石だった。
- 15 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 00:27:50.61 ID:B03Pt4rA0
- ( ^ω^)「なんだお…この宝石は」
('A`)「…!?それはまさか…」
( ^ω^)「知っているのか雷電!」
('A`)「言い伝え通りだが…いやしかし…」
ドクオは何やらぼそぼそと独り言をつぶやき始めた。
( ;^ω^)「一体どうしたってんだお…」
('A`)「あぁすまない。そのクリスタルについて思い当たることがあってな。」
( ^ω^)「…?どういことかお?」
('A`)「この世界には昔から言い伝えがあってな、」
- 16 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 00:29:07.56 ID:B03Pt4rA0
- ( ^ω^)「ちょ、待って。長いのは嫌だから産業で頼むお」
('A`)「・土が腐ったり海が荒れたり魔物が人を襲ったりします。怖いです><
・そんな時、4つのクリスタルを持った『光の戦士』が現れます
・あとは光の戦士が何とかしてくれると思うよ!!!!」
( ^ω^)「やっぱり産業はわかりやすいお!」
( ;^ω^)「あれ?でもそれってもしかして、僕が光の戦士ってことかお?」
('A`)「ってことになるな。まあ、単なる偶然かもしれないが…ん?」
急にドクオはハッとした様子で周りを見回した。
( ^ω^)「どうしたお?」
- 17 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 00:30:38.94 ID:B03Pt4rA0
- ('A`)「どうやら敵さんがおいでなすったようだ。」
( ^ω^)「敵?魔物かお?」
('A`)「ああ。向こうの草むらの影に隠れてこっちのスキをうかがってる様だが…バレバレだっつーの」
ドクオは顎で前方の草むらをさした。
( ;^ω^)「凄いお…全然わかんないお…」
('A`)「おいおい大丈夫か?光の戦士さんよ。」
( ;^ω^)「あうあう…」
('A`)「おそらく、向こうは俺達が気付いている事を知らないだろう。敵は一匹じゃなさそうだ。油断するなよ」
( ;^ω^)「把握した」
そうは答えたものの、ブーンはとても緊張していた。刃物など滅多に触ったことのない自分が剣を手にして、得体の知れない魔物と闘わなねばならないのだから。
('A`)「よし奇襲をかけるぞ。準備はいいか?…って馬鹿!まだ早い!」
( ;^ω^)「え?」
あまりの緊張のせいか、ブーンは無意識に剣の柄に手をかけていた。
???「キエーーーッ!!」
それが合図かの様に、草むらから角を生やした魔物が一斉に飛び出してきた。手には短刀が握られている。
('A`)「ちっ!迎え撃つぞ!!」
- 18 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 00:31:42.15 ID:B03Pt4rA0
- 誰もいない…サビシス
- 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 00:32:30.76 ID:u9yDu4pB0
- >>12
>>4の聞き覚えのある声〜心地良い。
>>5のブーンは〜できない。
>>6の( ^ω^)「確か〜無いお…」
部屋に居た〜ぶら下がっていた。
ここら辺が見づらい
- 20 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 00:35:56.04 ID:B03Pt4rA0
- ∧∧∩
( ゚∀゚ )/ どんなによわくても
ハ_ハ ⊂ ノ ハ_ハ
('(゚∀゚ ∩ (つ ノ ∩ ゚∀゚)') しゅうだんでおそったら
ハ_ハ ヽ 〈 (ノ 〉 / ハ_ハ
('(゚∀゚∩ ヽヽ_) (_ノ ノ .∩ ゚∀゚)') かてるよ!
O,_ 〈 〉 ,_O
`ヽ_) (_/
('A`)「ゴブリンか。雑魚だが、確かに群れて出られるとうぜえな」
ドクオはそう言うと、懐に手を突っ込んで大振りのハンマーを取り出した。
('A`)「ったく…ゾンビなら楽なんだがな。さて、光の戦士さんよ、お手並み拝見させてもらうぜ」
ブーンも鞘から剣を抜いた。始めて見るその刀身は新品そのものでキズ一つ無く、太陽の光を受けて不気味に光っていた。
('(゚∀゚∩A「まずはよわそうなやせたおとこからだ!」
('(゚∀゚∩B「とつげきー!」
ゴブリン達はそう叫ぶと、一斉にドクオに襲いかかった。
('A`)「くっ」
肉弾戦が得意でないドクオは、5匹いっぺんに襲われては成す術が無く、メッタ斬りにされてその場に倒れ込んだ。
- 21 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 00:37:44.58 ID:B03Pt4rA0
- >>19
サンクス。長い一行は読みにくいってことか
- 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 00:39:34.73 ID:Z34k8TvA0
- これはもう駄目かもわからんね(´・ω・`)
- 23 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 00:40:05.98 ID:B03Pt4rA0
- ( ;^ω^)「ドクオーッ」
('(゚∀゚∩C「やせたおとこ、しぼうかくにん!」
('(゚∀゚∩D「かくにん!」
('(゚∀゚∩E「おつぎはよろいのおとこだ!」
ゴブリン達は今度はブーンに矛先を変え、一斉に飛び掛かってきた。
( ;^ω^)「あうあう…」
ブーンは逃げだしたい衝動に駆られた。だが、ドクオはまだ生きているかもしれない。
ここで逃げてしまったら野晒しになってそのまま死ぬことは間違いないだろう。
恩を仇で返す訳にはいかない。ブーンは覚悟を決めた。
- 24 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 00:42:23.77 ID:B03Pt4rA0
- ゴブリン達の動きは決して素早いものではなかったが、容易に避けられるものでもなかった。それも5匹を相手にしている。気を抜いたらドクオと同じ末路を辿るだろう。
(;^ω^)「ほっ!うわっ!おっ!」
('(;゚∀゚∩C「くそ!ちょこまかと」
('(;゚∀゚∩E「しねっ!」
焦れったくなったのか、一匹が一気に前に踏み出してきた。うまい具合に1対1の状態になる。
ブーンはこのチャンスを見逃さなかった。
ゴブリンがブーンの腹目掛けて短刀を突いたところを横にステップして避け、
がら空きになった後頭部に向かって一閃!
ゴブリンの頭は半分に割れ、断末魔をあげる間もなくその場に崩れ落ちた。
- 25 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 00:43:11.91 ID:B03Pt4rA0
- あら、またやっちまったか
- 26 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 00:46:11.32 ID:B03Pt4rA0
- (;^ω^)「や、やったお…」
('(。|:.:::д゜∩E「…」
('(;゚∀゚∩B「Eーーーッ!きさまよくも!」
再び一匹が前に飛び出してきた。
今度は突き出してきた短刀を腕ごと切り落とし、そこでできたスキを狙って首に一突き。
ゴブリンはそのまま倒れ込み、動かなくなった。
('(;゚∀゚∩A「あ、あわわ…」
('(;゚∀゚∩D「に、にげよう!たろうさんもはなこさんもそういいました!」
('(;゚∀゚∩C「は、はやくにげごへぁっ」
真っ先に逃げようとした1匹が声を上げ、その場に倒れ込んだ。
頭が割れ、鮮血がクジラの潮吹きの様に噴き出していた。
('A`)「やれやれ。これだからゴブリンは嫌いなんだよ」
(;^ω^)「ド、ド、ド、ド、童貞ちゃうわ!……じゃなくてドクオ!」
ドクオの手にしたハンマーからは血が滴っていた。
- 27 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 00:51:00.91 ID:B03Pt4rA0
- ('(;゚∀゚∩A「な、なんで!?」
('(;゚∀゚∩D「そ、そんな!たしかにころしたのに!」
('A`)「簡単だよ。俺は死んでなかったのさ。生きてりゃ回復魔法で何とでもなる。それに…」
('A`)「王大人の真似はマズかったな。あいつが死亡確認しても実際に死んでた試しがねーだろが」
三 ハ_ハ
∩ ;゚∀゚)')
三 〉 /
.(_/ 丿
三
ハ_ハ
三 ∩ ;゚∀゚)')
〉 /
.(_/ 丿
('(;゚∀゚∩A「うわーーーーーにげろーーッ!」
('(;゚∀゚∩D「お、おぼえてろよ!」
残った2匹のゴブリン達は捨て台詞を残すと、どこかへ走り去っていってしまった。
- 28 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 00:52:37.71 ID:B03Pt4rA0
- ( ;^ω^)「だ、大丈夫かお?」
('A`)「ああ。回復魔法が効いてる。それに、こんなことは初めてじゃねえ」
('A`)「しかしあんた強いな。見直したぜ。やっぱりあんたは光の戦士に間違いないみたいだ」
( *^ω^)「そんな、照れるお」
('A`)「さて、血の匂いを嗅ぎ付けたウルフやゾンビ共が来る前に、さっさとこの場から離れよう。
町まであと一時間かからないだろう」
二人は再び歩を進め始めた。
- 29 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 00:53:34.70 ID:B03Pt4rA0
- ゴブリンとの闘いから30分ほど経った。
あれからは魔物に出会う事もなく、小さく見えていた城も幾分か大きくなって見えてきた。
( ^ω^)「ところで」
('A`)「あ?」
ずっと無言だった二人だが、ブーンによって沈黙が破られた。
( ^ω^)「ずっと気になってたんだけど、その格好は何なんだお?」
白い布を体に纏っただけの格好。一昔前に起こった『パナ〇ェーブ事件』の連中を彷彿とさせる。
('A`)「あぁ…これは白魔術師の正装さ」
( ^ω^)「白魔術師?」
('A`)「ああ。傷を癒す魔法や、不死者の呪いを解く魔法などを専門的に修めている職業のことさ」
( ^ω^)「ほー」
ドクオは自分について語り始めた。
- 30 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 00:55:32.88 ID:B03Pt4rA0
- ドクオは自分について語り始めた。
('A`)「俺の親父は王様の側近の白魔導師でな、俺も小さい頃から色々と王様にお世話になったもんだ。」
( ^ω^)「王様って…あそこに見えるお城のかお?」
('A`)「ああそうだ。俺は親父の後を継ぐべく修行中の身だ。
今はレベル1の弱い呪文しか使えないが、いつかは親父を越してやる」
( ^ω^)「じゃ、さっきの用事ってのは修行に関する事なのかお?」
('A`)「ああ。新しい魔法を習得するために必要な薬草を取りに行ってたのさ」
( ^ω^)「へぇ。で、白魔導師と白魔術師って何か違うのかお?」
('A`)「習得できる呪文がかなり違う。白魔導師ならハイレベルな白魔法も使いこなす事ができる」
- 31 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 00:56:58.44 ID:B03Pt4rA0
- ( ^ω^)「白魔導師になるにはどうすればいいんだお?」
('A`)「いや…そこらへんについては俺もよく分からん。
親父は30年前に修行の旅に出て、帰ってきた時には既に白魔導師に変わっていたらしい。
親父曰く『バハムート様から称号を頂いた』らしいが、さっぱり意味が分からん」
( ^ω^)「バハムート様…詳しくは聞かないのかお?」
('A`)「詳しく聞いたら負けかなって思ってる(19)白魔術師」
( ^ω^)「かっこいいお!」
('A`)「さて、そうこう話しているうちに町が見えてきたぜ」
100メートルほど向こうに石塀で囲まれた町が見えてきた。辺りは既に夕日に包まれ、
TDLのシンデレラ城に似た大きな城を赤く染めていた。
第一話 終
- 32 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 00:58:52.39 ID:B03Pt4rA0
- では新しい分を貼っていきます
つかマジで人いないな…
- 33 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 01:00:00.91 ID:B03Pt4rA0
- 第二話
〜コーネリアの町〜
( ;^ω^)「ほひぃほひぃ…疲れたお…」
('A`)「お疲れさん。
さて、王様に会いにいくぞ。宿とって体を綺麗にしてこい」
( ;^ω^)「ちょ、まじかお」
('A`)「ったりまえだ。王様も光の戦士の登場を今か今かと待ちわびていたんだからな。」
( ;^ω^)「今日はもう疲れたお…明日じゃ駄目かお?」
('A`)「駄目」
二人がこんな会話を交わしていると、
たまたまこの場を通り掛かった地味な格好の女性が近付いてきた。
おそらくこの町の民だろう。
- 34 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 01:01:06.69 ID:B03Pt4rA0
- 女性「あらドクオ様、お帰りなさいませ。
お目当ての物は見つかりましたか?」
('A`)「ああただいま。見つかったよ。これで新しい魔法を習得できそうだ」
女性「それは良かったですね。
ところで…そちらにいらっしゃる方は?」
( ^ω^)「ん?僕のことかお?」
女性は、ブーンの全身をなめ回すように観察しながら言った。
ドクオの言う通り、部外者が少なく見慣れない人間が珍しいのだろう。
('A`)「あぁ、草原で倒れていたところを俺が介抱したんだ。
だが、どうやらただの行き倒れではなさそうでな…
これから王様んところに連れて行こうと思ってたところだ。」
女性「まあ、王様に…?その方は一体…」
('A`)「光の戦士…って言ったらわかるよな。ブーン、あれを見せてやれよ」
( ^ω^)「ほいほい」
ブーンは袋からクリスタルを取り出し、それを女性の前に差し出した。
- 35 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 01:02:20.62 ID:B03Pt4rA0
- 女性「まあ、あなたが…?」
( ^ω^)「僕もよくわかんないけど、どうやらそうらしいお」
('A`)「ま、そういう訳なんで。じゃあな」
女性「あ、お待ち下さいませドクオ様」
この場から離れようとした二人を、女性が慌てて引き止めた。
('A`)「あ?どうした?」
女性「二時間ほど前から兵士達が慌ただしい様子でお城から出たり入ったりを繰り返しています。
もしかすると、何か事件があったのかも知れません…」
('A`)「何だと…それは本当か?」
女性「はい。気になりましたので兵士の一人に話しかけてみたのですが、
『国民には後で詳しく話す。今はそれどころじゃない!』と、一蹴されてしまいました」
- 36 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 01:03:08.43 ID:B03Pt4rA0
- ('A`)「ほう…聞いたか?ブーン」
( ^ω^)「モチのロンだお!こりゃ体を洗ってる場合じゃないお」
('A`)「ああ、すぐに城に向かおう。ありがとな!」
女性「いえ。…あ、光の戦士様」
( ^ω^)「お?」
女性「クリスタルに祝福を…」
( ^ω^)「??」
('A`)「おい、行くぞ!」
( ;^ω^)「あ、ちょっと待ってお!」
二人は駆け足で城へと向かった。
太陽は完全に沈み、通り掛かった家々からは光が漏れ、談笑の声が聞こえてきた。
- 37 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 01:04:17.43 ID:B03Pt4rA0
- 〜コーネリア城〜
(;'A`)「はぁはぁ…着いたぞ。ここがコーネリア城だ」
( ;^ω^)「ふぅふぅ…間近で見るとすごくでっかいお」
ブーンは城を見上げながら言った。
高さは10階建てのマンションくらいだろうか。
だが、マンションやビルとは違った、何とも言えない威圧感がこの城にはあった。
周りを見渡すと、なるほど、多くの兵士たちがウロウロしていた。
隊列を組んで、そのまま町の外へ出て行くこともあった。
- 38 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 01:05:21.80 ID:B03Pt4rA0
- ブーンが城に圧倒されてると、若い門番の一人がこちらに気付き、近付いてきた。
門番「ドクオ様!大変です!」
('A`)「どうやら事件みたいだな。何があった?」
門番「それが…自分もとても信じることができず、困惑しているのですが…」
('A`)「いいから話しな」
門番「その…セーラ姫がさらわれてしまったのです…」
('A`)「何だと…!姫が!?」
門番「それも、…ううう」
門番は目を赤くし、鼻をぐずつかせながら続けた。
門番「ぐずっ、ガ…ガーランド様が…ぐずっ、連れさったと…」
('A`)「馬鹿な!!」
ドクオは裏返った声をあげた。
- 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 01:05:58.34 ID:xnGBop67O
- wktk
- 40 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 01:06:39.03 ID:B03Pt4rA0
- ('A`)「ふざけるな!ガーランドはそんな大それたことをする男じゃない!!
奴とは何度も話したことがあるが、奴ほど国や王を守ろうという意志が強い男はいない!!」
門番「ですが、ぐずっ、目撃証言も多いそうです。ぐずっ、ガーランドが姫を連れ去る場面を見たと…」
門番の目から涙がこぼれた。
('A`)「なんてこった…あのガーランドが…」
門番「王様はショックのあまり病気にかかられてしまいました。
今はドクタロウ様が看病をなさっているそうです…ぐずっ」
('A`)「親父がか。じゃあ今、王様は寝室におられるんだな?」
門番「はい…」
('A`)「よし。ブーン、行くぞ。お前さんもつらいだろうが、しっかりしろよ」
門番「はい…あ、そちらの方は…?」
('A`)「説明は後だ。じゃあな」
二人は王の寝室へと向かった。
- 41 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 01:07:50.85 ID:B03Pt4rA0
- ( ^ω^)「ガーランドって誰だお?」
('A`)「ああ、コーネリアいちの剣の腕前を持つと言われている王直属の親衛隊長だ。
コーネリアで奴を知らない奴はいないとまで言われている。
奴にあこがれて兵士を志願する奴は少なくない。さっきの門番もきっとそのクチだろう」
( ^ω^)「すごい人だお。そんな人がお姫様をさらったとしたら確かに大事件だお」
('A`)「俺はまだ信じていない。いや、信じられる筈がない。奴ほどの男が何故…?」
- 42 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 01:09:03.07 ID:B03Pt4rA0
- ・
・
長い階段を上り、ようやく二人は王の寝室の前までやってきた
('A`)「ブーンはここでちょっと待っててくれ」
ドクオはそう言うと、寝室を見張っている兵に近付いていった。
('A`)「よう、ご苦労さん」
近衛兵「おおドクオか。ここに来るってことは、お前も話を聞いたみたいだな」
('A`)「ああ。
…本当なのか?ガーランドが姫をさらったってのは」
近衛兵「残念ながら本当だ。俺も見ちまった。奴と姫が歩いているところをな…
あの二人は度々噂になっていたからな。最初は散歩でもしてるのかと思ったが…気付いた時には手遅れだった」
('A`)「そうか…
王様の容態は?」
近衛兵「お前の親父さんが付きっきりで看病してるみたいだが、どうも思わしくないようだな」
('A`)「王様に会わせたい奴がいるんだが、いいか?」
近衛兵「何?誰だ」
('A`)「おい、ブーン」
ドクオがブーンを呼ぶと、物陰から様子をうかがっていたブーンが顔を出した。
- 43 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 01:10:13.22 ID:B03Pt4rA0
- ( ^ω^)「初めまして、ブーンですお」
近衛兵は顔を曇らせた
近衛兵「誰だ?」
('A`)「光の戦士様さ。
こいつを王様に会わせてやりたいんですがかまいませんかね」
近衛兵「いまいち信じがたいが…お前が嘘をつくとは思えんな。ちょっと待ってろ」
そう言うと、近衛兵は寝室の中に入っていった。
( ;^ω^)「王様かお…緊張するお」
('A`)「お前初めてかこういう場は。力抜けよ。
大丈夫だ。王様は気難しい方ではないさ」
それから2〜3分ほど後、中から「入れ」と声が聞こえてきた
('A`)「よし、入るぜ」
( ^ω^)「おお」
- 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 01:10:23.07 ID:JpVbsCbsO
- dkw gkmsty
>>1gmbr ktistrz-
- 45 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 01:11:45.55 ID:B03Pt4rA0
- 寝室では、王が屋根のついた豪華なベットに横たわっていた。
60代くらいの好好爺といった印象の白い髭を顎に蓄えたその顔は、
色つやが悪く、幾分か頬がこけている様に見えた。
その横には白装束を着た50代くらいの年配の男が立っていた。恐らくドクオの父親だろう。
王「ご苦労であった。下がってよい。引き続き警備を頼むぞ」
近衛兵「はっ」
先程の近衛兵は部屋から出ていった
- 46 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 01:14:06.57 ID:B03Pt4rA0
- 王「ドクオよ、魔法の薬草を取りに行っていたそうじゃな。目当ての物は見つかったか?」
('A`)「はっ、お陰様で…」
王「それは良かった」
王はにっこりと笑った。
('A`)「お気遣いの言葉、ありがとうございます。
ところで、お体の具合はいかがでしょうか?」
今度は隣りの男…ドクオの父親が口を開いた
('ハ`)「王様の御病気は精神的なショックよるものが大きい。
事件が解決さえすれば回復に向かわれるだろう」
王「だそうだ。お前の父親には本当に世話になってるよ」
('ハ`)「いえ、滅相もございません…」
- 47 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 01:15:16.41 ID:B03Pt4rA0
- 王「さて、そちらにおられるのが光の戦士様ですかな?」
王はブーンを見て言った。
( ^ω^)「はいお。ブーンと申しますお」
ドクオは今までの経緯を王に話した。
草原の真ん中で倒れていたこと、それを自分が助けたこと、クリスタルのこと、
ゴブリンとの戦いで見せたブーンの強さ…
王はそれを黙ってじっくりと聞いていた。
そして、ブーンは袋からクリスタルを取り出し、王に見せた。
- 48 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 01:18:03.58 ID:B03Pt4rA0
- 王「おぉ、これが…」
王は目を輝かせた。心なしか、先程より顔色が良くなったように見えた。
王「悪い事の後には良い事が起こるとはよく言ったものだな…
さて光の戦士様、早速頼みたいことがあるのですが…宜しいですかな?」
( ^ω^)「…ガーランドって男のことですかお?」
王「うむ…彼奴から孫のセーラを是非とも助けて頂きたいのだ」
( ^ω^)「把握しましたお」
王「病気で倒れた儂に変わって政治を行っているのは、息子のジョーンズ王子だ。
報告は全て向こうにいっている筈だ。困ったことがあったら奴に聞くといい。
それと近衛兵隊長を連れて行って下され。
ガーランドほどではないが、剣に確かな腕を持つ男です」
- 49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 01:20:29.45 ID:bixo/NsdO
- ちゃんと見てるぜ俺
- 50 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 01:21:04.32 ID:B03Pt4rA0
- ('A`)「あの、王様」
ドクオが口を挟んだ。
('A`)「自分もブーン、いや光の戦士様と同行したいのですが」
すると、ドクオの父親が物凄い剣幕で怒鳴った。
(#'ハ`)「馬鹿を言うな!貴様もガーランドがどれだけ強いかは知っておろう!
半人前の貴様が行ったところで無駄死にするだけだ!
勝手に死ぬならまだ良い!だが、光の戦士様の荷になることは目に見えている!」
王「これ、大声を出すでない」
(;'ハ`)「はっ…申し訳ありません」
王「ドクオよ、光の戦士様と同行したいか」
王はドクオの顔をじっと見据えながら言った。
- 51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 01:24:09.23 ID:aPe1+lehO
- wktk頑張れ>>1ー
- 52 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 01:27:31.49 ID:B03Pt4rA0
- ('A`)「はい!
ガーランドは俺の友です。何故そんなことをしたのかを、直接この耳で聞きたいのです」
王「ふむ…」
('ハ`)「…」
王はしばらく考え込んだ後、口を開いた
王「よし、同行を許そう」
('ハ`)「なっ…!王様!?」
王「ドクタロウよ、お前が息子を思う気持ちは分かる。
だが、ドクオが友を思う気持ちも同じだ。行かせてやろうではないか。
それに、これも心身の修行になろう」
('ハ`)「…」
('A`)「あ、ありがとうございます!」
王「だが、無理はするでないぞ。わしはお前を生まれてきた時から知っている。
お前はわしの孫同然だ。生きて帰ってくるのだぞ」
王は見張りの近衛兵を呼び、隊長を呼ぶよう命令した。
そして1〜2分後、濃い顔をした20代後半くらいの男が入ってきた。
- 53 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 01:30:38.95 ID:B03Pt4rA0
- ./  ̄/〃__〃 /  ̄/ /
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/\___/ヽ
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| ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|
. | `-=ニ=- ' .:::::::| +
\ `ニニ´ .:::::/ +
,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、.
: | '; \_____ ノ.| ヽ i
| \/゙(__)\,| i |
> ヽ. ハ | ||
(●), 、(●)「王様、どうなさいましたか?警備の方なら心配はいりませんぞ」
王「いや、そうではない。ガーランドのことはお前も知っておろう」
(●), 、(●)「はい。もちろん」
王「そちらの方を見てくれ。どう思う?」
王はブーンを見ながら言った。
(●), 、(●)「は…?どうとおっしゃられましても…そのような男は存じておりませんが…
まさか『すごく……大きいです』なんて答えは返せませんし…」ボソッ
- 54 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 01:33:29.94 ID:B03Pt4rA0
- 王「なんか言ったか?」
(●), 、(●)「ああ、いえいえ」
王「その方こそが光の戦士様だ。
ダディよ、この方と一緒にガーランドの討伐に向かって欲しい」
(●), 、(●)「何ですと!?この弱そうな男がですか?」
ダディと呼ばれた男は、ブーンをまじまじと見ながら言った。
( #^ω^)ピキピキ(この男ムカつくお)
- 55 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 01:36:11.24 ID:B03Pt4rA0
- 王「ダディよ、口を慎め。この方は紛れもなく光の戦士様だ」
(●), 、(●)「はっ。申し訳ありません。
しかし、私の任務は王の護衛です。それに、もう兵は向かわせたのでは…」
王「ガーランドがどれほど強いかはお前も知っておろう。
それに、あまりこのようなことは言いたくないのだが…
先に出発した兵では、束になってかかってもガーランドにはかなうまい。
この城に残っている者の中で、一番剣の腕が立つお前を呼んだ訳だ」
(●), 、(●)「はぁはぁなるほど。王様も私の剣技には一目置いていた訳ですね!?
わかりました!私にお任せ下さい!!」
王は渋い顔をした。
王「全く、相変わらず口の減らぬ男だな…
儂の警護については心配するな。ここにドクタロウがおるし、お前の部下もおろう。
では、三人とも、くれぐれも宜しく頼む!!」
('A`)
( ^ω^) 「は(いお)っ!」
(●), 、(●)
- 56 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 01:39:54.63 ID:B03Pt4rA0
- 三人は王の寝室を後にし、ジョーンズ王子のいる玉座の間へと向かった。
そこはとても広い空間で、
派手な柄が刺繍された、長く赤い絨毯が入口から部屋の奥にある玉座まで続いていた。
玉座には40代くらいの中年の男が座っていた。
(’e’)「話は聞いている。あなたが光の戦士様だな?私がジョーンズだ。
『セント』は頭に付かないから気をつけてくれよ」
( ^ω^)(セント?)「ブーンですお。宜しくですお」
- 57 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 01:44:27.56 ID:B03Pt4rA0
- ('A`)「ジョーンズ様、ぶしつけではありますが、ガーランドがどこに行ったかを教えて頂けませんか?」
ブーンの後ろにいたドクオが聞いた。
(’e’)「ドクオか…?お前も行く気なのか?」
王子は信じられないといった表情でドクオを見た。
(’e’)「……まぁそれはいい。
ガーランドの行き先については、残念ながらまだ不明だ。だが、奴は北西へ向かったとの報告があった。
ダディ、ドクオ……北西には何があるか知っているな?」
(●), 、(●)「カオス神殿…ですな?」
(’e’)「うむ。だが、まだそこへ行ったと決まった訳ではない。
北西には他にドワーフの里があるし、あるいはキャンプを張っているのかもしれない。
だが、ドワーフの里に行くには、船を使うか険しい山を越えなければならない。
奴は船を持っていないし、姫と険しい山を越えられるとはとても思えない。
それに、曲がった事が嫌いなドワーフの性分からして、ガーランドを受け入れるとは思えん。
従って、カオス神殿に向かったか、
どこかででキャンプをしているかどちらかであることは間違いないだろう」
- 58 名前: ◆0q32MjEv.A :2006/03/32(土) 01:48:41.66 ID:B03Pt4rA0
- 中途半端ですが、今日はこれで終わりです。第2話未完です
今日も夜遅くまでありがとうございました。
では明日かあさってにまたお会いしましょう!
- 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 01:49:55.21 ID:xnGBop67O
- 乙
- 60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 01:53:58.84 ID:Z34k8TvA0
- (’e’)うわぁ〜〜〜〜〜〜
- 61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 01:55:41.73 ID:JpVbsCbsO
- 乙、夜までほしゅよろwwwwwwwwwwwww
- 62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 02:05:44.53 ID:POvBwZyAO
- ほ
- 63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 02:22:54.98 ID:4buvOBiYO
- し
- 64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 02:41:20.27 ID:POvBwZyAO
- ほ
- 65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 02:56:10.58 ID:xnGBop67O
- し
- 66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 03:25:28.08 ID:czNTWrmV0
- ぶ
- 67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 03:29:35.55 ID:POvBwZyAO
- ど
- 68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 03:52:48.74 ID:iRUUBRt/O
- う
- 69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 03:53:41.80 ID:36TVyYhNO
- が
- 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 04:53:41.13 ID:POvBwZyAO
- ば
- 71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 05:31:17.52 ID:ecI5UtaIO
- く
- 72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 06:05:02.23 ID:l29fvGsJO
- た
- 73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 06:14:26.28 ID:evpM+QMS0
- ん
- 74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 08:28:31.67 ID:FxYqk8p10
- ほ
- 75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 09:25:40.31 ID:POvBwZyAO
- も
- 76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 10:20:44.70 ID:xnGBop67O
- う
- 77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 10:52:47.55 ID:POvBwZyAO
- ん
- 78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 11:08:24.95 ID:c15feiFfO
- ホシュロス
- 79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 11:21:44.54 ID:RU3GUyYXO
- 星
- 80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 11:55:12.61 ID:xnGBop67O
- 保守
- 81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 12:33:28.69 ID:NI4aYGCuO
- ☆ゅ
- 82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 13:04:19.73 ID:POvBwZyAO
- ☆
- 83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 13:52:57.82 ID:UeiTyjH80
- ☆
- 84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 14:31:54.13 ID:czNTWrmV0
- 総
- 85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 15:09:39.28 ID:POvBwZyAO
- や
- 86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/32(土) 15:30:43.25 ID:czNTWrmV0
- ま
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